あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

まちがえてたー

2007-11-30 00:44:09 | 植物

 赤い鳥ことり・・・・1番
 青い鳥ことり・・・・3番でした。 
 で、2番の白い鳥ことりをどうしようかなあ。 画像少ないし(半分落ちたシロシキブとすずめうりだけ) とばそうかなあ。 迷っていたのですが、 おととい新居浜市へ行く途中、白い実を見つけたので、やっぱりUPすることにしました。 ただし、今日のテーマは、我が家の紅葉です。


 この実は何でしょう。 遠くから見ると白い花のように見えます。 わざわざ車から降りて見てみました。



 これは、ナンキンハゼですね。 夏にセミが鈴なりに群がっていた、あの木です。 ナンキンハゼの葉は秋になるとすばらしく紅葉します。 Y小学校のナンキンハゼはとりわけ見事な紅葉でしたが、毎日毎日落ち葉をはく掃除当番の子は大変でした。 
 もみじばかり追いかけていたけど、いろいろな木が紅葉してたんだなあ、と改めて気づきました。 ただ、去年より1週間ぐらい遅いような気がします。


 ナンキンハゼの紅葉は、色の変化が複雑ですてき。


 


  


  改めて我が家の周りを見てみたら、小さな紅葉があちこちに見られました。
  まず、ひときわめだつもみじ。 残念ながら上の方は枯れかけています。 下から見上げると、一段と色鮮やかです。 このもみじは、新緑の時もこんな赤い葉で、1年に2回楽しませてくれるんですよ。



  実ばかりが注目されますが・・・・・ ブルーベリーの紅葉も美しいです。 まだ上の方しか色づいていませんが、こんなふうにあざやかな赤色になります。



   百日紅の若木。 



 赤い葉の中に秋の空のような色の花があざやかです。 名前がわかりません。



 ユキヤナギ。 下から上へのグラデーションが柔らかく奔放に伸びた枝をより美しくみせています。




 毎朝、ここにウグイスがやってきて鳴いているのです。 わたしがじっと見てるのも知らないで。 長年暮らしてきていながら気がつかなかったけれど、わたしのまわりにはこんなにも豊かな自然があったんだと、いまさらながら驚かされます。

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青い鳥ことり なぜなぜ青い

2007-11-29 00:16:21 | 植物

 青い実をたべた


 前に登場したクサギ。 熟すとだんだん黒くなります。 草木染めにはもう少したくさんの実がほしい。クサギって一斉に実にならず順々になるんですね。 まだ花もさいています。



 これも前に登場したイシミカワ。 放っておくと木を覆い尽くし、しかもとげとげがあって簡単にはさわれない、やっかいな植物ですが、青い実は変化があって、ぶどうみたいな形でとても魅力的。 葉が紅葉しかけていてきれいです。



 名前がわかりません。 ビナンカズラと同じ場所にありました。 



 ヤブミョウガにも実がつきました。 写真が悪いのですが、ラピスラズリのような深いブルーです。



  ノブドウ。 



 下の娘が保育園に行っていた頃のことです。
 「あのね、今度の日曜日ね、お母さんのお用事がすんだらおさんぽに行きたい。」「時間があったらね。」
 日曜日
 「お散歩行ける?」
 よっぽど行きたかったのでしょう。 家事をそこそこにすませ、わたしたちは出かけました。 うちからほんの2,3分歩くと広い大きな道に出ます。 歩道の脇は柿畑、みかん畑が続いています。 その一角にカラスウリや葛の生い茂った藪がありました。 ふと見るとそこにノブドウが。


 「これ見て、見て!」とわたしが言うのと 娘が、「あっ、これ!」と言うのとが一緒でした。


 「この前、保育園でお散歩に来てね、見つけたんよ。 みんながさっさと行くけん見れんかった。 もういっぺん見たかったんよ。」


 そうだったのか。 わたしは子どもの頃の自分を見たような気がしました。秋になると必ず探しに行き、飽きずにながめていた実。 白っぽいみどり、薄い水色、紫が買ったピンク、濃い青、紫・・・・どれとして同じ色がありません。 娘は宝石のような実を採って帰り、大切にティッシュにくるんでしまいました。 


 ノブドウは虫も好きなのか、 葉も実もきれいなものはなかなかありません。 娘と一緒に見つけた場所にノブドウはまだ生えていますが、今年はあまり実をつけていませんでした。 でもうれしいことに、別の場所でこんなにたくさんの実をつけているノブドウを見つけたのです。


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赤い鳥ことり なぜなぜ赤い

2007-11-28 00:11:10 | 植物

 あかい実をたべた


 山の斜面でルビーのように輝く冬イチゴを見つけました。 昔、山の学校で、たった一人の受け持ちのえりちゃんと(児童数が少なかったのです)冬イチゴのジャムを作ったことを思い出しました。



 すずなりのぐみ。 ここらでは「しゃしゃぶ」と言います。 山ぎわにある実家の畑にありました。 食べてみたらすっぱくて渋かったです。 



 秘密の場所にあるビナンカズラ。 どうかいつまでもここにありますように。



 こんなにかわいい実です。 わたしは、これによく似た、さんごのペンダントを持っています。



 我が家にある赤い実。


 ピラカンサです。



 冬の間小鳥たちがやってきて、少しずつなくなっていきます。 わたしも夫もこの木が好きで、互いに勝手に買ってきては植えるので、我が家には3本もあります。


 万葉集に歌われている「まゆみ」



 この間、知り合いの割烹料理店の女将さんがちょうだいと言うので一番実のついた枝をあげました。 大きな壺が何カ所にもあるので花材に困るんだそうです。 


 赤い実を見るとなぜが心がはずみます。

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冬のバラ

2007-11-26 23:38:19 | レザークラフト

 冬薔薇ー漢字で書くとなんとなくかっこいい。 寒さに耐えて凜と咲くイメージがあります。
 我が家もまだバラが咲いています。 たくさんあるのですが、 お気に入りはこれ。



 「マザーズデイ」という品種です。 白い「ホワイトマザーズデイ」もあります。 どちらも、小ぶりの花が多いときは10個ぐらい固まって咲きます。 今はさすがに花数は少ないですが。 


 バラは、模様としてはとても便利ですね。 たとえば、わたしはひまわりのバックを持っているのですが、夏のイメージが強すぎて夏場しか持てません。 でもバラはあまり季節に関係なく持てます。 そしてとてもゴージャス。  


 「マザースデイ」のような図案で財布を作ってみました。 しばらくろうけつ染めばかりしていたので、刻印を打つのがぎこちない。 なんだかへたくそになったみたい。 



  でもなれてくるとカービングも楽しいものです。 色を変えてもすてきかな? 黒地にブルーグレーのバラ。 ばらにゴールドをかけてよりゴージャスにしあげています。
 おそろいで印鑑ケースも作ってみました。 印鑑ケースは小さいのでカービングをしないで電気ペンで輪郭を描きました。 


 


おまけ


 秋の野の色で染めためがねケース。 枯れ草、ピンクのさざんか、ハゼの木の紅葉、紫のヨウシュヤマゴボウなど一緒くたにすると案外秋の野もカラフルだなあと思います。


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しいの実を探して

2007-11-25 23:42:41 | 植物

 高知から帰って2日ぐらいたって、母から電話がありました。 しいの木を見つけたので、しいの実を買ったりしないようにと。 ははははは、もう買っちゃったのに。 


 さて、西山興隆寺で、わたしたちは少し山へ足を踏み入れてみました。 こんなにたくさん木があるのだから、一本ぐらい椎の木があるのではないかと思ったのです。 「マイウエイ」の音楽が流れる中、耳を澄ますと「かさっ」と木の実が落ちる音が聞こえます。 地面には、しいの実によく似たどんぐりがたくさん落ちていました。


 


  でもしいの実か樫の実かわかりません。 そこでちょっとかじってみました。


  しぶい! これは樫の実でしょう。


  左ー樫の実        右ーしいの実



   とてもよく似ています。


 やっぱり木を見てみなくてはわからない。 わたしはしいの木を見たことがありません。 そこで母を送って行きがてら、母が見つけたというしいの木を見に行くことにしました。 母は、ウォーキングでそれを見つけたらしいのです。


 その木は国道脇の神社の森にありました。 ひっきりなしに車の通る道から10メートルぐらいしか離れてないのに、そこは見えないバリアで隔てられたかのような静けさがありました。 信じられないことに、そばの畑にはイノシシよけの柵があるのです。 こんなに車の通りが多い場所なのに、イノシシがでるとは!


 さて、母の言うしいの実は・・・・・ あれ? 高知で買ったのとは違うみたい。 もっと小ぶりで、丸くて、黒いのです。



 左ー高知で買ったもの  右ー神社で拾ったもの



 かじってみるとほんのり甘みがあって、これもしいの実だったのです。 母の思い出話を聞きながら、ふたりでしいの実を拾いました。


 「大風が吹いた次の日は、おばさんが、しいの実を拾いに行こや言うて誘いに来てな、よう拾いに行ったもんよ。」
 それなら、こどもの時に拾いに行った場所へ行けばよかったんじゃないか。 とは思いましたが、黙っていました。 


  実家へ帰って弟と話していたら、母が、もう一カ所しいの木があるから連れて行けと言います。 それは松山市に近い国道に街路樹として植えてあるというのです。 やれやれ。


 そこで見つけたのは、大きな、ならの実のようなどんぐり。 これは違うんじゃない? 早々に引き上げて弟に見せましたら、これもしいだと言います。


「かじってみいや。」


 お、甘い。 これはマテバシイという木だそうです。 そういえばわたし、前にブログでこの木のことを読んでたんだ。 



 ちなみに、神社で拾った黒い、丸い実はツブラジイ。 他にスダジイがあるそうです。 高知で買ったのはスダジイかもしれません。


 もみじがりとしいの実拾いで暮れた一日でした。


 


 

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紅葉を訪ねて西山興隆寺へ

2007-11-24 22:55:21 | くらし

 母が遊びに来ました。 きのう新居浜市のマインとピア別子に行ったのですが、あまり紅葉がなくて・・・・。 きょうはテレビで紹介されていた西条市の西山興隆寺へ行きました。 愛媛県では興隆寺は紅葉の名所になっています。 昔は精進料理で紅葉の天ぷらをだしてくれたとか。 今はどうなんでしょう。


 興隆寺は20年ぐらい前に行ったことがあるのですが、車がやっと一台通れるだけの狭い道と、4,5台しか止まれない駐車場に懲りて、以後一度も行ったことがありません。 それで、駐車場確保のために9時前に着くように家を出ました。


 20年の間に、道は広くなり、きれいに舗装もされていました。  駐車場に着いてみると、ここも3カ所に増えて、5,60台は駐車できそうです。 よかった~。
 駐車場の近くに杖がたくさんおいてありました。 自由に使ってよいようですが、持って行きませんでした。


 長い長い参道を歩きます。  降りてくる人、何人もの人が、「おはようございます。」とあいさつしてくれました。 朝からすがすがしい気持ちになりました。 でも、参道の両側にたくさんあるもみじは全部緑。 こんなはずじゃあテレビに映っていたもみじはどこに~。



 たくさんの石段を、息を切らせて登っていったら、 あと少しで本堂というところでいきなり赤い色が芽に飛び込んできました。 ははあ、 テレビカメラはここを写したのね。 近くにいる人がみんな同じような会話をー。




 本堂近くにのこっていた秋色あじさい。 本当に微妙な色合いが美しい。 下の方のあじさいが枯れているのに。かなりの温度差があるものと思われます。



 竹林を透かして見える紅葉は、ことのほか美しかったです。



 この風景の中に大音響で聞こえてくる「マイウエイ」の音楽。 下の方でスピーカーから鳴らしているのです。 ちょっと興ざめ。


 下りの道は険しく、見知らぬ人と「きびしいねえ。」などと話しながら降りたり、 登ってくる2歳ぐらいの男の子に「がんばれ」と声をかけたり・・・・。 ここには、なぜか人の心を開かせるものがあるらしいです。 でも、登ってくるときのようにあいさつをする余裕はとてもありません。 なぜなら、わたしたちが来た頃の5倍ぐらいの人が登ってきたからです。


 「もみじが上しかなかったのがねえ」 などとは話しながら歩いていると、地元の人らしいおじさんが、「お参りしただけでも御利益があるよ。 今なくても、2代、3代後に現れるけんな。」と話しかけてきました。 そうです、ここは観光地ではなく信仰の場だということを忘れておりました。 

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キューケンホフ公園の思い出

2007-11-23 21:23:54 | 旅行

 やっとチューリップの球根を植えました。 畳半畳分ほどのスペースに40球。 
 


 チューリップは大好きで毎年100球は植えるのですが、まともに咲かせたことがありません。 春の草、カラスノエンドウやエノコログサなどに埋もれて、ほんのわずかに赤色が覗いているーというあり様です。 教員にとって年度替わりの春はとにかく忙しくて、草を引く間などありません。 それに、植え付ける時期も遅いのかなとも思います。 なのに今年もおそくなっちゃった~。 いつもの年より少し丁寧に土をたがやして、堆肥と油かすを混ぜ込みました。 40球をぎゅっと凝縮してそこだけぱーっと華やかになるように咲かせたいのです。


 思い出すのは、4月に行ったオランダのキューケンホフ公園。 3月中旬から5月中旬までの季節限定で公開される公園で、中はチューリップでいっぱいなのです。 仕事をしていたら絶対見られないオランダのチューリップ。 退職したら真っ先に行こうと決めていました。 


 今年は例年より暖かくなるのが早い! チューリップも咲くのが早い! そう判断したわたしは、予定を早めて4月19日出発のツアーに参加しました。 予想はばっちり当たって、 チューリップはすでに見頃を迎えていました。 残念ながら花の絨毯のようなチューリップ畑は、花が終わっていましたが。


 「キューケンホフ公園は、たっぷり2時間」というのがツアーのうたい文句。 2時間がなんでたっぷりなのよ。 とても広くて、きれいで、カメラのバッテリーとカードの容量と出発時間を気にしながら写真を撮りまくりました。


 入り口に近い場所はこんな感じ。 圧倒的な色で度肝を抜かれます。 わずかに傾斜した花壇は、下から見ても上から見てもきれいに見えます。



  チューリップの花の形のように見えます。 オレンジとピンクという大胆な配色もどぎつくないのがすばらしい。



  巨木の間に様々な色のチューリップが植えられています。 緑は、どんなと色も調和する不思議な色。



  園内には広い池もあってその周辺はすべて木とチューリップなのです。 池には白鳥やかもが泳いでいます。 



かもの赤ちゃんもいました。 かもの赤ちゃんは好奇心旺盛で、どんどん人間の方に近寄ってきます。 すると母さんがもが、「ぐわっぐわっ、そっちへいっちゃだめよ。」と鳴きます。 赤ちゃんがもはあわてて母さんの方に泳いでいくのです。 とてもかわいかったです。



  たまたま撮した写真の中に、二組のお年寄りのカップル。 花に囲まれて、ここがまるで人生の楽園のように見えました。



  オランダ、デンマークはとても雨が多いと聞いていますが、 わたしが行っている1週間は奇跡的にお天気がよかったです。 いちども傘を使わなかったのですよ。 添乗員さんの話だと、ひょうが降ったときもあったとか。 
  彼女は話を続けました。


 「5月の連休に、もう一度添乗で来る予定なんですけど、今から怖いんですよね。 だって、この暑さでチューリップはとっくにくたばっているでしょう? 連休なので料金は最高に高いでしょう? その上雨でも降られたらお客さんは・・・・・」 わたしたちはその反対で、ラッキーの上にラッキーだったのでした。


  


 

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センダングサいろいろ

2007-11-23 00:39:23 | 植物

 この間から悩んでいるんですが・・・・


 きっかけとなったのはこの花。 犬の散歩に行くとき、みかん畑で見つけたのですが、この花はいったい? ちょっとこぶりだけどすがたかたちはセンダングサに似ている。



 そこでセンダングサで検索してみたのです。 そこで大変なことが判明。
 以前書いたブログで「アメリカセンダングサ」と紹介したものが、そうではないらしい。 


 うっそー。 わたしはどうして「アメリカセンダングサ」と思いこんでいたんだろう。


 「アメリカセンダングサは、長く伸びた総苞が四方に広がっている。」 


 というとこれかしら。



 ひつじ田の中に生えていたものです。 でも背が低いからタウコギかもしれない。 似ているらしいのです。


 
 それでうちの前の空き地に生えているのは? 総苞がありません。 そして花びらもないです。



 どうもこれはセンダングサのようです。 


 「センダングサの種は先が3つに分かれアメリカセンダングサは2つに分かれる。」



 左がアメリカセンダングサ、右がセンダングサ、じゃやっぱり空き地のはセンダングサで間違いないと思います。 でも、


「最近では、センダングサよりアメリカセンダングサを見かけることが多い。」


 そんなあ。 じゃ、あちこちで見かけるせいの高いセンダングサはどうなのよ。 家の前の空き地など、今はくっつきむしでえらいことなんですよ。


 でも、とりあえず以前の記事は、「センダングサ」の間違いなので訂正します。


 


 しかし、まだ疑問が残っています。 最初にみかん畑で見つけた白い花は?


  みかん畑の花。 葉っぱの切れ込みが少ないです。 コセンダングサの葉に似ています。でもコセンダングサは、舌状花をつけないという。



 コシロノセンダングサというのがあって、これは白の舌状花らしいのですが、葉っぱが違うような気がする。 


  そして、またまた発見。 空き地にも、白い花をつけたセンダングサが。


 こちらは空き地のセンダングサの葉。 切れ込みが深く、栴檀の木の葉っぱに似ています。


 


 やっぱりこれはセンダングサの舌状花かなあ。 ところが、ところが


 「センダングサは、黄色の舌状花がつくことがある。」
 


 ええ~???


 というわけで、結論は? なんだかわかりませ~ん。


 ただ、花の愛らしさから、 「センダングサがウインターコスモスの仲間」だってことは納得いきました。


 ところで、さっきから猫のサンクが、パソコン机の下に座り込んで身繕いに余念がないのですが、なにやら口で引っ張ってはぺっとそこらに振りまいています。 よく見ると、体にいっぱいセンダングサの種をくっつけているのでした。 


 サンク専用の座布団。 座布団の上に細い黒いものが見えますね。


 あ~あ、家にまで持ち込んで~。

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廃屋の植物たち

2007-11-21 21:14:34 | 植物

 田んぼへ行く道の途中に、廃屋があります。 その廃屋の庭に屋根より大きなクロガネモチの木があるのですが・・・・



  画面の右側、真ん中よりやや下に、電球ののような物がぶら下がっているのがわかりますか? そして上の方にも。 遠目にも不思議な物に見えるので、ちょっと失礼して庭に入ってみました。 


 そばで見るとー



 どうやらハヤトウリのようでした。 ハヤトウリは、次々といっぱいなるんだそうです。でも、なぜここに? 誰かが植えたのだろうか? とすれば、この家に住んでいたSさんでしょう。 Sさんは、夫の父のお友達でした。 義父もSさんの、亡くなってから20年たちます。 その後一人暮らしをしていたSさんの奥さんが植えたのでしょうか。それとも鳥がどこかから種を運んできた? いずれにしても、収穫する人もなく、芽生えては実をつけ、やがて地面に落ちて、春になるとまた新しい芽を出して・・・・ 何年も何年も季節を忘れることなく繰り返してきた営み。 


 改めて見回すと、荒れ果てて世話をする人もいなくなった庭で、ひっそりと咲いている花を見つけました。


 エンジェルズトランペットー暖かいこの地方では、冬に地上部は枯れても、春にはまた新しい芽を出します。



 白いサザンカ。 その清楚な姿は、廃屋でひときわ美しく見えました。



 このあたりには、住む人のいない家が4軒もあります。 ひっそりと静まりかえった家の周りには木々が生い茂り、小鳥の声だけが響いていました。


 


 


 

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ひつじ田

2007-11-21 00:41:33 | 植物

 稲がたわわにみのりました←ウソ。 稲刈り後の株からはえた稲が伸びた「ひつじ田」の今の様子です。 「ひつじ田」って季語にもあって結構馴染みがあるかと思ったのに、漢字変換できません。櫓のような字なんですが木偏ではなくてノ木偏。手書き入力してもだめだったー。



 ちょうど1ヶ月前に写したのがこれ。 稲穂が出かかっています。



 なぜかチョウチョのお宿に。 田んぼ全体に無数のチョウチョが飛び回って、ところどころこんなふうに一カ所にとまっているのです。 不思議でした。



 わたしが子どもの頃、「高知は二期作、愛媛は二毛作」と習いました。暖かい高知県は、年に2回米を作り、愛媛県では冬場は麦を作るーと。 しかしこの様子を見ると、愛媛でも二期作ができそうです。 これはことしの異常な暑さのせいなのかと思いましたら、毎年のことだといいます。 早生米の作付けが増えて8月中旬には稲を刈ってしまいますから、こうしたひつじ田が増えたのでしょう。 それにしてもこれだけの量の米、中はしっかり実が入っているのでしょうかね。


 そろそろ田起こしをするところがでてきました。 どこからかハクセキレイの群れが飛んできて、トラクターが掘り起こした土をついばんでいます。 10羽以上いるでしょうか。 きっとたくさんの虫が掘り起こされたのでしょうが、よく知っていますね。 
 おしりを上下にピコピコと動かして歩きます。学校の運動場にもつがいでやってきて、人がかなり近づくまで逃げません。とてもかわいい鳥です。



 一羽だけ羽の色が黒い鳥がいました。 えさを取るわけでもなく、じっとしています。 そのくせ他の鳥が来るととびついて追っ払ってしまうのです。 別の種類の鳥かと思いましたが、夏毛のセキレイらしいです。(冬毛は灰色)


 


ま~あ。 急に冷え込んできたというのに。 あまり動かないのは、寒かったからでしょうかね。

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