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まさにランドマーク。③
●(再)松本市今井 3柱66型トラス脚 2023.07.26
■ 朝焼けの空を背景にこの火の見櫓を何回も撮った。いつの間にか防災行政無線柱がすぐ近くに立って、写真がさまにならなくなってしまった。④
設置されている銘板に昭和30年9月10日竣工、製作 坂本鉄工所と記されている。南信地域の火の見櫓でこの銘板をよく目にする。櫓のフォルムも脚も美しいし、屋根と見張り台の大きさのバランスもよい。この火の見櫓をなぜ遠方の鉄工所で製作したのか分からないが、何か縁があったのだろう。
南信地域では柱4本の火の見櫓がおよそ8割と圧倒的に多く、中信地域では柱3本のものが8割という比率だ。鉄工所の事情でそうなっているのではないか、と思ってしまう。だが、坂本鉄工所でも南信では柱4本の火の見櫓を製作しているが、この火の見櫓は柱3本だから、何か他の事情があるのだろう。別の鉄工所でも同様に南信では柱4本、中信では柱3本の火の見櫓を製作していることを確認している。一体何が柱の本数(櫓の平面形と言い換えてもよい)を決めているのだろう・・・。⑤
この火の見櫓を遠くからスケッチしていて、どうなっているのかよく分からいのは見張り台直下の様子と、踊り場とその直上の様子。近くまで来て、確認する。「こうなっているのか」⑥
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やはり脚はトラスが美しい。