毎年のことながら夏になると夜行性動物になってしまうわたしです。夕方、ちょっとだけ公園でウォーキングして、夕方7時前にはなこと散歩します。けれどアスファルトはまだほのほのと暖かいのです。そのあと、日が暮れるまで畑の草刈りやら庭の草取りやらをします。
そんな散歩の中で見つけた虫。私にとっては初めてのものもいたりして、なかなか楽しいのです。
この時期見かけるチョウも春先とは違った種類になりました。
6月の終わりころにキャベツ畑に群れ飛ぶモンシロチョウをアップしましたが、別の場所でも見つけましたのでもう一度紹介します。
やはりイネ科の葉っぱが好きなようです。

そばのグミの葉っぱにも

ざっと数えたところ、最大56匹。モンシロチョウの群れは、数日間見かけたもののいきなりいなくなつてしまいました。一番身近なチョウでありながら、自分は生態もよくわかっていません。
そして夏になると大型のチョウがよく飛ぶようになりました。
公園で見つけたキアゲハ
ナミアゲハは珍しくもなんともないですが、キアゲハはあまり見かけません。こちらは羽を広げて休むのかしら。動かないのでじっくりと写真を撮らせてもらいました。
低い森を利用した遊歩道で
ヒメウラナミジャノメ

我ながら、繊細な模様がきれいに写せたと自己満足。
果樹畑の道でー
ヒメアカタテハ(だと思う)
熟して落ちたスモモにきていました。
訂正 キタテハ。ぶんぶんさんありがとうございました。


ついでに言うと、はなこもこのスモモが大好きなんです。
ここからはすべて公園で見つけた生き物。 お断りしておきますが、わたし、虫の分類には詳しくありません。間違い、思い違いあるかと思いますが気づかれた方、ご指摘くださいませ。それと、撮影はすべてスマホでしています。ちょっと足を止めての撮影も多くボケボケですが、これもお許しを。
なんかばたばたと不器用に飛んできたなと思ったら

これ、ホタルガじゃない? 写真では見たことがあるけれど本物は見たことなかったのです。勝手に蛍のように小さいガだと思い込んでいました。しかし目の前のガはー

大きい! 他の葉とくらべてください。 これはほんとにホタルガか?と疑いたくなりました。
この公園は山のふもとにあって、遊歩道には緩やかなアップダウンがあり周りに自然の植物が残っているため、時々珍しい虫に会えます。そこが気に入って、最近はもっぱらウオーキングと言えばここ。
しかし、面白いと思うたび立ち止まって撮影。ですからほかの人たちのように健康に良いウオーキングとは程遠く、ここも散歩道と言った方がよいかもしれません。
あまり人の通らない薄暗い木陰の道を行くと、

何匹ものハグロトンボがひらひらと飛び立ちます。

ハグロトンボ自体は湿っぽいところだとどこでも見かけるトンボですが、同じ場所に10匹ほどが集まっているのが私的には珍しい。
明るい駐車場ではよくシオカラトンボを見かけます。でも、これは?

ボケていますが、羽の端に茶色い紋のあるのってなんというトンボでしたっけ。ミヤマアカネ?

まだ酷暑なのに田んぼではトンボの群れが見られるようになりました。そういえば風がすこし涼しくなったような気もします。
次は、褐色のー
ショウリョウバッタ

オオカマキリ
どちらも家の周りで見るのは緑一色のタイプ。褐色のは見たことがありません。(コカマキリは別)
バッタ
キリギリスの仲間かな?
問題はこれ

脚の赤いラインに気が付いて撮ったのですが、よく見ると翅が短い。まだ幼生なの? けれど大きさは上のキリギリスくらいあるのです。帰って検索したら、フキバッタが一番近いように思いました。四国にいるのは、シコクフキバッタとヤマトフキバッタらしいです。
トラフカミキリ?

これもカミキリ?
夏は虫の種類も豊富。
そのほかの生き物
ハシブトガラス。うちの周辺で見かけるのはもっとスマートな顔立ちのハシボソガラスなんですが、森に近いここではこのカラスが住んでいるようです。今では森を出て街でよく見るそうです。

駐車場に長々と
紐
と(苦手な人は)思って見てください。
わたしは道で見かけてもすぐ見破ります(エヘン)。車で轢くことはありませんが、時々轢死体を見ることがあります。アスファルトは暖をとるのに適しているようではありますが、危険と隣り合わせですね。
でも、この時期日向ぼっこは早くない? 猛暑なのに。
ここの公園でヘビは珍しくないことのようです。
素足で茂みには入らないことです。
こちらは?右の草地と左のコンクリートの壁との段差は3m以上あります。左端はフェンスなので人も犬も入れません。そんな狭い危ないところに獣の落とし物、というか置き土産と言うか。わかるかしら?
こんなところに用を足す生き物って、これしかいません。
去年あたりから遊歩道の入り口近くにかぼちゃのかじりかけが落ちていたりしたので、近くの山にサルがいるとは気がついていたのですが、ついに公園の内部にまで出てくるようになったようです。
別の公園では「イノシシ注意」の看板があります。のんびり歩くことはできにくくなりました。