あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

初めての大角公園

2017-02-26 23:21:28 | お出かけ
 今見頃だという河津桜を見たかったのです。しかし、糸山公園のさくらは今年は見られないとかで大角公園まで足を伸ばさなければなりません。行ったことないけど道は大丈夫か?
 昨日父は、デイサービスで網敷神社の梅を見に行ったらしいです。ヘルパーさんの言うのには、帰ってきたときは車に酔ったらしく、血圧も高かったと。大角公園まではその倍の距離がありそうです。ロングドライブに耐えられるか? 父が歩ける範囲に桜が咲いているか? 不安はありましたけど、行ってみました。

 おかしい、行けども行けども公園に着きません。わたしはナビをつけていませんが、地図を見た限り今治から一本道。簡単に行けるはずだったのに。
 いったん海の見える場所に出て、それからまた山道に入ったきり、海からは離れた場所を走っているようでした。
「じいちゃん、ごめん。行けそうもないわ。」
すると
「ドライブに来たと思えばええがや。わしゃ、海は好きじゃけん。」
と、めずらしくしっかりとした口調で慰められて、わたしは元来た道を引き返すことにしました。実際はその道をまっすぐ行くと、ぐるっと回って今治に帰れるようになっていたのですけど、ちょっとあきらめきれなかったので。

 帰り道、再び海の見える場所を走っていると

 あった!

 左側に上品な看板が立っていました。ああ、来るときここらへんで反対側の何かをよそ見してたなあ、それで見逃したのか。
 今度は自信を持って山道を登りました。すると



 道ばたに鮮やかなピンクの塊が現れて、父も歓声を上げました。(写真は帰り道に撮ったので反対側になってます)

 都合のよいことに駐車場に1本の、今まさに見頃の木がありました。



 右下にぼろっちい倉庫みたいなのがあったのでそれはカット(笑)

 駐車場の周辺には和ズイセンが咲いています。ここは、ノジギク、ツワブキ、スイセンと、秋から冬にかけて咲く花で有名なところです。



 マスコミにもたびたび報じられる名所なのですが、何十年も東予に暮らしていて来るのが初めてとは!

 木にはメジロがいっぱいいて花の間をちょろちょろ。こんな近くで!チャンスとばかり狙いましたが


 失敗



 また失敗



 父を車内においてかなりがんばったのですが、収穫はありません。しまいには「ピントはいずこ」のような写真ばかりになったのであきらめて、もう少し上まで狭い道を上っていきました。すると、
 うお~、あそこもきれいじゃない?
 おお!そうじゃのう



 そこは絶好の撮影スポットらしく、カメラを構えた人が何人もいて、三脚が車にひっかかりそう。そのぐらい狭い道でした。

 遠くにしまなみ海道が見えます。
 
 

 ご夫婦らしいカップルの楽しそうな姿、ごめんなさい、仲良しの間にわざと割り込んだみたいで気が引けるのですが、偶然です。

 花の間に透けて見える砂浜の白さ、淡い海の水の色


 目の前に花の塊がいくつも



 幹や枝もおもしろい



 下を覗くとこんな海



 白い砂浜では海水浴もできそうでした。
 いいなあ、子どもたちが喜びそう。 

 よかった、二人とも大満足で帰りました。なのに父は
 「神社にお参りに行っただけじゃ」とヘルパーさんに報告しているのです。ああ~


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野菜畑で

2017-02-22 22:51:35 | 野菜・果物・料理など
 ぶじこが野菜の収穫に行くというので、ついていきました。
 わたしのお役目は、腕白怪獣のおもり。しかし、その必要もなかったようで、孫たちは、広々とした畑で嬉々としてお手伝いに励んでおりました。

 「うんとこしょ、どっこいしょ」とかぶ大根をひき
 変な大根に大喜び



 大きな大根をえっさえっさと運びます。



 この大根、トラオの足の長さほどもあって、さすがにこれはずるずるとひっぱっておりましたた。

 キャベツも一つ一つ抱えて運び出しました。このキャベツ、よく見ると



 ぎざぎざに切り裂かれたよう。

 おまけに汚いし



 なぜかみかんの皮?
 
 そこでやっと気づきました。
 普段人気のないこの畑は、鳥たちの天国になっているのだと。
 ブロッコリーの葉っぱもこのとおり



 冬は虫が少ないから野菜がきれいに育つと思っていたのですが、思わぬ敵がいました。

 隣は広々としたケール畑です。ケールはとある青汁製造会社が有機栽培で育てています。長年放置された畑は、農薬や化学肥料が抜けて、有機栽培には都合がいいのだと聞いたことがあります。

 このケールもこのとおり



 鳥にもうちの野菜やケールが安全だとわかるのでしょう。

 ところで、ケールって葉っぱを一枚一枚もぎ取って収穫するって知ってました?



 わたしはつい最近まで知りませんでした。 こうやって下の方から大きくなった葉を欠いていき、春になるとトピアリー仕立ての木のような姿になります。

 ターサイはほとんど収穫してしまったようです。きれいなフリルの中から花が覗いています。どんな花かな? わたしはまだ見たことがありません。

  

 美味しい冬野菜に花が咲いてしまうのは残念ですが、春が来るのは楽しみです。
 そうそう、今朝初めてウグイスが鳴きました。

 
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網敷神社の梅

2017-02-19 19:50:05 | 植物
 日曜日、雲一つない快晴です。風もなくぽかぽか陽気です。新聞に、志島ヶ原の梅が見頃、という記事が載りました。これは父を連れて出かけねばなりますまい。
 木曜日に実家に連れて行ったばかりなのに、何ヶ月かぶりのおでかけだと喜んでいます。

 父を連れて梅を見る場所はここしかありません。駐車場が広く、梅林が平坦地で、車を降りたらすぐ見られる場所。



 今治市の桜井にある網敷神社の梅林です。 

 神社の近くは人がいっぱい、車もいっぱいでした。でも梅林近くの駐車場にはまだ空きがありました。
 見頃とは言うもののまだつぼみの多い木もあって、あとちょっとという感じがしました。
毎年、このアングルで写真を撮っているような気がするけど

 

 すこしばかり迫力に欠けるような・・・・

 よく咲いているのは紅梅で、薄いピンクも濃い赤もどちらもきれい。






 白梅はまだつぼみが多かったですが、見頃のもありました。



 ここの白梅だけはどれも満開


 若い木は同じ種類を何本か固めて植えているらしく、白も赤も一斉に咲いていてきれいでした。

 白い花も清楚で好きです。
 
 



 満身創痍といった風情の老木が心に残りました。



 幹は裂け、残っている枝もわずか
 
 でも、残った枝には花がついています。命つきるまで懸命にー


 がんばって来年も咲いてほしいですね。

 
 網敷神社のある志島ヶ原の海岸は松林もすばらしく、堂々とした風格の松がたくさんあります。



 その松林の中に神社もあって、なかなか興味深いのですが、父の体力が持ちませんのでさっさと帰ることにしました。
 父曰く
「花は同じじゃが、行くたびに違うけんのう。」
 つまり、毎年同じ場所で花を見ても、その様子は見る度に違う。と言うことらしいです。
 そうそう、だから同じ場所に行っても楽しめるのよね。 
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同じ型紙で

2017-02-15 20:16:57 | レザークラフト
 月に1回、気の置けない友人3人とレザークラフトを楽しんでいます。
 そもそもの始まりは、そのうちの一人が古い布製のショルダーバッグを持ってきたことから。

 もうくたびれてしまったんだけど、とても使いやすいから同じ形のバッグを革で作りたいと。型紙は元のバッグのサイズを測り、彼女が自分で作りました。銀色の柔らかい革があるから、それにで作りたいと言います。
 で、私も一緒に作ってみることにしました。

 はい、出来上がり

 

 って、魔法使いみたいですけど、実際は時間がかかっているんですよ。
 左が私、右が友人のです。同じ型紙を使ったように見えます?

 まずは友人のから



 元のバッグには革のポケットがついていました。その部分はゴードの革に電気ペンで模様を描き、アクリルカラーで染めました。模様は私が持っている図案集から。
 シルバーを混ぜて光沢のある仕上がりにしています。革製だけど軽くて使い勝手がいいそうで、写真を撮らせてもらったときにははやくたびれ気味

 わたしのは



 手抜きしました。
 ポケット部分はオーストリッチの端革を縫い合わせたもの。何年か前東京の革屋さんで買っていたもの。やっと日の目を見ました。
 模様を入れる手間は省いたけど、ポケットは縦ポケットをつけてますよ。



 このポケットをつけるのに少々苦戦しまして、なぜか表が少し大きくなりました。なのであちこちつじつま合わせをして、結果予定より大きくなりました。二つのバッグが大きさが違うのはこういうわけです。ただ、だれもつじつま合わせには気づかず、わざとこういうデザインにしたかと思ったそうです。

 裏側は



 表にファスナーポケットがあるので、裏はマグネットで留めるオープンポケット。これが旅先では便利なのです。観光施設でもらうパンフレットを突っ込んだり、ガイドブックを取り出したり、町歩きの時でもハンカチやティッシュはここに入れておくとさっと取り出せます。

 二つのバッグのできばえにほかの二人が触発されました。



 私が使った革の残りと牛革のポケット。模様は先の彼女と同じデザイン集からとっていますがまたまた違った印象です。

 残る一人はまだ制作中。これまたがらっと違った雰囲気になるでしょう。できあがるのが楽しみ。
 同じ型紙なのに革の素材と模様とで全く違って見える、この楽しさにはまりましてもう一つ作ってみました。



 ポケットは、ヌメ革にカービングして黒一色で染め、金のアクリルカラーを塗り込んであります。模様は私がデザインしたもの。
 ヌメは硬いのでファスナーポケットにせず上から出し入れできるオープンポケットです。その代わり、裏にファスナーポケットをつけています。



 いやあ、おもしろい。こんなにいろいろ作れるとは。そして私のデザインしたバラの模様も、色のつけ方を変えたらそれこそ何十通りものバッグができそう。
 そんなことを考えていた頃、義妹から、海外旅行に持って行くのでこのバッグを作ってほしいとリクエストされました。ただし、ミラーレスの一眼をバッグに入れたいとのことで、幅と底のサイズを1センチほど大きくしましたけど。 それと、旅先で2通りの使い方ができると便利かなと思ってツーウェイ仕様にしました。
 だけど、残念! 出発ぎりぎりにできあがったので写真を撮るのを忘れていました。とっても重宝したとのことです。よかった。
  
 まだまだ続きます。
 最初に作った友人が、今度は昔作ったポーチを使って同じバッグを作りたいそうで、できあがったのがこれ



 バッグのかぶせにポーチを使ってあります。 これ、とっても使いやすそう。ふたが深いので、がばっとものを入れてがばっと取り出せます。こうなると同じ型紙とはとても思えません。
 彼女は今三つ目を制作中。昔作ったバケツ型のバッグにカビがはえたので、きれいなところだけをポケットに使うそうです。おもしろいポケットになりそうですよ。
 
 そしてわたしもエンジの革でもう一個作ろうかなあと思案中。
 
 
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才色兼備の野菜たち

2017-02-12 23:43:18 | 野菜・果物・料理など
 野菜作りに熱心なぶじおくんがいつも戸口に野菜を置いていってくれます。それが美味しくて、見た目もきれいなの。女性で言えば才色兼備
 たとえば


 ターサイです。フリルいっぱいのスカートを広げたようでおおきさはバスケットボールくらい。とってもきれいです。さっと炒めて使えるので私のお気に入り。ちょっと苦みがあるけれど、ソーセージやベーコンや、ちくわやかまぼこ、どんな食材とも合います。


 珍しく台所まで持ってきてぽんとそこらに起きました。



 こんな時は、何か質問があるか、自慢したいか。名前は聞かなくてもわかります。今年は日に当てず大事に大事に育てたらしいです。



 中から出てきたのは真っ白なカリフラワー。ふわふわのアイスクリームみたいでこれもほんとにきれい。会心のできだったようです。かじってみるとほんのり甘みがあります。
 
 とにかく今年の野菜は甘い。大根も、かぶも、キャベツもほうれんそうも。育てた本人が
 「どうしてでしょうね?」
 と首をかしげています。確かによい肥料を使ってはいるらしいのですが。

 ほうれんそう。


 寒さで葉が縮んでいますが、こういうのがあまくておいしいんだと、何かの番組で知りました。あまり手を加えずにおひたしにしましょう。



 この赤い根元の部分が特に甘いのです。でもわたしは子どもの頃からこの固いところが嫌いで、できるだけ避けてきたのですが、あまりにも甘いので、食べやすく薄切りにして全部食べました。

 大根も蕪も傷がなくて真っ白。
 大根は甘くて辛みがないから、おろし大根のからいのが好きな人には物足りないかもしれませんが、わたしは大好き。
 
 きのこと納豆のみぞれあえを作りました。



 あれ?わたしきのこを煮るのにみりんを使ったかな?思わず煮汁を確かめてみたほどです。それくらい大根が甘かったのです。

 かぶのクリーム煮もいろいろ野菜を煮込んだミネストローネも、砂糖を入れたように甘い。かぶぎらいのぶじこがかぶを食べるようになりました。知り合いにお裾分けしたら、ウマオと同い年の女の子が「かぶがおいしかった」と何度もいうんだそうです。

 これもかぶです。


 細長くて上の方がちょっと紫がかったきれいなかぶ。今ピクルスにしています。
 ただ、酢の物にしてとても美味しかったので、次はスープにしてみたら、苦かった・・・生食用のかぶだったのかも。ふつうのかぶよりもしゃりしゃりとした歯ごたえがあります。

 ブロッコリーもきれいですよ。たまにはこんなのもありますが。


 ああ、もったいない。花を咲かせちゃった。 今が最盛期らしく毎日毎日くれるので食べきれません。知り合いの料理屋の女将にあげたら、「茎の方が甘いんぞね。」とおっしゃる。それは知っていましたが、茎は皮を剥かないと固いので敬遠してました。が、いい方法を見つけました。それは
 
 丸ごと茹でる
 それから小房にわけて、残った大きい茎の皮を剥くのが一番手っ取り早いです。

 例外的に見かけの悪い野菜もありますけどね。
 キャベツはなぜか葉っぱが割れて、ロールキャベツがつくれません。でも、炒めてポン酢をかけたのがわたしのお気に入り&お得意料理(料理とも言えないほど手抜きだけど)
この間ぶじこがお好み焼きを持ってきてくれたのですが、それがいつもと違って甘かったので、砂糖を入れたのかと聞きましたら、いつもの作り方だと言います。甘いのはキャベツのせいではなかろうかと。
 白菜は、穴だらけで(虫食いの)外の葉っぱを捨てて使っていますが、なかに深~い穴が一つ二つあって、それは要注意なんです。穴を探っていくとヨトウムシが丸まっているので。
いえいえこんなことでびくびくしていては美味しい野菜は食べられません。虫食い=無農薬ってことですから。これは蒸してポン酢をかけるだけ。ポン酢、大活躍です。

 そうそう、忘れるところでした。
 高菜もいっぱいできたんだそうです。わたしは湯がいて炒め煮にするのが好きですが、ぶじおくん、消費に困って漬け物にしました。これがまた、いい出来で・・・・



 分けてもらったのをちびりちびりと食べています。これ、みじん切りにしてチャーハンにするとおいしいんですよ。

 というわけでことし我が家は野菜中心生活。美味しい野菜はあまり手を加えなくても十分美味しいから調理の時短にもなるし、砂糖の消費量がうんと減って経済的。
 ただ・・・
 外食すると野菜が美味しく思えないんですよ。せっかくお金払って食べてるのに。
 
  

 
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森の交流センターで

2017-02-08 17:53:11 | お出かけ
 年末の入院以来ずっと車いすだった父。なんと元通り歩けるようになりました。退院して1ヶ月足らず、デイサービスでのリハビリのおかげです。よかったよかった、これでお茶を飲みにも、食事にも連れ出せます。
 さっそく弟夫婦と食事に出かけました。それが、先日のでっかいじゃこてん。そして食事の後、東温市にある愛媛県森の交流センターに行くことにしました。そろそろ梅が咲いているんではなかろうか、ということで。これが1月29日のことです。
 弟はまだじゃろと疑っていましたが、わたしは、こちらの梅畑で南高梅が咲いているのを知っていましたから、きっと咲いているだろうなと思いました。

 
 ぽつぽつと咲いておりました。車いすを貸してもらえるので、遠くまで歩けない父も散策を楽しめました。

 

 

 
 ハウスの横には大きな白梅の木があって、ここはたくさん咲いていましたが・・・



 ほかの木は小さくて、満開になっても貧相かな? 梅だけを見るならほかにもよいところがありますね。交流センターのねうちは、こうした園芸用の樹木だけでなく庭木には使われない多様な木が、それもかなり大きい木が自然の姿のまま残されているということだったのですが・・・


 敷地の一部に県警機動隊の庁舎が建てられることになり、たくさんの木が切られてしまいました。一部は移植されてはいましたが、


 



 あのたくさんの椿がこんなに少なくなってしまっただけでももったいないとわたしは思いました。
 弟は
「ここを桜と梅と椿だけにしてしまうのか。」と怒っています。
 義妹は
「署名運動でも何でも、もっと強く反対すればよかった。」と悔やんでいます。
 貴重な木がたくさんあったんだそうです。
 関心のないものにとってはどうでもよいことなのかもしれません。予算やその他やむを得ない選択だったのかもしれません。

 でもこんな様子を見ると

 
 なんだか切なくなってしまいますね。何十年もかけて育った木は、たとえ新たに植えたとしても一朝一夕には戻らないのです。
 
 明るく開けた場所にこんなところがあって


 このタンポポのようなものなんでしょう。


 つわぶきの綿毛のようですね。そばに冬イチゴの葉も見えます。立ち枯れのざっそうやアケビの絡んだ木。ここだけが荒れ地の様子をとどめています。そうそう、こういう雰囲気もこの交流センターのよいところかも。

 名前のわからない鳥の鳴き声が盛んに聞こえて
 枯れ葉の上を、我々には目もくれずえさを探している鳥もいます。

 「シロハラ」かな?

 田舎は自然に恵まれているというものの、子どもにとっても安全で明るい森が残されているところはそうそうありません。だから私たちはちょくちょく来ていました。トラオが赤ちゃんの時からお花見はここだったんですよ。
 かえすがえすも残念ですね。
 
 そうそう、入り口の木蓮の木はそのまま残されていました。3月になったらまた来てみましょう。
  
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節分の日の巻き寿司

2017-02-04 22:26:28 | 野菜・果物・料理など
 あえて恵方巻きとは言いません。言いませんとも。そう、ただの巻き寿司。
 しかし、あっという間に広がっちゃいましたね。日本のどこかで行われていた風習が。ハローウィンといい、バレンタインデーといい、お金に結びつくことはすぐに日本中に広がって、田舎の素朴な風習は廃れる一方。密かに無駄な抵抗をしているあた子ですが、ことしも巻き寿司は作りました。だって、テレビのコマーシャルや、チラシを見ているとおいしそうなんだもの。

 ただ、今年は何かと忙しかったので、保育園にお迎えに行く時間までに全部の準備はできませんでした。
 大慌てで具材を並べ巻きました。どれもこれも雑で汚らしい写真ですみません。
 
 太巻きの具。 
 
 うっかり濃い口醤油を使ったものだからどれもこれも茶色い。干瓢がうまく炊けなくて使うのを断念。三つ葉が手に入らなかったのでキュウリを使ったけど、これはよくないですね。キュウリの部分だけが水っぽい。ほうれん草か何かを湯がいていれたほうがよかったなあ。実際はそんなひまがなかったんだけど。

 サラダ巻き

 
 キュウリ、アボカド、海老、卵。あれ? かにかま入れるの忘れてる。今気がつきました。

 海鮮巻き


 鯛、ハマチ、いか、サーモン、大葉、貝割れ。 この大葉がトラオには不評で、せっかく大好きなお刺身たっぷりの巻き寿司を残してしまいました。
 
 写真はないけど エビ天巻き
 市販の冷凍エビ天、レタス
 これは、エビ天が2割引で売っていたので急に思いついたもの。これもイマイチね。というのは、エビ天の衣が化学調味料の味がきつくて・・・我が家の味覚には合いません。

 忙しい思いをしてたくさんの具材を用意したけれど、海苔10枚分も巻けませんでした。しかも、巻く段になって巻きすを処分したことを思い出しました。6月の長雨で、完全に乾燥させてしまっていたはずの巻きすにカビが生えてしまったのです。
 でも、大丈夫。2,3日前にテレビで見たあの方法で。

 それは・・・巻きすを使わずに手だけで巻くという方法。そのほうが上手く巻けるというのです。それも海苔を半分に切って巻くといいらしい。で、やってみたのですが、なるほど、簡単でした。でも仕上がりが・・・・



 米粒だらけになるんですよ。海苔の上にご飯を広げ、その手で海苔を持つものですから。やっぱり巻きすが要りました。後で、いちいち布巾で手を拭けばよかったんだと思いましたが・・・急ぐとだめですねえ。

 恵方巻きじゃないから包丁で切ります。



 ハーフサイズで巻くと、はしっこの具の飛び出たところが2倍できます。きれいな切り口がいっぱいーとはいえず、今年の巻き寿司はどうも見栄えが悪くていけません。それでも4種類の寿司の代表選手に集まってもらうと



 しあわせ巻き
 
 おいしくいただきました。2歳のウマオには海苔が固かったらしく悪戦苦闘していましたが。おまけにレタスもきゅうりもアボカドも、つまり緑のものは全部手でほじくりだすものだから、テーブルもお顔も服もズボンも、なぜかサイドボードもごはんだらけ。

 

 なんだかバタバタの夕方でしたが、節分の度に孫たちの成長を感じます。鬼が怖くてたまらなかった2年前のトラオ。豆まきの意味がわからずその場に落としてしまった去年のウマオ。でも今年は二人で元気よく豆をまきました。もう鬼はこわくないそうです。
 ですが、鬼が来ないように節分飾りは作りました。

 相変わらずクリスマスホーリーの葉です。



 今年はいっぱい赤い実がなったのですが、小鳥たちが食べてしまって、奥の方に少しだけ残っていました。

 タラの木が手に入らなくて、スーパーで買ってきました。



 ???これ、どこの地方のなんでしょう。 先についているのは、もっこく?とべら?
 初めて見る形でした。
 これと、鰯の頭とを割り箸につけて、玄関のプランターに挿しておきました。


 鰯の頭が・・・・・生の鰯を使ったものですから生々しくて、鬼じゃなくてもちょっといやかも。
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カフェ巡り3

2017-02-01 18:24:19 | ランチ・カフェなど
 翌日、急にお休みができたぶじことぶじおくんとで昼ご飯を食べに行こうということになりました。最近友達から情報を得た古民家カフェ。
 ところが車に乗り込んだとたんぶじこが
 「ショック、今日休みになっとる」
 なので別の店に。
 同じく古民家カフェ。ここのスイーツがとってもおいしんですけど、ランチも食べられるんですって。
 そこで道を変えて行ってみたら・・・
 あら、赤いのれんが出てない、もしかして休み?
 「そりゃあ、ぶじことお母さんとがそろったら最強ですよ。ぼくはとてもかないません。」と笑うこと。
 解説しますと、ぶじこは強烈な雨女、ぶじおくんはとってもラッキーな晴れ男、わたしは自称晴れ女だけど、子どもたちに言わせれば雨女だという。いかにぶじおくんがラッキーボーイでも2対1ではかなわないというのです。
 おまけにあいにくの月曜日で、定休日のところが多いんですよねえ。
 なら「デデカフェ」はどうだ?

 運良く開いていました。

 客席から入り口の方を見たところ



 みなさんここをUPしてますねえ。だけど、
 天井のこの素材がいったい何なのかわかる人はなかなかいないみたい。


 
 いろいろなドライフラワーが飾られていたのですが、左上のきらきらした蔓は、山芋の花ですね。

 さて、2種類のメニューの中から、タルティーヌを頼んでみました。



 おいしそう! 見た目が楽しいね。今治リリオベーカリー製のパンにラタトゥイユとかえびとかスモークサーモンとか載せています。ちょっとしたパーティーに応用できそう。おいしさはまあこういうものですからめちゃくちゃ美味しいというわけでもないけど普通かな?もう一切れぐらいほしいかも。

 飲み物は詳しい説明が書いてあってゆっくり選んでくださいと言われたので、じっくり読んでみました。
 エクアドルの何とか農場産 ニカラグアのサンホセ農場産・・・あと忘れました。それぞれ特徴のある味と香りなんだそうですがなんじゃらほい。コーヒーにはかなりこだわりを持っているようですね。コーヒーにはこだわりのない私はおもしろそうな飲み物をチョイス。フルーツ&フラワーティーだったかな?その中のエディブルフラワーというのにしたんだけど、どんなもの?

 
 

 大きめのグラスにきれいですね。ローズマリーとレモンのお茶でした。

 デデカフェはキュウリ封じで有名な世田薬師の近くにあります。昔なら絶対にこんな場所にお店なんか建てないでしょうが、今は評判がよければ松山あたりからでもお客さんが来る時代です。
 増えましたねえ、へんぴなところカフェ。少し離れたところには元祖へんぴなところカフェともいえる「櫻櫻」があります。花木に埋もれるように立っているそのカフェは今でも人気みたいです。それから古民家カフェ。建物が、それ自体で味わいのある雰囲気をもっていますから、活用大賛成。
 でも、ちょっと多すぎるんじゃないか? 今はカフェブームでいいけれど、おしゃれな建物も古くなって、こだわり抜いたメニューも移り気な消費者に飽きられて、それを克服しながら生き残れるカフェが何軒あるかしら。でも、がんばってほしいな。応援したいけど、今回はたまたまの特別。いつもいつもカフェ巡りは無理ね。軍資金が続きません。

 おまけ
 弟夫婦と父とわたしとで食事に行きました。92歳の年寄り連れではおしゃれなカフェははいりづらく、大学病院近くのうどんやさんへ。そのとき義妹の頼んだじゃこてんうどん



 じゃこ天が両手のひらを広げたくらいありました。
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