あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

バナナの花

2020-08-30 08:49:09 | 植物

 毎日2,3個ずつマンゴーが落ちてきます。鶏卵大の小さな実で、傷だらけで、傷口から腐り始めて、人様に差し上げることも出来ない見かけの悪いマンゴーですが・・・・

 おいしいわあ~

 味だけはぴかいちです。

 さあ、次はバナナだなあ。弟が、「黄色くなるまでおいとけよ。」といいました。もちろんそのつもり。そろそろ先の方を切ってしまいましょう。

 

 このバナナ、やたらと勢いがよくて、何本もわき芽が育っています。この先何年も収穫できそうー あまり大きくならないうちに花が咲けば、ですが。

 





 すでに2本も天井を突き破っているので、これも天井まで伸びたら切り倒さないといけないかも、です。

 

 なんとなく実が丸々としてきたような気がしますが、やっぱりあれ以来新しい実はなっていません。

 





 まん中のやや小さい実。最後の7房目に確認した1つだけの実です。あまり大きくなってない?

 

 こんなに大きな木でも切り取るのは簡単。はさみでざくっと切りました。バナナは草ですから、枝のように固くはないのです。

 



 

 始めの頃咲いていたような、感じではないですね。お行儀よく並んでいます。

 



 

 枯れた花を取り除いてみました。

 



 

 これが実になったら、多分6~8個ずつの房になると思います。本当はこの辺まで実になって欲しかった。だけど水やりなど十分でないハウスで6房でも採れることがうれしいです。

 これを水に挿しておいたらいつまで咲き続けるかな?他の花と一緒にアレンジしてもおもしろそう。このまま捨てるのもかわいそうなので、しばらく花瓶に挿して楽しむことにしました。

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猛暑

2020-08-26 23:12:55 | 野菜・果物・料理など
 石鎚登山の翌日、思ったよりも筋肉痛がなくて、2日後にはすっかり平常に戻った・・・・と思ったのは甘かった。体全体がだるくて結局1週間ほどはぐうたらと過ごしてしまいました。山登りって全身運動だと改めて思ったのでした。そのせいかどうか、お医者さんにストレッチしなさいと言われていた肩の痛みがすっかり消えていました。
 
 今年の夏は猛暑というか酷暑というか、太陽は炎熱、半端ない暑さでした。山へ登った日も、下界はものすごく暑かったらしいのです。
 
 なのに、しんどくてついつい、ハウスの水やりも畑の水やりも手抜きしたら、
 
 あれまあ、いっぱい落ちてる。たった1日放って置いただけなのに
 
 
 
 袋は枝に付いたまま、袋の中に落ちているものだからわかりにくくて
 
 
 出してみると水分が抜けてしわしわです。
 おまけに太陽が熱すぎたのか、やけどのように傷んでるし・・・
 しまった、ついついしんどくて実の点検を怠りました。 落ちてすぐなら、こんなにしわしわにならなかったものを。
 もったいない、こんなにもたくさんあったのに。

 
 翌日収穫したのは、見かけは悪いですが、張りがあります。

 
 もったいないので、傷のところをすてて皮を剥くのですが、うまく剥けなくて。
 
 その後も少しずつ完熟したのがとれるようになりました。


 
 いい色でしょう? とても甘いんですよ。ただ、大きさが鶏の卵くらいで、しかも傷んだところを切り捨てるのですから食べるところはちょっと。
 でも、孫たちは大喜びです。
 
 山登りとそのあと2,3日水やりをサボったなすは、しわしわ(写真なし)
 ピーマンも。
 
 イチジクはやけどのようになってそこから腐っています。
 


 マンゴーと違って、イチジクは腐った部分があるとほぼ食べられませんので捨てるしかありません。
 今年は山の栗も落ちるのが多いとか。
 元気なのはきゅうりくらいです。
 
 それでもやっと朝夕に涼しい風が吹き出しました。うちの周りの草むらではスズムシが鳴き始めました。スズムシの声を聞くとほっとします。

 
 
 
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石鎚登山 4 帰りはつらい

2020-08-24 00:32:29 | お出かけ

 いきはよいよい 帰りはこわいつらい。という下山路のこと。

 



 山頂まで1キロメートルの地点から見える景色。瀬戸内海の向こうに白い雲。この日は特別天気がよかったようです。普通は一度くらいはガスがかかるんだとか。

 下の方で花が咲いていたイチゴに実がなっていました。

これはシモツケ? 下の方で見たピンクの草むらはこの花だったのかも?



こんな高いところにもアサギマダラはいました。



そして

 土小屋ルートと成就ルートが合流する地点に来ました。 



 西条市からロープウエイで成就に上がりそこから頂上を目指すのが石鎚神社への参拝の道です。ここまで3㎞の道のり。

 面河側から石鎚スカイラインで終点土小屋に車を置き、そこから登るのが今回わたしが上ってきた道。西条市側から土小屋に行くには寒風山からUFOラインを通ってきます。4㎞の道のり。なんと4時間かかっていました。(普通は2時間半くらい?)

 大学時代、ゼミの仲間と面河から登ったことがありますが、このルートは初っぱなからめちゃくちゃ険しいルートです。途中にある「愛大小屋」で一泊してよく朝山頂へ登りました。

 次に登ったのは子どもたちを引率して。これは土小屋からのぼりましたが、当時県下一のマンモス校で、一学年400人という大所帯。それを2班に分けて登るのですが、それでも200人の大行列で、今だったら大迷惑の行列でしょう。当時登山客も今ほど多くはなく、みんなおおらかな時代でした。

 成就から登るチャンスはありましたが、わたしはお留守番隊で、緊急事態に備えていましたので登ることはありませんでした。でも娘は頂上まで登ったのですよ。希望者は鎖を登り、山頂からさらにけわしい天狗岳まで。当時の5年生は皆、登山を経験しています。今は親も教師もそんな勇気はありますまい。

 で、この分岐点はどんなところかというと



 石鎚神社頂上社への入り口のようです。 どうやらこの上が休憩所のようですが、そこに行くためには急な階段を上らなければなりません。わたしと同じように、家族から遅れて登ってきた女性がいて、二人ため息をつきました。

 でも、上らねば。急な階段を上りました。

 眼下に見えるのは西条市の町並み。

 



 先ほどから何度も見てきましたが、この位置から見ると、信者でも何でもないわたしでさえ「神様はこうやって自分たちの暮らしを見守ってくれているのだ。」と素直に思えるから不思議です。石鎚は山全体が信仰の対象になっています。

 さて、一度見てみたかった休憩所兼避難小屋。

 西条市の職人さんたちが苦労して作り上げたと聞いています。大工さんは毎日仕事があるので頂上の宿泊所に泊まって、毎日鎖を滑り降りてきたとか(消防士さんか!) 実は知っている職人さんが工事のために毎日成就から登って通ったと言うことを聞いていました。なんと、1時間で登ったんですと。ご苦労様でした。そしてありがとうございました。気持ちのよいトイレでした。

 トイレは水洗ですが、紙を捨てることはできず、中においてあるゴミ箱に捨てます。そして使用するには管理費用として100円箱の中に入れます。箱と言ってもただのお菓子か何かの空き箱。お金がむき出しです。やっぱりおおらかなものです。もっときっちり集めても良いものを。

 下山するとき、黒いゴミ袋を下げた人が降りていましたが、多分あれがトイレのゴミ。こうして働く人がいてわたしたちは気持ちよくとざんができるのだなあと思いました。

 休憩所の縁台に座って上をながめました。



 あの灯籠当たりを登っていくと2の鎖の下に出ます。あとは一路頂上目指すのみ。だけど

 わたしは登りません。

 帰り道を歩く体力を温存しておかなければ。それに今頂上にいるトラオたちより早く降りなければ途中で追い抜かれ、下で待たす羽目になるでしょう。600メートルの距離差と時間差がちょうどよいと思います。

 普通は帰り道の方が短く、あっという間に着くような気がするものですが、帰り道は長くつらいものでした。

 お昼にはサンドイッチを食べただけだし。目新しい植物もあまりないし、写真も撮ってしまったし・・・

 ウマスギゴケはいたるところにありました。よくよく見れば苔ってほんとにきれい。

 





 ほとんど黒に近い色になったヤマアジサイ



 ガマズミかな? もう色付いていました。



 帰りも後ろから足音が聞こえるたびに道の端に寄って先に行ってもらいました。もう上がってくる人は少なく、ベンチで居合わせた人同士がおしゃべりすることもなく、ただただ足を動かすだけの帰り道でした。

 登りのアップダウンが逆になっただけのやはりアップダウンの多い道で、ちょっとだけ左膝に痛みを感じるようになりました。特に段差の大きい階段を下りるときはバランスを崩さないようにと、気も使いました。

 それに山の日没は早く、森の中が薄暗くなってきました。早く着かないかなあ、そんなことだけを考えていると一気に疲労が押し寄せてきました。

 もってきた水も、飲み干しました。駐車場には自販機がありますから。

 登山道の入り口に着いたときはほっとしました。その足で遙拝所の階段を上り、杖を返して、無事に降りられたことを感謝してお礼を言っておきました。

 着いた時刻4時ちょうど。降りるのにかかった時間は2時間30分。登りに比べてなんと速かったこと。なのに、倍以上歩いたようなしんどさでした。

 そして自販機へ。だけど、ショック。お茶も水も全部売り切れでした。

 トイレ近くの東屋で休んでいたら、わたしと同じくらいの女性が話しかけてきました。聞くと、お父さんが熱心な信者で、子どもの頃はよくお父さんに連れられて登ったそうです。弟さんには小児麻痺か何かの障がいがあったのですが、登る(お参りする)うちにいつの間にか麻痺もなおり、今ではお孫さんもいるとか。

 「石鎚山のおかげよねえ。」とその人は言っていました。この山には身を鍛え(リハビリ)心(精神力)を癒やす力があるのかもしれません。

 西条市民は今でも災害が少ないのは石鎚山のおかげと信じています。(地理的にね、いい場所にあるのです)

 そんな話を聞いているうちに子どもたちが元気よく降りてきました。ちょっとした困りごともあったようですが、小学1年生のウマオも初めての登山をがんばりぬいたそうです。

 その後売店で飲んだコーヒーのおいしかったこと。

 トラオたちは次は成就コースに挑戦するそうです。わたしも今から鍛えればついて行けるかな?

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石鎚登山 3 花に引かれて石鎚神社へ

2020-08-23 11:58:06 | お出かけ
 ここからは自分の体と相談しながらだなあ、だけどあの山の向こう側を見てみたい。あそこまでは行ってみようか。
と、またまたとぼとぼと歩き始めました。
 
 
 木陰のない道は日差しが暑くて暑くて
 
 
 
 だけどちょっとでも歩けば目的には近づくものです。
 


 
 てっぺんの(石鎚山頂ではない)木が茂っているところあたりへ着きました。そこからは
 
 
 長い下り坂。
 石鎚山頂は、ひたすら登るのではなく、アップダウンを繰り返しながら徐々に高いところに登っているという感じです。だからあまり疲れを感じないのかもしれないけど。
 
 はあ~ 下りがあるということは、帰りには登るということねえ。
 わたしは尾瀬に行ったときのただただ下るだけの往路を思い出してため息をつきました。帰りの登りはつらいなあ。でもあのカーブの先を見てみたい。
 ひとやすみしたあとわたしは再び歩き出してしまいました。
 
 意外にもこのあたりからいろいろな種類の花が見られるようになりました。
 
 サーモンピンクがかわいい。何の花でしょう。
 
 
 再び石鎚山頂が見え出しました。
 
 


 
 最後の最後がけわしいのです。
 いつの間にか、駐車場より山頂の方が近い距離になっていました。
 
 
 
 
 ここまで来たら上のトイレを目指そう。
 
 遠くに街が見えました。西条?新居浜?
 
 
 
 シシウドの咲いた道
 


 
 花火みたい。
 
 右手に下界を眺めながら
 
 
 足元の花々に心奪われて
 
 ミヤマヒキオコシ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 ついに、トイレまで1㎞のとところに来ました。あ、別にトイレいきたかったわけではありません。このトイレが新しくなっているというので見たかったのです。
 ここで娘に電話しました。
 
 もう頂上に着いた?
 はあはあという息づかいが聞こえて
 今新しいトイレのところ。今から山頂へ上がる。いまどこ?
 トイレまで1㎞のところ。
 ああ~、そこからがきついよ。

 あんなにはあはあ言ってたんだものね。だけど足元に次々と花が現れて、わたしはついつい前へ前へと進んでいました。
 
 メタカラコウ? 花びらが少ないから。
 
 
 一面同じ花。一斉に咲いたらきれいだろうなあ。


 
 斜面ごとにちがった葉っぱの群生が現れます。何の植物かさっぱり分からないのが残念です。
 
 これによく似た花は見たことあるんだけど、
 
 ハガクレツリフネというらしい。 
 
 
 ツリフネソウの仲間らしい。横から見てみればよかった。
 
 
 花穂がでていますが、花を見てみたい。
 
 
 シロヨメナ?
 
 
 何の群生かわかりません。
 
 
 シコクフウロ? こんなにたくさん。
 
 ゲンノショウコの仲間だとわかります。
 
 
 
 花びらに切れ込みがあるのですが、同じ花なのかな?
 
 
 こわっ
 
 
 崩れないことを信じて通るほかないです。
 
 レイジンソウですと。これは判別がしやすいです。特徴的な花の形をしています。 
 
 
 
 道はまだまだ続く・・・・
 
 
 ミソガワソウ?

 

 先ほどの写真、下の方ではまだ咲いてなかった花。理科の試験管洗い用ブラシみたい。あとで調べてみたらどうも葉っぱが違います。 あれはオオマルバノテンニンソウで、こちらは
 
 ナンゴククガイソウ?



 そして



 トイレ休憩所まで400メートル、山頂まで1キロメートル。
 
 植物の名前がさっぱり分かりません。が調べていると時間がかかりそうなので先に進みます。どなたか名前が分かったら教えてくださいませ。
 追記ーできる限り調べてみましたが、すべて?のつくものばかりです。間違っていたらごめんなさい。
 
 -続くー
 
 
 
 
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石鎚登山 2 道はすれ違い 山は情け 

2020-08-20 00:35:23 | お出かけ

 石鎚登山シリーズ 副題に昔からあることわざのパロディーをつけてみました。旅は道連れ 世は情け

 山道は、登る人と下る人とが出会うと、ようやくすれ違うことが出来る細い道です。

 



 こんな時下りの人が道を譲るのがマナーだと、昔教えてもらいました。だけどこのマナーはだいぶ崩れかけている? もしかしてわたしの記憶が間違ってるのでしょうか?登る人が道を避けて立ち止まり、下る人がさっさと降りていく場面も多々ありました。 ただ・・・・

 すれ違うときかならず「こんにちわ」と挨拶し合うのが心が和む瞬間でした。小さい子の元気な声を聞くと励まされました。

「お気をつけて」と、白髪頭のばあさんを気遣ってくれる人も何人もいました。

 見知らぬ同士が警戒心を解いて挨拶し合うーなんて平和な世界なんでしょう。

 だから、余力のある方が道を譲ったのでいいんですよね? 

 わたしは登りでしたが、ずっと立ち止まって道を譲りました。 下から追いついてくる人も避けて先に行ってもらいました。だってたびたび小休止するほうが動悸が収まります。よろよろと歩いてご迷惑をかけてもいけませんし。

 おかげでたくさんの人と出会い、時にはお話をすることも出来ました。

 強者

 野営用のテントを背負っているんですって。だけどわたしよりずっと歩くのが速かった。

 

 山頂の小屋まで清涼飲料水のケースを運ぶ人。3ケース背負っています。

 4人と会いましたがその中の一人は若い女性でした。彼女、わたしを追い抜くときこう言ったんですよ。

「いらっしゃいませ。」

 プロだ~

 そのほかにも、ビーチサンダルで登る若者。さすがにこれはどうかな?。帰りにも会いました。どうやら足を怪我することはなかったようですね。

 小さい子連れ

 崖崩れのがれきの上を、子どもをおんぶしてひょいひょいと渡っていったお父さん。おんぶ紐でしっかりとくくりつけていました。最初から歩けなくなったときの用意をしていたと思われます。

 おんぶされていた小さな女の子は3歳くらいでしょうか。次に出会ったときはしっかりと自分で歩いていました。

 それから このあたりで出会った家族。

 男の子は8歳と5歳だと、元気よく答えてくれました。トラオ、ウマオと1歳違い。小さい頃から山に親しむって本当に良いことだと思います。

 弟君がいたずらっぽくクマザサの葉を採るふりをしました。すかさずお兄ちゃんが「採ったらいかんよ。」もちろん採るつもりはなかったようです。すでに山登りのマナーを身につけている様子。

 むしろ大人が気をつけなければ。ベンチに座っていると、たばこの煙が流れてきたのです。それも2回も。

 この日は快晴でした。

 

  ひろい牧場のように見えるのは瓶が森かな?




 一度もガスがかかることもなく景色が見られるのは珍しいことなのだそうです。

 こんなにきれいな景色ですから、煙の匂いはことのほか気になりました。山全体を禁煙にすべきだと思いますが?

 それから、男の子たちと同じくらいの年頃の姉妹にも会いました。この子たちは先に行っては後から来るおばあちゃんを待っていたようで、わたしの後になり先になりして、何度も出会いました。

「あ、また会った。」下山する頃にはすっかり顔見知りになっていました。

 神社関係の人

 神主さんらしき服装の人

 それから、登る途中、山の中をホラ貝が響いて、ああ、神社で吹いているんだなとわかりました。そのホラ貝を手に下ってきた人は、全身白ずくめの、びっくりするほど若くてかわいい女性でした。あの山々に響き渡る音を出せるとはとても思えないほどきゃしゃで、まるで山の妖精に出会ったような気持ちでした。

 そのほか、おもしろいと思ったのは、親子ペアの登山者(中高年の父親と息子 あるいは娘 母親と娘など)が多かったことです。我々世代の登山者も多いように思いました。

 こんなふうに、立ち止まっていろいろな人に会うのも楽しく、いつの間にかこんなところまで来ていました。

 ベンチがたくさん。

 日差しが暑すぎて、ここにはすわれません。

 ここからは石鎚が真っ正面に見えます。

 

  


 うう~ん、あそこまで行けるかなあ。

 
 腰の痛みは全くなく、1週間ほど前にひねった足首も異常なし。だけど少々頭が痛いような気がする。もちろん水分は十分とっていたつもり。酸素が薄くなった?さあ、どうしよう。
 
 
 
                       
                      -続くー
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石鎚登山 1 年寄りの氷水

2020-08-19 08:20:25 | お出かけ

 ひょんなことから孫たちの登山に付き合うことになり、石鎚山に登りました。標高1982メートル、西日本の最高峰であり、霊峰として信仰されている山でもあります。

 朝の8時半 スカイラインの終点、土小屋の駐車場はほぼ埋まっていました。登山客はここから徒歩で頂上を目指します。

 



 

すばらしいお天気で、遠くには瓶が森が見えました。



 この歳になって石鎚に上るなんて、

 年寄りの冷や水氷水

 怪我でもしたら、熱中症にでもなったら・・・だから、土小屋近辺を散策してみんなが降りてくるのを待つ予定でした。

 しかし・・・

「そうは言っても、もうちょっと、もうちょっと、と思っているうちに頂上まで行ってしまうんじゃないですか。」

 トラオパパは予言しました。

 孫たちが出発したあと、石鎚神社の土小屋遙拝所にお参りして、参拝用の杖をお借りして、せっかくだからちょっとくらいは歩きましょう。



 登り始めは緩やかな登り坂。



 いつの間にか0.6㎞歩きました。



 クマザサの茂った道を歩きます。

 



ヒヨドリバナ

 この花があるということは?

 ここへ来るまでに車の前を横切った蝶がいて、それが淡いブルーの羽だったような? 

 前方で女性がひとり興奮気味にカメラを構えていました。

 やはり、

 いたのはアサギマダラでした。

 



 初めて実物を見ました。ふたりして夢中で写真を撮りました。全然知らない人だったけどいろいろお話しながら。だけどアサギマダラはこんなものじゃなかったのです。

 アサギマダラと分かれてからもほんとに気持ちのいい道が続きました。

 しばらく行くと、新しく整備し直したらしい木道になりました。

 うっかり杖が溝にはまったら、杖に引かれて転んでしまうかもしれない。ここは用心して、杖をつかずに歩こう。

 登山前に決めていたこと1 

 とにかく足を痛めないこと、これは昔、トラオの川流れに付き合ったとき、インストラクターに教えてもらったことです。足を怪我したら自力では移動出来ません。だからわたし、足元だけはトレッキングシューズを履いてきました。これが正解。日頃の運動不足にもかかわらず、あまり疲れを感じません。

 下の方にピンク色の花の群生が見えたのですが、あれは何かな?



 景色に引かれてまだまだ歩いて行くと、ふたたびアサギマダラ

 
 それも3,4匹。
 逃げません。 チョウとの距離3,40㎝



 トリミング無しでこんなに大きく撮れました。

 ここでまた、たっぷりと時間を取りました。そしてチョウを巡ってお母さんと男の子二人で登ってきたグループとお話しました。

 なおも木道は続いています。


 いかん、ぜーぜーしてきた。

 登山前に決めていたこと2 

 心拍数が上がりすぎるような歩き方はしない。のんびりゆっくり楽々と歩くこと。

 シシウドの花やきれいな苔(ウマスギゴケ?)を撮るために立ち止まり、後から来た人に先に行ってもらうために立ち止まり、降りてくる人を避けるために立ち止まりして、動悸を収めては歩き、収めては歩きしました。

 途中、沢の崩れた場所がありました。
 
 ずいぶん高いところまで来てしまったなあ。

 道が石畳のようになって

 

 なにやらわからないチョウ。こちらはすばしっこくて、ようやく撮れた一枚です。

 いつの間にか1,6㎞も登ってしまいました。どうやらトラオパパの予言は当たっていたようです。

 ー続くー

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カブトムシはどこ?

2020-08-18 08:23:58 | 植物

  7月の20日頃、カブトムシの飼育箱につやつやとしたオスのカブトムシがいるのを見つけました。やったあ、ようやく羽化したのか、と大喜びでウマオたちにも見せました。

 急いでゼリーをあげると、すぐさま頭を突っ込んで、大半を食べ尽くすまでうごきませんでした。気がつくのが遅すぎてよっぽどお腹をすかしていたのでしょうか。

 

 その頃もう一つの箱で

 明らかに羽化に失敗したカブトムシを見つけました。もちろん、もう死んでいました。虫が無事に大きくなるのも命がけなんだなあ、とかわいそうに思今したが、ようやく我が家のカブトムシも羽化のシーズンを迎えたか、と、楽しみでもありました。

 ところが、そのあと、一向に後に続く成虫が出てこないのです。それまでも、まだかなあ、まだかなあ、と箱を覗いてはいたのですが、気になることがあって・・・

 まず、6月終わり頃、こんなにもフンがあるのに幼虫が見えないことが気になりました。

 しかも3つある飼育箱の中でフンがあるのは大きい幼虫を入れた一つの箱だけなのです。

 冬の間にえさを補充するとき、箱を増やして三つにしました。それに10匹くらいずつ分けて入れました。だから30匹はいたはずなのに、6月に土の上の方をそっと掘ってみたら、3匹くらいしかいないのです。だけどもう蛹の部屋を作っているかもしれないと、それ以上掘るのはやめました。

 そして、最近になって衝撃の事実が・・・・

 あの、つやつやしたオスのカブトムシは夫がもらってきて入れたと言うのです。

 ああ~ なんと言うこと

 未だにわたしは箱の中で羽化した成虫を見ておりません。カブトムシはどこへ? 過密で蛹室が作れず羽化できなかったとしたら、それはほんとうにかわいそうなことをしたと思います。一箱に10匹が過密だと言うことは分かっていたのですから、バケツでもなんでもいい、もう少しゆったりと入れてやるべきでした。

 ただ、ちょっとだけ希望もあってー

 一番大きな箱の飼育マットの表面に、ときどき何かが潜ったか出て行ったかのような穴が空いていたことです。その箱はふたはせず、網もかけていませんでした。あれが羽化したカブトムシが出て行った跡だったのでは? 多分7月頃ぼつぼつと空いていましたので。

 だけど、残り二つの箱には金網をかぶせていましたから、羽化すれば分かるはず。この二つの箱にいた20匹は全滅したのか・・・ ああ、遊び半分で中途半端に飼うべきではなかったと、非常に反省しています。

 2,3日前、窓の外に飛んできた雌のカブトムシを捕まえまして(放っておくとブンブンうるさいので)、網をふせた箱にゼリーと一緒に入れておきました。ところがよく朝見たら、網が少しずれて、カブトムシはいなくなっていました。

 あらあ、網を乗せたくらいでは逃げてしまうのか~

 そうしたら、こちらの箱からも、何匹かは飛び立っていったかもしれないね、そう思ったらちょっとだけ気が楽になりました。

 時期的に、もう羽化してくることはおそらくないとは思いますが、まだ箱を片付ける気にもならないでいます。

 

 

 

 

 


 
 
 
 
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ノボタンが茂りすぎ

2020-08-15 10:16:22 | 植物
今、花真っ盛りのノボタン
 
 
 きれいな紫。よく見るとおもしろい花心

 
 散った花びらさえも風情があっていいなあと思うのですが

 
 ちょっと暴れすぎです。

 
 背丈もブルーベリーを超え、ニオイバンマツリと同じくらいに伸びています。冬に切り詰めるとその分夏に伸びるような気がする・・・・


 あ、横の方に変わったシルエットの植物が伸びていますが、これはヨモギ! ヨモギは、このあたりではもう安全安心なのは見つからなくて、(農薬やら犬の〇〇やら)自家製のヨモギもいいなあと、わざと残しておいたのです。伸びていくノボタンと競うようにヨモギも伸びて、信じられない高さになっています(わたしの背丈を超えているもの)
 
 もう14,5年前にオーストラリアに行ったとき。フェンスから高くはみ出しているノボタンを見て、「気温が高いとあんなに大きくなるのか。」と感心した記憶がありますが、我が家のノボタン、十分オーストラリア並みになりました。
 
 茂りすぎたノボタンの陰にちらりとピンクが見えていたのですが、それは
 
 
 鮮やかなピンクの大輪のダリア。



 毎年無視に食われてぼろぼろの花びらなのですが、今年はきれい、と言うより、きれいなうちに見つけられてよかった。

 ダリアのところも半分はノボタンで覆われています。ここに、暗紫色の「黒蝶」と、今あるのよりもう少し薄いピンクの大輪のダリアを植えていたのですが、これだけが元気に咲いていました。これって、一番最初に植えたダリアなのでもう10年はたっていると思います。ほったらかしなのに、すごい!えらい!
 
 少々花の傷んだのを1本切り取って、傷んだ花びらを取り除き、
 


 
 
 どうかしら? まるでスイレンが咲いたみたい。もともと娘のスイレンで、昔の大きなすり鉢に植えていたのですが、冬の間に水も切れて根っこだけになってしまいました。それでいらなくなった味噌壺に植え替えておいたら、今年は今までで一番葉を茂らせてくれました。でも、まだまだ花を咲かせるほどの勢いはないみたいです。
 今年はしばらくこれで楽しみましょう。
 
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セミロード

2020-08-13 09:49:00 | 生き物

 夕方になるとポチから矢のような催促があって、よほどでない限り散歩しなければならなくなりました。(すでに1回目の散歩を夫と済ましています)

 途中、トラオが「セミロード」と名付けた果樹園の道。通りかかると一斉に飛び立つのでトラオはびびりまくり。ポチは喜んでジャンプして捕まえようとします。なかなか楽しい道なのですが、ついにトラオが散歩に付き合ってくれなくなりました。

 こうなると逆にわたしはセミロードを楽しんで道草を食うばかり。ポチもそのあたりの匂いをかぎ回っておとなしくしています。

 

 樹皮と同化したニイニイゼミ。わかりますか?

 ニイニイゼミは梅雨明けを告げるように鳴き出すセミ。それが夏休み近くになるとアブラゼミが多くなり、夏休み中盤はクマゼミ、終わり方にヒグラシ、と少しずつ出現の時期がずれています。
 去年は南方系のクマゼミがものすごく多くて、いよいよ温暖化が進んでいるのか、と思ったのですが、今年は今の時期、断然アブラゼミが多いです。現れ方としては順当にように思います。
 
 ちょっと珍しい角度から
 
 
 画像が粗いですがトリミングしてみました。



 こんなふうに口元が分かる位置から撮るのって初めてです。
 
 近くには抜け殻


 アブラゼミ
 
 
 ニイニイゼミはキーゥイの樹に多かったのですが、アブラゼミは断然イチジクに多いです。
 
ここに写っているのは3匹
 
 
 もうちょっと上にもう1匹



 見えるだけで4匹が1本の木にいました。

 ところで、先日、玄関でおかしな鳴き声が聞こえました。鳥のような、耳障りな雑音のような。リビングの戸をそっと開けて玄関を見てみましたら、2羽のスズメがぱっと飛び立ちました。
 なんだ。だけどどうしてあんなに騒いでいたんだろう。
 戸の隙間に何か見えます。
 
 今度は外に回って見てみました。すると
 
 なに、これ。

 
 アブラゼミが戸の隙間から出られなくなっていたのです。雑音に聞こえたのはセミの鳴き声でしたか。
 
 そして戸にしがみついていたのは


 
 セミの抜け殻でした。想像するに、夕べ玄関の戸で羽化したセミがスズメたちに見つかって、スズメたちは獲物を独り占めしようと争っていた・・・・ように思われます。
 この間スズメが、小さな蛾を追いかけているのは見ましたが、結構大きなものも狙うんですねえ。珍しいところを見ました。
 
 
 狭い隙間からそっと助け出しました。すぐには飛び立とうとしませんでしたが、いつの間にかいなくなっていました。
 
 そして今日、初めてヒグラシの鳴き声を聞きました。草むらからはコオロギの声。猛暑が続いていますが、生き物は正直です。秋は近づいているようです。
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いろいろおしゃべり

2020-08-11 23:08:11 | いろいろ
 ピーマンが大量に採れました。というか、2,3日採るのをサボったら、こんなになっていました。
 
 
 これ、楕円形の特大ざるに山盛りですからね。あちこちへお配りしてもまだまだある。ピーマンて、そんなにもりもり食べるものではないですし、山ほどさしあげても迷惑するかも。
 
 ちょっと預かりものもあったので、ピーマンも持って弟のところに行ってきました。
 
 オリーブオイルなんだけど、食べるかな? 食べるよね。
 
 おお、食べる。最近バナナに油をかけて食べよる。
 
 え?バナナに?
 
 なんとか油。
 
 わかった、エゴマ油とかアマニ油だろ。
 
 そうそう。アマニ油。バナナは油が染みこむんじゃ。
 
 最近注目されてきたオメガ3。もう取り入れているらしい。 わたしもだけどね。リンゴには染みこまないけどバナナには染みこむというので、帰って試してみました。
 
 
 手前の切れ端。染みこんだ部分とそうでない部分と、はっきり色が違います。上の方の切れ端はかけ過ぎた。だけどわたしはいちいち生の油をかけるのも面倒なのでサプリメントで済ましていますけどね。
 
 それから少し時間に余裕があったので久しぶりにゆっくりと話をしました。
 
 害獣対策の電気柵について
 
 家のすぐ横の畑に電柵を張っているので、こんなところにハクビシンが来るのかと聞いたら、住宅に住み着くのもいるんだとか。そしてうちの畑に着いた足跡を見てもらいました。やっぱりイノシシのようです。だけどトウモロコシを食べた跡を見せると
 
 
 これはハクビシンだそう。ハクビシンは爪でひっかくので皮が縦に避けているんだとか。
 ひぇ~~ うちの畑は、イノシシとハクビシンと両方に狙われてたのか。
 
 今スズメがつついて困る。
 
 あれ?カラスじゃなかったん?
 
 スズメのほうがたちが悪い。ちょっとずつあちこちつついて、ネット張っても隙間から入ってくる。もっと幅を狭くせんといかん。
 
 はあ~、去年たしかハクビシンよりもカラスのほうがたちが悪いと言っていた。スズメはそれよりも迷惑ならしい。つまり
たちの悪い被害の大きい順に
 
 ハクビシン < カラス < スズメ 
 
 体の大きさと逆ですね。美味しい物を作るには苦労が多いです。
 あまりにも被害が多いのでトウモロコシも採る気がしなかったとのこと。我が家も同じです。だけど2日ほど前に採った(それにしてはずいぶんおいしかった)のがあるからと、大型冷蔵庫から出してくれました。
ふふふ・・・弟の家に行くときはたいてい物々交換です。そしてまたジャガイモをもらいました。
 
 ところでこの間くれたじゃがいもねえ。インカのひとみともう一つ何だった?
 
 インカルビーじゃないか?
 
 だけどインカルビーで検索すると宝石しか出てこんのよ。前はアンデスルビーって言ったろ? でも、アンデスルビーというジャガイモもないんよ。
 
 え?
 
 そしてネットの注文した品を確認して
 
 ああ! インカルージュじゃった。(困ったもんだ)
 
 それで一つ疑問が解けたのですが、昔わたしが植えたアンデスルビーは? ついに分からずじまいです。で、先日の記事を訂正しておきました。
 
 
 そして先日行った森林公園のこと。
あの日、弟も行ってたんだそうです。わたしと入れ替わりくらいだったとか。それで植物のことなどを確認しまして、分かったことは前回のブログに反映してあります。
 
 気になっていたこれを見せました。
 
 
 駐車場の上の林に咲いているアジサイ。
 
 これってどうして植えたんだろうねえ。
 
 ああ~行政は何にも考えとらんけん。
 
 自生する植物がうっそうと茂る中に、家の庭みたいな花が咲いていることにだれも違和感を感じないのかなと思ったのですが、弟はわたしとよく似ている考えでした。(さすが姉弟?)
 
 
 わたし、いっぺんも皿が峰に上ったことないんだけどねー。難しいんかなあ。
 いや、あそこから龍神平までじゃったら30分ほどじゃ。
 
 
 子どもでも歩ける?
 
 歩ける、歩ける。朝飯前に人登りする人がこの辺におる。
 今度挑戦してみようかなあ。
 
 すると、地図と植物の写真が載ったパンフレットをくれました。
 
 今頃山を歩きよるんは年寄りばっかりじゃ。年寄りは歩くの速いぞ。
 
 二人とも十分年寄りなんですけどー
 なんだか二人でコントやってるみたいでした。
 
 
 
 
 







 
コメント (2)
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