あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

高原の植物

2014-09-29 00:20:32 | 植物
 我が家は、一般的な農家と反対に今が農閑期。 またもやお出かけです。今度は四国カルストまで遊びに行きました。

 五段高原
 何度も来ましたが、いつ来てもすがすがしい風景。しかし、寒い!  



 牛がのんびりと草を食んでいます。



 売店の横でおもしろい実を見つけました。



 オオヤマレンゲ? 花を見ていないので確証はありません。もしそうだったら、花の咲く頃に来てみたいなあ。

 同じ場所に



 キツリフネ。本物を見たのは初めてじゃないかしら。
 日頃身近に見られない草花を見つけるのは、山に来たときの楽しみの一つです。

 足下にはゲンノショウコ



 白いのも



 これはうちの方でも見られるのですが、うんと少なくなっています。ここではそこかしこにたくさん咲いていました。たくさんあるせいか、誰も気に留めてないんですけどね。

 これは、オタカラコウかな?



 高知県側の天狗荘の近くにたくさん咲いていました。

 野菊の仲間。花びらは白です。



 野菊はたくさん種類があるので、わたしにはよくわかりません。

 キンミズヒキ、多分ね。どうも名前に自信のない花ばかりです。


 
 天狗荘まで足を伸ばしてそこから引き返し、大野ヶ原におりました。

 高原はもうすっかり秋です。



 大野ヶ原ではコスモスが風に揺れ、秋色あじさいが不思議な魅力的な色になって残っていました。
 これは園芸種の花ですが、あまりに色鮮やかできれいだったので・・・・



 名前は・・・・忘れました

 思い出した! カクトラノオです。

 さて、大野ヶ原に来た目的は、

 アイスクリームを食べることー濃厚でおいしいんです。
 大根を買うことースーパーで200円以上するのが、ここでは100円~130円。安い!そしておいしい。

 二つの目的を果たして、再び山道を引き返しました。 ああ~、もう少し近ければねえ。
 
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動物園&水族館 その2

2014-09-23 10:04:48 | お出かけ
 さて、今度はおとなの楽しみ、ホテルのごちそうです。

 物心ついてから初めてのお泊まりをするぶじおJr.は、ホテルに泊まって家に帰れるのかどうか心配でたまらないらしく、
「どうしてとまるん?」「もう夜になるからね。」
「とまってどうするん?」「ごちそう食べるんよ。」
「おうちに帰れるん?」「あした水族館に行ってから帰るんよ。」
「Bちゃん、とまらん。」「おとうさんもおかあさんも一緒にとまるから大丈夫よ。」
「Bちゃん 寝れん。」「寝れんかったら、起きとったらええがね。」
「Bちゃん、起きとく。」「起きとき。」
と、こんな会話をエンドレスでしてきたのですが、ホテルに着いたときにはまたまた元気がなくなりました。体を触ってみるとひどく熱いのです。フロントで体温計を借りて計ると、38度以上ありました。
 大事をとって、ホテルで教えてもらった小児科を受診。たいしたことはなかったのですが、せっかくのごちそうには見向きもしません。

 高知名物皿鉢料理

 
 いさきの姿作り 湯引きカンパチぬた添え まぐろの菊花巻き 長太郎貝のお造り かつおといかのたたき

 懐石の前菜盛り合わせ



 食前酒は高知産文旦の果実酒 四万十産手長エビ唐揚げ もずくの鰹酒盗あえ どろめなど高知ならではの食材を使ったお料理の数々

 このあとも松茸の土瓶蒸し、はちきん地鶏みぞれ煮(これはわたしはパス)伊勢エビの天ぷら 黒毛和牛フカヒレあんかけ 甘鯛の骨蒸し と豪華なお料理が続きました。付け合わせの野菜もたっぷりで、金目鯛の照り焼きどんぶりが出る頃にはもうおなかはぱんぱん。でもデザートは別腹で、全部平らげました。シャーベットもですが、くりのブリュレのおいしかったこと。

 なのに、ぶじおJr.はデザートすら食べなかったのです。いつもなら
 「わあ!おいしそう」と大喜びするはずなのに。

 そして「寝ない」と宣言した夜のこと。
 夜中にがばっと飛び起きて 「Bちゃん、起きとくんじゃった」と言うなり、布団の上に正座、と、たちまち突っ伏して寝てしまったそうな。

 一夜明けて、熱はすっかり下がり、完全復活しました。あの熱は何だったんだ?

 いつものぶじおJr.に戻って一安心。2日目はぶじおJrの希望で桂浜の水族館へ行きました。

お父さんと遠くの岬の上に立つ神社まで上って



水族館に入ると



お母さんとなまこをさわって



いるかの遊ぶのをしばらくながめて



カラフルな熱帯魚を
「きれいねえ。」とながめて


 
くらげのふわふわと漂うのや



ペンギンをすぐ間近で見て



くじらの骨の展示は怖いので早々に引き上げて




 でも、とても楽しかったようです。

 ここへ来たのは何十年ぶりかしら。娘たちがまだ小学生の頃来手以来です。小さな小さな水族館ですが、この小ささが幼児にはちょうどよいように思いました。

 水族館を出たら高いところからもう一度桂浜の景色を見て



 あとは来たときとは別の道を、道の駅をはしごしながら帰りました。 


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動物園&水族館

2014-09-23 00:01:32 | お出かけ
 何かおいしいものでも食べに行きたいねえ。と言っていた矢先、新聞広告で、高知県のホテルが愛媛県東予地域限定の「ご近所プラン」なるものを企画しているのを知りました。手頃なお値段で盛りだくさんのお料理、高速を使えば2時間ほどで行けるとあって、乳幼児連れの旅としてはなかなかいいんではないの? ということで、ぶじこの家族と私たち夫婦、計6人が2台の車で出かけました。

 せっかく行くのだから少しは遊んでーというわけで、ぶじおJr.の喜びそうな「野市動物公園」に行くことにしました。高知へは何度も行っているわたしたちですが、ここだけは行ったことがありません。動物園なんて、子どもでもいなければなかなか行く機会がないので、じじばばとしてはちょっと楽しみ。

 高速を使わずに山道をジェットコースターのように走ること(夫の運転はとっても荒いのです)約3時間半。「ばあちゃんと一緒に乗る」と言ってこちらの車に乗り込んできたぶじおJr.は、動物園に着いた頃にはぐったり。用意したおにぎりも卵焼きも食べず、ジュースを買ってもらって少し元気になりましたが、時々だっこやおんぶをせがんで、いつもの元気がありません。どうやら車に酔ったみたいです。

 野市動物公園は、その名の通りなかなかすてきな、公園風の動物園でした。



 こんな川もあって



 とにかく緑が多いです。順路に沿って歩いて行くのですが、いくつもの曲がり道があって、先が見えないので、ここを曲がったら何がいるんだろう、と、期待しながら進んでいきます。

 動物園の展示ってどこで水鳥から始まるのかしら。愛媛県の砥部動物園も、最初はフラミンゴのケージでした。



 今おしどりが、冬の美しい毛に生え替わっているところなんですって。

 それからカワウソの池。3種類のカワウソがいましたが、コツメカワウソがギャーギャーとうるさいです。



 なぜかというとちょうどお食事タイムだったんですね。 多分おなかがすいていたんでしょう。飼育員さんが投げる小魚を夢中で追いかける姿を見ることができました。両手を使って食べる仕草がとってもかわいかったんですが、カメラで追いかけるのは難しかった・・・・

 もう一つお食事タイムを見ることができました。



 チンパンジーの誰だったかな? トンネルのようなところにえさを入れてもらうと、棒を使って穴からえさを取り出します。道具が使えるんですね。

 ここの動物たちはほとんどが、本来住んでいた環境によく似た環境で飼われているようでした。

 広々としたサバンナの草原に住むキリンとシマウマは



 ジャングルの水辺に住むワニは



 人工の木や自然のシダ、絵に描かれた壁などでジャングルの雰囲気を出しています。

 ちょっとどこにいるのかわかりにくい動物もたくさんいましたが、これも自然に近い状態なんでしょうね。そんなところには、探すヒントを書いてくれています。で、ヒントの場所に目をこらして見てみると

 

 ぐだーっとお昼寝中。

 こちらも置物のように動きません。ハシビロコウ



 カピバラも動かない



 ちょっと動いて、こっちに来て、とお願いしたら

 

 ごろんとねちゃった。

 でも、お昼寝もまたかわいい。

 モルモット



 ほぼ等間隔に距離をとって寝てますね。

 これはだんごになって。なんという動物だっけ。



 これだったかしら



 定番のライオンや象のいない動物園。飼育されている動物の種類や数は少ないですが、園内をのんびりと散歩するだけでもゆったりとした気持ちになれました。

 動物園を出たのは3時過ぎ。まだ夕方までには時間がありましたが、子どもたちの体調を考えて早めにチェックインすることにしました。 続く



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レンコン畑

2014-09-16 00:01:40 | 生き物
 弟が作ったレンコン畑。白い花がすがすがしく咲いていました。



 今治で見かけたレンコン畑は台風ですっかりだめになり、お盆過ぎにはもうレンコンを掘っていましたが、こちらは遅いんだなあと思っていましたら、台風で一回倒れて、これは台風の後に出てきた葉と花なんだそうです。どおりでみずみずしいと思いました。

 花びらの落ちたのもおもしろいです。



 大きな葉の陰にはメダカがたくさんいました。残念ながら小さすぎて写りません。
 そして、さわやかな水辺に何とも不似合いな派手なピンクのもの。



 ジャンボタニシの卵です。至る所にあります。これでも去年徹底的に拾って捨てたんだそうな。にもかかわらず大量の卵。もうお手上げだと言っておりました。

 このレンコン畑がちょっとしたビオトープのようになっていて、トンボがたくさんいるんです。昔からよく見かけたシオカラトンボ。すばやくてカメラでとらえきれませんでした。
 そして、ほそいほそいイトトンボ。
 しばらくトンボの追っかけをしました。



 どこにいるかわかるかな? しっぽの先が蛍光色のブルーに光っています。ほら。頭のほうはエメラルドグリーンで、とてもきれいなトンボです。



 それからここにも

 これは地味な色ですね。

 ずいぶん近くによっても逃げなかったのも。



 これは体が赤みを帯びています。

 え?イトトンボも3種類いるってこと?

 夜に来ると、ウシガエルが潜んでいたり、ジャンボタニシが産卵しているのが見えるそうです。

 そして、隣の鯉の池に、サギがやってくるんだそうです。小さいサギは網の目をくぐって入り込むのでこまるんだとか。たまにカワセミもやってきて柵にとまっているそうな。

 カワセミ! おお、見てみたい。どこにすんでいるんでしょう。清流に住むっていうけど、こんな泥水のところにもいるんですね。要するに、魚が見える場所ならどこでもいいってことか? さらにさらに、空には鵜が飛んでるんだそうで、鳥から鯉を守るのも大変なようでした。
 でも、弟には気の毒ですけど、ちょっと楽しいですね。

 追記
  調べてみましたら、イトトンボの種類がたくさんありました。細かい分類はわからないのですが、どれもアオモンイトトンボではないかと思います。若い雄は体が赤みを帯びているそうです。そしてメスは地味な色をしていました。 

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お月見コンサート IN お寺

2014-09-10 00:14:01 | くらし
 9月8日は中秋の名月
 恒例、浄明寺のお月見コンサートに行ってきました。といっても、まだ5回目なんですって。
 2,3年前に、たまたま知り合いのところでこのコンサートのことを知って、おもしろそうと行ったのがきっかけで、コンサートの度にお知らせをいただくようになりました。
 舞台はサマーデイホールと名付けられた広間で、美しいステンドグラスがはめられています。片隅にはグランドピアノもあります。



 普段は、20畳くらいのこの部屋で、ぎゅうぎゅう詰めになって聞くのです。しかし、お月コンサートだけは、境内いっぱいに、ありったけの椅子やら縁台を並べての野外コンサートです。
 ぎりぎりに行ったので座るところがなく、縁台のうえに正座してきくはめになりました。

 雨が降ったらどうするのかー住職さんに言わせると、「わたしは晴れ女なので雨は降りません」だそうです。たしかに、去年は台風直撃で朝から強い雨風・・・・・だったのに、コンサートの時は雨がやんで予定通り実施できたそう。わたしは頭から中止と信じ込んで、出かけていきませんでしたのに。

 で、今年は先週まで雨が降り続いたのに、月の出る頃にはすっきりと晴れ上がりました。さすが、晴れ女と言い切るはずです。
 手持ちのコンデジで写したらどれもこれもぶれぶれの画像しかありませんが、



 ライトアップされたお庭と、山門のうえにかかる月がいい雰囲気です。

 さて、コンサートは、どこかのお坊さんのふくホラ貝で幕開け。このホラ貝というのは、もともと、お説法が始まりますよという合図として吹かれたものだそうです。音階は5音しかないそうですが、おもしろい音色でした。

 この日の演奏は、海外でも活躍している、キム シンさんのシンセサイザーシンフォニー。ジュピターから始まってアンコールのアメイジンググレイスまで、シンさんが作曲した曲に、なじみの曲を交えて情感たっぷりに演奏してくれました。 
 なかでも「天鐘」という曲は、宇宙飛行士の若田光一さんが、宇宙にまで持って行って聞いた曲だそうです。香川県で産出されるサヌカイトという太古の石が鐘の音となって、低く深く広く響き渡り、壮大な宇宙に思いをはせながら聞き入りました。
 寺の周囲からは降るように秋の虫の声。邪魔にならないばかりか、シンセサイザーの演奏に合わせて鳴いているかのように調和がとれて不思議でした。
 
 途中、とてもすてきなサプライズが。
 はじめから気になっていたのですが、本堂横の大広間に、数人のお坊さんが端座してまして、談笑する風でもなく、リラックスして演奏を聴いている風でもなく、何をしているのかわからない、この人たちはいったい?と、ちらちらと見ていたのですが、

 なんと、声明を披露してくださると。プログラムの中に声明とコラボした作品があったのですが、多分シンセによって表現されるんだろうなと思っていたのです。ところが、生の声ですと! しかも、昨日の演奏会の後急きょここの住職さんが呼びかけて、県下から集まってくださった方が8人。まあ、すごい行動力。それで、リハーサルする時間もないのでぶっつけ本番で演奏します、と。



 声明ー音楽史で、日本最古の音楽だと習ったような記憶がーお経なんだけどパートが別れていたり、打楽器が入ったり。シンセの機械音とも美しく調和して、心が洗われるようなひとときでした。
 来てよかった。すてきなコンサートでした、めちゃくちゃ寒いことを除いては。

 コンサートの間、秋の月は曇ることなく冴え渡っていましたが、終わってからは


 
 雲がでましたね。

 ところで、暦の上では8日が中秋の名月でしたが、本当の十五夜は、9日なんだそうです。しかもスーパームーン。



 雲の中を出たり入ったりといった様子でしたが、確かに昨日より大きなお月様でした。
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マンゴーが・・・

2014-09-05 23:01:58 | 野菜・果物・料理など
 そろそろマンゴーが熟れたかな? しばらくハウスに行ってないわたしですが、久しぶりに覗いてみました。
 夏が過ぎ、そろそろクモの繁殖シーズン、ハウスの中はクモの巣だらけです。わたしがあまり来たくなかったのはこのせいなのよね。ちょうどあたまにひっかかる高さに張り巡らされたクモの巣を払いのけ、払いのけ、伸びきったハイビスカスの枝をかき分けかき分けして行った、一番奥にマンゴーの木はあります。

 あれれ? マンゴーが減ってない? 

 さては-、と、木の下の草の中をよくみると、ありました、ありました。これぞ完熟マンゴ-。
 でも、

 

 どれもこれも虫に食われたり、くさったりしていたのです。

 ああ~、せっかく今年はたくさん成っていたのにぃ。

 これ、くさったの。


 これはくさってはないけど深い割れ目ができています。でもこれが一番ましな実のようです。



 もったいないのできれいな部分だけさいころに切って、カットフルーツで娘たちのところに持って行きました。宮崎産の完熟マンゴーにはとてもとても及びませんが、(いちおう、たべたことがあるんですよ。1個2千円以上するのを)結構香りも甘みもありました。ちょっとだけ水っぽい気がしましたが、娘はこのくらいあっさりしたのがすきなんだそうです。

 まだ、木には5個残っていますから、今度は落とさないようにしなければ。ネットをぶらさげておくといいんですよね。

 さて、ハウスに入ったついでにミニドラゴンフルーツも採ってきました。こちらもすでに穴が空いております。



 その穴の中にいたもの、なんだかわかりますか?
 
 割ってみました。



 上の方の実。ナメクジがもぐりこんでいたんですよ。
 ああ、いつもいつも虫に先を越されてしまいます。

 
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