あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ハプニング!

2021-03-31 11:07:16 | お出かけ

 陽春桜のある場所から見えるさくらのかたまり。中山川の河川敷に植えられた「さくらふれあい公園」です。

 



 

 この時期、わたしは公園のそばの旧道を通って国道へ出ます。いつも横目でサクラを見ながら。

 その花がどんどんきれいになっていくので、車で通るだけでは我慢できなくなりました。そこでウマオを誘って見に行きました。道横にある駐車場から下に降りる道があって、右側はまだつぼみが多い木が植えられていて、左側は満開でした。

 



 



 
サクラのトンネルがとてもいい雰囲気で、ここも年々見物客が増えているように思います。土曜日も車でちらっと見ましたが、家族連れも多かったです。



 

 ソメイヨシノとはちょっと違った感じのするサクラです。一昨年の記事でそれに触れています。

 


 
 下草が短く刈られて歩きやすくなっていました。そこには2種類のスミレが咲いていました。







 でも、ばあちゃんと二人だけで、走り回る相手もいないウマオはすぐに飽きて、「志河川ダムに行きたい」と言い出しました。ここからは車で10分もかからないし、兄ちゃんは遊びに行って家にはいないし、わたしも時間の余裕があったしで、賛成。

 ダムのそばにサクラの木が何本か植えられていたはず。



 そうそう、あのあたり。藤棚やベンチもあって,ゆっくりできるようになっています。(以下後日撮影した写真が混じっています。この日はうまく撮れなかったので、松山へ行く途中寄り道してきました。)

 

 ダムの上を通ってぐるっと回ろうとしたとき,ウマオがのんびりと「ハチが・・・」と言いました。「うん、ハチねえ。」とわたしは生返事。というのは向こう側から軽四トラックが来て、どういう意図でどう走りたいのかわたしには分からなかったからです。「くるならさっさと来て。」と心の中でいらっとしながらとりあえず道の広いところに止めて相手が通れるようにしたのですが・・・

 

 
 ああ!ウマちゃん、これのことを言うとったん?



 日本ミツバチの分蜂が早くも始まっていました。

 そこへ先ほどのトラックのおじさんがやってきて(あれ?行ってしまったんじゃぁ?)

「何しに来たん?」と話しかけてきました。

「そこのハチ、あれを見ようと思って。」

 するとおじさんは、

「今友達に電話して巣箱を持って来てもらいよるけん。」

 ああ、見つけたハチを見張ってたのか。それで狭いダムの上で動こうとしなかったんだ、と納得しました。本当はわたしが停めた場所に車を停めたかったのね。でもわたしが先に停めたから少し離れた駐車場に車を置いてきたみたいです。

 大丈夫、わたしたち捕らないから。実はウマオに、網持ってきたらよかったね、と言っていたのですが、そんなことはおくびにも見せず、「はい、見るだけよ。」と言いました。(ああ、うちにまだ捕獲用の網があったんだけどなあ) 

 ハチはぶんぶん飛び回っていましたが、車から降りてハチを見つつ

 

 ダムの景色を見つつ、

 遠くの景色を見つつ


 
 山の中に1本だけ咲いているのもいいものです。




 密かに、巣箱が届くのを待ちました。だってどうやって箱に入れるのか見てみたいじゃないですか。

 なかなか来ないねえ、もう帰ろうか、と車へ移動しようとしたとき

「あ、なんか・・・・なんかのうんち踏んだ。」

みるとその辺り一帯ふんだらけ。ええ~フンは橋の手すりの下から道路の端っこにいたるまで左右両方ともずらっと落ちていました。わたしが踏まなかったのが奇跡みたい。

 ええ~~ けしからん。これは毎日散歩に来ている犬かもしれない。誰も歩かない草藪ならともかく、車も走る、玉に見物客も来る道なのに~

 怒りは収まりませんが、とりあえず靴を洗わなければ。

 幸い、さっきダムのトイレに床掃除用の蛇口が設置されているのを見つけていました。それをお借りして徹底的に靴裏を洗って、やっと車に乗り込みました。

 やれやれ、山の中といえども道の端っこには気をつけなければ。 

 そのままダムの上を通って対岸の山道に出ました。やがて分かれ道に来ました。左側は舗装された比較的広い道、前方は狭くて草ぼうぼうの道。

「どちらへ行く?」

「こっち」

 ウマオが指さしたのは草ぼうぼうの道でした。

「下まで降りれるんかなあ?」

「じいちゃんと来たことある。」

 ウマオの抜群の方向感覚を信じて、草ぼうぼうの道に踏み込みました。車1台がやっと通れる細い道。右側は山が迫り、左側は木で覆われていますが実は深い谷。対向車が来たらどこまでバックすればいいんだろう?

 

 けれど、その道は、椿のトンネルがあったり



 カーブを回った先にいきなり大きなサクラの木が出てきたり
 






  多分歩いたらもっと楽しい道だったでしょう。路肩が崩れそうなところはコーンが置いてあり、それが普通車だと通れないくらい狭かったりで、車で走るにはスリルのある道でした。

「ウマちゃん、この道、どこに出るん?」

「ローソンの近く。」

 やがていきなり集落が現れ、道なりに行くとコンビニの裏に出ました。

「さすがじゃね。」

 帰ってからいろいろ報告をすると,ウマオ母は、

「下見て歩かんかね。」

と、ウマオを怒りつけていました。

 その母、仕事帰りにこっそりと見に行ったらしく、ハチの巣箱が置いてあってハチが中に入っていたそうです。なんだ、捕まえるのじゃなくて、入ってくれるのを待つだけだったのか。

 













 

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何というさくらかな?

2021-03-30 09:00:32 | 植物

 熊野神社

 

 近くの神社のそばにあったのを遷宮したそうで,コンクリート製の小さな社があります。狛犬の方がずっと大きい(

 



 以下、 夕方に立ち寄りましたので写真が暗いです。

 近くの集会所には車が4,5台。どこからでも見えるピンクの小山は年々訪れる人が増えているようです。

 山の上の方からは子どもの元気な声が響いてきました。

 よし、今日はあの上の方まで行ってみよう。

 さくらがびっしり

 



 枝の行き場がないのか、上へ上へと伸びていました。

 
 さくらの向こうにもまたさくら



 そして花の間から見える下の景色がなかなかきれいでした。

 



 
 ビニールハウスが多いですね。そしてその向こうにもサクラが並んでいます。



 で、この花なんですが・・・・



 どうもソメイヨシノよりは早く咲くらしくて(たしかに近くの文化会館のさくらはまだつぼみが多かったです。)どなたかがブログで花の種類を「陽春」と書いているそうなのです。

 う~~ん 信じて良いものか?

 翌々日、また松山市へ行きましたので途中この場所に寄ってみました。



 まだ小さい木が植えられています。そして1本だけある陽光桜と同じ頃に花が咲きます。上の方に1本だけあるさくらは何なのか確認していませんので悪しからず。

 わたしの知る限り、はっきりと「陽春」と明示されている木はこれだけです。 

 



 これによると、1988年、陽光桜を世界中に贈り続けた故高岡正明さんによって発見され、 「陽春」と登録されたのが1990年。看板の設置された平成21年(2011年)にはバイオ技術で増やされた幼木に花がついているとあります。名前の登録と同時に苗木がバイオ技術で増やされたとしたら、約30年前に陽春が存在したことになります。熊野神社にさくらを植えたのも約30年前。ソメイヨシノより華やかで元気という陽春が、親木のふるさと丹原町にいち早く植えられた可能性はあります。結局、熊野神社のさくらが何なのか、わかりませんでしたが、まあいいの。花が美しいことに変わりはありません。
 
 
 陽春の原木は寿命が尽きて今こんなになっています。
 
 


 昔は木が生えている場所より高いところにあるこの道を行くと、さらに高いところに花が咲いていました。今はあとつぎのさくらの花の上の方が目の前にあります。
 色の濃いのは陽光桜です。





 遠くに中山川の河川敷に植えられたさくらが見えました。
 
 
 あそこも木が大きくなってさくらの名所になりつつあります。
 
 わたしはもっと陽春桜の花に近づきたいと思い、下の道に降りてきました。
 

 車1台がやっと通れる道ですが、昔は何台かここに車を停めて見物する人がいました。この日はわたし一人。遠慮なく車を停めて観察できました。

 

 たしかに、花の付き方がぼってりと重たそうな気もします。

 もっと近くで撮れないかなあ。斜面を登っていったら木に近づけるんだけど。そこでよっこらしょと斜面によじ登りかけてはっと気がつきました。

 自分の歳のことを考えなければ。誰もいないこの場所で、転がり落ちたらどうするの?

 若いときなら難なく登ったであろう斜面を見渡して、頼りになりそうな木や草もないことを確認して、登るのをあきらめました。

 最大にズームUPしてこれです。

 やれやれ、残念。

 

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ピンクのさくらいろいろ

2021-03-28 23:51:04 | 植物
 花というのは、とくにさくらは、見頃を迎えたら即見ておかなければ、きれいなときは過ぎてしまいます。「また来週の日曜日に」なんてことはあり得ないので、仕事をしているときはほんのちょっとしか見られませんでしたが、今は次々と咲く花を追って、わたしは時間の許す限り回り道、寄り道をして花を見て回っています。前回も書きましたが、わざわざお花見に出かけると言うことはほとんどありません。
 
 こうして走り回っていると、さくらの種類はとても多いらしく、今年もたくさんの花に出会えました。日を追って整理してみました。
 
 2月24日 桜三里の入り口 なんの種類かはわかりません。
 




 2月26日  鉄工所のツバキカンザクラ
 
 


 
 多分この頃が1番きれいだったんじゃないかと思いますがあいにくの雨。遠目に河津桜は花が終わりかけていました。
 
 
 
  3月7日 同じく鉄工所のツバキカンザクラ 
 最盛期を過ぎていましたがまだきれい。 こうしてみるとわりと花期が長いのでは?
 


 



 
 ほわほわっとした花びらと優しいピンク。1番好きなサクラかも。
 
 3月7日 国道へ出る手前の民家? お庭とも思えないほどさくらが植わっていてこの時期目立ちます。いやあ、我ながら西へ東へとよく走っています。
 
 



 
 
 3月19日 石手川上流の緑地がきれいよと言われて染色教室へ行く途中見てきました。
 
 あら、よく見えないねえ。
 
 
 


 
 どうも向こう岸の方がたくさんありそうなので橋を渡って対岸沿いの道へ行き、そこからさっき来た方向へ引き返しました。つまり、二つの橋と二つの道路をぐるっと長方形に走ったわけ。えらく遠回りをしてしまいました。


 おお、たくさんある。濃いピンクのサクラ。この時期ソメイヨシノに先駆けてさくのはおそらく「陽光」という種類でしょう。
 
 
 向こうを見ると、さっき走った道の方にも。
 
 戦後、世界平和を願って諸外国へ送られたという、比較的新しい品種の花。外国人に好まれるよう濃いピンクの花を選んだそうです。たしかにきれいんだけど・・・・



 はでだからいいというわけでもありませんしねぇ。わたしはうすいピンクの方がすきです。
 
 3月20日 ソーラーパネルの下の桜 
 
 
 これが意味不明。なんの目的で植えたのかな? これ以上伸びたらどうするんだろう? 品種は陽光のようです。
 
 わたしが勝手に桜山と名付けている熊野神社も色づいてきました。
 
 
 その桜山もあっという間に見頃を迎えました。
 3月25日
 
 
 この日、近くへ行ってみました。 
 




 
 で、わたしはソメイヨシノとばかり思っていたのですが、ちがうらしいのです。ではいったい何?
 
 
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早咲きの白いさくら 

2021-03-26 23:00:55 | 植物
 桜の写真をいっぱい撮って仲間たちに見せたら、「桜巡りをしているの?」と聞かれました。
 いえいえ、ただどこかへ行くときに回り道して見てくるだけ。わたしのお花見は毎年こんな感じです。今はどの道を走ってもきれい。時間をおって整理して紹介したいと思います。
 
 石手川緑地のオオシマザクラを見て思い出しました。実報寺の一樹桜がさいているかもしれない。ソメイヨシノに先駆けて咲くので、いつも見頃を逃してしまいます。今年は早く思い出してよかった。ちょうど満開でした。
 
 
 
 


一樹桜・・・エドヒガン桜の古木です。小林一茶がこの木を見て一句詠んだそうですから、江戸時代にはすでにあったことになります。

 
 ただ、木は年々年老いていくようで

 
 枯れ死した枝を切ったあとがたくさんあります。
 
 


 数年前に撮った写真と見比べると花が少なくなっているように思いました。
 けれどもまだ新しい枝を伸ばして花を咲かせています。生命力の強さに感心します。
 
 
 
 風格のある幹。花と同じくらい魅力的。
 裏山ではこれの子孫がそだっているそうですが、この木にも長生きして欲しいですね。
 
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石手川緑地のさくら

2021-03-25 09:55:08 | 植物

白い花を見て連想ゲームのように思い出したこと 

赤毛のアンが雪の女王と名付けたリンゴの花ーリンゴの花ーカチューシャの歌 

♪ りんごの花ほころび 川面にかすみたち 君なき里にも 春はしのびよりぬ

 若い頃は何も思わず歌っていたけど、考えてみたらわたしには、「春は忍び寄る」という発想がなかったですね。これはきっと北国ならではの歌詞ですね。

 今、春は駆け足でやってきています。しかも集団で押し寄せてくる。さくらはあれよあれよという間に咲いていくし・・・

 ここ、気になる。わりと近くの山の



 この中のどれかが「陽春」という名のさくらなんですが、行きにくい場所なので、改めて。といってる間に花が終わってしまうんですよ。

 というわけでしばらくさくらの話題が続きます。がんばって更新しないとあっという間に散りそうです。

 話は先週にさかのぼります。オオシマザクラを見ていて見知らぬ高齢のおじいさんとわたしよりは年下らしい女性と3人でお話しました

そのおじいさんの言うことには、あっちにしだれ桜がきれいなよ。そこで女性と見に行きました。



 
 もうちょっとね。

 
 あのへん(川にせり出した枝)が開くときれいなんだけど。  
 
 わたしの知っている桜三里のしだれ桜はソメイヨシノに送れて咲きます。それに比べるとここはずいぶん早いです。そしてあまり華やかではない。そんなことをお話しながらよくよく見たら、咲いてない枝の大半は枯れているのでした。

 やっぱり手入れが必要よね、と彼女。           その後、市内の桜情報を交換しながらお別れしたのですが、つくづく、花とペットととは、見知らぬ人を繋ぐアイテムだなあと思いました。

 その石手川緑地、今週は

 信号待ちで目に飛び込んできた、ほぼ満開のソメイヨシノ

 この木は、先週1番つぼみがふくらんで、開いた花もぼつぼつ見えていたところ。とはいえ、全体の1割にも満たない開花だったのです。



 オオシマザクラはどこだ?
 
 
 
 右後ろの方、すでに葉桜になりかけてめだたなくなっていました。

 そして満開の小さな木は、先週こんな感じでした。



ハナニラはますます増えて周囲の建物や車がなければ、どこか外国の広い公園のよう。 

 



 今までこの季節に通ったことがなかったけど、川に沿ってずっと桜が植えられていることがわかりました。ここでは人も鳥ものんびり。

 

ムクドリ

ここまで近づいても逃げません。

 
 鳩の群れ

 
 あれ?

 
 目が赤いです。 



 こちらはしっぽが白い。
 
 最後には鳥に目が行ってしまうわたしでした。

 

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白い花(2)草花編

2021-03-24 09:04:43 | 植物

お彼岸の続きです。

 弟が、あっちの方に白いカラスノエンドウがある、と教えてくれました。弟も初めて見たんだそうです。

 あっちの方っていうから、畑の端っこの方かと思ったら、畑を越えて細い細いあぜ道を行って、大夫離れたところまで来ました。

 ほんとだ、白い。

 





 

 わずかにピンクがかったのもあります。

 



 普通のカラスノエンドウは赤紫ですよね。



 初めは、去年はなかったはずだと言っていましたが、これだけ多いのは前からあったのかもしれない、ということになりました。とある田んぼだけ白いカラスノエンドウが広がっていたのです。

 



 

 不思議だねえ、突然変異だろうか?そんな話をして、帰ってネットで調べてみましたら、案外たくさんの記事がありました。

 正式にはシロバナヤハズエンドウ

 どうも突然変異種ではなさそうです。だとしたら、最初の一株はどこからやってきたの? わたしにとっては植物の世界って不思議だらけです。

 それと畑に咲いていた黄色いタンポポ。わたしの記憶では子どもの頃黄色いタンポポは見たことがありませんでした。弟も、同じことを言っていました。それが、実家の方では黄色いタンポポ(西洋種)に取って代わろうとしています。

 
 関東には在来種の黄色いタンポポがあるそうですが、外来種はこのように萼が反り返っています。



 うちの方でも黄色いタンポポが増えてきましたが、白いタンポポも結構あります。シコクタンポポと言ってこれがわたしたちにとっては普通のタンポポ。



 子どもの頃、雑誌などで見る黄色いタンポポがあこがれでしたが、今は白いタンポポを大事にしなければと思います。

 そのほかの白い花

 放棄された畑いっぱいに広がるクサイチゴ

 ああ~ またぼけてる。最近どうも写真がいい加減になっています。



 
 かわいい花です。 花心がすでにいちご。



 







 何カ所か人が入れそうなところを見つけました。場所を覚えておきましょう。今年はイチゴ狩りを楽しむぞ。

 野生化した大根の花。

 



 ここが耕作されなくなって何年もたつのですが、毎年大根の花が咲いています。この根っこを掘ったら今でも食べられる大根なんだろうか、ただの太い根っこになっているんだろうか? こんなことにも興味が尽きません。

 



 
 薄紫のもあります。



 最後に、またまた白だけでは寂しいので色のついた花を
 


 アスファルトの隙間にいっぱい生えていました。この濃い紫のスミレを見つけるとわたしはうれしくなります。

 
 

 

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お彼岸なので

2021-03-23 00:50:11 | 野菜・果物・料理など

 ぼた餅を作りました。弟にもらった餅米と小豆で。いつも弟は原材料をくれる人、わたしは加工してお返しする人。

 餅米とうるち米を混ぜて炊飯器で炊くのですが、いつも適当です。つまり自信を持ってこれ!というレシピを持ち合わせていません。それで今回は5.5:3.5くらいだったかな? もうちょっと餅米が多い方がよかったです。

 小豆は一袋全部炊いて、赤飯用とあんこ用に分けて冷凍していました。

 あんこで餅をつつむときわたしは、

 皿にラップをしいて餡を薄くのばし(中央は透けない程度にうすく)

 

ラップごと包みます。あら、ぼけてますねえ。


 茶巾絞りのように丸めて、ラップを取ると、むらなく包めているというわけ




 誰かにあげるときはラップのまま容器に。こうすると手は指先がちょっと汚れるだけ。容器からも取り出しやすいです。

 今回は餅とあんこの量がちょうどよかったです。いつもどちらかが残って冷凍することになります。娘たちと弟方とうちと一人2個ずつ+仏様2軒分ができました。

 さてもう一つ、墓掃除の時に摘んできたツクシも料理しました。

 



ツクシは袴をとるのが面倒ですが、わたしは袴の部分をちぎってすてます。どうせ長いのも短く切るんだし、少々長さの違うのは気にしません。

 さっと茹でてから

 椎茸とにんじんと一緒に出汁と砂糖、醤油で味付けして

 ツクシのまぜごはん

 



 ツクシのたまごとじ(あまりおいしそうに写せなかったから写真はなし)味はいいんだけど・・・ほんのり苦みがあるのですが、これがツクシらしい味わいです。
 
 お彼岸のせいか、亡き人のことを思い出します。
 母はツクシ摘みもワラビ採りも大好きで、食べきれないほどのツクシを取ってきては父と袴をとり、茹でて冷凍してわたしにも分けてくれましたが、冷凍のひとかたまりというのが握り拳2つ分ほどもあってそれを一シーズンに2回も3回もくれるのです。
 夫の母はつくしを採ってきたのを見たことがありません。「草なんか食べん」と言う人でしたから。わたしが料理すれば食べていましたけど。
 そうそう、母はぼた餅や草餅などもしょっちゅう作ってくれたのですが、晩年になってから「わたしゃあんこはきらいなんよ。」と言われたときには仰天しました。あれほどたくさんお餅を作ってきたのに・・・わたし、60年もそのことを知らなかったのですよ。

 で、ぼた餅のお返しにまたもらってきました。

一寸蚕豆(いっすんさんとう)・・。一粒が大きいそらまめです。ちょっと実が入りすぎて爪の色が変わりかけているというのですが、大丈夫、夫はこんなふうに堅めの豆が好きなんです。

 赤いみかんのようなのはタロッコ(ブラッドオレンジ)これは南予の柑橘農家さんから箱買いしたものだとか。



 皮は固いですがなんとか手で剥けます。中身がまさに血のような色で最初はちょっと勇気が要るかも。けれど酸味も甘みもあって濃厚なおいしさです。

 

追記 すごいぞツクシ

 今日の新聞にツクシについての記事が載っていましたので紹介します。

ツクシの栄養について

 ツクシフラボノイド・・・抗がん作用 美肌作り 老化防止などの効果 さらに花粉症などのアレルギーを予防

 抗酸化物質のビタミンE ミネラルが豊富・・・アンチエイジング効果

 春野菜の中でもβカロテンが多い 

注意点

 植物毒のアルカロイドを含むのでたくさん食べるのは避けた方がよい。普通の量なら心配ない。

 わたしが無意識にツクシを少なめにとって他の野菜でかさ増ししていたのは正解だったのかも。(単に袴をとるのが面倒なだけだったけど)

 そしておいしいのは頭の部分で、開いてないのを食べるといいそうです。前々回「春の山菜」のツクシの写真を参考にしてください。

 

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白い花(1) 樹木編

2021-03-22 01:13:00 | 植物
 毎週通る石手川緑地のそばの道。
 いきなり白い花をつけた1本の木が目に飛び込んできました。あれえ、先週はなかったのに。この一週間で一度に開いたようです。
 練習が終わってから早速行ってみました。
 大きい木です。
 


 
 

 
 
 これは

 
 
 オオシマザクラなんでしょうかねえ。うば桜も白だった?
 
 石手川緑地の木々もそろそろ春を迎えたようで、ソメイヨシノも2,3輪咲いていました。
 
 大きな木の下のハナニラがすてき。真っ白じゃないけど。
 
 
 木のベンチ一つで都会の公園のような雰囲気。
 
 うちの方では、あちこちで雲のようにふんわりと白い花が咲いています。
 
 スモモ畑。
 
 昔はもっとあったのでしょうが、今は自家用に1,2本残っている木がそこかしこにあって、風格のある枝を伸ばしています。
 
 

花は小さいけれど、木全体を見れば
 
 
 
 ほんとうにきれいなんです。
 
 
 
 
 我が家では、白の椿が。
 
 




 
 ほんのちょっと前までハクモクレンが盛大に咲いていましたが、あっという間に散ってしまいました。
 
 道ばたにまだ植えて年数のたってないハクモクレンがあって、ようやく花開いたところ。小さいので真上から花を見ることができておもしろいです。





 
 なんだか別の花みたい。




 この花心がね、花びらが落ちた後も残ってだんだん伸びてくるんですよ。そしてやがて地面に落ちるのですが,その姿が・・・・

 大型のイモムシにそっくり。
 
 分かっていてもどきっとします。
 
 
 白ばっかりで寂しいので色のついた花もひとつ
 
 森の交流センターのモクレンが満開になりました。
 



 そして進入通路にそってユキヤナギも満開でした。

 


 ああそうだ、うちにもユキヤナギがあったんだ、と見に行きましたら、早くもスイカズラに絡まれて、不自然にゆがんだ枝ばかり。あ~あ~、去年あれほど退治したのに、また蔓との戦いが始まります。

 
 
 
 
 
 
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春の山菜

2021-03-19 09:37:10 | 野菜・果物・料理など

産直市場に春の山野草が並びだしました。

三月初めには、つくし タラの芽 ふきのとうが早々と並び、最近は

 たけのこ(まだ高い!) わらび(もう!まだ3がつよ)。 ツクシ(頭が開いてしまってる。)はまだあります。

 つくし・・・・散歩道にもいっぱいあるけど採りません。犬を飼っている人な分かると思うけど。わたしは畑の中の除草剤のかかってない場所で少しだけ採ってきました。

 頭を出したばかりのツクシ。本当はこんなのだけを採りたいところ。

 
 頭が開いて胞子を飛ばそうとしています。けれどこれくらいはまだ大丈夫。



 こうなると、口の中がもしゃもしゃするだけで、ツクシを食べる値打ちがありません。ツクシ好きの母は、頭をのけて芯だけ食べたらいいと、残さず採っていましたけど。
 
 




 どれも開きかけ。今年は季節の進むのがずいぶん早いようです。

 タラの芽・・・・柿にかわって栽培する人が増えてきました。なのでいつも買っています。自生のタラの芽に比べたら香りは薄いと思いますが。

 ふきのとう・・・畑の隅にいっぱいあったのだけど、夫がトラクターで撲滅してしまいました。畑が四角でなく隅っこがかけていてもいいと思うけど、四角じゃないと気が済まなかったみたいです。かといってその辺まで作物を植えるわけでもないのに、と、わたしは文句を言いましたがあとのまつり。以来1本も生えてきません。こんどこっそり植えておいてやろう。

 なのでふきのとうも買ってきました。 右下のがタラの芽です。

 春に一度は食べたい山野草の天ぷら。今回はにんじんの葉も手に入りましたのでそれも一緒に。

 

 本当はヨモギの天ぷらも作りたいところです。道ばたに柔らかくておいしそうなのが生えているんだけど、ツクシと同じ理由で採りません。

 ツクシは天ぷらにはしません。一度やってみたら水分が多くてべちょべちょになってしまいましたから。

ところが、ふきのとうのパックをあけてがっかり。これ、伸びすぎでしょ。



 ああ、よく確かめればよかった。今頃までふきのとうがあるのがおかしいのよね。それに、戸外で採取したのはやっぱり心配です。(理由はツクシと同じ)野草を食べるならやっぱり自分で採ってこなくては、と反省しました。

 ところがどっこい

 天ぷらにしてみると、意外にもあの伸びすぎたふきのとうがかわいくて

 これね、油に入れるとぱあっと花のように苞が開くんですよ。

 
 
 この開いた部分がめちゃくちゃぱりぱりでポテトチップスよりもさくさくしています。ほんのりとふきの香りとわずかな苦み。
 

 花の部分はもちもちとしていますので、天ぷらよりも他の使い方がよかったかも。苞のかけらが混じった衣が余ったので、キャベツをどっさり入れてお好み焼き風に焼いてみました。わずかな苦みと香りが風味のよいキャベツ焼きでした。これ、本格的にやってみたらおいしいかも。

 ツクシはさっと茹でて一回は混ぜご飯に、もう一回は普通に売られている山菜の水煮と一緒に山菜おこわにしました。

 春の山菜ってほんの一時のもの。それを年に一度でも食べられるって、ある意味贅沢だなあと思うのです。

 ただ今年はツクシがずいぶん早くでて、もう食べられないなと思っていたのに、お墓掃除に行って、近くの畑にまだまだ頭の開いてないのが生えているのを見つけました。例年だとこれが普通の出方なのです。

 それでついつい採ってきてしまいました。わたしも母に似てきたなあと思いながら。

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この冬出会った鳥

2021-03-15 23:53:42 | 生き物
 
 鳥のお話ーごま粒ほどの小さな鳥しか写っていませんが、悪しからず。 
 
 うちのモクレンが汚れているわけ。それは毎日ヒヨドリがやってくるから。

 3月初め頃、朝からうるさいなあと思っていました。ヒヨドリとはちょっと違った鳴き方なので、なんの鳥だろうと思っていたのです。でも、カーテンを開けただけで逃げてしまうので・・・
 
 やかましい鳴き声は昼間も聞こえました。そしてわたしは遂にその正体を見たのです。それは
 
 キャベツ畑に急降下するヒヨドリの群れ
 
 
 今育っている最中のキャベツが・・・・外の葉だからいいというわけではありません。あまりに外の葉が少ないと光合成が少なくて玉太りが悪い。
 道ばたのキャベツがあまり食べられてないので油断していました。鳥たちは、うちのモクレン、お向かいの柿の木、畑の境の雑木、3方の高い木を休憩所にして、様子をうかがいながら食事をしていたのです。あのおしゃべりするような鳴き声は、「今だチャンスだよ。」なんて言い合っていたのかも。
 
  
 
 素早く飛び立ってほんの少ししか写せませんでした。
 
 ご近所のブロッコリーなんて、もう、葉脈しか残っていません。
 
 
 冬の鳥の群れと言えばメジロ。これもようやくごま粒ほどに写せました。
 
 


 わかるかな?まん中辺に2羽だけ写っていますが、たくさんいたんですよ。 毎年3月になると工場を開放してくれる鉄工所のツバキカンザクラ。今年は通りすがりに見た日は雨、改めて行ったときには散り始めていました。
 
 それから、これは松山市のクロガネモチの街路樹がある場所で。
 信号待ちで見上げた電線に
 

 スズメともムクドリとも違う鳥の群れ。これはもしかして・・・2,3月頃クロガネモチの実を食べに来る鳥を以前見たことがありました。
 急いで近くのパチンコ屋の駐車場に車を止め見に行きました。
 やっぱり。ヒレンジャクかキレンジャクでした。ただ逆行でしっぽの色がわからず、判別がつきません。でもこの鳥は柿畑には来ないようなので、見かけるとうれしいです。うちのクロガネモチが雌木で、実がいっぱいなったら来てくれるのかしら。
 
 歩道には食べ散らかしたクロガネモチの実。
 
 わたし、今年はついています。散歩道では2日続けてコゲラに会いました。スズメほどの大きさなので鳴いてくれないと分かりません。我が家にもやってきましたよ。窓のすぐそばで鳴いていました。
 それから久々にシジュウカラを確認しました。
 ホオジロは散歩道の、以前鳥の巣が落ちていた辺りでいつも鳴いています。今年もあの辺りで巣作りをするのかも。
 さらにさらに、散歩道の草むらで、コジュケイの飛び立つところを初めて見ました。毎年同じ場所から鳴き声が聞こえるのですが、ちょうどそのあたりでした。とにかく、わたしは、スズメとヒヨドリとカラス以外はなんの鳥を見てもうれしいのです。
 そのスズメは冬の間群れて梅の木にとまっていましたが、暖かくなってペアを作って解散したみたいです。この間とんでもないところを物色している2組のペアを見つけたんですけど
 あら、写真がないわ。どうも消しちゃったみたい。これもごま粒ほどの写真でしたから。
 そのスズメたちが覗いたり入ってみたりしていたのは電線のカバーでした。
 春が来ましたねえ。ずいぶん早く。もうヒバリも鳴いているし、ウグイスの鳴き声は日に日に上手になってきました。この分だと夏が早く来て、秋は遅く、やたらと夏が長いパターンでしょうか。
 
 最後にやっぱりついているわたしの証拠写真。ごま粒よりはちょっと大きい、豆粒くらいの写真を。
 
 
 
 2度目のコウノトリ遭遇です。(1回目はこちら)しかも幹線道路の脇の田んぼに。脅かさないようにぐるっと反対側の道路に回って写真を撮りました。だけどこんな道ばたに。もう、交通量の多いのには慣れっこになったのでしょうか。
 うれしいなあ。仲間を連れてきて定住してくれるといいんだけど。どこかに営巣用のタワーがいりますね。
 
 実は今日はブログ開設から5000日目の記念すべき日。なので何が何でも今日中に投稿しなければ。
 
 ブログを始めたのは2007年の7月。もう14年も書き続けているんだぁ。我ながら感心しています。世の中、ツイッターだのフェイスブックだのインスタグラムだの、いろいろな手段で情報発信できるようになりましたが、わたしはブログ一筋。そのわけは、まとまった文章を書くのに1番都合がいいから。
 柿畑日記とはいうものの、柿畑のど真ん中に住んでいるわけでもなく、日記とも違う、フォトエッセイに近いかな? 一時は閲覧数だの順位なども気にしたことがありますが、今は自分のぼけ防止と割り切って、マンネリもなんのそのこれからも書き続けようと思います。誰かに読んでもらうことを意識して、わかりやすく楽しい文章を書くこと、それだけでずいぶん脳みそが鍛えられていると思うのです。そして何を書こうかと日々アンテナを張り巡らすことも、暮らしの活性化に役立っています。
 いつも読んでくださる顔の見えない読者様、コメントやいいねをくださるフォロワーの皆様、ありがとうございます。ブログを書くことを生活の一部としてこれからも続けたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
  
 
 
 
コメント (4)
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