あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ごまのごみとり

2008-11-30 10:19:57 | くらし

 母からごまをもらいました。 畑で育てたごまです。 きれいに仕上がったごまを煎ってすりましたら、それはそれはいい匂い。 自分で煎って使わなければなりませんがその手間も惜しくないほどのおいしさでした。


 まだゴミのまじったのもたくさんもらってきました。 これでも大きなゴミは取り除いてくれています。



 どうやってゴミをのけたのか聞いてみましたら、


 1 ざるに入れて小さいゴミを落とす。ただし普通のざるではごまも落ちるし、茶こしのような目の細かい網だとゴミは落ちないので、その中間のざるで。 多分、麦茶などをわかすときに使う網を使ったのだと思います。


 2 大きなゴミは手で取り除くか、吹き飛ばす。


 


 やってみました。 網を揺らして小さなゴミを下へ落としつつ、上にでてきたのをふうふうと吹き飛ばすとー


 これだけゴミがでました。



 まだまだ心配です。 そこでごまを洗うことにしました。 母はごまも全部浮いてしまってうまくいかないと言っていましたが・・・・・


 たしかに3分の2以上浮いてきました。 これは実が充実してないということなんでしょうか。 これを捨てたのでは取るところがありませんから、せっかく浮いてきたゴミと一緒にまたすくい上げました。 水は薄黒くにごりましたから、ほこりは取れたと思います。


 なるべく平らに広げて、ときどきまぜて、短時間で乾くようにしました。


 それでも見たところゴミがあるようなのです。 う~ん、どうしたら??


 ちょっと見たいテレビ番組があった日、わたしはごまの入ったざると白いトレーとを準備してテレビの前に座りました。 へへへ、わたしはながら族なの。 何もせずにテレビに見入ることなどできません。
 ごまを白いトレーに入れて、ひとつひとつ手で取り除く作戦です。


 ひとつまみのごまをぱらぱらぱらとトレーに落として広げます。 すると



 ありますね。 どれがごみだかわかるかな。


 そのうち手が静電気を帯びてきたのか、ゴミに指を近づけると、ぴょんと跳ねて縁の方にへばりつくようになりました。 おもしろ~い。


 これがきれいになったごまです。 白いのはゴミではなく金ごまが混じったものと思われます。



 これでカップ2はいほど。 ゴミはほんのわずかでした。
 見たかったテレビ番組は終わり、次の番組も終わり、その次の30分番組も終わる頃、ようやく出来上がりました。 
 母は、「あんた、せわない(簡単な)わい。 来年はあんたもお植え。」と言いますが、


 どこが? って感じ。 でも植えてみましょうかね。


 まだ金ごまのゴミ取りが残っています。 これはまた、別のテレビを見たい日にー
 


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ピーナッツの受難

2008-11-29 01:48:18 | 植物

 たった一株のピーナッツを掘りました。
 なぜ一株なのかというと・・・・・


 わたしが植えようと思って乾かしていた種を、いらないものと思った娘が畑の端っこに捨ててしまいました。 これが受難のはじまり。



 健気にもピーナッツは生えてきました。 そして草に埋もれながら育っていました。 ところがー


 それとは知らずに夫が除草剤をまいてしまったのです。  わたしは除草剤は使わない主義でこつこつと草引きをしていますが、 夫に先を越されないように、大切なものの周りは先手を打って草を引いておかないと、すぐ除草剤をかけられてしまいます。


 危うし、ピーナッツ。


 けれど、たった一株、枯れずに残りました。 


 秋になって、ピーナッツの上にハウスを建てることになりました。 一株のピーナッツは行ったり来たりする人の靴に踏まれてしまいました。


 それでもしぶとくピーナッツは生きていました。 ピーナッツの真上にハウスが完成し、ピーナッツはそっくりハウスの中に収まって、ぬくぬくと育ちました。


 もう掘ってもいいかな?



 残念! 少し早かったかもしれません。 まだ小さくて実が入ってないようなのがたくさんありました。
 


 掘って楽しいものー1にピーナッツ、2にジャガイモ、3にさつまいもーと、わたしは思っています。 ピーナッツは落花生というように、花が咲くと地面におりてきて、地中で実をつけます。 そして地中で大きくなるのです。 よくできたピーナッツは、まるでクリスマスのイルミネーションのようにびっしり実がついていて、掘りあげたときは感動的でさえあります。 それに比べるとあまりにも貧相でした。


 おまけに、良く太ったおいしそうな実は、こんなふうにー



 何者かが穴をあけて中身を食べてしまっているのです。


 結局とれたのはこれだけです。



 大きなのは、しっかりと豆が出来ています。 



 これをどうしましょうか。 種としておいておくべきでしょうか。 
 いや、やっぱり種は、素性のしっかりした良いものを買うことにします。 これは良く乾かしてみんなで味わうことにします。


 ところで、これは何でしょうか。 ゴミ捨て場みたいですねえ。



 実はこれ、母のピーナッツ畑なんですよ。 実家の方ではカラスの大群が押し寄せて、早くに植えた母のお友だちのピーナッツ畑が全滅したらしいです。 掘り起こして食べてしまうんだそうです。 それを聞いた母は、カラスに食べられないようにトレーでふたをしたり、ありとあらゆるひもを集めてきておどしにしたりと、対策をしたらしいのですがー


 涙ぐましい努力にもかかわらず、ピーナッツはほとんど収穫できなかったそうです。 
 こちらはピーナッツの受難ではなく、母の受難でした。


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ゆずマーマレードですけど

2008-11-27 22:57:55 | くらし


 これ、ゆずマーマレードですけど、 何か変。 何かまずそう。 いえ、おいしいんですけど見かけが・・・・


 柚胡椒を作った後ですから、もうだいぶ前のことになります。


 約1キロのゆずの、表皮だけをとった残りの利用です。 汁をしぼりましたが、かぼすみたいに小さなゆずを絞ってもつぶれるだけでうまく絞れませんでした。 やっと、これだけとれました。



 そして最後に残ったのは、皮の白いふわふわした部分と、崩れた果肉と、果肉を覆っている袋、柑橘類ならどれでもある、あの房の皮です。 (写真を撮るのをわすれました)
 もったいないなあ、というわけでざっときざんで煮てみました。 
 マーマレードは普通、皮だけを細く刻んで砂糖で煮ますが、これは皮はほとんどなく、果肉も袋もいっしょくたです。 白い部分にはペクチンがあるから大丈夫だとはわかっていましたが、気になるのは袋の部分。硬いのが残るんじゃないかと心配しました。


 まず、刻んだゆずを水で晒します。 なめてみたら苦いのとすっぱいのとでかなりまずかったから。


 ひたひたに水を入れて火にかけます。 沸騰したら水を換え、沸騰したら水を換えして3回繰り返しました。 苦みが薄れたところでそのまま煮詰めていきます。


 なんと! 袋の皮がとろけてジャムのようになってきました。 おおざっぱに切っていたものがトロトロになってりんごジャムのように。 とってもいい感じ。 と、ここでやめておけばよかったのですがー。 写真もここで撮っておくべきでした。 おいしそうだったのに。


 もうちょっと硬い方がいいかな? なんてとろ火にかけたまま洗い物などをしておりましたら・・・・


 はい、ご想像通りです。 少しこげてしまいました。 少しです。 でも、硬くなってしまいました。 瓶に入れてもとろーりとしません。 かたまりがくずれません。 色もりんごジャム色が飴色に。 


 パンに乗せると、マーマレード特有の細い皮が全くないのがわかります。 形はジャムです。でもマーマレード。



 味はもちろんおいしいです。 ゆずの香りがふわっと広がります。 酸味も適度にあります。 甘さはかなり控えめです。 わたし好みの砂糖の量ですから、わたしにとっておいしいのは当たり前。


 ところで昔義母はゆずを煮たものを「ゆねり」と言っておりました。 それをご飯のおかずにするというのです。 マーマレードをご飯のおかずに!? 実際に作ってくれたわけではないので、イマイチ正体が分からない。
 気になって調べましたら、「ゆねり」とはゆずを煮て砂糖としょうゆで味付けするらしいです。お茶請けにもご飯のおかずにも合うんですって。
 それから、この間テレビ番組の中で、西条市出身のまなべさんが紹介していた「ゆべし」。 これは白あんなどとゆずとを混ぜて蒸したものだとか。 いろいろあるものですねえ。


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柿畑の子ヤギ3

2008-11-26 23:35:34 | ペット

 柿畑の子ヤギ1
 柿畑の子ヤギ2


 野菜を採りに外へ出たら、柿畑の方からヤギの鳴き声が聞こえてきました。


 あ、ヤギが来てる。


 こんにちは、久し振りだね。


 


 おお、こっちに向かってくる。 またまた大きくなったようです。 頭の毛が、人間の髪の毛みたいにふさふさです。 角も前より長くなりました。 わたしが頭をなでてやると、ぐいぐいと頭を押しつけてきます。 かなり力強いです。



 どうです、たくましくなったでしょう。 もう「三びきのやぎのがらがらどん」(北欧民話 福音館書店)の2番目に大きいやぎぐらいかな? メスは、兄妹なんだそうですがまだまだ小さくて、体格にずいぶん差がついてきました。 そして背中の毛がたてがみのように立ってきました。



 そこへ車が停まったとおもったら、ヤギが一声
 めええ~


 下りてきたのは飼い主さんでした。 
飼い主のYさんのことは実はよく知りません。 わたしが仕事を辞めて家にいるようになってから、畑で仕事をしているのを見かけるようになったのですが、柿だけでなくいろいろな作物を作っているようです。 私が見ただけでも、ぶどう、キーウィ、桃、ハウスで新しい柑橘、夏には大量に梅干しを干しているしー。 ひげをはやしたおじいさんで、ときどき腰の曲がったおばあさんと一緒に作業をしています。 年をとっても、とても働き者で意欲のあるご夫婦だなあと、いつも感心していました。
 
 甘えています。



 ヤギが頭を押しつけてくるのはじゃれているんだそうです。 連れて歩いていても、突然振り向いて押してくるんだとか。 おかげでYさんの足は青あざがいっぱいなんだそうです。
 「目がかわいいでしょ? つっかかってこられてこいつ!と叩いてやろう思ってもこの目を見たら腹立たんようになる。」


 あっ、こら。 わたしもズボンをかじられました。



 いたずら者のオスはピッコロといいます。


 「ピッコロいうのはイタリア語で小さいという意味でしょ。 ヤギのオスは大人になったら子牛ぐらい大きくなって扱いにくいんじゃと。 あんまり大きゅうなるなよという願いを込めてピッコロとつけたんよ。」


 ふう~ん、「大きくなるなよ」君というわけですね。


 ひたすら草を食べているメスはステラという名前だそうです。 こちらは「星」ちゃん。



 「メスは、オスが悪さしよってもしれっとしとるねえ。 人間の子どもみたいじゃわい。 ほら、小学生頃の男の子がしょうもないことしよっても、女の子は、『何しよるん』くらいで相手にせんじゃろ。」


 「はじめはメスだけもらおうおもたんじゃけど、1匹じゃさみしいけん。 普通オスは用がないけん生まれたらすぐ処分されるらしいですよ。 まあ、草を食べてくれるけんええけどね。」


 草だけじゃなく、柿の葉も食べてますよね。


 「柿の葉だけじゃない、実も食べるんよ。」



 ほんと! 低いところの柿にはくっきりとヤギの歯形がありました。


 ところで、結婚してここに住んで約30年、Yさんとお話ししたのは今日が初めてです 
 なかなか気さくな人でした。 そして・・・・ 思っていたよりもずっと若そうなのです。


 昼ご飯の時夫に聞きましたら、私と同じくらいかもう少し下だと言います。  


 し、失礼しましたっ。


 腰の曲がったおばあさんは、奥さんではなくお母さんでした。


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グレーのバッグと小物

2008-11-26 00:25:19 | レザークラフト

 久々に革の作品をー


 さぼっていたわけではありません。 ほぼ毎日、2~5時間は制作に当てていました。


 グレーの革が残っていたので、以前作ったバッグの改良版を作ってみました。 余った革でおそろいのポーチも。



 表にポケットをつけようとすると、どうしても花が小さくなって花心の部分のきらきらが少なくなってしまうので、表ポケットをあきらめました。 デザインとしてはワインレッドのバッグと同じです。


 ポケットはバッグの裏につけました。



 小さい革をつぎはぎしてブックカバーも作りました。



 広げるとこんな感じ。



 内側は、共革のしおりつき。 本の厚みに合わせてカバーを調節できるようにしています。



 つぎはぎしたところにフリルを挟んだら、バッグとおそろいにはなったのですが、ブックカバーはなるべくフラットにしたかったので、四つ葉のクローバーを。


 このグレー、バッグなどにするととてもきれいな色なのですが、小物にするとなんだか暗くて地味でいけません。 おまけに手持ちの色革のどれとも合わなくて・・・・ なかんずくワインレッドと赤が合うと思うのですが、どうでしょう。
 ステッチを白糸でしたらだいぶ明るくなりました。 でも、よく目立つのでごまかしがききません。


 今回、バッグを作るのにどのくらい時間がかかるか、きちんと記録してみました。
 結果はー


 型紙に合わせて裁断するところから計り始めて、21時間 


 時間かかりすぎ~。 


 そのうちわけ・・・・
 ○ 手縫いのアップリケ これは普通にしても3,4時間かかります。
 ○ ミシン縫い もっとも遅いスピードに設定してあるので、布を縫うときの5倍くらい時間がかかるかな? 失敗すると革に穴があくのでやり直しがききません。 慎重に、慎重に
 ○ ああでもない、こうでもないと迷う時間 特にアップリケの位置やポケットの大きさ、かがりのレースの幅や穴あけの幅。 バランスが大切なので2ミリ3ミリの微調整に思わぬ時間を食いました。
 ○ これが一番問題なんだけどー捜し物をする時間 あれ、今ここに置いたはずなんだけど・・・・・ない、ない、どこにもないということが多すぎる いったい私の目はどうしちゃったんでしょう。 はさみを置くたび、針を置くたび、裁ってあるパーツの革を試しにあててみるたび、視界から消えてしまう不思議。 ひとつひとつを探すのは1,2分のことでも、度重なると大きなロス時間になります。
 最近、これが多いのです。 ああ。


 


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男鹿和雄展

2008-11-25 01:29:08 | お出かけ

 連休最後の日、今日は雨です。 雨だったら美術館へと前々からの計画していた通り、県立美術館へ行きました。 ちなみに晴れだったら四国カルストへ行こうと・・・・


 県庁前あたりで変な人を見かけました。 顔を真っ白に塗って買い物袋を下げて歩いている人。そういえば今日は寺山修司没25周年を記念して、 観客も通行人もまきこんだ市街劇が上演されるはずでした。 う~ん、それにもちょっと興味がありますが~


 さて、美術館に入ったら、いきなりトトロがお出迎え。 訪れた人たちが入れ替わり立ち替わり記念撮影をしていました。 もちろんわたしもその一人。



 わたしたちが見に来たのは



 「となりのトトロ」や「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などスタジオジブリの作品で背景画を手がけてきた男鹿和雄さんの原画展を見るためです。


 チケットを見せると、絵はがきをくれました。 「朝焼けの松山城」です。 淡い色彩がとてもきれい。



 会場は大勢の人で、にぎわっていました。 子ども連れもたくさん。 わたしが思うに、この人たちは「晴れだったら動物園、雨だったら男鹿和雄展」だったのじゃないかな。  子どもたちはまずまずお行儀が良くてほとんどの子が静かに見ていました。 中には疲れたのかお父さんに抱えられて眠っている子も。 大変ですねえ。


 トトロやら魔女のキキやらもののけ姫やら千尋やらがいっぱいでてくると期待していた子どもたちはがっかりしたでしょうか。 キャラクターを描くのは彼の仕事ではなく、もっぱら背景の絵がならんでいます。 でも、このきれいな絵を子どもたちに見せるのは賛成です。 今はわけがわからなくても、原体験としてきっと心に残ると思うから。


 スタジオジブリでの仕事の前は、テレビアニメも手がけていたそうで、「あしたのジョー」とか「はだしのゲン」とか懐かしい題の絵も展示されていました。 「はじめ人間ギャートルズ」の北斎の版画に似た絵が印象的。


 第一のフロアを出ると、真っ暗なトンネルがあって、そのあたりから人が動かなくなりました。 トンネルの横には小さな穴があって、そこをのぞくとー、

  トトロのねぐらがありました。 寝ているトトロのおなかが上下に動いています。 ねぐらには石のテーブルや水瓶、岩をくりぬいた食器棚もありました。


 やっとトンネルを抜けると、そこからはスタジオジブリでの仕事が展開されています。 みんなここへ来て途端にていねいに見ていくので渋滞がおこったというわけです。


 撮影OKの大きなパネル。 「トトロ」のなかのさつきとメイの家です。



 絵はすべて水彩(おそらくポスターカラーなどの不透明絵の具)で描かれています。 その緻密さ、だけどバランスよく緻密さを抜いてゆとりある空間を作り出しています。 そして絵の中の光と空気の美しいこと。 朝昼夕夜、春夏秋冬、見ただけでわかるように光と空気が描き分けられています。

 展示の中には、美術設定とよばれる鉛筆のデッサンがあって、それにしたがって彩色され絵になっていくらしいです。 そのデッサンも見事でした。 
 アニメ作品は美術監督によって美術ボードが提示され、何人もいる画家たちは、それにしたがって色合いを統一していくのだそうです。 (一人がひとつの作品の背景画すべてを描くわけではありませんでした。 知らなかった~) これが普通の絵と違うところでしょうか。 本人の創作意欲にしたがって描かれる絵画作品とちがって、あくまで依頼主の意向に沿った絵に仕上げる、まさに職人の絵でした。


 今回展示されているのは600点、ひとつひとつをていねいに見ていたらあっという間に時間が過ぎ去り、どっと疲れがでてきました。


 


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大洲の町と、土日限定みらくるクッキーとしぐれパイ

2008-11-24 01:59:19 | お出かけ

 美しいもみじを堪能した後は、「伊予の小京都」とよばれる大洲まで足を伸ばすことにしました。


 じつは大洲のこと、よく知らないの。 国道をまっすぐ行けば大洲に着くはずなんだけど、わたしが走ったのは国道じゃなかったらしく・・・・・。 でもなんとか大洲の駅までたどり着きました。
 まず、近くのフジグランに行って食事しました。 ここは、大型スーパーとデパートとが同居しているおもしろいところでした。


 次に、駅前の表示にしたがって「臥龍山荘」「おはなはん通り」に向かいます。


 「まちの駅」に観光客用の駐車場があって(無料)そこから「おはなはん通り」とよばれる古風な家の並んだ通りがあります。



 「おはなはん通り」というのは、昔NHKの朝の連続テレビ小説で「おはなはん」と言うのが放送されていて、大変人気があったのですが、そのロケが行われたのを記念してつけられた名前だとか。 かれこれ40年くらい前! わたくし、高校生でした。 道ばたの家々から聞こえてくるエンディング(オープニングではありません)のテーマ音楽を聴きながら校門めがけて猛ダッシュ。 テーマ音楽が終わるまでに校門に入ればセーフ、  だったのです。



 右側の松の木のある建物は郷土料理のお店でした。 こぢんまりしたきれいなお庭があって風情のあるお店でした。 しまった、ここで食べれば良かった。 お昼も遅かったので、どこにでもある普通の食事をしてしまいました。


 つきあったって右に行くと「臥龍山荘」 左に行くと「赤煉瓦館」へ行くことができます。「臥龍山荘」は一度行ったことがあるので、今回は「赤煉瓦館」に行くことにしました。



 赤煉瓦館は、もとは大洲商業銀行だったそうです。 今は1階はお土産物屋さん、2階はギャラリーになっています。 ちいさな中庭があって、ちょっとすてきな建物。


 


 引き返すとき、おはなはん通りのひとつ裏の道を通りました。 ここもレトロな雰囲気を持つ家が並んでいました。



 さて、「まちの駅」で買い物をしましょう。


 ここには大洲名物「しぐれ」のほか、町の特産品が売られていました。 もちろんしぐれも買いましたが、注目したのはこれ。



 「土日限定」 こういう言葉に弱いのよねえ。


  これはたしかテレビで見たことがあります。 小学生が考案したものを商品化したとか。 「神南(かんなん)」というのは山の名前だったと思います。 パイの中に大洲名物しぐれが入っています。 しぐれはあんこほど甘くなく、パイの皮とよく合っておいしかったです。


 そしてもう一つ



 見るからにこうばしそうな花形のクッキー。 「みらくるクッキー」と名前がついています。 高校生が作ったんですって。 これも土日限定です。 なんと「大洲のしいたけ」「低カロリー」と書いています。 原材料名のところにもしっかり「しいたけ」と。 


 食べてみます・・・・・・・・・・・・       


 あっぱれです、高校生。 これはある意味「ミラクル」


 口に入れるとうわっと広がる干ししいたけの匂い。 だいたい、なんとかクッキーなんて名が付いていても、色だけそれらしく、ほとんど味など付いてないものがほとんどですが、これは正真正銘「しいたけ味」。 人工の香料を使わずにここまで香り付けができるのかと妙なところで感心してしまいました。


 歯触りもよし、甘みは控えめでわたし好み、おいしいクッキーでした。 ただ、教師をしていた頃クラスにしいたけの嫌いな子がひとりやふたり必ずいたものです。 それもかなり頑固なしいたけ嫌いが。 そんな子どもたちにこれを食べさせたらどんな顔をするでしょうかねえ。 
 これはお菓子で売るよりも、栄養価が高く低カロリーのダイエット食品にしちゃったらたくさん売れるかも。


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もみじ狩り

2008-11-23 01:29:02 | 植物

 どこかでもみじを見たいと、母から2回も催促がありました。 だから京都へ行こうと誘ったのに、遠くはいやだと・・・・。 そうこうしているうちに県下随一のもみじの名所面河渓はどうも見頃を過ぎたらしいです。 そこで、テレビで放送されていた大洲市の新谷稲荷公園に行くことにしました。 


 例年、勤労感謝の日前後に、桜三里も紅葉で美しくなりますが、今年はまだ少しだけの紅葉でした。 桜三里の途中にある変電所。 ここはたくさんの銀杏の木があって、道が黄色に染まります。 ちょっと車を降りて写真をー。



 国道から下をみおろしたところ。 残念ながら、色鮮やかな光景はお伝えできません。 


大洲の手前まで高速道路を走りました。

 伊予灘パーキングエリアで。



 これは期待が持てそう。 
 母は以前新谷稲荷公園に行ったことがあって、どうもたいしたことはないという印象だったらしいのです。 もみじは終わりかけて人はおらず、店もなく、淋しいところだったと。 さらに言うには、もみじも少なく、下から見上げるのはあまりきれいではない、もみじは離れて見るのがよい、と。 へんなところにこだわりがー。


 高速を下りたところで、料金所のおじさんに道を聞きましたら、ていねいに教えてくれました。 南予の人って本当に親切です。 


 おかげで迷わず行くことができました。


 人があまりいないだって? 駐車場はいっぱいでした。


 緩やかな石段を登っていくと



 あたりはもみじの木ばかり。 これで少ないというのか? たしかに山の斜面のせまい場所ではありましたが。 
 木はいろはもみじだそうです。



 


 上を見ても



 


 下を見ても



 


 人もいっぱい



 ほとんどの人はデジカメを持ち、もっと本格的にカメラの三脚を持った人も何人もいました。 でも、人を写さずもみじだけを撮るのはむずかしかったことでしょう。


 お店も3,4軒あって、農産物やらうどんやらおでんやらが売られていました。


 かなり大きなおいなりさんで、こま犬の変わりにきつねが左右に座っておりました。 おそろいの赤いセーターを着て。



 もみじ狩りもタイミングが大事ですよね。
 狭いところと言うけれど、疲れるほど歩かなくてもよい所で、年寄りにはちょうど良かったのではないでしょうか。


 父も今日、デイサービスの皆さんともみじ狩りに行ったのですが、どうもここへ来たらしいです。でもわたしたちとは入れ違いで会えませんでした。


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道ばたの花畑

2008-11-22 01:11:07 | 植物

 今日も雨交じりの冷たい風が吹いていました。 よかった、チューリップの植えつけが終わっていて。 4,5日前の暖かい日に春の花を植え終わったところです。


 西条市に新しくできた弟夫婦のお店でチューリップの球根を買ってきたのが11月の初め。 10個まとめて買うと358円になるの。 



 赤、黄、ピンクそれぞれ30球ずつ買いました。 


 それと、文化祭で一回100円でつかみ取りした白の球根。 2回で6個つかめました。 むずかしいです。わたしの手は大きいからたくさんつかめるのだけど、手が穴から出ません。 球根自体は大きくて、とても30円やそこらでは買えないような立派なものでしたから、これはこれでよしとします。


 チューリップは合わせて96個です。


 今年は2個ずつ縦長く植えてチューリップの道を造ってみようと思います。


 


 うちの畑は道ばたにあります。 左手前に皇帝ダリアが陣取って、右の方にはふゆしらずがもうつぼみをつけていて、マリーゴールドはまだきれいで引き抜くには惜しいで、細長く奥へ耕していくしかなかったのです。 チューリップの横にパンジーも縦長く植えました。



 奥まで道をたどると、ゆりを植えてある一角にたどり着きます。 まだ葉っぱが元気です。 ゆりは深植するとうまくいくことが分かったので、このあたり一帯をゆりで一杯にするつもり。今年新たにレッドカサブランカという真っ赤なゆりを植えました。



 ゆりの足元に生えているのはこぼれ種で生えてきたニゲラです。ゆりより一足早く咲いて、にぎやかになると思います。


 ところで、この畑は道ばたにあります。 あるときは芽が出だしたチューリップの上を車がUターンしてぐじゃぐじゃにするし、たまに大型犬のう○ちが残されているし、コーヒーのかんやらお菓子の袋やらが投げ込まれたりもするし、何より何より草ぼうぼうで咲いた花が埋もれてしまうしで、とても花壇と呼べるものではありません。


 それでも、この間から通りがかったお年寄りに声をかけられるんです。


 「きれいなねえ、よう育てといでる(育てておられる)ねえ。」「花はええわい。見よって腹が立たんわい。」


 その、ほめられた花とは・・・・



 前にも紹介しましたが、満開でさらにきれいになったので、もう一度。 皇帝ダリアです。



 作業をしながら見上げた花はモノトーン。


 ミツバチが花の周りをブンブンしていました。



 この間は、あんまり犬が吠えるので出てみたら、おじいさんが一人皇帝ダリアを見上げて数分間動かずにいました。


 皇帝ダリアに限らず、草ぼうぼうの中に咲いたポーチュラカや、めずらしいパイナップルリリーなどを楽しんでほめてくれる人がいます。 少しでも道行く人の癒しになるのなら道ばたの花畑も値打ちがあるというものです。


 この冬こそはこまめに草を引いて、きれいな花を咲かせましょう。 と、毎年同じ決心をするのですが・・・・ 来年の春には花壇の写真をお見せできるでしょうか。


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働きもののアリと怠け者のアリ

2008-11-21 00:37:36 | 生き物

 どっかーんと寒さがやってきて気になっていたもの、それはー



 畑に積み上げていたもみがらを運びだそうと格闘しているありでした。 


 1週間ほど前、わたしはまだ何も植えず残っている畝に葉大根の種を蒔きました。 種まきの後、畑の隅で小山になっていたもみがらを手ですくって4,5杯、種の上にふりまいたんですね。


 


 そのもみがらが減ったあたりに小さな穴が開いて、ありが出入りしていたのです。 ちょうどもみがらがあり地獄の形になっていました。



 なぜ突然ありたちが現れたのかわかりません。 もしかしたら、もみがらの中に巣をつくっていて、わたしがこわしてしまったため修復をしているのかもしれないし、あるいは土の中のアリの巣の上にもみがらを積み上げたものだから、長い間かかってやっと上に出る道を作り上げたのかもしれないしー。


 ありの仕事ぶりは見ていて飽きません。


 1匹で大きなもみがらを一生懸命運んでは、遠くへぽいと置いて引き返すのがいたり、2匹でうんしょうんしょと運んでいたり。 とにかくあなのまわりのもみがらを取り除きたいらしいです。



 ところで、誰かの研究で、働きありの8割はよく働くけれど、2割は働かずにぶらぶらしているという文章を読んだことがあります。 ほんとかしら。


 よく見ると、みんなが働いているところからずいぶん離れたところでぶ~らぶらしているみたいなありもいました。 これがさぼっているありなのかな?



 それでは、怠け者の2割のありを取り除いたら働き者ばかりが残るーと思ったら、働き者だったはずのありのなかからまた2割の怠け者が出るんですって。 最初っから怠けるありもいれば、逆に最後まで働き続けるありもいるということですよね。 それはどうやって決まるのでしょう。 
 そして2割の怠け者の原則は人間にも当てはまるというのですが。 清掃や作業中の子どもたちを見ているとそのようでもあり・・・・。 


 翌日見ると、穴は大きく広がってお椀くらいになっていました。 そして相変わらずありたちはもみがらを遠くに捨てに行っていました。 おそるべき勤勉さと執念。 でも、
 


 う~ん、ありの意図がわからん。



 まさか地面が見えるまでもみがらを取り除くとか?


 そしていきなりの寒波です。 朝見に行ったらありたちはほんの数匹になっていて、しかもほとんど動かずに死んだようになっています。 
 ここに残っているのは、最後まで働き続けたありなのか、それとも遠くでおさぼりしていて帰るのが遅くなったありなのか。ほかのありたちはどうしたんだろう? もみがらに潜ってあたたかくしているかしら? 本来ならばもう巣に潜って冬眠している季節なのに、ひたすら働いて、あげくに寒さで弱って、昨日までの労働は一体何だったのかと、なんだかかわいそうになってきました。


 ところが、日中お日様が照ってくるとありたちはまた動き出しました。 やれやれ。


 でも、やっぱり意図がわからん。


 


 畑では野菜が育っています。
 葉っぱが花のようにきれいなー


 レタス



 ブロッコリー



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