あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ピッグプリントの革で

2013-10-25 23:34:03 | レザークラフト
 ピッグー豚革です。 まるで布のように薄くしなやかで、あざやかな模様を染めた革がたくさん出回っています。 革らしからぬ風合いに惹かれて次々と買い込んだ結果、たくさんの在庫を抱える羽目に。
そろそろどうにかしなくちゃと、バッグを作ってみました。 薄いので、ミシンで縫えます。クラフトというよりは手芸ーですね。
 デザインによっては芯地を貼らなくてはならないのですが、厚いのにするか、薄いのにするか、縫い代を除いて貼るか、縫い代にも貼ってしまうか、そのあたりの判断に迷います。 

 去年作ったバッグ。 プリント革でバッグを作るときは形は、模様を生かせるように形はできるだけシンプルにと考えています。



 両側に長い革のタッセルと、同じ革で作ったちょうちょのアクセサリー

 薄い袋を二つくっつけてあります。 そのくっつけた隙間にも、チケットやハンカチくらいは入れることができます。



 今年になって、もっぱらプリント革バッグ造りに精出していました。

 銀やピンクの複雑な光沢がある革。 豪華なので、きれいめの口金を合わせて華やかに。



 同じ革で花を作って縫い付けてあります。 こうしたバッグは、どこかに手仕事の跡を残さないと、既製のバッグに見られてしまいますので。

 和柄のようなプリントはアクセサリーもちょっぴり和風。 手まりのようなタッセルをつけました。 もう一方にはキーなどを取り付けられるようにナスカンがついてます。



 朱と金という華やかないろあいですが、ベージュの牛革と取り合わせるとさわやかな印象になりました。 牛革には型抜きで模様を抜いてあります。

 そして・・・・
 もう派手としか言いようのないバッグ二点。 洋服に合わせてバッグを選ぶと言うよりは、バッグが洋服を選ぶようになるかもしれません。


 見たとたん、こんな形がひらめいて買ってしまった革で



 はで好きのぶじこが気に入った革。



 二つとも口をマグネットで留めています。その代わり内袋は全面ファスナーの大きなポケット付。外側を縫うより、布で内袋を縫う方が面倒だったという二品。

 一番上のバッグ以外は、今開かれている布と革の染色展に展示してあります。 染色教室に通う生徒さんの作品がたくさん展示されていますので、お時間の取れる方は覗いてみてください。

 革のバッグコーナー


 布染め作品 きれいですよ。



 
  布と革の染色展
   10月21日(月)~10月29日(月) 10:00~17:30
   手づくりの店たなか
    
    松山市岩崎町二丁目 9-25 (道後公園駐車場から徒歩2分)


 ついでに・・・・
 県展出品作品をご紹介



 今年6月に旅した尾瀬の印象をついたてにしてみました。 実際にこれと同じ風景があったわけではありません。 たくましく葉が伸び始めた水芭蕉、その下に咲く黄色いリュウキンカ、鮮やかな朱が緑に映える三つ葉つつじの花、赤く色づくモウセンゴケの群れ、広々とした湿地を横切る木道など、わたしの好きな場所を凝縮しました。 その結果・・・・中心が何かぼけてきたかな? いつもそうですが、作品を仕上げてみると、完成の喜びよりも悔いの方が残るものです。

     
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突然・・・・・芽が出た

2013-10-16 00:17:45 | 植物
 ポポーの種。 
 土に埋めておいたのが芽を出しました。



 しかし・・・埋めたのは去年の秋なのよねえ。 
 最初は水やりも欠かさず、「早く芽を出せポポーの種」とばかり鉢をのぞき込んで楽しみにしていましたが、いっこうに芽を出さないものだからいつの間にかほったらかしになっていました。この夏はことのほか暑く乾燥もしました。それなのにー

 9月のある日、まとまった雨が降った数日後ふと見たら、突然に緑の葉が出てました。

 すごい。

 まだ種をかぶったのや



 種のぶら下がったの



 狭い植木鉢にひしめき合っていました。1本ずつ鉢に植え替えたら10鉢もできた! 今すくすく延びていますが、10本もどうしましょ。 まさかこんなにも芽を出すとは。2年ほど前に生えたポポーもあるし、3年前に買ってきたのもある。そのうちポポーだらけになりそうです。というか、植えるところがない!
 暑さ寒さに強い丈夫な木だとは聞いていましたが、種も強かったんですね。

 ついでに言うと、



 アボカドも芽を出しています。こちらは土に埋めてから1ヶ月もたっていないと思います。

 突然にーと書きましたが、もちろん突然にこんなに葉が茂ったわけではなく、わたしがすっかりあきらめて無関心だったから気がつかなかっただけ。

 まだほかにも、いつの間にか芽を出して大きくなろうとしている木を畑で見つけて愕然としました。

 椎茸の原木の置いてあるところで
 こ、これは



 キーウィでしょ? ほぼまちがいなく。 もう2メートル近く蔓がのびています。 5月頃、毎日のようにここに来て椎茸を採っていたのに、気がつきませんでした。 これも「突然に」でした。
 
 さらに



 センダンの木。 これはもう、どこにでも生えていて、ゆだんすると



 こうなります。 先日やっと切り落としてもらいました。

 まだまだありました。



 何の木かわかりません。
 
 それから



 しきび(しきみ)まで!

 さらにさらに



 けやきかな? これも大木になります。

 これらが椎茸の原木のある小さな空間に生えていたのです。いずれも春には気がつきませんでした。

 そして少し離れた柿の木のそばにはクスノキまで。

 とてもとても人が管理している土地とは思えない有様になっていました。 で、このキーウィ、どうしよう?
 
  
コメント (12)
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夜の動物園

2013-10-03 00:46:58 | お出かけ
 10月の毎土曜日、また夜の動物園が開かれるそうです。また、というのは、8月にもあって、おばさん、熟女3人で行ってきたのですよ。
 夜の動物園が開かれる日は、夕方5時でいったん閉園、5時半に再び開園されます。渋滞を予想して早めに出かけたら案外順調に流れていて、5時には動物園に着いてしまいました。

 早めに来てよかった。すでに近くの駐車場は満車になりかけていました。近くのとはいえ、かなり歩きます。いろいろな動物の足跡をたどっていくと入場口にたどり着くという仕組み。

 あらまあ!



 まだ30分もあるというのに長蛇の列でした。わたしたちの後ろにもながーい列。予想以上に人気があるようでした。

 待ちきれない子どもたちが階段を上ったり降りたり、兄弟げんかしたり・・・・ やっと入場です。

 夏の5時半はまだ明るくて、昼間と変わりません。


 明るさもだけど、気温も暑い。入り口で配られたシロクマピースのうちわがありがたかったです。


 入り口近くで出迎えてくれた、クロザルのしじみちゃん。



 ちっともじっとしてくれないのでうまく撮れません。

 動物のえさやり体験などいろいろなイベントが用意されていました。
 
 オランウータンの空中散歩



 あらら、終わってました。

 
 たまたま通りかかって見られたもの。

 あしかのえさやり

 

 ラクダへはおやつを


 今まで寝ていた虎がなんだかイライラと歩き回りだしました。えさやり体験にはまだ時間があるのに、すでに希望者の列ができていました。もしかしたらおなかがすいていたのかも。



 猿には自由にえさをあげることができたようです。



 受け方は上手なんだけど、子どもたちの投げたえさはなかなか檻まで届かなくて、ちょっとおさるさんが気の毒。

 わたしが最後に動物園に来たのは、多分10年近く前だと思うのですが、あれから動物園の設備も変わっていました。前述のオランウータン舎もですが、レッサーパンダ舎も、





 レッサーパンダが人の頭上を自由に行き来できるようになっていましたし、
 ライオンは2階のガラス張りの部屋からそっと見下ろすことができます。ライオンもようやくのそのそと動き始めました。



 8時前、あたりはだいぶ暗くなって、写真を撮るのも限界に近づいてきました。最後に、ヒョウのえさやりを見てから帰ろうということになりました。

 ガラス越しですが



 美しい~

 長い竿の先にえさをつけて表の檻に近づけると



 見事なハイジャンプで、一瞬のうちにえさを捉えます。見物人の中から

 うぉ~という感嘆の声

 このハイジャンプをみせるために朝からえさをお預けされていたヒョウは、おなかがすいていたのでしょう、5,6回も繰り返しジャンプしてくれました。

 楽しかったです。大満足で動物園を後にしました。 しかしこのあと、まさか自分たちも食事のお預けをくらおうとは予想もしていませんでしたが。

 動物園の近くの、ちょっと人気のあるレストランで食事をしようということになって、お店に入ったのが夜の8時20分頃。注文はしたものの、待てど暮らせど料理がでてこない。スタッフの一人が、「2階の宴会に手間取って・・・・」とお詫びの説明に現れたのが9時。
 遅すぎるでしょ。
 スタッフが足りなくて手が回らないなら、入ったときに説明してくれなきゃ。あの時間ならほかの店に行くこともできたものを。そろそろオーダーストップの店も出そうな時間に、もう少しお待たせしますと言われてもねえ。
 店内はほとんどがお子様連れだったのですが、あるお母さんは、
「子どもはもう眠たいんですよ。二度とこの店には来ません。」と怒りをあらわにして出て行きました。
 ごもっとも。
 君たち、もっと騒いでだだをこねてもよかったんだよ。そうしたら店の人ももっと早くに気づいたかもしれないのに。
 あの人たち、どこかいいお食事場所は見つかったかしら。
 我々3人は仕方なく待っていましたよ。今更ほかの場所を探す気力もなかったし、店の対応の悪さをさんざんこき下ろして時間つぶしできたので。

 結局最初のサラダが出てきたのは9時20分。さっきのヒョウみたいにがつがつと食べてでましたが、我が家へ帰り着いたのは11時でした。
  
 

コメント (7)
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