あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

カブトムシ

2024-08-12 15:03:00 | 生き物
 去年の秋、40匹ものカブトムシの幼虫が生まれていることに仰天した私です。


夏から秋へ イモムシ編 カブトムシ - あた子の柿畑日記

夏から秋へ イモムシ編 カブトムシ - あた子の柿畑日記

8月、知り合いからカブトムシをいただきました。2ℓのペットボトルがガサガサと音を立てていました。全部で10匹!いきなりこんなにたくさん。とりあえず土の入ったブランター...

goo blog

 

 とても飼いきれないと思いつつ、ずるずると冬を迎えてしまいました。その間、買った昆虫マットを入れ替えただけ。
 改めてマットをひっくり返してみたところ、さらに大きくなった幼虫がうじゃうじゃいたのです。
 流石にこれは狭いだろうと、入れ物を増やしました。
 
 2リットルのペットポトルを途中で切ったもの4個 これに2匹ずつ
 500ミリのペットボトルを切ったもの2個 これに1匹ずつ
 7号の植木鉢 2個 これに3匹ずつ
 残りは中型のプランター3個に適当に分けて
春まで。
 ペットボトルに入れたのは
もしかしたらサナギや羽化の過程が見られるかなと思ってのことです。

 表面がふんでいっぱいになったら新しいマットを補充して放置すること半年

 5月
 植木鉢に穴が空いているのを発言



 もう?まだでしょう、と放っておいたら、プランターにも穴が空き出して、
転勤になった虫好き先生にあげた幼虫は5匹とも羽化したとの報告がありました。全部オスだったそうです。

 7月になって、プランターから一度に4.5匹出て来たこともありました。
 けど、ほとんどはいつ羽化したのか、いつ飛び立ったのかわからないままです。 
 一度土の中の様子を見たくて、そっと上の土を剥がして行ったことがあります。まるで遺跡の発掘みたいに、表面を撫でるようにして。
 そうしたら
 いきなり穴が空いているのが見えて大慌てで土を被せました。でもー
あれはよくなかったかもしれません。穴の中にはサナギか、蛹になりかけの幼虫がいたでしょうに、穴の中に土を落としてしまったのですから。
 それがあってからわたしは土を掘ったりひつくりかえしたりするのが怖くて、8月になるまで触らなかったのです。だから、どれくらい羽化できたのかわかりません。

 ところで、ペットボトルで飼ってサナギの観察をしようとしたのですが、一向に見えてきません。そんな時、これを見つけて買ってきました。観察箱。幅が狭いので体がよく見えます。


 まだ幼虫だったのを1匹だけいれてみました。
 思ったほどはよく見えないけれど
6/14


 前蛹になるかな?
6/16


6/20


 サナギになったみたいですね。
6/22


 
6/24


 驚いたことに、この段階でもくるくると向きを変えるのです。
6/26


 
6/28


 多分これがそうだとおもうのですが
7/15


7/16


 プランターに移しました。ずいぶん赤い個体です。


 カブトムシも、見れば同じものはなく

大きさにも違いがありました。

オス同士


 メス同士


 羽化したものは、餌はあげましたが閉じ込めずに自由にしておきました。地元で捕獲されたカブトムシですから、地元に放すことに問題はないでしょう。
 最近、ネットで見つけた記事に、「外国産のクワガタなどを外に放すよりはゴミで捨てる方がまし」というのがあって、なるほどなあと思ったのです。安易に自然に帰してはいけないのですね。
 自然に返せば強いものが生き残ります。それは在来種との交雑や在来種を追いやることに繋がりかねません。
 
 8月になって、そろそろ出尽くしたかなと思いましたので、飼育に使っていたものを片づけました。土は、植木な花の根元に捨てました。


 が、それまでに残念だったものもあったのです。

 そつと上の土をどけてみたらつのが見えました。しかしそこにはカビが生えていました。


 普通のカブトムシの1.5倍はあろうかという大きなカブトムシでした。それだけに残念でたまりません。
 それから外へ出て来たものの


 うまく羽が伸びてないのも。
 けど、このカブトムシ、いつのまにかいなくなっていました。無事に飛び立ったのかしら。

 ひっくり返した土の中からも、羽化できなかったサナギやら、幼虫の死がいも何匹か。サナギの抜け殻もありました。
 
 さて、羽化の成功率どのくらいだったのでしょう。
 あるところでは、幼虫がセミタケにやられて全滅したという話も聞きましたし、友人のお孫ちゃんは去年、育てた幼虫全てがサナギの途中で死んでしまい、ショックで二度と飼おうとはしないのだとか。
 うちの孫たちも、さっぱり関心を寄せなかったです。
 わたしももう、カブトムシはいいわ〜
 
 


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポポー畑&6月の虫

2024-07-07 01:33:00 | 生き物
 久々にポポー畑に行きました。うぅ〜、草がどれだけ伸びているものか、見るのが怖い。

 案の定すごい草ではありましたが、面積が狭いのと、木が茂って下草が生えてないのとで、刈るのは思ったより早く終わりました。(3日)
 



 葉陰に小さな実が見えました。
 他の木にも。
 結構大きいのもあります。はや、袋がけが必要かなぁ。


 その前に摘果をしなくては。


 歪な形や極端に小さいのは落としてしまいます。


 これにまた時間がかかりそうです。
 それと、あまりにも混み合った枝も切ってしまわないと。時期は今ではないと思うけど、歩きにくいので少し切ってみました。
 その時、
 
 うわー、勘弁して!


 アシナガバチが巣を作ろうとしているのを見つけました。


 まだ作り始めたばかり。ということは女王蜂なのかな? 地面スレスレの目立たないところでした。ごめん、他のところに作って。
枝ごと落としておきましたが、また別のところに作るんだろうなあ。
 あれから時間がなくて行ってないのですがどうなったかしら?

 ここからはポポー畑で見つけた虫と、今までに載せきれなかった虫を紹介します。

 カノコガ


 何バッタ?


 真っ黒なバッタ


 緑のと同じ種類なのか?
 時々、子どもが、真っ黒なトノサマバツタなどを見つけてニュースになったりしますが、これも珍しいのでしょうか。
 羽が短いようですが、子ども?体はもう一人前のような大きさでした。

 ポポーが熟れる頃になるとまた違った虫に会えるのですが今回はこれだけでした。

 カシワバアジサイの葉を穴だらけにした



 カナブン


 まだ生まれたばかりのオンブバツタ?ショウリョウバッタ?


 バッタも種類によって生まれる時期が違うようです。

 色々なチョウチョ
 ベニシジミ
 


 大きさがわかりませんが、草といっしょに写すと


 小さな小さな蝶です。

 公園で
 もう少し大きい蝶。これが名前がわからないのです。



 わずかに見える丸い模様。しっかり閉じてくれると模様がわかるんだけど。

 
 ヒカゲチヨウかなあ。開くと何も模様が見えません。



 ここには大型の蝶も飛んでいました。

 ナミアゲハ



 まだ生まれて日が浅いのか、美しい羽でした。


 
 うちの庭にモンキチョウ

 ジャガイモほりでケイタが見つけた羽


 離れたところでもう一枚。体は食べられたんだろうね。これもモンキチョウ。


 何が食べたのかな?アリかしら。
今ものすごい卵が生まれてるんです。





 草引きをしていると、根っこごと壊しちゃって、右往左往しているアリを見ることになります。
 このアリ、小さいのですがなかなか凶暴で、噛みつきます。それが結構痛い。勇敢にも手によじ登って来るアリを払い落とし、できるだけ土を返して作業を続けます。ごめんね、みんなで修復して。

 そうそう、これ、なんだと思いますか?
 
 スモモなんですが、一つだけおかしなのがあるでしょう?


 外の水道で洗おうとしたら、ハチが何か枯れ草のようなものを運んできたんですね。そして蛇口の中に入ろうとするので追い払いました。こんなところに巣を作られたのでは困ります。毎日のように使っているのにどうしてここに決めたのか。
 ハチが逃げた後、蛇口をひねったら、ドドっと枯れ草が落ちてきたというわけです。
 きっとここが巣作りに適してないとハチもわかったと思います。その後蛇口から草が流れてくることはありません。





 
 




コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジヤコウアゲハの観察 後編

2024-06-26 11:05:00 | 生き物
 前編 幼虫〜サナギ
 後編 羽化 放蝶

 6月23日 6:23 あまり早起きはできませんでした。
 案の定、羽化は終わって羽もかなり伸びていました。昨夜1時まで粘らずさっさと寝たらよかった。1時間早く起きたら違う姿が見られたのに。残念。
 サナギにぶら下がってくるくると向きを変えていました。


 


 ビロードのような美しい羽


 
 6:29  時折り羽を開いては閉じるのですがこの時点では羽を閉じると2枚がピッタリと合わさっていました。


 けれど30分後には、少し隙間が開くようになり


 さらに20分後にはここまで開いて


 8:55 ついに全開 
 お腹の裏側が見えています。



 羽がしっかり伸びるまでは動かないと思うのでそのままにして庭の草引きをしました。
 台風の吹き戻しのような強い風が吹く日でした。

 時折覗きに行くと、人の気配を感じてか飛ぼうとするのです。そして食べなくて下に落ちます。水槽がツルツル滑って上に上がることが難しそうでした。せっかく上がってもわたしが見ていると、飛ぼうとしてまた落ちるし。


 なので、急遽ネットを被せ割り箸を突っ込んで上に登らせ、やっと網にすがった体勢で落ち着いてくれました。大分動くようになったので、もう逃してもいいころかな?
 しかし、午後からは大雨になってしまいました。いかん、あまり待たせるとお腹がすくのではないだろうか。
 14時過ぎ、アカシアの蜜を薄め、ガーゼに浸して置いてやりました。


 15:06  やった、吸っています。網に滲み出た蜜に吻を伸ばしていました。これで雨が止むまでゆっくり待てます。



 そのうち雨が止みました。予報ではまたすぐに降るらしいです。大急ぎで、娘が水槽と被せた網をもち、わたしが運転して、ウマノスズクサの生えている生まれ故郷へ。
 
 草むらに向かった娘がいきなり

 あ、おった!

 持っていた水槽を適当にその辺に置いてスマホをかざしました。

 何が? いました。ジヤコウアゲハ。

 わたしもスマホを出そうとしてふと見ると、

 ああー

 連れてきたチョウが、網の隙間から飛び立ったのです。
 待って待って。せめて飛んでいる姿を撮らせて。
 けれど、チョウは高く舞い上がり、あっという間に見えなくなりました。
 
 トラオが小さかった頃、飛んで行くイシガケチョウに向かって、
「さよならぁ、元気でねー お誕生日おめでとうー」
って言ってたのを思い出しました。 
 正確にはお誕生日ではないけど、成人をむかえる誕生日です。無事に返すことができてよかった。そして何より嬉しかったのは
 


 成蝶を少なくとも3匹見かけたことです。同じ頃に卵から孵化したのかもしれません。仲間がいて本当によかった。
 蝶たちはあちこち落ち着きなく飛び回り、なかなか写真を撮らせてくれませんでした。やっと撮れた一枚です。産卵してるのかしら。
 
 例によって道端近くの葉っぱをめくっていたら


 サナギと同じ色をした卵!
 そして幼虫!


 どうする?
 保護しよう。どうせ刈り取られるところだから。

 ジヤコウアゲハは愛媛県の絶滅危惧種にはなってないようです。多分、ウマノスズクサのあるところにはたくさんいるのでしようが、ここは本当に狭い場所でウマノスズクサも去年より少ない気がします。
 このあたりはクズが他の植物を駆逐しているのかもしれません。
 


 こんな危うい場所ではなく、安心して生きていける場所が他にもあったらなあ。ジヤコウアゲハば人間の邪魔にはならない蝶だと思うんです。まずはウマノスズクサが生える場所が必要です。環境としては似た土地がうちにもあるんだけど…

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジヤコウアゲハの観察 前編

2024-06-24 15:28:00 | 生き物
 9年間探し続けていたもの、
 それは、わたしの住む地域に住むジヤコウアゲハです。
 去年、ついに食草であるウマノスズクサを発見しました。が、蝶の成虫をこの目で見ることはできませんでした。

 今年こそは。ということで、ジヤコウアゲハの飼育記録をまとめます。

 以下、日を追って書いていきます。ちょっとキモい幼虫も、そのまま載せてありますので苦手な方は要注意です。

 5月31日
 とあるところに予定より30分ほど早く着いてしまい、待ち時間にウマノスズクサを見に行きました。
 去年の秋、道端にあったのは刈られて、その後小さな苗が育っているのは見ていましたが、冬の間どうなったかな?

 あら、もうつぼみができている。




 でも、あまり背も高くなく、数も少ない気がするー
 もしかして、春先にも刈られたか? 人の手の入れない茂みから伸びてきたのは緑も濃くつるも長そうでした。もしかして、卵でも産んでないかなあ。あまり期待もせずツル全体をひっくり返してみたら、



 いきなり見つかってびっくり‼️
 よく目立ちます。

 ちょっと考えて、わたしはこれを家で飼育することにしました。なぜなら、ここにいたのではまた刈り取られるかもしれません。去年みかん畑で見つけたアゲハのサナギは、春先の剪定作業で枝ごと切られてしまいました。いらない枝ならさっさともらっておけばよかった、と、後悔したものです。
 
 この幼虫も、連れて帰った方が無事にチョウになれる確率が高い。そう考えたわけです。
 
 しかし、奇妙な形です、おまけに、みつけた時からずっとこのままでうごきません。





 6月1日 13:00
  翌日になつても動いてません。このままサナギになるのかな?


 6月1日18:11

   お尻の方が尖ってる?


 皮を脱いでました。それで動かなかったのね。


 6月2日 朝
 幼虫は移動していました。





 葉っぱを食べた跡。


 下に小さなフンが落ちていました。

 裏側から見たところ。


 それから一週間ほど、モリモリと葉っぱを食べて、たくさんフンをして、身体も大きくなりました。
 

 フンは大中小あります。敢えて掃除をしないでおきました。脱皮間もない頃はとても小さなフンでした。大きいのは3倍以上ありました。
 そして、なぜか先の葉っぱを切り落として





 6月8日

 突然いなくなりました😨
 その辺一帯、壁まで探し回った結果

 6月8日 10時半


 玄関にあったベンチの裏側にいるのを発見。前蛹になりたかったのね。

  6月8日 夜9時前
 体を一本の糸で支えていました。



 6月9日 朝10時ごろ
  体が少し丸くなった?


 6月10日 朝 7時



 6月10日 11時
  4時間しかたってないのに!


 脱ぎ捨てた殻が下に落ちていました。


 あとは羽化を待つばかり。
 幼虫も奇妙な形でしたが、サナギも普通のアゲハとはずいぶん違います。

 これは羽化前に枝を切り落とされたナミアゲハのサナギ




 ベンチが邪魔をして十分は見られないのですが、

 6月14日 金曜日
 前の方

 後ろの方は窪んでいます。



 下から覗いてみました。


 なんて複雑な形なんでしょう。

 それから一週間経って
 なんだか色が変わってきたような気がしました。そして前の方が垂れ下がってきたのではないかしら。
 
 6月21日 金曜日


 6月22日 土曜日の朝 色が変わったのがはっきりしました。いよいよか?


  6月22日 夕方 16:20  


  同じ日の19:30
 ずいぶん色が黒くなりました。以下、夜玄関ホールの薄暗いライトの下での撮影です。実物とは多少色合いが違います。



 
 


 20:20 なんとか正面から写せました。


 斜めから


 下から



 21:19

 こんなに黒いのに、まだ割れ目ができてない。


 22:14
  金魚みたい。


 6月23日 日曜日 1時過ぎ。こんなに黒くなりました。が、羽化の瞬間を見ることは諦めて、寝てしまいました。




 もう、明日目が覚めたら絶対羽化してるよね。早起きしたら見られるかもと、思いながら。

   続く




コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色々な虫ー5月

2024-06-03 13:59:00 | 生き物
 追記しました。

 5月に見かけた虫を紹介します。
 花の季節にはハナムグリ
 我が家のシャクヤク(ソルベツト)
 こんな花には、潜り込むことのできるハナムグリが有利


 緑色のと


 赤銅色のと


 同じくシャクヤクで見つけたクモ。透き通るようなか弱そうなクモでした。ハナグモ?


 野バラのような素朴なバラにもハナムグリ

 これは、ベニカナメモチの花
 



 甘夏の花




 わたしの感覚としては、今年はハチが少ないと思うのですが、そんな時、ハチのように受粉を助けるハナムグリも、農家にとっては大切な存在ですね。

 リムナンテスの花

 ミツバチかな?と一瞬喜びましたが、雰囲気がハエ?ハナアブとか?

 野原のヒメジョオンかハルジオンに
 

 
 これはミツバチかな?



 
 レモン畑の草刈りで見つけた虫
 枯れてしまった枝なのですが、ちょっと力を入れただけでポキンと折れてしまいました。中に何かいます。


 丸で囲んだところ。これってシロアリ?


 いかん、枯れ木を放置していたら大繁殖するかも?まさか、カミキリムシの幼虫じゃあないでしようね。だとしたら被害はもっと大きいので、ご存知の方、教えてくださいませ。

 困った虫は他にも


 カイガラムシです。

 こちらはハウスの中で発生してしまったカイガラムシですが、どうしようもなくて発生した枝を下から切ってしまいました。




 こんなにならないうちにどうにかしなければ。
 クモも大発生。



 いま、蜘蛛の子散らし中。




 カイガラムシを食べてくれるクモなぬていないかしら。いないですよね。

 このレモン畑には、去年の冬近くまでイナゴがいましたが、
 成虫で越冬したと思われるイナゴ。


 今年生まれたバッタの赤ちゃんもたくさんいて、草刈りをしているとあちこちで飛び跳ねています。

 そおっとこちらを伺う赤ちゃん。



 ゴマダラチヨウの幼虫が入っていた箱にゴマダラチヨウはいなくて、これが入っていました。ツユムシかな?これも成虫で越冬したと思われます。


 そしてこれも。羽がボロボロになった、多分スジグロチヨウ
 地面で吸水していました。


 このチョウは子孫を残すことができたかな?
 イモムシも色々いたのですが
ワラビにくっついていたこれはなんだったのでしょう。



 娘が飼ってみると言って連れて帰る途中、草むらに落ちてしまいました。

 イモムシはこれからがシーズンですね。これについてはまた6月に。

 追記

 忘れてました。ヨツモンカメノコハムシ。
うちの方では珍しいと思っていたのに、



 ギシギシの葉にたくさんいました。
 おまけにこんなのまで。


 わたしがあまり雑草に関わっていなかったから(わざわざ雑草をひっくり返して探したりしないという意味)気がつかなかっただけなのか。
 雑草って、実は、害虫から作物を守る防波堤になっていたりします。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘビとカエル

2024-06-01 12:35:00 | 生き物
 ズバリ、嫌いな人が多いであろう生き物。
もう、題名だけでスルーしてももちろん構いません。
 が、うちの周辺にカエルがいるかどうかはわたしにとっては、大事な問題でしてー

 まずは、過去に書いたカエルに寄せる思いを再掲します。
うちのかえるくん - あた子の柿畑日記

うちのかえるくん - あた子の柿畑日記

シソの実を採って庭を片付けていたとき、いつの間にかカヤツリグサが枯れて汚いどぶのような水だけが残っているのに気がつきました。うわぁ、こんな水ためていたらボウフラ...

goo blog

 あろう生き物。
 今年も、果樹園の貯水タンクからカエルの声が聞こえるようになりました。が、いつもとちょっと違うー
 毎年聞こえていたウシガエルの声とは違うのです。多分、田んぼにいるカエル。
 ついにウシガエルはいなくなった!
 わたしがブログを始める前から住み着いていたウシガエルですが、長生きのカエルだったのか、子孫だったのかはわかりません。謎だらけのカエルでしたが、一昨年、いきなりめちゃくちゃたくさんのオタマジヤクシが生まれました。特定外来生物のウシガエルは、移動させることはできません。これが全部カエルになった時のことを想像すると…
 しかし、うまくしたもので、どこからかミズカマキリがやってきて、オタマジヤクシをほぼ食い尽くしたのです。1.2匹は残っていましたが。
 それが、鳴かないということは?
 いないということですよね? それはそれで寂しいような。でも、子どもの頃から慣れ親しんだ田んぼのカエルが住み着いたと言うことは嬉しい限りです。それも、遠くのタンクからもきこえてくるので、複数いるはずです。
 もう一つ嬉しいことに、雨の日、カシワバアジサイのところでアマガエルが鳴きました。
 




 姿を見ることはできませんが、場所を変えて鳴くことも。

 代わりに別の場所で見つけたカエルを載せます。
 
 なんと、道の駅の山野草コーナーて、
 


 もちろん売り物です。知らずに買おうとした人、ぴょんと飛び出たらびっくりしたでしょうね。


 連れて帰りたい気持ちもありましたが、うちの環境では、みすみす死なせることになってしまう、と諦めました。

 一つ大きな心配がありまして

 カシワバアジサイの下で草を引いていたら、枝のところがグニュっと動いたような気がしたのです。

 ここからはヘビ画像です。顔は4枚目にあります。



 わたし、いつも蛇嫌いの人に言うのですが、
 へびはこわくないよ。ヘビの方が逃げて隠れるから。

 隠れよう、隠れようとするヘビを追いかけて




 やっと顔を写しました。


 アオダイシヨウかな?

 ヘビは、別に憎くもなんともないのですが、せっかくのカエルがー それに、
うちにはツバメもよく来ていたのですが今年はきません。何度かヘビに狙われたことがあるのでそのせいかもしれないと思っています。
 
 ヘビを見つけた後からもカエルの声が聞こえるとほっとしました。が、最近カエルの声が聞こえないので心配です。
 さらに
 先日、いきなりウシガエルの声が!
 ああ〜 全滅したのじゃなかったのか。
 ウシガエルも、小さなカエルを食べますから、脅威なんです。




コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒瀬ダムで出会った虫

2024-05-07 12:31:00 | 生き物
 黒瀬ダム、続きです。虫だけを集めました。
 黒瀬ダム公園の広場の周囲にはツツジが植えられていましたが、高い木々の陰になってちょっと可哀想。
 パラパラと咲いた花にはフジの花に来るのと同じような大きなハチが来ていました。


 とにかく忙しいハチで、なかなか写せません。


 それに比べたらチョウはじっとしてくれる時がありますので写しやすいです。
 ツマグロヒョウモン メス


 ツマグロヒョウモン オス



 さっきのスミレに卵を産まないで。水の中に沈んじゃうよ。
 
 黒いチョウが飛んできました。


 そのチョウが流木のある所へ来た途端、小さな黒い虫の群れがわっと飛び立ちました。
 慌ててシャターを押したものの、もちろん、飛び立った後でした。
 
 あれは、ハエ。しかもキンキンバエと呼んでいる、汚いものが好きなハエに違いないと思いました。

 後で写真をよく見たら、その汚いものがしっかり写っていました。あまりしげしげとみない方がいいですよ。大きな魚の死骸ですから。





 チョウがはっきりしないのですが、羽に白い斑紋が点々と並んでいることや、わずかに青が見えることから、アオスジアゲハではないかと思いました。
 魚は? ブラックバスかなあ。

 オヘビイチゴの葉の上には、まだ小さなヒシバッタ?



 そろそろ引き返そうとした時、目の前に鮮やかな色が降り立ちました。
 


 あっ、ハンミョウ!
 来る時ハンミョウの話をしたばかり。
 ハンミョウは、青や赤の混じった輝くような背中を持っていて、うちの方では山裾まで行かないと見られません。
 なのでわたしにとっては貴重な虫。

 トリミングしてみると




 鮮やかさが足りない? 色々調べると、青みが強い個体もいるようですね。人の行く先々へ飛んでいくので、道案内なんて呼ばれるそうです。
 けどこのハンミョウは、だんだんわたしの近くにやってきたのです。
 


 ハンミョウには特別な思い入れがあります。

 以下、思い出話をぐだぐだと。適当にスルーして下さい。

 わたしが初めてハンミョウを見たのは小学一年生の頃。その頃母は実父の持つ山へ、みかんや柿の収穫手伝いに行っていました。子どもはー
わたしと弟、歳の似通ったいとこ姉妹、4人でその辺をかけずり回って遊んでいました。夕方くたくたになった子どもには帰路はずいぶん遠かったです。が、山道に咲くリンドウの青紫と、先を行くハンミョウの青緑、草の中で輝いていました。
 それを見ると疲れも忘れて追いかけたかったのですが、大人たちは帰りを急いでいたので、子どもは諦めざるを得ませんでした。
 こんな綺麗な虫がいるのかと、子どもながら感動したのを覚えています。
 母が亡くなる数ヶ月前、何を思ったか、山の思い出を語り出して、
 わたしが一年生の時、朝、小一時間歩いて山へ行き、昼、学校から帰るわたしを迎えに山を下り、また山へきて収穫をし、夕方山を降りたのだとか。4歳になる弟はその都度おんぶしたそうです。
 従姉妹たちと遊び呆けたあげく夕方母と一緒に帰るのは密かに嬉しかったです。 弟は背中で眠りこけて、母を独り占めした気分でした。
 子どもの充実感の裏にそんな親の苦労があったことを70歳近くになって初めて知りました。
 ハンミョウを見ると、その頃の幸せだった自分と、母の苦労とを思い出します。






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

がんばれてんとう虫

2024-04-27 00:16:00 | 生き物
 ハウスの中。
 ハイビスカスの葉に、テントウムシがいっぱいいました。



 それも、色々な形態の。
 


 ここには、幼虫(ピンボケの)蛹
成虫と、卵以外はすべて見られます。成虫がなぜ蛹にの使っているのかはわからないけど。

 
 抜け殻二つ


 動きません。もうすぐ蛹になるのかな?


 と、ここでおかしなものを見つけました。



 近くにこんな虫がいたので、これかな?と思ったのですが



 
 頭の黒い部分がないしねえ、と見ていたら
 ⁉️
 動きました!
 頭らしき部分を持ち上げています。

  ははあ、脱皮なのか。
 
 で、数秒すると力尽きたようにガクッと頭を垂れるのです。そして始めの姿勢に戻って、また持ち上げてー
 それが、首が座りはじめた赤ちゃんが、精一杯頭をもたげて力尽きるような、そんな格好だったので、思わず、頑張れって言いました。
 動画は取りましたが、ブログ設定してないのですお見せできません。悪しからず。
 3時間ほどおいて行ってみたら、紋が出ていました。



 テントウムシはアブラムシを食べてくれる益虫です。ハウスの中はアブラムシが湧きやすいことはわかっていましたが、はて、どこに?
 テントウムシがいたハイビスカスは葉っぱがピカピカ。
 しかし、別のハイビスカスは



 葉っぱが真っ黒です。これぞ、アブラムシにやられている証拠。
 ハイビスカスだけではなく、ストレリチアも、



 パイナップルも、
 そのあたり一帯黒い葉の植物のだらけ。テントウムシのいるハイビスカスだけきれいな葉だったのです。これはすごい。もっとたくさん繁殖して貰わなければね。がんばれテントウムシ。

 あれから10日経って、


 
 抜け殻だらけ。
 まだサナギのもあります。


 成虫はどこに行ったのか見られませんでした。これからに期待です。

 益虫に期待と言えば、カマキリの卵。
一向に生まれてくる気配がありません。ずっと軒下に置いていたのがいけなかったのか?
時には雨の当たる軒に移しました。
 花瓶にさしていたので、生まれてから移動できなかったのかもしれない。
 ワイヤープランツの鉢に移しました。



 ある日、小さな小さなカマキリが歩いているのを見つけたのですが、すぐに隠れてしまいました。
 ちょっと安心。けど、もっとたくさん生まれてもいいもんだが。なかなか難しいものです。

 おまけ
ハウスの中で見つけた虫



 ジンガサハムシ?ヨツモンカメノコハムシ?
 わたしいまいち違いがわかりません。どなたかお教えくださいませ。

 もう一つ
 ハウスの中のハイビスカスの枝に


 いつ作ったんでしょうね。多分ホオジロだと思うのですが、けっこう人が出入りしているのに。気がつかなかったわたしもうかつでした。






コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家の中で冬越し?

2024-03-09 22:18:00 | 生き物
 まずはこの写真をご覧ください。
 カタツムリなんですが、違和感がありませんか?


 薄い膜でビンにくっついています。


 このカタツムリ、もうだいぶ前、一月ごろ流し台を這っているところを見つけました。多分いただき物の大根か何かにくっついてきたのだろうと思います。後で外に出そうと思って忘れてました。そのうち行方不明になってふと気がついたら、冷蔵庫の下の方にくっついていました。
 ちゃんと生きていたのです。戸を開け閉めしているうちに落ちてしまいました。そして再度見つけたのがこの場所というわけです。ビンゴミの回収に出そうと洗って乾かしていた物です。

 こちらは洗濯物を取り込んだ床に落ちていたガ。
 動かないので死んでいるのかと思いました。が、触るとわずかに足を動かしました。
え?生きてるの?



 そこで、ちゃんとした向きに戻してやろうとしたのですが、子どもが地面に寝転がってだだをこねるときのように、背中で後退りして、なかなか下を向いてくれません。厚紙を差し込んでやっと向きが変わりました。


 家の中で冬越しされてもねー
 そのままそっと外に出しましたが、まだ寒かったかな?

 冬、よく洗濯物に付いてくるのはミツバチです。で、暖房をつけるとその辺を飛び回ったりするのですが、


 このハチは一向に動きません。見た目もみすぼらしいし、どうしたのかなとつついてみたら、死んでいました。
 体をひっくり返すと、お腹ががらんどう。

 
 もしかして、布の目に脚が引っかかって動けなかったのかもしれません。それでクモに食べられたのかも。可哀想なことをしました。
 ということは?クモも家の中に?
 いやいや、それくらいならいいけれど、見えないところに小豆に似た小さくて硬いものが、きっといるに違いありません。家の周りが雑草や木だらけなものですから、ご◯◯リの侵入は免れないのです。
 軒下のカマキリの卵やカブトムシの幼虫は変化なし。外ではさくらんぼの花が満開になって、ウグイスが囀りの練習をしています。昨日は、初めてひばりの囀りを聞きました。





 春は、
 光→音(囀りなど)→気温の上昇
の順でやってくるそうです。もうすぐですね。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥の群れ

2024-02-15 22:22:00 | 生き物
 梅を見に行ったついでに漁港まで足を伸ばしました。



 ここには、船の近くに冬鳥が群れて(というほどではないけど)います。


 相変わらずの豆粒みたいな画像ですが、この冬見つけた鳥を紹介します。


 去年、ほとんどがマガモに見えたのですが、今年は何やら背中の白い鳥がいました。真ん中左の方。これが何なんだろう。ヒドリガモ?
 いや、もっと頭が黒いように見えたのですけど。キンクロハジロなんかだったら嬉しいなあ。
 いやいや、マガモが白く見えただけかも。

 あいにく双眼鏡も持っていませんでしたので、確認はできませんでした。

 ホシハジロか、ヒドリガモがやってくる川があります。去年偶然に見つけて、わたしの観察スポットになりました。街中を流れる川です。この辺りの人は当たり前になつているのか、散歩する人も珍しそうに見てはいませんでした。


 そして、額の白いオオバンが混じっています。


 別の日に



 空を舞うハト。
 刈り取った田んぼで何かを啄ばんでいました。
 


 車に驚いて飛び立ったところ。ドバトの群れです。が中に2、3ば、茶色っぽい羽のがいて、あれが何だろうかなと、思ったのです。


 それから散歩道で会うスズメたち。わたしたちが通りかかると、一斉に近くの木に止まりますが、


 誰もいない時は、こんな、低いお茶の木の間にいるんです。土地の境として植えているだけで手入れもされてない木です。


 お茶の木の間にコセンダングサがいっぱい生えています。わたしの背丈よりずっとたかく、空にそびえているという感じ。


 下の方はもう種がありません。そのうちこれも食べ尽くされるかな?
 スズメは米を食べる害鳥というイメージが強いですが、雑草の実も食べるし、虫も食べます。一概に害鳥とは言えないんですよね。

 最後に、去年の初冬、やっときてくれたジョウビタキ。

 
 見かけることが少なくなったのが気がかりです。

 ところで、昨日は四国地方に春一番が吹いたんだそうです。そして明後日からは伊予路に春を告げる「椿まつり」が始まります。何だかあっという間に春になりそうです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする