知らずきて石垣仰ぐ高取は
兵どもが夢の跡 樋田哲夫
高取山頂に城跡の存在は知っていたが。さして有名でもなく来てみて驚いた。なぜ、これほど豪壮な石垣が築造されたか、石高や財力があるとは考えられない。石垣の城壁がめぐらし広大である。ただ現存する遺構は高取町内の小嶋寺山門に二の門が移築されているだけ。平泉衣川で詠んだ芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」が思い出される。
兵どもが夢の跡 樋田哲夫
高取山頂に城跡の存在は知っていたが。さして有名でもなく来てみて驚いた。なぜ、これほど豪壮な石垣が築造されたか、石高や財力があるとは考えられない。石垣の城壁がめぐらし広大である。ただ現存する遺構は高取町内の小嶋寺山門に二の門が移築されているだけ。平泉衣川で詠んだ芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」が思い出される。