あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

柿畑の子ヤギ

2008-08-10 00:46:34 | ペット

 ついこの間から、近所の柿畑に子ヤギがつながれています。 オス、メス一匹ずつ。 黒と茶色の子ヤギです。 


 かっわいい~。
 


 なのに、あいにくカメラ行方不明中でしたので、今日こそはと、写真を撮ってきました。


 この間はちょっと緊張してたのでしょうか、ちかづくと横を向いてメエェ~、メエェェ~と誰かを呼ぶようにないていました。

 「ちょっとー、ここにへんなおばちゃんがいるよー、おとーちゃん、きてちょうだい。メエェ~」 


 でも、きょうは興味深そうに近寄ってきました。 もう覚えてくれたのかな?



 手前の黒いのがオス、茶色のやや小柄なのがメスと思われます。 ヤギの目っておもしろいですね。 トロンとしてとてもやさしそう。


 今日はだいぶリラックスしています。
 柿の若木に額をこすりつけてごしごし掻いたり



 お兄ちゃんに甘えてみたり



 そのうちに女の子は背伸びをして柿の葉を食べ始めました。 こらこら、食べ物は下にいっぱいあるでしょうが。



 すると男の子もまねをしてー
 とうとう2匹でむしゃむしゃ。 いいのかなー、だいじな柿の葉を。



 とってもなかよしの2匹。 また遊びに来るからね。



 夕方になると、めえぇぇ~、めえぇぇ~、とさかんに啼く声がうちまで聞こえます。 高い澄んだよく通る声です。さびしくなったかな?


 それを聞いていてわたしはふいに6年生の教科書に出ていた「川とノリオ」を思い出しました。
 


 戦場で父を、原爆で母を失ったノリオはじいちゃんと暮らしています。 じいちゃんの工場の子ヤギの干し草刈りがノリオのしごとです。


「青あおしげった岸辺の草に、サクッ、サクッとまたかまを入れだすと、さくらの木につないだヤギっっ子が、ミエエ、ミエエとノリオをよんだ。
 かあちゃんヤギをよぶような、ヤギッ子の声。
 ・・・・・・・・
 サクッ、サクッ、サクッ、かあちゃんかえれ。
 サクッ、サクッ、サクッ、かあちゃんかえれよう。」  いぬいとみこ作「川とノリオ」より
 
 小学2年生のノリオの目をとおして静かに反原爆、反戦を訴える名作です。


 あのころ、わたしがこのヤギのなき声を知っていたら、子どもたちの中に知っている子がいたら、最後のこのシーンはもっと深い哀切の気持ちをもって読んでいただろうに。 子ヤギの声ってほんとうに誰かを呼ぶような声なんです。


 きょうは長崎の原爆忌ー


 


 ところで、今朝から頭をひねっているのですが・・・・・
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 だって、ひとり20ページも読んでいるという勘定ですよ。 ありえません。 もしかして、 はじめっから延々と読まれた方が4,5人いらっしゃるってこと? もしそうだとしたら・・・・ありがとうございます。


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コメント (2)
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