哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

春の公園の主役スミレ(水墨画)

2016-05-16 06:31:25 | 水墨画
公園の主顔してあざやかに
人をいざなふ菫は咲ける       樋田哲仙

 春は百花繚乱。たくさんの花が咲き乱れる。公園や学校の花壇にはスミレが主役として存在かが強い。大きさも大小さまざまにある。中でもパンジーは大型で、見方によれば人面に似ていて愛嬌があり楽しくしてくれる。春の日差しを浴びて咲く姿は明るくしてくれる。  

弥彦神社本殿(写真)

2016-05-14 06:20:23 | 写真
越後路に弥彦の神は必ずや
立ち寄る願ひ今果たしけり        樋田哲仙

 何十年も前テレビで正月の参拝客を映し出していた記憶が頭の片隅に残っていた。大きな神社で大勢の参拝客であった。新潟へ行ったら、ぜひ寄りたいとの長年の願望が今回実現した。五月の新緑の森に包まれた建造物群。風が薫ってすがすがしい大満足の弥彦神社であった。

ツバメの子育て真っ盛り(水墨画)

2016-05-13 06:12:39 | 水墨画
親鳥の軒をくぐると一斉に
沸き立つ騒ぎつばくろの子ら        樋田哲仙

 5月10日から愛鳥週間が始まった。この週間はどの鳥にとっても子育てに忙しいときである。虫が大量に発生し、鳥にとって餌を獲る苦労は少ない。自然界は全くうまくできているものだ。ツバメも人家の軒裏を利用して子育てに勤しむ。平均4羽の子を育てるのに大変であるが、餌はすぐに見つかり捕えて運ぶ。親鳥が来ると子ツバメは一斉に騒ぎ出して大きく口を開けてねだる。見ていると楽しい。 

道の駅良寛の里わしま(写真)

2016-05-11 06:25:00 | 写真
道の駅見かけて突如立ち寄るは
ゆかりも深き良寛の里       樋田哲仙

 北陸自動車道の西山ICを下りて弥彦神社へ向かう信号の少ないバイパスを走ると、突如道の駅「良寛の里わしま」を見かけて立ち寄ることにした。外観も中も民家風で販売所は狭いが客が多く受付には列ができる繁盛ぶりである。近くには良寛ゆかりの土地があり、楽しみが倍増した。

夜行性のフクロウ(水墨画)

2016-05-10 06:26:56 | 水墨画
眠りから夜を目覚めて境内の
森の奥より梟の声       樋田哲仙

 フクロウは夜行性で昼は動かないので目撃することは困難である。「日本野鳥の会」に12年間入籍していたがただ一度だけである。頭が円九、くちばしがないので簡単に分かる。むしろ鳴き声は容易である。夕方から夜に、ホッホ、グルスク、ホッホと低く、太い声で鳴く。 

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2016-05-08 06:31:59 | 写真
鯉のぼり薫る五月を泳げども
くもる空には映らざりけり        樋田哲仙

 富田林市を流れる石川の河川敷に約400匹の鯉のぼりが泳ぐ。ポールに数匹ずつ結わえられた光景は壮観である。訪ねた土曜日は雨が降らないだけのくもり空でもう一つで、訪ねた日が悪かった。鯉のぼりは快晴の空に限る。

道の駅はタケノコだらけ(水墨画)

2016-05-07 06:16:42 | 水墨画
道の駅立ち寄るたびにこの時期は
目立ちて並ぶ蕨筍            樋田哲仙

 この大型連休を利用して新潟を旅行をした。多くの道の駅を目にして立ち寄ることになった。買う目的があるわけではない。思い出づくりになるからだろう。今回どの道の駅にもワラビとタケノコが目立って並んでいた。特にタケノコはモウソウチクの格別太いものだ。値段は大阪とあまり変わらないので買うこともなかった。 

今年はどの花見ても早い(写真)

2016-05-05 06:55:06 | 写真
どの花も今年は早く咲きすぎて
まつり行ふ人らの嘆き       樋田哲仙
 
 今年は温暖のせいかボタン、チューリップ。フジが1週間は早く咲きすぎた。フジ一つとっても例年より1週間早く咲いてくれては祭り実行委員会の人には面を食らうことになる。早く咲いたからと言って祭りを簡単にはやめるわけにはいかない。大勢で担当のきめ準備すして初めてできることである。法被姿の連中にはただ嘆くだけでどうすることもできない。

津波を思うと(水墨画)

2016-05-04 06:36:25 | 水墨画
千回を超える地震の報道に
海辺を走る津波の怖さ      樋田哲仙

 数年前丹後半島を北上していると、道路と海面の高低差がわずか1㍍足らず。もし、この時津波が襲ったら集落もろともひとたまりmない怖さを感じた。今回熊本の1000回を超え地震は不幸中の幸というべき津波だけは免れている。甚大な被害の上に輪をかけて被害は拡大していただろう。 

清荒神の鳥居(写真)

2016-05-02 06:25:14 | 写真
寺なのかそれとも神社か受け付けは
笑みを浮かべて寺と答へり        樋田哲仙

 宝塚近くの清荒神は有名で土日となると参拝客が多く駅から約1㌔の参道に店や露店が途絶えることなく続く。本殿正面に鋼鉄の鳥居が建ち、その前の両脇には布袋尊2体が並ぶ。さらに他の場所には錫杖をもつ地蔵が建っている。寺か神社か分からなくなる。受付でに尋ねてみると清澄寺であるという。