哲仙の水墨画

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百人一首第三十九番浅茅生の(書)

2009-08-21 05:49:20 | 
浅茅生の小野の篠原しのぶれど
あまりてなどか人の恋しき        参議等

 このように耐え忍んでいるけども、思いかね、しのびかねて、かぎりなく、なぜか分からないが人が恋しくてならぬ。浅茅生はつばなの生えている原、小野は小さい野原、篠原は細くて群がり生える小さい竹の原のこと。歌の中でさほど重要な意味を持たない。