あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

はなこ病院に行く

2024-07-09 23:20:00 | ペット
 4日間の北海道旅行から帰ってきました。
北海道も涼しいとは言えない気温ではありましたがそれでもしのぎやすく、乗り換えで降りた羽田空港の通路がお風呂のように生ぬるくていきなり現実に引き戻されました。
 旅行については写真整理が出来次第アップするとして
 
 留守宅の様子は?
 せっかくすずなりになったジヤボチカバが、暑さのため美味しくなる前にダメになってるし、



 芽生えたフウセントウワタも、せっかく育ち始めたエキウムも瀕死だし…




 百本ほどあったのに、これだけ。乾きには強いはずでしたが予想以上に暑い日々だったようです。
  
 この暑さではなこがまいっているみたいでー
遊びに来たウマオとおともだちのHくんが口々に

 ばあちゃん、はなこ元気がないよ。
 痩せとるよ
 足が変なよ、

夫までが 餌を食べん




背中まで曲がってる?


 いつからこんなにおばあさんになつた?

 はなこは、家族がそばにいないと犬小屋から出てきません。以前のケージ暮らしのせいか、散歩以外は引きこもりの毎日。外は風が吹いて涼しいのに。 

 せめてひんやりしたマットを敷いてやろうと、こんなものを買いました。
 
 
  ひんやりが続くのはいいです。外で使えるのもいい。しかし、
 とにかくはなこは変わった環境が嫌い。わたしが付いていても、そわそわと落ち付かず座ろうともしません。
 30分ばかり躊躇した挙げ句、やっとマットに座りました。座ってみたら気に入ったみたい。
 そんなだから、暑いところで我慢していたのかもしれません。


 帰宅した次の日、散歩したらはなこは何回か段差や草につまづいてひょろつきました。
散歩の距離を三分の一に減らして帰る時、花子ば何度も立ち止まって休みました。

 月曜日、わたしは自分の歯医者の予約をキャンセルして獣医さんの予約を取りました。

 2回目の病院です。汚れ防止のシートを背もたれごとすっぽりと覆い、その上にペットシーツを敷いて
 


 床にもビニールシート。その上にゴミ袋を敷き詰めて、水やらお皿やら、うんち袋やら諸々の物を積み込んで準備完了。

 前回、フィラリアのお薬を処方してもらうために連れて行った時、彼女は車に乗るのが怖くて お漏らしするし座席にう◯ちはするしで大変でした。ただポチもそうだったのでそれは想定内。前回も万全の汚れ防止で車を汚すことはありませんでした。

 さて、2回目だから少しは慣れたかな?
 いえいえ、ぜーんぜん。車に乗せた直後にやられました。さらに病院の待合室でポタポタと大きなのを。
 すみません。わたしは平謝り。看護師さんが嫌な顔一つしないで片付けてくれました。
 
 さて、診察室で

😟なんか痩せた気がするんですけど

👨‍⚕️いや、前と変わってないよ

🫨足が変じゃないですか

👨‍⚕️犬の足はこんなもんよ

👨‍⚕️熱もなし。夏バテかな?
この子はフィラリアがおったんよね。心臓がダメージ受けとるね。
🤕春頃は孫と走ってたんですけど。

👨‍⚕️走ったらいかんなあ。心臓に負担がかかる。

そう、はなこはうちに来た時はすでにフィラリアに感染していたんです。前回の検査でわかりました。

😯でも、今のお薬で駆除できるんでしょ?

👨‍⚕️完全におらんようになるまで3年はかかる

3年!はなこは13歳。フィラリアがいなくなっても年取って死ぬ可能性もある。

 診察台から下ろすとはなこはドアに直行しました。

 🐕 早く、早く帰ろうよ。
 😟 待ちなさい。お金払うから。

 来る時は頑として乗るのを拒否したのに、今度は自分から車に飛び乗りました。そして後部座席にちょんとお座りしました。信号待ちになると、クンクン、早く行けと催促。
 待て待て、赤信号なんよ。

 食欲のなかったはなこも、チュールは大喜びで食べたので一安心。こっそり混ぜた薬も飲んだし。
 西日の強い夕方は、日陰に連れて行って二人で夕涼みしました。慣れない場所には付き添いがいるのです。ほんの数メートル移動しただけなのに。

 尻尾を下げて不安そうなはなこでしたが
ようやく尻尾が上がったね。



 いつもなら涼しくなった今からが畑仕事の時間でしたが、実はわたしも、朝からふらついていたので無理をしないことにしました。
ー疲れが溜まると何日か後にめまいがするー
何回か経験した後、自分の体のくせもわかってきて、うまく対応できるようになったと思います。用心したおかげで、今回は軽く、1日で治りましたから。
 はなこも今日の散歩は休まず帰れました。


 

 
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はなこの宝物

2024-05-14 00:22:00 | ペット
 はなこがうちに来てから半年が過ぎました。

 うちに来てまだ日が浅かったころ



 結構貫禄のある表情です。9歳ですから。

 お散歩中。小柄でおとなしいはなこは、子どもたちの人気者になりました。



 はなこは誰にもほえません。飛びついてもいきません。
 おとなしいねえ
 かわいいねえ



 本当にそうかしら? 大人しいというよりよそよそしい感じがするんだけど。それに、結構自己主張もするんです。帰りたくなければ座り込みをするし。
 
 3ヶ月後、ワンと、一声。はなこが初めて、散歩を催促しました。


 早く早く。地団駄踏んでいます。


 で、わたしに飛びついてきました。


 でもね、あまり喜んでいるふうには見えません。ついつい甘えん坊だったポチと比較するからかしら。

 そのはなこに、百均でボールを買ってあげました。押すとキュッキュッというのです。はなこは散歩の時、摘果した柑橘の実を転がして遊んでいましたから、喜ぶと思いました。
 はなこにあげると、すぐに咥えて小屋の中に入りました。あれ?鼻で転がして遊ぶんじゃなかつたの?

 その日、はなこは散歩に行きたがりませんでした。なんだか小屋を振り向き振り向き、渋々とついてきました。そして、帰るとすぐに小屋の中を覗き込み、ボールを見つけると安心したように小屋に入りました。
 どうもはなこにとってボールはおもちゃじゃなかったみたい。

 ウマオが先にはなこを連れ出して、そのあとわたしがボールを小屋から持ち出して、いっしょに散歩に行きました。

 人も車も通らない畑の道でボールを投げると、一目散に走って行って咥えます。


 
 そのままボールを離しません。




 無理やり取り上げようとしたら、

 ガルルルル 怒ってわたしの指を噛んだのです。
 痛い!ほら、見てごらん、指が痛かったのよ。とわたしが叱ったら、ちょっと反省したような?

 その後、はなこはボールを追いかけて行くものの、咥えようとはしなくなりました。どうも、咥えてはいけないと勘違いしたみたい。私たちは、はなこがボールを取ってきて渡してくれるように教えようと思ったのですがー
 ボールを投げると全速力で走って行って

 ほら、ここにあるよ。


 今度はここだよ、取りに来て。


 緑のボールはケイタがあらぬ方向に投げてしまい、二個目のボールを買いました。今度

 おにいちゃん、ボール投げて。


 ねえ、早く投げてよ。



 さあいくぞ!


 それ!


 ボールを追いかけて広場を走るはなこ


 けど持って帰ってくれないから、人間が取りに行かなければなりません。はなこもウマオも結構な運動量で


 少しスマートになったかな? 顔が笑ってるし。しかし、2個目のボールも紛失。うっかり藪の中に入っても、はなこは取ってこないのですから。
 

というわけで、私たちはボールをおもちゃにすることをやめました。3個目のボールは、しっかりと自分の小屋にしまってあります。


 そして、誰もボールを取らないとわかったのか、はなこはすんなりと散歩に行くようになりました。以前よりずっと嬉しそうにくるくる回りながら。










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お散歩

2024-01-17 20:04:00 | ペット
 昨年7月、ポチが死んでから途絶えていた夕方のお散歩が復活しました。

 センダンはすっかり葉が落ちて実だけが残っています。


 毎日違う夕空










 お散歩再開ということは?

 そう、


 新しいわんこがやってきたのです。

 もう一生犬は飼わないと決めていたのはわたしだけ。夫はまだ半年も経たないうちに新しい犬を連れて帰りました。わたしに相談したら反対されるのはわかってますので、事後承諾というか、既成事実を作って飼わずにはいられなくしたというかー
 もう🤬
 歳をとって飼えなくなったらどうするのかと怒ったら、9歳だからそんなにいつまでも生きてないという。それにしたって、あと4.5年でお別れじゃないの😡

 ポーズが様になっています。


 顔は若い時のポチに似ていました。
 ちょっぴり小太りで毛並みはツヤツヤ。どう見たって立派な芝犬です。我が家は代々行き場のない犬を引き取って、番犬として外で飼っています。こんな立派そうな犬、外飼いしてもいいものなのかしら。

 聞けば、夫の知り合いがブリーダーをしていて、この子はもう子どもを産ませられないのでただでくれたというのです。ずっとケージで飼っていて散歩は10頭一緒にしていたんだそうな。
 名前はハナコ。はなちゃん
 ブラッシングをしても嫌がらず、おとなしく撫でられるままのところを見ると、そこそこ大切にされてはいたのだと思いますが、来て3日間くらいは、頭を撫でると小刻みに震えていました。そしてほとんどポチの小屋にこもりきりでした。
 可哀想に、いきなりこんなボロ小屋に繋がれてねえ。亡き父が使っていたフカフカの敷パットを切って敷いてやりました。
 3日目くらいだったかな?おとなしく従順だった子が、散歩から帰りたくないと家の近くで座り込みをしました。しかたなく散歩を延長。
たった一人で気ままに歩くのが気に入ったみたい。
 一週間経つと、後ろ足で立ってしがみついて甘えるようになりました。よかった、脚力がついてきたようです。

 一月経つと、ぴょんと飛び上がりました。ほんの5センチほど😄 それでもジャンプできたんだものねぇ。
 たまにウマオが連れていくと、二人は全速力で走ります。

グイグイ引っ張って


クンクン嗅いで


 こっち見て


 またクンクン


 わたしには通い慣れた道。秋には一面に彼岸花が咲く所は、今は葉っぱが茂っています。


 毎年、奇形果を並べているキーウィ畑もいつもと同じ。


 けれど変わったこともあります。

 たとえば
 ガガイモの鞘が増えて見つけやすくなったとか


 去年まで収穫していた柿が今年は収穫されてないとか。
 




 この柿畑、ポチと散歩していた夏の頃は、ご夫婦で手入れをしていたんです。たった半年の間に何があった?
 先日、ご主人が、実がついた枝を切っているのを見かけました。ちょうど剪定の時期ではあるのですが、奥さんは?病気?亡くなった?ちょうど収穫時期に何かあったに違いない。悪い想像しか浮かびません。
 けれど剪定をするということは、再びお世話をするということですね。頑張って。

そしてここにも収穫を諦めた木が。



 自然に落ちたのか、わざと落としたのか、ヘタを見てみました。切り落としたのはヘタが残っているのでわかります。どうも、自然に落ちたのと摘み取ったのと両方あるみたい。



 わたしが実を拾い上げてみていたら、はなちゃんがにわかに興味を示しました。そして実を転がして遊び始めたのです。
 はなちゃん、遊ぶのも好きだったんだー

 こうしてはなちゃんは少しずつうちの子になってきました。おかしなもので、初めは、はなちゃん、と、間違いなく呼んでいたのに、慣れてくるに従って、ポチ、と間違えて呼ぶんです。



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ポチの脱走

2021-11-18 21:29:39 | ペット
 ポチがいなくなりました。
 ポチは外で飼っています。鎖を車庫の梁からぶら下げているのですが、ぶら下げるためのワイヤーが金属疲労で切れてしまったのです。鎖をつけたままいなくなってしまいました。
 特に心配もせず、お腹がすいたら帰ってくるだろうと、えさだけ入れておきました。今までは、夜遊びしても朝ご飯の頃には申し訳なさそうに帰って来て(ほんとうにしおらしく)そのままおとなしく鎖に繋がれていたのですが・・・・
 10時近くになっても帰ってこないので心配になってきました。上から鎖を垂らしている関係で、鎖は普通の2.5倍の長さにしてあります。藪の中に入り込んで鎖が絡まっているにちがいないー 
 私は探しに行くことにしました。今の時期、柿やキーウィの収穫で畑には人が大勢います。大声で「ポチー」と叫びながら歩くのは恥ずかしいですが、仕方ありません。とりあえず、いつもの散歩コースを歩いてみることにしました。すると、名前を呼んで数メートル歩いただけで、遠くからワンワンと吠える声が。
 このあたり、あちこちで犬を飼っていてどこの犬もよく吠えるものですから、ポチかどうか判断しにくかったのですが、多分あれはポチの声。
 声を頼りに柿畑の中を歩いてみました。 
 ところが
 ポチのおばかさん、私の声を聞きつけたとたんに吠えなくなってしまいました。まだ見つけた訳ではないんだよ、ちゃんと居場所を教えてくれなくちゃ。
 たしかこちらの方から聞こえたよね。もう、他所の家の近くまで来てしまいました。困った。人の家の敷地に勝手に入るわけにはいきません。と? 近くでかすかに息づかいがー
 
 草に埋もれて、鎖を枝に絡ませてポチがしっぽを振っていました。ぎりぎりセーフ。家の裏側ではありましたが、敷地の外でした。ひとんちの裏側を覗くなんて、なんだかドロボウでもしているような気分。
 今、ここの人は仕事にでていないよね。裏口からひょこっと出てきたらどうしよう。絶対仕事のはずよね。おそるおそる近づいてみるとー
 
 
 
 
 これって、ボタングサギ?
 この間から、どこかに生えてたらうちに持って帰りたいなあと思っていたところでした。
 ボタンクサギはかなりはびこっていて、向こうの方にはまだ花が咲いているのが見えました。

 
 やったあ。この場所は、柿畑の端っこで、ボタンクサギも雑草のはず。黙っていただいても問題ないでしょう。でも、この日何もしません。最近晴れ続きなので、雨が降ったら数本頂いて帰るつもりです。
 
 新しくワーヤーを作り直し、これでしばらくは安心です。
 
 ところが、またポチが離れてしまいました。夫が散歩に連れて行こうとして離れているのに気づいたんだそうです。今度は首輪が切れたんだと言います。自由に動けることが分かったポチは大はしゃぎ。飛び跳ねて家の中にまで入り込んで捕まえられません。首輪がないから持つところもなく、おとなしくだっこされるはずもなく。
 とりあえず紐か何かを、と言われてもねえ。何がいいかしらと考えている間にいなくなってしまいました。
 
 そうだ、革ならいっぱいある。
 本格的な首輪は間に合わないのでとにかく、それに似たものを。
 
 
 
 まず、ろうけつ染めの作品の端切れを細長く切りました。暑さ、1,3ミリのヌメ革です。一方の端にリングを取り付けました。
 
 もう一方に穴を二つあけ、リボンを通しました。このリボン、花を頂いたときに飾ってあった幅広のリボンです。これで結べばとりあえず首輪代わりにはなりそうです。
 
 
 長さは残っていた首輪と同じくらいにしました。あの丈夫な首輪がどうして切れたのかと思いましたが、切れたのは首輪に鎖を繋ぐ細いベルトの部分でした。もう10年も同じ首輪でしたから、元の色がなんだったのか分からないくらい真っ黒でした。
 
 首輪はできたけど、肝心のポチは? 
 またしてもわたしは
 「ポチー」と大声で呼びながら歩かなければなりませんでした。けれど自由を謳歌しているポチが返事をするはずもありません。仕方ないので首輪とリードを持って自分自身のウォーキングをすることにしました。
 歩き始めて間もなく、全速力で突進してきたポチ。少しいやがりはしましたが、無事に捕まえることができました。
 
 こんな感じです。
 
 リボンなんて初めてつけたねえ。女の子だけど、おしゃれなんて無縁の飼い方だもの。
 
 今朝見たら、まだ外れてはなかったです。
 
 
 蝶ネクタイみたいで案外かわいい・・・・しみじみと写真を見たら、顔つきがずいぶんお婆さんになっていました。
 
 もちろん首輪は新しいのを買いました。それにしても、ほんの10分足らずで即席の首輪を作るだけの道具と材料を持ち出してくるわたし。使い古しのリボンまで。これだから家の中がまったく片付かないのですよ。
 
 
 
 
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ぽち

2018-12-29 17:57:12 | ペット
 戌年なのに一度も出番がなかった我が家のポチ。わたしの骨折の原因を作ったあの犬ですよ。いえ、決してうらんでいるわけではありませんけど。戌年が終わらないうちにご紹介しますね。


 おかあちゃん、あそんであそんで
 特技はは2本足立ち。

 

 これ以外なあんにもありません。
 あまり大きくならないからと、なかば押しつけられるようにして我が家にやってきました。
 2ヶ月までは親の元においてやってとお願いしてたのにこんな子だから多分早々と引き離されたのではないでしょうか。
 というのは、幼い頃から大変な悪癖・悪食の持ち主で、ほんのちょっとひび割れていたアルミのドアを全破壊するし、転がってきたバケツはバリバリにするし、家の板壁も下の方はガジガジ噛んでしまうし、近くに車を停めることもできませんでした。人の手も噛んでいました(さすがに本気ではなかったけど)。そして、そばにえさがあるのにウ〇コも食べるので、甘えん坊だけどだれもスキンシップはしてくれません。だれも舐められたくなかったのです。
 わたしだけが舐められないように用心しながら頭や体をなでたりしてお相手をしていました。だけどいたって気はいい子なんです。やってきた頃リフォームの職人さんたちが入れ替わり立ち替わりやってきておやつをくれたり遊んでくれたりしたので、今でも現場男子大好きの女の子です。

 最近になって、もう一人ポチをなでてくれる人ができました。
 

 

 おかあちゃん、あたし、この子にがてなんだけど。どうにかして。
 
 テレビでも、子どもと動物の出る番組は強いといいますでしょ? 我が家の最強コンビが物言わぬやりとりで大人を笑わせています。
 
 うわっ、どおしよう? おめめ、つつかないでね。



 きょうもきた。きょうは何するの?



 ああ、よかった耳だけか。


 
 わたしがあそびたいのはおかあちゃんなのに。

 怖い物知らずのケイタは遠慮無くポチに近づいてだっこしようとします。自分より大きいのに。力の強いポチが急に動いたらあぶないので常にそばにわたしがいますので、何とかしてわたしに近づこうとポチは困り果てています。



 おやつ どぅじょ
 はい、とりあえずもらっとくね。木はたべれないのよ。 ぽいっ
 もひとつどぅじょ
 はい。ぽいっ

 破壊魔だった彼女ももう7歳。ケイタには何をされてもじっと我慢です。
 
 


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あけましておめでとうございます

2018-01-04 23:24:24 | ペット
   あけましておめでとうございます
 暮れのご挨拶もせぬまま、正月が来てしまいまして、はやくも4日も過ぎてしまいました。気まぐれな更新におつきあいくださっている皆様、本当にありがとうございます。細く長く続けていきたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。


 正月過ぎの風物詩、とうどうさん。



 この縄の間に各家からもちよった注連飾りを挟み、火をつけます。昔は1月15日の小正月が成人の日でしたので休みの日でちょうどよかったのですが、今では新年早々の日曜日にこれを作り、月曜日の成人の日に燃やすところが多いようです。ここでは年末にすでにこれができておりました。

 てっぺんには松竹梅と南天


 これがびっくりするほど立派でした。他の地区のは松だけだったりするのですけど。

 
 ところで、



 今年は戌年。ブログ初お目見えのわがやのポチ。平成23年生まれ(多分)前に飼っていた犬が死んだとたん、なかば強引に連れて来られたもの。うちは大きいイヌはだめ、と言ったのに、親犬はそんなに大きくないからと。
 成長してみれば、今まで飼った犬よりははるかに大きく、相当なあばれんぼうで、リフォーム前の我が家の板壁やアルミのドアをばりばりと噛み破り、その辺り一帯のあらゆるものを破壊しまくった経歴の持ち主。 その動きの激しさ故に孫たちは怖がって近寄りません。得意技は2本足立ち。近寄ると抱きついてきて甘えます。だけど頭をなでてやるのはわたしだけ。それも汚れてもいい服の時に限ります。かなり粗末に扱われていますけど、ほんとうはフレンドリーで心根の優しい子。笑顔がかわいいでしょ?
 ただし見知らぬ人には猛烈に吠えます。今日もあまりに激しく吠えるので外に出てみたら、駐在さんが立っていて、市内で空き巣狙いが出没しているから、家には鍵をかけてください、とのことでした。鍵ををかけるなんてあたりまえのこと・・・ではないのが田舎でして、わがやもいつもはかけてないドアの鍵を閉めました。

 泥棒さんも、多分ポチの吠え声に驚いて退散するとは思いますが。 

 

 
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寒い春

2011-03-19 08:29:11 | ペット

 1週間、テレビにはりついている間に、すっかり辺りの景色が変わっていました。


 さくらんぼの花



 花は咲いたけれど、真冬のような寒さで、雪がちらついていました。 被災地の皆さんはどんなにか寒いことでしょう。 



 地震から1週間、始めは津波の脅威を繰り返し流していた放送局も、生きのびた人々の姿を間近に見せるようになりました。 それを見ると、命は助かっても本当の苦難はこれからだと思わざるを得ません。
 そうした報道はまた、極限の状況の中で、名もない普通の人々が持つ崇高なものが輝きを放っていることをも知らせてくれています。
 冷たい水の中をはだしで、胸に抱いた赤ちゃんにしっかりと毛布をかぶせて逃げてきたお母さん。
幼い孫を上にいる人に託して水に飲まれていったおばあさん。 目の見えない息子と、車いすのお母さんとが互いに目となり足となって逃げ延びた話・・・・・ そして、避難所では、少ない食料を分け合い、自分の分までも子どもに与えて耐えている人たち。 率先して配食や清掃を手伝う中学生。 被爆の危険の中、決死で安全確保にあたる消防隊員、警察官、自衛隊員・・・・・
 あまりにも後手後手に回る対策にいらだちも募ります。
 
 が、
 ほっとしたことも・・・・・

 わたしが密かに愛読しているブログがあります。 3匹の犬を飼っていて、多分宮城県の、港が見える公園近くに住んでいる方。 愛らしいワンちゃんの写真を残したまま更新がなく、心配でたまりませんでした。
 住まいも知らず、どんな人かも、もちろんわからず、ただブログで記事を読むだけの、そんな細いつながりの人でさえ安否が気がかりなのです。 身内と連絡の取れない人がどんなに辛いことか。


 そのブログが久々に更新されました。 ワンちゃんも含めてみんな無事だとのこと。


 よかった~


 そして、 うちのワンコも。

 東京へ行く前日の昼過ぎ、悲しそうな、苦しそうな犬の鳴き声を聞いて、
 「またソウチョウがどじをして、柱に絡まったのかな。」なんてのんきに見に行ったら、ソウチョウは鎖を精一杯伸ばして心配そうに母親のチャイを見ているではありませんか。 
 悲鳴はチャイだったのです。
 そのチャイはわけがわからないけれど転げ回っています。 行きつけの獣医さんは、ちょうど午前の診察が終わったところ。 でも、夕方の診察までは待てないと判断して電話を入れました。 時間外でしたが見てあげるとのこと。 嫌がるチャイをなだめながら(いつものことです)病院へ走りました。 
 落ち着いて観察してみると、チャイは後ろ足が立たず、ぽたぽたとよだれを垂らしています。
 
 おお!これはー


 先生は、一目見るなり、

 脳梗塞をおこしとるねえ。


 ええっ!


 先生はよく人間の症状と比べながら説明をしてくれるのですが、脳梗塞の症状は犬も似ているようです。 よだれを垂らすのは、飲み込むことができないからだとか。 ただ、「さすがに四つ足動物だけあって、強い」とのことで、マヒがなおるそうです。
 よかった。 命拾いしました。
 そして、東京に行っている間入院させることにしました。


 3日後、迎えに行くと、本当に歩けるようになっていました!
 ただ今は、散歩も喜んででかけるのですが、お気に入りの場所に着くとへたり込んでしまいます。 ほんの50メートルあるかないかだのに。
 帰りはその半分くらいでまたへたりこんで、残りはわたしがだっこして帰ります。
 
 チャイは今14歳。なんとか今年の寒さは乗り切ったとほっとしたのもつかの間、また真冬並みの寒さになって、体調が心配でしたので、新しい襟巻きをあげました。
   


 笑わないでくださいね。 今度はセーターの袖ではなく、娘のニット帽をほどいたもの。 チャイはどうしても洋服を着てくれないのです。 2,3年前から、なんとか襟巻きだけはしてくれるようになりました。 これなら、恰好はわるいけど肩まで覆うので暖かいはず。
  なんだか襟元にスカーフを巻いている人間のおばあさんみたいです。


 お彼岸がきたというのに寒い春。 早く暖かくなりますように。 

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ねこにまたたび

2009-06-29 00:14:28 | ペット

  1年前、ここで見つけたサルナシが、じつはマタタビらしい・・・・
 というわけで、確かめに行きました。


  東温市、白猪の滝の駐車場近くにある、菖蒲園です。
  菖蒲はもうほとんど終わっていましたが、その代わり、たくさんのあじさいが咲いていました。 すごい~い。 菖蒲の頃はあじさいの花は杉の中に咲いていましたが、菖蒲園の中にこんなにたくさんあったとは気づ来ませんでした。 しかし、今はまずサルナシのところへ・・・・


 車から降りるなり、咲き誇るあじさいに背を向けてなんでもない山の草を撮るわたし。 あじさい見物に来ていたご夫婦の目には奇異に映ったことでしょう。


 なやむまでもありませんでした。 去年、例の実のあったところには



 ほんの2,3枚ですが、白い葉が混じっていました。 走る車からでも目立っていた桜三里のマタタビに比べると、極端に白い葉が少なくうっかりすると見逃しそうでした。
 サルナシの夢、潰える・・・・・・ 
 多分、実ができかけて、葉っぱの白い部分が再び緑にかえってしまったのだと思います。


 こぶこぶがかたまったような実。 中に虫が入った虫えい果と呼ばれる実らしいです。



 普通のマタタビの実もありました。 どんぐりのような形です。 これがサルナシの実ににているらしいのです。



 葉っぱを2,3枚ちょうだいして、実家のななとえりにおみやげに。 切り口に鼻を近づけると、かすかにわさびのような匂いがしました。 この匂いがねこを引きつけるのかな?

 ほんとうは実の方が効果があるんだそうですが、葉っぱを近づけるとー



  噛もうとしています。
  
  


  葉っぱにすりすり。 おいおい、ひっくり返っちゃうぞ。



  とにかくすり寄ってきたり葉っぱを噛もうとしたり、じっとしていません。 片手に葉っぱ、片手にカメラで撮影はかなり難しかったー。 ねこにマタタビってほんとうだったのね。


  つぎにえりちゃんにさしだしたところー



 ぷいと顔をそむけ、なおも鼻先に突きつけるわたしから逃げて行ってしまいました。 さすがクールなえりちゃん。
 またまたびに反応するのは個体差があるそうで、全く反応しないねこもいるんだとか。 なかなかおもしろいというか不思議なものでした。


 ついでに犬の花子にも匂いを嗅がせてみました。 こちらも無反応・・・・でした。 


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こんにゃくの花!?

2009-05-22 02:22:05 | ペット

 これ!



 こんにゃくの花ですよね!?
 実物を見たことはないけれど、どなたかのブログで写真を見たことがあります。


 真ん中にすっくと伸びているのが花で、フリルで取り巻いているのは仏焔苞と言うらしいです。 そして花の下の方に見えるのが雄花。 その下に雌花があるらしいのですが、まだ開ききってないせいか見えません。 これからどうなっていくのか、しばらくはこの花から目が離せませんね。(訂正: こんにゃくの花はこれ以上開かないことが後日判明)



 こんにゃくいもに花が咲くのは、植えてから5年後、それも毎年咲くわけでも、全部の芋に花が咲くわけでもないらしく、10年に一度咲いたという記録もありました。 この花を見られたのはかなりラッキーだったかも。


 背丈が1,5メートルから2メートルにもなるそうですが、ここのは小さく、1メートルにも足りないと思います。


 根元のほうがどうなっているんだろうと、ふきの葉をかきわけてのぞいてみましたら


 ひょえ~



 アブラムシにそっくりの茶色い虫が。 通常のアブラムシの10倍はあろうかと思える巨大アブラムシ?でした。 


 こんにゃくの花を見つけたのは、畑地に生まれ変わった荒れ地の端っこ。 去年こんにゃくの葉を見つけたところです。 あのとき枯れかかっていた茗荷は冬の間にすっかり枯れて、一斉に新しい葉を伸ばそうとしています。



 またまた食べられる物発見。
 山芋のつるですね。



 そして栗の木は花を咲かそうとしています。



 残念ながらこの栗は、この土地の横の家の地所なんですって。 相変わらず食べられる植物の宝庫になっているこの一角、茗荷やふきも勝手に採っちゃだめなのかなあ。 


 応援ありがとうございます 日記@BlogRanking

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柿畑の(子)ヤギの子ヤギ

2009-03-28 01:22:19 | ペット

 この間から、畑に不思議なものができていました。 すのこを寄せ集めて作ったようなかこい。 中には5,6個のコンテナが、積み上げてあります。 ここへコンテナを保管するつもりかしら、なんて思っていましたが、ぶじおくんがこの中にやぎがいるのを見つけました。 それも小さいやぎだと言うんです。 

  もしかして
 


 さっそく行ってみました。




 ぶじおくん、草をあげています。

 中をのぞいてみると~


 きゃっ かっわいい~



 柿畑にやってくるピッコロとステラに似た子ヤギと、真っ黒な子ヤギ。


 近頃ステラの姿が見えないと思ったら、いつの間にかお母さんになっていたのでした。


 ステラ。 すっかり大人の顔です。



 子ヤギたちは好奇心いっぱい。 草をあげると背伸びして食べます。 お母さんはなかなかの太っ腹というか、子どもたちが見知らぬ人間に近づいているのに素知らぬ顔で草を食べていました。


 あまりかわいいので、午後からも見に行きました。 今度は娘が一緒です。


 わずかな日陰でのんびりくつろぐ親子。 黒ちゃんの前足に注目。


  そのうち黒ちゃんはお母さんの背中に乗っかってしまいまいした。 母さんやぎ、平気な顔をしています。



 板の向こうに娘がいますよ。 差し込まれる草を奪い合って食べています。



 一生懸命草をおねだりしていたかと思うと、今度はお母さんのおなかの下にもぐり込んでー



 まだまだミルクもほしい年頃なのでした。


 飼い始めてわずか1年で4匹になりました。 この調子でいくと来年は8匹、再来年は16匹。 柿畑草取り隊ができそうです。
 でも、
 やぎは柿の木の皮が大好き
 かじりすぎてもう2本も枯らしてしまったそうです。 
やぎの数だけ木を枯らすわけにはいきますまい。 ほんとに、たくさん増えたらどうするんでしょう。


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コメント (6)
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