哲仙の水墨画

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古今集第六百十五番命はや(書)

2015-03-10 06:36:26 | 
命はやなにぞは露のあたものを
逢ふにしかへば惜しからなくに       紀友則

 命なんか露のようにはかないものだから、どうして惜しいものか。思う人と逢うことを引き換えに、命を差し出せるものなら、少しも惜しいものか。