あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

椿寒桜と河津桜と

2020-02-27 09:14:28 | 植物
 2月始め、桜三里入り口の温泉近くにある桜が咲き始めていました。
 


 
   何という桜かな? 例年より早い気がします。
 早咲きの桜のうち、河津桜と椿寒桜とは名前を覚えましたが違いは今ひとつ理解できていません。その河津桜は、すでに県内のあちこちで咲いているようです。これも河津桜なのかな?
 
 河津桜が咲いているーということは鉄工所の椿寒桜も・・・ そういえば鉄工所には河津桜の若い木が何本か植えられていたはず。そして椿寒桜が満開の頃河津桜はすでに見頃を過ぎていて、いつも残念な思いをしていたなあ。そんなことを思い出したのです。よく似た花ですが、咲く時期が、わずかに河津桜のほうが早いのでしょうか。
 
 ちょっと行ってみようか。
 
 案の定、河津桜が植えられた一角はほぼピンク。
 
 
 工場への入り口は開放されて、出入り自由のようでしたが、さすがに堂々と車を乗り入れるのは気が引けました。もう少しすると工場の駐車場が一般開放されるのですけれど。
 なので、外の道ばたに車を停め、ちょっとだけ中に入らせてもらいました。

 
 ほぼ満開です。
 
 
 きれいねえ。
 
 そして椿寒桜のほうは


 
 五分咲きから七分咲きといったところかな?

 
 やっぱり河津桜のほうがすこ~し咲くのが早いようです。
 
 こちらのほうが花の付き方が密で丸くかたまって、花手毬といった感じ。



 甲乙つけがたいきれいさだけど、河津桜のほうは正統派の美人で椿寒桜のほうがちょっとだけかわいさのまじった美人という感じがしました。(あくまでも個人の感想です

 ところで、この工場の敷地にはいろいろなお花があって
 
 冬の初めの山茶花がまだ咲いていました。びっくり。
 
 
 さらにさらに
 
 
 バラも枯れずに。
 
 これにもびっくり。
 
 
 ツルニチソウ? ヒメツルニチソウ? 夏の花のイメージが強いけど?
 
 そしてピンクピンクの中で白がずいぶんと清楚に見えました。
 
 椿寒桜と白椿
 
 そして花びらのとがった水仙
 
 
 清楚だけれど華やかさもあってうちにはない水仙。ちょっとほしいかも。 
 無骨な鉄工所にきれいな花々。この取り合わせもまたいいですねえ。
 
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ほったらかしの柚子を

2020-02-22 01:08:14 | 野菜・果物・料理など
こんなにいっぱいなってる。
 
 
 年末、ちょっとだけ使って収穫してなかった柚子。ぽかぽかのいい天気の日、ケイタをお守りがてら収穫することにしました。
 触るとぼやぼやと柔らかい。こりゃあ大夫水分が抜けてしまったかな。
 
 摘果もしてないので小さな実がびっしりとくっついています。片手で2個は掴めます。
 
 
 その2個をケイタに渡すと、ケイタは両手に1個ずつ握って、地面に置いたざるに入れてくれます。それだけでも腰をかがめなくてすむので大助かり。
 
 だけど、小さなざるはすぐにいっぱいになって、積んでも積んでも転げ落ちるようになりました。



 
 ころころ ころころふっとんとん
 ?
 もひとつたべたい ふっとんとん
 
 ああ、おむすびころりんか。
 そこでばあちゃんも声を合わせて
 
 おみかんころころ すっとんとん
 
 まあ、たくさんだったこと。 スーパーの袋一番大きいのに3分の2はありました。


 
 夕方、今度は学校から帰ってきたトラオにお手伝いを頼みました。
「半分に切るのと、切った柚子の汁を搾るのとどっちがいい?」
 トラオが切りたいというので、わたしはレモンの汁絞り器を使って酢を搾ります。
 半分に切るーこれだけのことですが、始めは苦労していました。
「トラちゃん、そんなに包丁をぎゅうっと押しつけたら、汁がでてしまうよ。包丁を引っ張るようにしてやさしくね。」
「ああ、のこぎりみたいにか。」 「そうそう。」
「あ、こちら向きに切ったほうが切りやすい。」
縦に切るほうが切りやすいことを発見したようです。
「だめだめ、それじゃ房が丸ごと残ってうまく絞れん。」
それでも同じ作業をしているとどちらから切ったらよいか分からなくなるようで 
  

 
 縦に切ったのがいくつかみられますね。そして、水分が抜けて皮と実との間に隙間が空いたのも。
 
 「ああ、あとちょっとじゃ。」
 「ふっふっふ・・・トラちゃん、後ろ見て。」
 「うぉ~」
 そこにはまだ袋に半分残っている柚子が。そう、とりあえず収穫した柚子の半分だけ絞ったのでした。
 そしてトラオが自分の指を見て
 「あ、血がでだした。」
 ええ?
 「ちょっと包丁が当たった。ちょっとじゃけん、拭いたら大丈夫。」
 「いやいや、カットバンを貼っとこう。」
たいしたことはないけど、このままではお酢が傷に染みて痛いはず。残っている柚子は3,4個だったのでカットバンを貼ってやって
 
 「はい、お手伝い終了。」
 
 あとはわたしが始末をしました。
 
 酢を搾った後の柚子。実はこちらの方が大事。これから細く刻んでマーマレードを作るつもりです。
 
 けど、ボールに2杯分の柚子の皮。こりゃ、たいへんだわ。
 
  種もこんなにどっさり。


  
 なんでも、柚子は捨てるところがないんだそうです。種も化粧品になるとか。誰かのブログで読んだんだけど、どうやって作るのかな?あとで調べましょう。
 
 夜、孫たちのお相手で疲れて寝てしまったわたしは、夜中にごそごそと起き出して皮を刻みました。 

 
 実の入っていた袋も一緒に刻みます。ここにはペクチンが含まれているから。こつこつ刻んで30分。始めは1ミリくらいの薄さで切っていた皮が終いには5ミリくらいの厚さになってしまいました。ふう、やっと半分終わりました。 だけどいやになっちゃった。刻んだ皮は鍋いっぱいになって入りきらなくなったし。本日はこれで終了。
 こうしてみると、孫たちのお手伝いの効果は?
 多少の時短にはなったけど、大助かりとまでは・・・・
それよりも、ばあちゃんのやる気を起こさせたことが一番の効果でした。
 
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かやぶき屋根カフェ

2020-02-18 23:35:37 | ランチ・カフェなど
 りんごさんのブログを見て行きたくなりました。
 
 かやぶき屋根カフェ「かやね」 
 
 ええ? 今時かやぶき屋根なんてあるの?よっぽど山奥の限界集落みたいなところではぼつぼつ見たことはありますが ・・・ありました。屋根をトタンで覆っているからぱっと見茅葺きと分かりません。
 

 
 ヨウコがさっそくお庭を探検していました。
 最近あちこちに古民家カフェができて人気のようです。若い人にとってはこういう建物はすでに「非日常」なんでしょうね。ある年齢以上の者にとっては郷愁をよぶ懐かしい建物。いずれにしても魅力があります。まして美味しい物が食べられるとあらば。
 もちろん予約していったのですが、車を停めるスペースもないくらいお客がいっぱいでした。

 
 入って左側がお座敷席への上がり口。右側にはテーブル席がありました。
 そうそう、わたしが小さかった頃の我が家もこんな感じだった。左手に畳の部屋があって、ちょうどテーブル席のところが土間で、土間の奥に土間の台所がありました。表との境にのれんが吊してあって・・・・農家の造りはどこもよく似ていますね。
 
 
 いろいろ古い物が飾られていました。

 
 わたしたちは二階の部屋に案内されました。手すりのない急な階段は母方の祖父の家を思い出させました。階段を上りきったところに置かれたあんどん。
 

 
 二階はなんとこたつ席。あらら、ちょっとぼけてます。光量が足りなかったですかね。
 このチェックのカバー、わたしが若い頃使っていた座布団に似ています。

 ついたてで仕切られたこたつ席が3つ。本当に昔にタイムスリップしたみたいなんですけど、ファンヒーターが二つも置いてあって、昔には戻りきれません。でもこれがなかったら部屋はすうすうと寒くてー
 原因は屋根にありました。

 
 天井がないので造りが丸見えです。これはこれで興味深いです。が、屋根と壁との間に隙間が空いているんです。四角い箱の上にぽこっとかやぶき屋根を置いただけのような造り。夏はきっとすずしいのでしょう。
 そうだ、わたしの家も土間の上には天井がなかったんだ。(部屋の上にはあったと思います)太い梁がむき出しで、梁に綱をかけてブランコを作ってありました。わたしはブランコを漕ぎながら九九を唱えて、そばで母が機械で縄をなっていました。わたしが間違っていうとその都度訂正して・・・・懐かしい思い出がよみがえってきました。
 一度だけひどい台風がやってきて、風の音におびえながらも寝てしまいました。朝起きてみると、下駄が土間にぷかぷかと浮いていて、上を見ると青空が見えました。なんと、藁屋根の一部が飛んでしまい、雨が吹き込んでいたのです。そうとも知らずぐっすりと寝込んでいたみたい。
 
 そういえば、うちのトイレとお風呂は外にありました。まだ一人で行けない頃、夜も昼も母が付き添って行ってくれたのでしょうか。昔の子育ては本当に大変だったのでしょうが、子どもはそんなこととはつゆ知らず、親に守られ、何の不安も苦しみもなく貧乏も苦にはならず、幸せだったんだなあ、と今になって思います。子どもって、一番幸せな時代をはっきりとは記憶してないのよね、と甥っ子のお嫁さんが言ったことがあります。ほんとうにそう。実は幸せに育ってきたんだと、こうして年をとってからしみじみと思います。
 
 肝心のお食事は

 
 何種類の食材が使われているかしら。一日30品目っていうけれど、これは一食30品目ってところかしら。メニューはこれ一つみたいです。ご飯はショウガご飯か白ご飯が選べます。ハンバーグが堅めのしっかりとしたものでしたので後で聞いてみましたら、ゴボウを細かく刻んで混ぜているとのことでした。
 ブロッコリーのポタージュがとてもおいしかったです。お椀の中はかき玉汁。庶民的で和洋折衷。子どもの頃、副食のことを「お菜」と言っていましたが、そんな言い方がぴったりのような素朴で懐かしい味。左上の三角形のは、油揚げの中に卵を入れて煮てありました。薄味だけどしっかりと味が染みておいしかったです。こんど作ってみよ。
 飲み物はコーヒーを頼みました。子どもたちにはカルピスのサービス。 



 スタッフさんがとても優しくて、子どもたちにも気を配ってくれて本当にここちよい時間を過ごせました。
 
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おいしいのだけを

2020-02-15 22:31:50 | 野菜・果物・料理など
 我が家の取り残した柿
 
 
 一個だけつついて食べていました。 他は食べられてないところを見ると、やはり鳥でもおいしくなかったようです。そんな柿を手の届くところだけ採って干し柿にしてみました。

 
 何も植えてないハウスの中です。毎日20個ほどを剝いて4,5日かけて吊しておきました。だから早くに干した柿と、最近干した柿とでは色が違っています。

 
 本来、秋にするべき干し柿作り。鈴なりの柿がもったいないなあと思ったので仕方なく作ってみましたが、剝いた後、数秒間熱湯につける手間を省いてしまいました。
 最初に干した20個ほどは、ちょうど雨が続いた頃のことで、見事にカビが生えました。屋根のあるハウスだけど、締め切っていたので風が全くなかったのです。
 やっぱりね。
 残った柿に焼酎をスプレーしておきましたが、大丈夫かな? 
 カビが生えた、第1陣は外に捨てておきましたら、いつの間にかへただけになっていました。
 晴天が続いた時に干したのは何とか大丈夫でしたが、そろそろ食べられるようになったかなと見に行ったら 
 

 
 あららら・・・何者かにかじられていました。鳥でしょう。入り口の戸を開けていましたので、入り込んだのだと思います。まあ、1個くらいいいだろうと放って置いたら、
 3,4日後には



 おいしくなった第2陣、全滅でした。しまった、最初に捨てた柿で味をしめたか。いったい何の鳥なんでしょうね。おいしくなったのをよく知っていること。定点カメラでも置いてみたいくらいです。
 第3陣、4陣は無事です。まだ渋いもの。
 
 そういえば昔干し柿を食べられたことがあったなあと、古い記事を探していたらありました。画像がめちゃくちゃ悪くて、せっかくのスクープ写真が台無しなんですが、よかったら見てください。こちら
 
 十数年前は連続して雪が降ったのです。今ではもう3,4年雪無しの冬が続いています。やはり温暖化が進んでいるように思えます。
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タオル美術館のイルミネーション

2020-02-14 02:07:53 | お出かけ
 毎週木曜日、今治からの帰りに見えます。
 
 
 タオル美術館のイルミネーション。
 
 庭への階段のところがすっきりときれいなデザインで、この感じ、好きです。
 
 
 
 ちょっと上がってみましょうか、と思ったら、あらら
 
 
 
 柵があって入れませんでした。「有料です」って書いてある。以前は無料で入れたんですけど。中ではキティちゃんのプロジェクションマッピングをしているらしいです。
 この日は遅いのであきらめて、イルミネーションシーズンも終わりかけてから、孫たちを連れて見に行きました。
 
 はじめに海の中のような映像があって


 
 建物の影や木の影が竜宮城みたい。
 次にキティちゃんの幸せ探し(だったかな?)

 
 だけどそのうち子どもたちは飽きちゃって

 
 光のトンネルを走り出しました。


 
 このほうがあったまるしね。だけど暗がりで転びそうで怖い。
 トンネルは以前よりずっと長くなって、庭園をぐるっと囲むようになっていました。
 
 道からもよく見える光のツリーです。


 光のお花畑




 魔法使いみたいな木

 
 庭園のイルミネーションも毎年少しずつバージョンアップしているようだけど、庭園そのものが狭いので大がかりな変更はないようですね。
 ちょっと寒かったので早々と室内に入りました。お庭の見えるカフェがまだ営業をしていて、ここでお茶をすれば良かったねと、帰り際に気がついたのでした。
 
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カラフルカリフラワー

2020-02-09 09:11:11 | 野菜・果物・料理など
産直市でカラフルなカリフラワーを見つけました。
 

 鮮やかな紫色。文句なしにきれい。
 オレンジ。だけどちょっと色が薄いと思う。写真に撮ったらクリーム色にしか見えません。
 黄緑。 ピラミッドを寄せ集めて大きなピラミッドを作ったようなロマネスコ。

 色に引かれて全部買ってしまいました。そのカリフラワーを茹でてサラダに。


 
 
 いやいや、色を生かすような料理は苦手だわあ。せめて周りにレタスなんぞ敷いたらね、と思いましたが・・・・計画的に材料をそろえないとだめですね。紫色は茹でると色あせてきれいじゃないし。それにドレッシングをかけると赤紫になりました。
 トラオが興味を示したのでちょっとだけ分けてあげました。さっそくお湯をかけたりお酢をかけたりして試していました。
 
 後日弟から白いカリフラワーをもらいました。
 
 ガラスボールに入れたのが我が家のブロッコリー。カリフラワーはやや小さめですが、本当に真っ白で1ミリの痛みも汚れもありません。ふと思いついてピクルスにしてみました。
 湯むきしたトマトを入れたら崩れてしまって、赤い付け汁になってしまいましたが
 
 
 白いカリフラワーは染まることなく真っ白でした。
 
紫は相変わらず色が変わってしまい、ブロッコリーも鮮やかな緑は保てませんでした。おまけに食べた時の食感がもさもさした感じで一番残念な結果になりました。
他のカリフラワーは・・・・・
以前カリフラワーは生で食べるほうがおいしいと聞いたことがあって、本当に生のままサラダにしたことがあるのですが、やはり生の青臭さがちょっとだけ気になって、以来作ったことがなかったのです。
 しかしピクルスにしたこれは、ピクルスを作る際、数秒間火を通して、余熱で一晩置いていますから、かりかりの食感はそのまま、青臭さも消えて、カリフラワーの食べ方としては最高においしいと思いました。
 色によって味に違いはあるか?
 ロマネスコだけは他とちょっと違っている(どんなに違うかは忘れた)と思いましたが他に違いはなく、おいしかったです。舌の敏感な人なら違いを見つけられるかな?違うとしたらどこの畑で育ったか、どのように育てられたか、の違いでしょうかね。
 
 わたし流ピクルスの作り方はこちら
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残り物で

2020-02-06 00:29:26 | 野菜・果物・料理など
 ささやかな食品ロス対策。節分の日の巻き寿司のその後です。
 
 ご飯を3合炊いて、具を10本分用意しました。いざ巻いてみたら5本しか巻けなかった。
 あらあ、巻き寿司って意外とご飯がたくさんいるんだ。去年はどうだったかと考えたら、娘たちの家の分、5合炊いたのでした。今年は炊飯器を小さいのに買い換えたので、3合でもいつもより多いと勘違いしてしまった・・・・娘たちに配ったら我が家は1本だけになってしまいました。トラオ曰く、「ちょこちょこつまんでたら全部なくなった。おいしかった。」余すよりはいいか。
 
 翌日たくさん余った具材を刻んで
 
 
 ごはんをまた3合炊いて
 寿司酢を作り直して
 

 ちらし寿司。
 
 だけど冷蔵庫には、長い油あげが4枚も残っているので、もう一工夫。揚げを半分に切ってゴボウなどを炊いた残り汁で甘辛く煮ました。半分に切ると四角いおいなりさんになっちゃうねーなんてぼんやり思いましたが。
 いざ、袋に詰めようとすると薄くて破れてしまいます。そしていつもの倍くらいご飯を詰めないといけないし。それでやっと気づきました。これは巻き寿司用に、海苔の幅に合わせて作ってある油揚げだったのかも。いなり寿司用じゃないから、中をはがして袋にするのもむずかしかったんだ~ おまけに、煮汁のゴボウの灰汁が染みたかもしれません。色がきたない。穴はあいている。味は・・・いい。
 と言うわけで出来上がりはお見せできません。
 それから、ご飯を炊いたときの昆布をきざんで、これまた少し残っていた干し椎茸を戻してきざんで、巻き寿司の具のえびのからで取った出汁で甘辛く煮ました。

 昆布と椎茸の佃煮の出来上がり。
 
 それから一緒に食べようと思っていたほうたれ鰯は、結局その日は食べませんでしたので、これも手開きにして骨と身を離して片栗粉をまぶして揚げました。これは本当においしくて、孫たちも喜んで食べます。まさに「ほうたれ」ほっぺたが落ちるほどおいしいのです。ただちょっとだけ難点があって


 
 似てるでしょう? 今年の干支に。このしっぽの(本当は骨)のかりかりがすごくおいしいんですよ。

 さて、いなり寿司を作っている間にこんな物を煮ていました。
 あらら、、、また写真が縦になってる。



 この間青森産のにんにくがネット入りで安く売られていましたので、小さな鍋に入れて、オリーブオイルをひたひたになるまで入れ、1番弱火で焦げないように煮ます。揚げます?いややっぱり煮ます、です。にんにくがほくほくになったら出来上がり。香りの良いにんにくオイルになって、炒め物に使うとおいしいんですよ。にんにく自体もそのまま食べられます。つぶして料理にも混ぜたり、いろいろ活用しています。前回弟にもあげたら、パンに塗ってガーリックトーストにしたらおいしかったそうです。
 
 と、あれやこれやを一度に作ったら
 椎茸のかおり
 えび殻のかおり
 酢のかおり
 にんにくのかおり
 台所には何もかものいい匂いが立ちこめて、、、、カオス状態?でした。
 
 
 
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もう節分

2020-02-04 00:29:04 | くらし
 2月になればすぐ節分、ということはわかっていたはずなのに、うっかりと忘れてしまうところでした。
 毎年盛大に売り出される恵方巻きの宣伝が、今年はちょっと地味だったような・・・・食品ロスが大きいんですってね。
 そもそもどこかの狭い地域で行われていた風習を全国に広げたのはだれ? うちの方にはそんな風習はありません。だから丸かじりなんてことはしません。と、前にも書いたような気がー
 だけど巻き寿司は作りました。この時期になると、おいしそうな巻き寿司の写真をいっぱい見るから食べたくなるのです。
 
 
 丸かじりはしないので切って出します。夫には、おつきあいでコンビニに予約なんてしないでね、と言っておきました。なので今年は完全手作りです。
 海鮮巻きにした年もあったけど、今年は亡き母がよく作っていた具材を使いました。

 
 なぜか写真が縦に??? すみません、直さずに使います。
 
 ちくわ 三つ葉の代わりに菜の花 椎茸 にんじん ごぼう えび 油揚げ かまぼこ たまご
 
 卵焼き器が娘のところに行ってしまいましたのでフライパンで焼いたらちょっとぶかっこうになりましたけど。キュウリは入れません。昔は冬にキュウリなんかなかったです。
 これにかんぴょうとピンクのそぼろ(でんぶ)を入れるのですが、かんぴょうは使い切れないので買うのをやめました。そして田舎のスーパーにはそぼろは売ってなかったです。かわりに鮭フレークを入れてみました。
 あわせて10品目。だけど鮭フレークは失敗。しっかりと味がついていて、そこだけ塩辛かった。それを除けば今年の巻き寿司の味は、我ながら「会心の出来」でありました。
 
 昔、出勤前に巻き寿司を20本巻いてきた、なんて同僚がいまして、その人は、巻き寿司なんか簡単よ、なんてさらっと言っていましたが、今日のわたしはたった5本巻いただけなのになんだかやたらと忙しい気がして、今夜のご飯は巻き寿司と炒り豆だけ。
 玄関と裏口に飾るヒイラギとタラといわしも、省略。はっと気がついて買いに行ったときはタラの木が売り切れていたのです。
 と、こんなふうになんとなく節分の気分ではないまま今日が終わりました。
 
 昼間、ふと庭を見ると

 
 うすピンクの梅がもう咲いている! 
 そして2,3日前に見たのは
 
 
 早くも咲きそろった菜の花。
 

 
 そして、世田薬師の紅梅と白梅は
 




 ほぼ満開じゃないですか。
 なんだかいつもと違う節分の風景です。
 梅の花はだいたい2月中旬頃咲いていたのではないかな。確認のため梅の花の写真を探していたら、やはり毎年2月中旬頃撮していました。そして、桜井の網代天満宮の梅林で写っている父を見つけました。なくなる1年前の写真でした。このときはちゃんと立って歩くこともできてたのにねえ。たった1年で老いの坂を転げ落ちてしまったのです。

 今年の節分、わたしのところへは鬼は来ず、父母の思い出がやってきました。きっとこれは「福」なんでしょうね。

 おまけ

 お寺に飾られていた寒牡丹
 
 
 
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冬眠してるか?

2020-02-01 02:25:21 | 生き物
 1月31日から、「伊予路に春を呼ぶ椿さん」です。椿さん(伊予豆彦乃命の神社の祭礼)が来ると春になると言われ、待ち望んでいます。が椿さん前後は寒いというのも定説で、その通り今日は寒かったです。松山で初雪だったとか。
 まだ1月なのにもう春が来るんですかね。
 あちこちで熊の目撃情報があるのは、暖冬で熊が冬眠できないからだそうです。蛇も冬眠できず、石の上で暖をとっているとか。
 庭に放したトカゲはちゃんと冬眠できているか気になります。
 
 しっぽが見えてます。わかりますか?
 
 
 トラオがインフルエンザにかかる前ですからずいぶん前になりますが、小さな飼育箱に新聞紙をいっぱいちぎった物を持って帰って「ふん」とわたしに手渡しました。どうやらお友だちに世話を押しつけられた託されたようです。
 何でもかんでもばあちゃんがお世話できると思ったらおおまちがいよ。トカゲの飼い方なんて知らんがね。
文句を言いながら飼い方を調べました。それによると
 
 冬眠はむずかしいらしい。
 
 トカゲには水分が必要で、冬眠中の環境のコントロールが難しいんだそうです。そんなぁ~
「ばあちゃん、これは責任持てん。返すか逃がすかして。」
 そうするとは言ったものの、トラオはインフルエンザでお休みしたまま冬休みになってしまいました。返す機会もないまま冬休みが終わり、玄関には預かったときのままの飼育箱。
 
 トラちゃん、これ、もう逃がそうよ。トラオが自由にしてよかったらしく、あっさりと逃がすことに同意してくれました。
 
 飼育箱から出てきたのは、なんと2匹。冬眠から覚めても水をほしがるというので、ペットボトルのふたに水を入れてやりましたら、本当にぺろぺろと飲んでいました。
 
 
 
とかげがどんなところで冬眠するのかよくわからないのでとりあえずもぐれそうな物が揃っている場所へ。
 積もった落ち葉があって、石のすきまがあって、プランターの下へも入れて、日も当たり日陰もできる、わたしとしては最高の場所を見つけて外へ出してやりました。どこへでも好きなところへ行って寝てくれるでしょう。
 翌日落ち葉の下を見てみたのですがここにはいませんでした。
 プランターの下は?
 
  
 ダンゴムシがいっぱい。まん丸です。ごめん、寝ているのをじゃましたかなあ。だけどトカゲはいませんでした。じゃあ、石垣の隙間にでも入り込んだかな? ちゃんと冬眠できているといいのですが。
 
 ところで・・・インフルエンザのために延び延びになっていたウマオの発表会がありました。歌に楽器演奏にオペレッタ。元気いっぱいの発表を楽しませてもらったあと、誰かが見つけて大騒ぎになったもの
 
 
 我が家にも夏場には出現する大きな大きなクモです。暖房の効いた保育園でまだ活動をしていたらしいです。若いお母さんたちが「毒があるんじゃない?」とあまりにキャアキャアと騒ぐものですからぶじこ(娘)と二人で一生懸命なだめました。家の中の害虫を捕ってくれるんだからそっとしておいて。
 親が騒ぐから当然子どもたちも
 「毒ぐもじゃあ。」
 「殺さないでね。いいクモなんだから。」とこちらも説得しなければならず・・・・困ったものです。確かに今までで見たクモの中で1番大きかったです。
 

 フローリングはちょっと前の幅の狭いタイプですがそれでもいかに大きいかわかるでしょう。
 保育園の先生の中に虫やクモの平気な、すてきな先生がいてその先生に後をお任せすることにしました。後で外に出しておきます。と言っていましたが、外に出されたらちゃんと冬眠するのかな?それとも寿命が尽きるのか、クモの生態がわかりませんので。
 
 見かけが悪いから「毒をもってる」なんて、冤罪ですよね。秋には木という木にはジョロウグモが巣をかける田舎に住んでいて、クモを見たらいちいち大騒ぎしてるんかい? 若いお母さんたちの大げさな騒ぎようにちょっとむかっときたひねくればあさんでした。








 
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