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数へつつ石の階段登りきる
摩尼のみ寺は広々として 樋田哲仙
下からかぞえつつ石の階段登り、途中の山門までは正確だった。それからの登りで長く休んだのがいけなかった。ふと気づくと数がどこまで進んだのかを忘れてしまった。もう一度下からやり直す気力は出てこない。高齢になるととんでもない失態である。山腹の境内は広大で、山門、鐘楼、本堂の屋根瓦が赤茶色の渋井華麗さだ。珍しいがよく似合う。
摩尼のみ寺は広々として 樋田哲仙
下からかぞえつつ石の階段登り、途中の山門までは正確だった。それからの登りで長く休んだのがいけなかった。ふと気づくと数がどこまで進んだのかを忘れてしまった。もう一度下からやり直す気力は出てこない。高齢になるととんでもない失態である。山腹の境内は広大で、山門、鐘楼、本堂の屋根瓦が赤茶色の渋井華麗さだ。珍しいがよく似合う。