哲仙の水墨画

デジカメの風景写真、四季の草花、水墨画、書、短歌などを楽しみます。

行春や(書)

2006-05-12 06:39:48 | 
行春や鳥啼き魚の目は泪(なみだ)

 芭蕉が元禄2年3月27日「奥の細道」の旅に江戸深川をたってすぐ千住あたりで詠んだ句。公園には句碑もある。
 春が去って行こうとしているが、春との別れを惜しむのは人ばかりではないらしい。鳥は悲しげに鳴き、魚の目には涙が溢(あふ)れているようだ。