あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

西山興隆寺もみじまつり

2016-11-25 19:56:27 | お出かけ
 このあたりでは紅葉の名所として知られている西山興隆寺。
 20日の日曜日はもみじ祭が開かれているというので行ってきました。 何年か前、両親を連れて来たことがありますが、あれ以来かなあ。そのときの様子を思い出そうと古いブログを探してみましたが、どうもUPしてなかったようです。
 道が狭いのと駐車場が狭かった記憶があるのですが・・・・だけど混雑はしてなかったような?
 
 ところが
 
 あれまあ、駐車場が満杯だ。それに広くなってる。私たちは数台出て行くのを待たなければなりませんでした。そして駐車料金を払わねばなりませんでした。普段は多分無料なんです。でも、こう車が多くては交通整理が必要ですし、それに伴って人件費も要りますから仕方ないですね。1回300円。高くはないと思いました。



 あのとき駐車場の周りに植えられた紅葉がとても綺麗だったことを覚えています。ことしはまだ少し早いようですね。

 駐車場から本堂までは長い道のりです。山の上にあるのです。うっそうと暗い杉木立の間に石段が続いています。



 駐車場から石段に着く前に早くも息が上がってきました。それなのに、ここを上がるのかあ。
 杉の古木の向こうに紅葉が透けて見えます。でも本堂付近はもっときれいなはず。前もそうでしたから。それにしても、我ながら体力の衰えがひどいわあ。

 本堂近くの石垣


 う~ん、あと一息というところか。

 三重の塔と紅葉の取り合わせがいい風情。

 

 ところで、もみじ祭っていうからには何かイベントがあるのでは? 前に来たときは中腹にお祭り広場というところがあって、そこにからくり人形とかが飾ってあって、地元の物産店みたいなのがでていたと思うのですが、

 上から見ると、お祭り広場はなあんにもありませんでした。降りるとき寄ってみたのですが、駐車場になっていました。だけど一台も停まってませんでした。
 「年寄りと赤ん坊を乗せた車はここまで来させてくれたらいいのにねえ。」と、わたし。ここからだと本堂はずいぶん近いのです。
 「それを言うたら、来とる人全部年寄りよ。」と娘。ほんとだ




 お祭りらしいといえば、お食事処がにぎわっていたこと。 ここで、湯豆腐と鯛飯とをいただきました。
珍しい、ピーナッツ豆腐の湯豆腐です。



 とろとろ、つるつる。口の中でとろけて、ふわっとピーナッツの香りが広がります。おいしい。
 鯛飯は


 真っ白なご飯に鯛の切り身が乗っていました。ふ~ん、醤油を使ってないのね。上品でしっかり出汁がきいて、臭みが全くない、とてもおいしい鯛飯でした。わたしも醤油を使わずに炊いてみよう。

 お食事処からみた紅葉



 きれいだったです。

 そして、なんだかいい匂いがするなと思って辺りを見回したら



 多分、柊の花ですね。ちょうど満開でした。

 おや、この人たちは? 何か配っています。



 これはお接待の方々でした。 
 こんなものいただきました。



 お菓子、紅白のおもち、そして大判のはんかちです。模様がかわいい。スカーフにもできそうです。これぜんぶ無料です。ありがたくいただきました。

 多分、来る人は年々増えているんでしょうね。でも、祭りのイベントは前よりさびしくなってきたと思います。山里に住む檀家さんたちも高齢化が進んでいるのかもしれません。駐車場脇に作られた即売所で野菜を売っていた古田農協婦人部の人たちもかなりのお歳と思われました。わたしだって前に来たときより体力が落ちたと思うし、もう母はいないし、父も本堂までの石段は絶対登れないし・・・
 一瞬、さびしさがよぎりました。

 おまけ
 お寺の看板犬?クッキー君


 ぬいぐるみみたいにかわいくて人なつっこくておとなしいの。
 着ているお洋服はなんと



 お遍路さんの白装束でした。
 
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紅葉の始まり

2016-11-23 17:37:06 | 植物
 桜三里の紅葉は、発電所の銀杏から始まります。先週の火曜日、松山へ行く途中見たのですが、銀杏はまさに見頃を迎えていました。が、その日は時間がなくて寄り道できなかったので2日ほどたって改めて写真を撮りにいきました。

 けれど、


 銀杏のてっぺんは早くもすかすか。だいぶ散っていました。



 道が黄色い絨毯を敷いたようになっています。何組かのお年寄り(自分もそうだけど)のグループが散策していました。ここは普段は立ち入り禁止なのですが、この時期だけ入ってもいいようになっています。

 すぐ近くに発電所建設の記念碑があってそこから発電所を見ることができます。



 もみじがきれい。
 でも、もうちょっとというところかな?



 木の上の方は赤くなっていました。


 ここの紅葉はいつ見てもいろがきれいなんですよね。

 桜三里の別の場所


 この木の下は古物商の、店ともいえないバラック小屋があって、それが取り壊されて今ゴミ置き場みたいになってるんです。この美しい紅葉に似つかわしくな~い。きれいなところだけ写すのに苦労しました。

 道前渓温泉の近くではハゼも色づいていました。



 周りの木々はまだみどり。例年桜三里がきれいなのは勤労感謝の日を過ぎてからです。今度通るのは週末頃の予定。さあ、きれいな景色が見られるかな?
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サツマイモの花

2016-11-21 01:11:38 | 植物
 立冬を過ぎた今の時期にコスモスを咲かせている場所は多いらしく、ニュースでも再々取り上げられています。さすがに夏の花ひまわりは少ないようですが。
 でも、我が家にもまだ夏の花は咲いています。
 たとえば
 
 マリーゴールドとか


 インパチェンスとか

 

 インパチェンスは、夏よりも色鮮やかになってきれいくらいです。
 こんなふうに、今頃まで夏の花が咲いているのは珍しくはないけれど、近所の畑でこの花を見つけたときはびっくりしました。



 「あさがおに よくにたはなが さいています。なんの はなでしょう。これはさつまいもの はなです。」
 昔、小学校1年生の教科書に載っていました。今はどうかしら。
 
 見れば、けっこうたくさん花が着いています。



 12月並の寒さのときも、葉っぱの陰に隠れるようにしてつぼみが



 サツマイモの花は、沖縄などもっと暖かい地域ではよく見られるそうですが、うちの方では非常にめずらしいです。この花は、日照時間が短くなってから咲くのですが、そのころには気温も低くなって茎が枯れてしまうんだそうです。 
 わたし、ちょっと誤解してました。サツマイモの花は真夏に咲くとばかり思っていたのです。だから今年のような猛烈な暑さの夏には、花が咲いてないかなあと気をつけてみていたのですが、この歳まで見たことはありませんでした。秋、冬に咲くんだったんですね。そうかあ、花の咲く前に芋掘りしてしまってたんだ。
 それにしても、この芋畑の持ち主さん、どうして芋掘りしないんでしょうね。おかげで長年見たかったものが見られてよかったですけど。

 おまけ

 今年はこれが最後かなと思って買ってきたエンサイにつぼみがついていました。
 葉っぱは食べて(さすがにもう固くなってあまり美味しくなかったです)
つぼみを瓶にさしておきました。


 どうなるかな



 ちょっと開いてきました。
 
 以前、エンサイを植えていたときに花の咲いたのを見たのですが、ブログにアップしたかどうか記憶が定かではありません。このままおくと白い、これもまた朝顔に似た花が咲くはずなんですが・・・
   
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小春日のコスモス

2016-11-17 01:27:01 | 植物
 前回の三間町では、11月6日にコスモス祭りが開かれたそうです。ちょっと盛りを過ぎて遅くなってるころかなと思いましたが・・・もう立冬を過ぎましたからね。

 毎週日曜日の新聞にさだまさしさんのコラムが連載されていて、名曲「秋桜(コスモス)」について書いていました。歌詞の中の「小春日和」とコスモスとについて指摘されたことがあるそうです。小春日和とは冬の暖かい日のことで厳密に言えば本来冬にコスモスは咲いていないはずーと。
 小春日とは旧暦10月の温かく穏やかな日のことを言うのであって、それは今の暦では11月から12月始めにかけての季節をいいます。
 このことについてさださんは、「九州では立冬を過ぎて霜が降りそうな時期までコスモスは咲いている。」「僕が九州人であったためにこういう歌詞を平然と書いてしまった・・・どうぞお許し願いたい。」
 わたしはこの一節におおいに共感しました。そう、南国では冬もコスモスは咲いているのです。

 西条市河之内の天川地区、ここの棚田に50万本のコスモスが咲いているというので父を連れて行ってきました。新聞報道では11月の毎週土曜、日曜、祝日にはコスモス祭りが開かれているのだとか。
 JA庄内事業所をすぎてひたすら山の方へ
 すると



 目にも鮮やかなピンクの畑が目に飛び込んできました。
 ここのことかしら?
 道ばたの少し広い場所に車を止め、降りてみました。
 なんとかわいらしい。


 丈が低いので真上から見渡せます。

 ちょうど今が見頃。朝夕の冷え込みが厳しくなって、一段と色鮮やかさが増しているようです。



 しかし、祭りらしい様子はなく、コスモスも50万本もあるとは思えません。そこでもう少し先まで行ってみることにしました。
 かなり山の中に入った頃、やっと会場が見えてきました。

 先ほどの色鮮やかなコスモス畑を見た後では、



 かなりさびしい感じがするのは否めません。もう盛りを過ぎたみたいです。
それでも、棚田のカーブと高低差に調和してすてきな雰囲気。真っ盛りに来たらずいぶんときれいだったでしょうね。





 駐車場近くでは、石焼きピザや農産物も販売され、古民家の家の中が公開されていました。



 ここでは平地がなく、家さえも高い石垣の上に建っていました。
 家の中はこんな感じ



 そうそう、昔の家の玄関ってこんな感じだったよね。
 小さい集落の人々の心意気を感じました。来年はもっと早くに来ましょう。

 さて、もう一箇所コスモスの咲いている場所があります。2,3日前に通りがかったのですが写真を撮れずじまい。そこへも行ってみることにしました。

 ここでは、コスモスどころかひまわりまで咲いています。



 冬の日に夏と秋の花の競演。
 残念ながらコスモスは先日ほどきれいではありませんでした。たった2日ほどなのに。そしてひまわりも刈り取りがはじまっていて、数が減っていました。それでもこの花の多さ



 みーんな同じ方を向いてますね。



 父は久しぶりの外出でとても喜んだのですが、ひまわりを見ることにはすっかり疲れてしまったようです。なんだか急に弱ったような気がしました。

 
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県民総合文化祭合唱公演IN三間

2016-11-15 01:18:27 | 少年少女合唱団
 10月末から11月始めにかけて、県展に出す作品の制作と合唱団のお世話とでとても忙しかったです。そのあげくに風邪を引きちょっとぐうたらしているうちにもう11月半ば

 用意していたネタが古くなってしまいました。が新しいネタを織り交ぜてピッチを上げて更新したいと思います。よろしくおつきあいくださいませ。

 11月3日、県民総合文化祭合唱公演参加のため宇和島市に行ってきました。会場は三間町にある「コスモスホール三間」。天井のあかりがコスモスの花のようにならんでいて、すてきでした。
 この合唱公演は毎年県内の市町持ち回りで行われます。小・中・高校生と大人の合唱団、そして少年少女合唱団の代表(当番制です)と、いろいろな団体が発表するのですが、舞台設定が大人と一緒だとちょっとかわいそう。
 
 反響板が簡易式のもので天井までは届いておらず、子どもたちはピアノの後ろにしか並べなくてー


 人数が少ない上に小さい子ばかりで、客席まで声が届くかしらと心配しました。ああ~やっぱり何人かはピアノの陰に隠れていますね。
 でもがんばりました。

 参加団体は7団体と少なめ。そのうち3団体が全国大会出場を経験しておりハイレベルな合唱を聴かせてくれました。

 その一つ、松山市のお母さんコーラス



 宇和島市の3つの高校の合唱部が合同で歌ってくれました。少ない人数だったけど、こういう形で参加してくれたことにとても好感がもてました。

 

 子どもたちにはとてもいい勉強になったみたい。というのはその3日後に行われた市内の文化祭で歌ったとき、表情がとてもよくなっていたのです。 

 そして今回は一つお楽しみが・・・・・
 
 来るときに立ち寄った道の駅三間でいいものを見つけていたんですよ。帰りに寄ろうねって決めていました。

 それは、「畦地梅太郎記念美術館・井関邦三郎記念館」があって、今、藤部吉人の遺作展が行われていたのです。なんと子どもはただ!

 畦地梅太郎は三間町出身の版画家。山を題材にした木版画が有名です。井関邦三郎は、井関農機の基礎を築いた三間町出身の実業家。館内には井関農機が作ったもみすり機などか展示されていました。そして藤部吉人はやはり三間町出身で石の彫刻家です。「森の魚」という半分は魚半分は木というダイナミックで不思議な魚をたくさん残しています。そうそう、丹原文化会館にもありました。
 三間町ってすごい人を輩出してる。山間の小さな町なのに。

 こぢんまりとした館内に小さな庭があってとてもいい雰囲気



 手前の変な陰は、ガラスへの衝突防止のためにつけられていると思うのですが、この形、畦地梅太郎の「白い像」という作品からとったものでしょうね。

 30分ほど作品を見た後は、この町のシンボル、コスモスを見に行きます。道の駅から広々としたコスモス畑が見えるのですが、そこはバスを止めるところがないというので、美術館の人が、中山池公園というところを紹介してくれました。



 あらあ、すてき。

 



 子どもたちは大喜びで散らばっていきました。

 コスモス畑を歩く少女たち。

 

 なかなかいいでしょ?

 ここにも「森の魚」が置かれていました。



 たった1時間ほどの寄り道でしたがみんな楽しそう。つくづく素朴で素直な子どもたちだなあって思いました。
 バスのなかでは、ご褒美のお菓子を食べ、おしゃべりをし、クイズをして和気藹々と帰ってきました。
  
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秋の味覚

2016-11-03 21:58:28 | 野菜・果物・料理など
 秋の味覚の話題が続きますがー

 そんなにたくさん食べられるわけではないけれど、せめて年に一度は食べたい物

 

 松茸ですよ~
 もちろん国産などではありません。そんなものこのあたりのスーパー、どこを探しても売ってないわ。カナダ産の白松茸です。これだけ入って980円。外国産にしてもお安い方じゃないかしら。
ちょうどトラオの誕生会だったので松茸ご飯を炊きました。



 今年はシイタケの嵩増しはなし。松茸だけです。にんじんの千切りと冷凍庫の栗を入れて、酒と醤油と塩だけでシンプルに。(昆布は入れ忘れた)
 でも、ウマオがパクパクと食べてくれたので、ほんとにおいしかったんだと思う。

 もう一つ、この季節に必ず食べるものがあります。それは



 マコモダケ。不思議な食べ物です。見かけはトウモロコシだけど、中は繊維の多いただの茎。味は癖がなく、ほんのり甘みがあって、ただただ歯ごたえだけを楽しむみたいな・・・
 炒め物などもおいしいですが、やっぱり一番は天ぷらかな。



 ついでにしその穂をどっさり揚げました。これもウマオがパクパク食べるのです。2歳児の食べるものか?
 
 そのマコモダケをどこで手に入れたのか、ぶじお君がプラスティックの桶に植えておりました。また何を酔狂にガマの穂なんか、と思っていましたら、マコモダケだというのです。そういえば大きさはガマみたいですが、葉の印象はもう少し稲っぽい葉でした。
 おお~ 初めて見た。
 
 遊び事みたいに植えていたのに、ちゃんとマコモダケができました。そもそもマコモダケというのは茎に何とかという菌が増えて肥大したものらしいです。それで、食べてみてくださいと言われて料理したのが上の写真というわけです。
 ざんねん、ちょうどよいときに写真を撮ってませんでした。

 最近どうなったかしらと思って見てみたら、



 あらら、割れちゃってる。
 ちょっと不気味なことになっていました。



 ぶじお君、収穫もしないでこれをどうする?

 同じ時期、道端の田んぼにマコモダケ畑が出現しまして、こちらも気になっていたのですがなかなか車を止めてまで写真を撮るチャンスがなく、先日ようやく撮ってきました。



 こちらも、マコモダケはできたのかできないのか、収穫したのかしてないのか全く分かりません。ただ株だけは随分大きくなって、すすきの株みたい。



 で、以前は水を張っていましたが、今は乾いています。マコモダケはこれからどうなるのか、来年まで株は残るのか、まだまだ気になるマコモダケです。
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