石垣の割りに小さき本丸は
ひそと見下ろす洲本市街を 樋田哲仙
洲本城本丸へ上る道中の石垣は風格があり、支藩でありながらよくぞ山に築いたものである。資材とした自然石を加工し、持ち上げた労力と年月に思いをはせる。淡路島は佐渡島に次ぐ大きな島であるが、船で他所から搬入したとも思えない。となると。この島で産出したことになるのだが、よく分からない。
ひそと見下ろす洲本市街を 樋田哲仙
洲本城本丸へ上る道中の石垣は風格があり、支藩でありながらよくぞ山に築いたものである。資材とした自然石を加工し、持ち上げた労力と年月に思いをはせる。淡路島は佐渡島に次ぐ大きな島であるが、船で他所から搬入したとも思えない。となると。この島で産出したことになるのだが、よく分からない。