あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

晩秋の色

2018-11-30 10:07:05 | いろいろ
 わたしの住むの地方では暦の上では冬ですが、体感的には秋ー晩秋です。こんな花がまだきれいに咲いています。



 マリーゴールド。夏の花壇のイメージですが、これを見るといつも「秋深し」と思うんです。とくにオレンジ色系のマリーゴールドは。



 最近ハローウィンが市民権を得て、この色が町にあふれ出したからかなあ? いやいや晩秋にはこの色が増えてくるからでしょうか。

 たとえば

 ブルーベリー


 さるすべり


 かしわばあじさい


 そして柿







 柿の取り入れが終わり、霜が降りるとあたりは急に寒々と冬の景色になってしまいますが、まだもう少し晩秋の風景を楽しめそうです。

 華やかなだけではないもう一つの色。これもわたしは晩秋の色だと思っているのですが、

 セージの仲間だと思いますが名前がわかりません。ブルーベリーの紅葉を背景にすると



 よく似合うでしょう?

 それからこんな実も

 深い青



 話は変わって、先日清游庵中川亭でお食事をしました。ミシュランガイド中国四国編に紹介された和食料理店です。(残念ながら☆はなし)ちなみに西条市でガイドに載ったお店と宿泊施設は計八つ。そのうちの3点までがおそば屋さん。あとはフレンチ、イタリアン、焼き肉、和食、宿泊の東予国民休暇村といろいろなジャンルから1軒ずつでした。

 そのお料理

 椀物

 
 松茸のあしの千切りに菊の花びらを散らした美しい一品。お椀のふたにまで華やかさがあふれていました。この日の主役は小さな女の子でしたのでね。松茸は地元産。
 
 お造りにも大将の包丁の技がさえています。



 そして、明かりを消した部屋に運ばれてきたのが

 ジャーン、これです。八寸三種盛り



 名付けて山里の晩秋。あれ?晩秋の山里だったかな?

 鮮やかな柿と桜、もみじの紅葉を器にして、炊き合わせ、くりきんとん、かますの棒寿司がもりあわせてあります。山間の民家を模した器ー青ですね。みかん型の器も青、中にも八寸が入っています。
 子どもたち興味津々で、早くも小さい手が伸びてます。



 暖かくともる灯りは大根でできています。
 何もかもがわたしがイメージする晩秋にぴったり。

 そのほか地物の車エビをウズラ卵に巻いて揚げた物。小さい稲穂がひつじだを思わせますね。


 手作りの大福


 柔らかい求肥の中にはスポンジケーキや生クリームと一緒に栗の粒や、餡(くりだかいもだか?)が入っています。これが夏だとメロンとかいちごとか。

 どれもおいしゅうございました。特にかますの棒寿司は絶品。今脂がのっておいしいのだけどなかなか手に入らないんですって。高級魚ではないのにね。
 
 1歳のケイタが食べること食べること。なにもかもはやく早くと指さして催促します。ケイタの分はもちろんありませんから大人の誰かが犠牲になることに。大福なんかほとんど一人で食べてしまいましたから。
 おいしかったのね・・・・・

 暗くなっておいとまするとき、庭にはあの大根あんどんのような柔らかなあかりが足元を照らしてくれていました。
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島根県紅葉名所巡り4 鰐淵寺 出雲大社

2018-11-26 08:17:13 | 旅行
 紅葉名所巡りー今回で終わらせたいと思います。長くなりますがお許しを。

 上り坂を歩くこと15分あまり、やっとお寺の入り口らしいところが見えてきました。



 少し色付いているようですね。この橋を渡ったところで入場券をもらい・・・・あら、入場料が要ったんだ。わたし、四国のお寺で入場料払ったことがないものですから。
 だけどここからがさらにきついと思うよ~

 ほら



 だいたい山の中のお寺なんてこんなものです。うちのほうで紅葉の名所といえば西山興隆寺。雰囲気がよくにてるんですよ。駐車場から山門までは4分か5分の道のりですが、やはり山道で、山門から上はなが~い階段がありまして、登って行くにつれ紅葉が赤くなるんです。



 大きなイチョウがあるところまでそっくり




 森の中に赤い色が透けて見えるのがきれいです。







 本堂にお参りして・・・・写真撮るの忘れてた・・・・
 下りるとき改めて下を見たら


 やっぱりすごいわ。
 それぞれのペースで上がったのでしょう、かの団体さんたちはもはやバラバラでした。
 なので下り道はゆったりと、こんな苔まで写しながら駐車場まで下りていきました。


 この時点で歩数は7000歩。昨日と同じね。だけどすべて坂と階段ですから疲れようが違います。バスに揺られて40分ほど休んだら今度は出雲大社です。

 出雲大社は何度か行ったことがあるのでどうでもよかったのだけど、いやいや、何度でもお参りしなくちゃ。だけどガイドはいらん。ここはね、お参りだけすればいいの。近くのお土産物やさん専属のガイドさんがいろいろ説明してくれてすべての建物を回るのだけど、ここはあまりにも整然と整えられて清々しくどこを見てもおもしろくない。ただ、檜皮葺の屋根だけはいつ見てもきれいだなあと思います。
 





 
 ちょうど七五三の晴れ着を着た子どもたちを何人か見かけました。



 女の子はきれいな着物を着てとてもかわいい。思わず「かわいいね」って声をかけたら、恥ずかしそうに、でもうれしそうに笑って、お母さんもにっこり。
 男の子は袴をはいて、柱の陰でばあちゃんにこんこんと言い聞かせられていました。「この着物はね、さっき写真撮ったお店に返さないかんのよ。よごしたらいかんの。」
 また別の子は、いきなり「ママァ~」と泣きだして、草履がぬげたまま足袋はだしで走っていきました。どうも言うことを聞かなくてママが先に行っちゃったみたい。これもまたばあちゃんが草履を拾っていきましたけど。つくづく平和なんだなあと思いました。

 歩きながら前々から疑問に思っていたことをガイドさんに聞いてみました。
 11月は出雲では神在月。神在祭があるようで、ツアーで募集していたりするのですが、神在祭ってどんなことをするのだろう。
 ガイドさんの話では、神事があるだけで特に賑やかなことはしない。だけど縁結びを願う人がどっと押し寄せてすごい人なんだそうです。「人が多いだけです。」とあっさりした返事でした。

 ぐるっと回って出雲大社特有の下り参道を帰ります。今来た道を振り返ると


 お参りするときに下っていくので、帰るときは登り道。ああ~
 お店にたどり着いたとき歩数はすでに一万歩を越えていました。朝、ホテルから湖まで散策なんてとんでもない、もう若くはないのでね。
 食事の後お土産にお菓子を買おうと思ったけど、気に入ったのがなくて・・・ああ、昨日のお茶菓子買っとけばよかった、と思ったのでした。

 午前中だけで一万歩はさすがにきつかった。何度も書きますが、出雲大社以外ほとんど坂と階段ですから。
バスの中でひっきりなしに咳がでだして皆さんにご心配をかけました。マスク持っててよかった。どうも少し熱もあったみたいです。のど飴もトローチもなめ尽くして、バスの中でうとうとしたら少しよくなりました。

 バスの席は最前列。しまなみ海道の夕日がとても綺麗に見えました。



 添乗員さんが帰りの挨拶で、「まだ紅葉が薄くて残念だったけど」と言われましたが、わたしは満足でした。本当にきれいな紅葉を見るなら京都とか北の方の紅葉の名所とかに行かなくては。だけどお寺へのお参りもできたし、昔両親といろいろなところの紅葉を見に行ったこととかを一人懐かしく思い出しました。 終わり

 ながながとおつきあいくださりありがとうございました。
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島根の紅葉名所巡り3 松江城

2018-11-25 10:58:20 | 旅行
 2日目、松江城へ向けて出発。昨日の疲れもなく調子いいです。昨日7000歩ほど歩いたのですが、これくらいなら楽勝ね。

 着きました。 大きな石垣もなく小さいお城に見えました。(わたしの基準は山の上にある松山城)


 ところが、緩やかな坂道が続いて、足は何ともないんだけど息がはあはあ(体重減らさんと)。あまり石垣も木も建物もないあっさりとした坂道をあえぎながら歩いて行くと、いきなり広場に出て



 天守閣。

 天守閣と言えば・・・・階段。それも半端ない急な階段というのはどこでも共通みたい。それが5階まであったのです。いや、これくらいはまだまだ大丈夫



 中は暗くてあまり写真は撮りませんでしたが、これはインパクトありました。巨大なムカデみたい。天守閣の屋根に飾られていた鴟尾(しび)です。

 天守閣と言えば、最後の守りの砦。これもどこも同じですね。各階解説が流れているのでよくわかりました。
窓の隙間から下を見ると



 鮮やかな紅葉には今少し。

 窓の真下に敵が攻めてくる道が見えます。



 最上階に上がると四方が見渡せました。



 海のように見えるのは宍道湖? 山陰まで来ると空の景色まで違っているように見えます。

 お城の道をきれいに掃き清めていた人に武家屋敷までの道を聞いたら、集合時刻には間に合いそうもないので城の周辺を歩いてみました。

 白の隣に神社、その隣に薄緑色の洋風の建物。松山の萬翠荘に煮ていました。中には中央の階段に赤い絨毯が敷かれて、左右に小部屋。内部の作りも似ていましたね。



 それから駐車場の方へ。駐車場のそばにはお堀があって


 堀川巡りの船着き場のようでした。これにも乗ってみたかった。

 ちょっとだけ消化不良というか未練を残しながらバスは次の紅葉の名所鰐淵寺へ。

 「バスを降りてから10分ほど歩きます。」

 ああ、そう?

 その道がこんな山道だったとは



 そそり立つような山の斜面と、岩の割れ目を流れる水



 木々の間からちょっとだけ山頂が見えたとき、ああ、あのあたりまでいくのかあ、とため息が出ました。だって、すでに坂道と階段ばかりを3000歩以上歩いていたのですもの。

 ちょうど50人ほどのウォーキング仲間の団体さんと出くわしまして、わたしとどっこいどっこいのお年頃。決していやがったりする理由はないのですけど(わたしも一応団体さん。10人ほどの)、前に出ようとしても人の壁、谷を見ようとしても人の壁、カメラを構えていれば後ろから人の壁が・・・・皆さん楽しそうにお仲間と話しながら並んで歩かれるのでね。

 このお寺、ちょうどもみじ祭の時期で、土日は車で駐車場まで来られないんですって。港からシャトルバスが出るそうです。そして10分ほどと聞いていた道は、坂道ばかりの15分・・・以上!    ー続くー
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島根の紅葉名所巡り2 足立美術館

2018-11-24 16:07:14 | 旅行
 バスは宍道湖中海の周囲を回って安来市へ。

 つきました。


 足立美術館です。外見は、まあ普通かな? アメリカの庭園専門誌で15年連続日本一を獲得している庭が有名です。近年マスメディアでよく取り上げられ、人気上昇中。入り口の庭の見える窓あたりからすでに人がいっぱいでした。



 紅葉の盛りにはもう少し時間がかかりそうです。


 白砂には一枚の落ち葉もなくて、動いているのはただ遠くの滝から落ちる水だけ。まさに静止画を見ているようでした。

 



 広い窓が額縁になっているこの場所、人が多くて額縁は撮れません。真っ正面から見ても全体は写せません。 

 
 きっと大風が吹いても木1本姿を変えないでしょうね。
 この景色を維持するのにいったいどれだけの手がかかっているのでしょう。
お庭の手入れのビデオもありましたが、ゆっくり見る時間はありません。日帰りよりは少しゆったりとしているとは言え、滞在時間は2時間の予定でしたから。

 ここは外へ出て眺められた場所



 落ち葉もそのままに、木々が風にそよいで動きがあります。わたしの好みとしては・・・・・
 やはり風や鳥の声を聞きながら自分で歩ける庭ー動きのある庭の方がいいかな。


 途中、お茶室があって、抹茶を頂きました。なんと金の茶釜で沸かしたお湯なんですって。お菓子は美術館オリジナル「白砂青松」上品なおいしいお菓子でした。お土産に買っておけばよかったとあとで後悔しました。

 お庭を見た後は横山大観の作品展示へ。「横山大観vs日本画の巨匠たち」龍、梅、リス、など同じようなテーマの作品を大観と他の日本画の大家の作品と並べて展示してありました。 考えてみれば横山大観のこと、名前だけが先行して作品についてはほとんど知りませんでした。迫力ある構図と大胆な筆遣い。竹内栖鳳とか川合玉堂とかと比べると一目瞭然。わたし竹内栖鳳の繊細な描き方とか、川合玉堂の淡い優しい描き方とかも好きなので、どちらがどうとかは言えませんが、並べてみることでそれぞれの作家の個性が互いに際立ってとてもおもしろかったです。解説も作品も丁寧に見ました。

 気がつくと集合時刻が!
 現代の日本画家の作品を走るようにして見てバスに戻ると、わたしが最後でした。ああ、2時間でも足りなかった。

 ホテルは松江市内、駅に近い場所にありました。
 わお!縦にも横にも寝られる。ここを一人で占領です。



 時刻は5時、町を散策しようと思えば時間はたっぷりありましたが・・・・あと5歳若ければね。わたし、けっこう貪欲に旅を楽しむ方なんですが自重しました。風邪引きが100%回復していたわけでもないし。
 シングルルームはほんとに快適。誰にも気兼ねなくのんびり過ごせました。

 食事です。


 バイキング形式でしたがちょっとお行儀よく盛ってみました。左上にあるのは焼きたてのサーロインステーキ。スタッフのお嬢さんが「お持ちしてもよろしいですか?」とにこやかに聞いてくれたのでつい、「はい」と応えてしまった・・・・ 大きくてこれだけでおなかいっぱいになりました。それにワンドリンクサービス。これはお肉に合うようにシャンパンを頼んで、リッチなお食事です。

 翌朝、

 朝ご飯は名物だというもずく雑炊をチョイス。そしてもちろんシジミの味噌汁です。
 なんと、お椀に半分くらいシジミが入っています。だけど、とっても小さいの。子どもの頃よくシジミを捕って遊びましたが、こんなにも小さいのは子どもの判断で逃がしていました。こんなに小さいのしかないのかな、大丈夫か?宍道湖のシジミ。



 早起きすれば宍道湖まで歩いて行けますよと説明を受けていたのですが、これもパス。あと5歳若ければね そしてその判断は間違ってなかったのです。 続く

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島根の紅葉名所巡り

2018-11-23 12:01:07 | 旅行
紅葉巡りはついに県外へ

 前々から是非行きたいところがありました。島根県にある足立庭園美術館。 今、横山大観の特別展示が行われているということで、何としても行きたいと思っていたのですが・・・・

 島根県て、うちからだと中途半端に近いんですよね。日帰りで行けます。だけど、早朝に出て深夜に帰れば別ですけど、ほとんどが車で走るだけの旅行になってしまいます。自分でドライブするにはしんどすぎる。公共の交通機関を利用するとー乗り換え乗り換えで1日ではいけないし、そこそこ近いので結構何回も行ってる場所もあるので丸二日かけて回るほど観光地も多くない。

 結局、1泊して美術館へも行くツアーに申し込みました。子守の合間を縫って美容院の予約をキャンセルして。

 「島根県の紅葉名所巡りの旅」
 
 ボタンで有名な大根島、足立美術館、松江城、鰐淵寺、出雲大社を巡ります。泊まりのツアーって大概が1室2名以上の観光ホテルが多いのですが、このツアーはおひとりさまでも参加できるんです。
 
 しまなみ海道を渡ってバスは休憩をはさみながらひたすら山陰道を走ります。こちらはさながら「やまなみ街道」かな? 山また山でした。



 山全体が広葉樹のところがたくさんあって、愛媛とは違ったスケールの大きい黄葉を見ることができました。とはいうものの、昔長野で見たような鮮やかな黄色とは違って、褐色の山です。南の方ですからね。こうしてみると、私の行動範囲の山がいかに植林された針葉樹が多いかがわかります。

 朝の8時ごろバスに乗り込んで、宍道湖が見えてきたのは昼前でした。



 昼食は大根島の由志園で。ここは牡丹だけでなく高麗人参の産地とかで、最初にお茶をふるまわれました。そのあとは企画ツアー定番のセールスでしたが。
 食事に出てきた高麗人参のスープ。大きな塊は豚肉です。



 実は、うちに高麗人参酒があるんです。いつ作ったのか覚えてないほど古い。わたしちょっと飲んでみたのですがめちゃくちゃ苦くてそのままにしてあります。その記憶があったので、苦いんじゃないかなと心配しましたが、おいしかったです。肉のスープの割にはあっさりとして、苦みもなく。鍋に少々高麗人参を入れるとあったまるんだそうですよ。

 食事の後はお庭を散策しました。

 小さな滝があったり 



 よく手入れされた苔の庭があったり


 朝もやのようにミストを流す演出も



 池に移りこんだモミジもきれい



 広すぎず狭すぎず、ゆったりと歩けるのがよかったです。

 ボタンの中には寒くなっても咲く種類もあるのですね。
 春のような華やかさはありませんが、戸外でけなげに咲いていました。

 


 そして温室ではたくさんのボタンが。



 牡丹の花びらでつくったディスプレイ



 こちらは、ベルギーのデザイナー、ダニエル・オストさんの作品


 日本で叙勲も受けている有名な人らしいです。牡丹と竹とのコラボ。形がユニークでおもしろい。これもクリスマスまでの特別展示だそうで、見られてラッキーと思いました。春、牡丹の盛りにもう一度来てみたいですね。

 旅の初めからきれいな場所が多すぎて一度に紹介しきれません。明日へ続きます。
















































































 

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桜三里の紅葉

2018-11-21 16:20:04 | 植物
 10日ばかりのご無沙汰でした。実は木の香温泉へ行った頃から少々風邪気味だったのですが、その後の忙しさに休養もままならず、まだぐずぐずと尾を引いています。なぜ忙しかったのかはおいおい書いていくことにして(かなりネタが古くなりそう)
とりあえず準備していたネタを順序に従ってアップしていきますね。

 11月8日桜三里を通ったとき、発電所にイチョウが色づいてきれいでした。ところが10日、トラオとウマオを連れて出かけたとき、イチョウはすでに裸になりかけていました。



 この時期だけ  門扉を開いて一般人を入らせてくれるのですが、この日は門扉も閉まったままでした。



 だけど、葉の散ったイチョウも風情があるものです。

 なんだか今年はイチョウが散るのが早いような気がする・・・
 この頃何カ所かのモミジの木が色付いてとても綺麗になりますが、はつでんしょ付近のモミジはまだ青かったです。でも、霊園入り口のモミジはすばらしくきれいでした。たった1本ですが、存在感があります。







 実はこのモミジ、3日後にここを通ったときには上の方が散りかけていました。ほんとにはかない・・・・

 さて、桜三里を下って東温市の国道脇に植えられたアメリカフウの並木


 ここもきれいでしたねえ。




 こうして振り返ってみると5日ほどの間に3回も山を越えたのです。用事があったとはいえなんと忙しい・・・・

 次回は・・・・もう少し紅葉の話題が続きます。

 

 






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いまが見ごろ

2018-11-11 09:02:18 | お出かけ

土曜日、トラオとウマオは、ばあちゃんとお留守番。天気はいいし、そろそろ紅葉が見ごろでしょう。ドライブに出かけました。

まずは、西条市の産業祭りに。駐車場にたどり着くまでの渋滞にうんざりしました。



車の数の数倍は人がいますね。色々なブースがありましたが、人が多すぎます。
なので、レポートなし。

そこからそのまま寒風山に向かいました。金曜日に桜三里を通ったら早色づいていたので、先日行った道の駅木の香あたりはきっときれいだろうと、思ったのです。

うん、予想通り。







山全体が赤く染まるスケールの大きさはありませんが、緑との対比が美しいのが南国の紅葉でしょうか。

白い河原と映りこんだ紅葉。





しかし、やんちゃ坊主たちは、紅葉より川遊び。



絶対に濡れないでよ。着替え持ってないんだから。

ばあちゃんの怒鳴り声に、ウマオはビビりながら石を渡っています。

散々遊んだあとは、もう少し先まで足を伸ばしました。






ここは何年か前に母を連れてきたところ。ちょうど同じ時期だったと思います。だけどあの時は、紅葉は散りかけていたのです。こんなにきれいな時期に来られてラッキー。
ということは、一の谷やかたも?



駐車場からのぞいただけでわかりました。



今が見ごろだと思うよ。








あの時、こんな紅葉だったらなあ。あれが母にとって最後の紅葉狩りでしたから。
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空を舞うトンビ?

2018-11-08 09:16:31 | 生き物
 ケール畑で



 これはトンビか?

 鳥の背中を見ると



 作り物だとはっきり。うわあ、これほしい。空高く飛ばせたらすてき、と思ったのですが、ホームセンターで四,五千円のお値段を見てあきらめました。おもちゃにするにはもったいない。
 それにしてもよくできています。風にあおられて舞う姿は本物そっくり。最近とどころどころでこのとり型の凧を見かけるようになりました。野菜畑に多いんですよ。これからヒヨドリやムクドリが大群でおそってくる時期。すこしは被害防止に役立つのでしょうか。

 こちらは本物。


 空を旋回する姿で猛禽類だとはわかりましたが、遠すぎてわからない。わたしのスマホではこれが限界。
鳴き声でトンビだとわかりました。よく見ると何羽もいるんです。



 猛禽類も群れるのかなあ。
 見ていると近くの電線に



 トンビの生態はよく知りませんが、巣立ったばかりの雛だったのかもしれませんね。冬に向かってえさ取りの練習でしょうか。昨日は立冬、生き物には厳しい季節がやってきました。







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鰯雲と彩雲

2018-11-04 23:30:10 | くらし
 今日の空

 

   鰯雲 仰臥の子規の 無重力   東国原英夫

 父が入院中、テレビで見たこの一句を思い出しました。

 すでに回復の望みがなくなった父の姿と仰臥の子規とが重なりました。
 亡くなる前の10日ほどは、それまで横向きに寝るのが好きだった父がその姿勢を維持するだけの力もなくなって、もう仰向けに寝ることしかできなくなりました。無重力とは自分で制御できない軽さと弱さだと、心に強く残りました。

 今年の夏は酷暑の中、昼間は孫の世話や家の用事、夜は夜中まで病院で過ごす日が続きました。布団の動きに目をこらして息があるのを確かめたり、時には脈に手を当てて心臓の動いているのを確認したり。父はゆっくりと弱っていき、子どもや孫たちもみんな時間をかけて父との別れを覚悟しました。だから葬儀も落ち着いて執り行ったし・・・・・

 いやいや、わたしはかなり疲れていたようです。

 葬儀の後、わたしは以前の脊柱管狭窄症がぶり返し、5歩も歩くことができなくなりました。そういえば母が亡くなったときも脊柱管狭窄症で歩けなくなり、1年以上も病院通いをしたのです。その話をある人にすると、それは亡くなった人からのメッセージだと言うのです。言葉で伝えられないから体の一部に何かの変化が起きるのだと。だとしたら、二人とも、「体をいたわれよ、おまえの弱いところはここだから。」と言ってくれているのだと思いました。
 そして市役所に提出する書類だのなんだのでいっぱい書類を書き、いっぱい間違えて10箇所近くも訂正印を押しました。対応してくれた市役所の係の人が優しい人でよかった。
 さらに、うっかりと炊飯器の本体に洗った米を入れてしまい、あやうく炊飯器をだめにしてしまうところでした。「お母さん、やばいよ。」娘に言われて、言われるまでもなくショックでした。

 腰の痛みは1週間足らずで治まりました。 今置いた物が忽然と消えることもなくなり、ようやく落ち着いた日々を取り戻してきました。見上げる空の美しいこと。
 
 一昨日の空 

 朝


 昼 実家へ出かけていったときの桜三里の向こう側の空


 
 多分飛行機雲が変化したのだと思いますが、何かが空に登っていくようです。

 夕方、実家の近くで



 右の方に何か青い点が。何だろう、不思議です。



 このとき画面の真ん中あたりがわずかに色がついているなとは思ったのですが、

 我が家の近くまで帰ってきてはっきりと見えました。雲が虹色に輝いています。



 彩雲というのだそうですね。昔の人は吉祥の印だとして瑞雲と呼んだとか。科学的には、どうも虹と同じような現象のようですが、なんだかいいことありそうと言う気持ちになりました。


 おまけ 父の残した塗り絵の作品を





 
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秋明菊の居場所は

2018-11-02 11:39:31 | ガーデニング
 シュウメイギクーわたし、植物の中にはカタカナでなく漢字で書きたい名前がいくつかありますが、これもそのひとつ。



 特に白花はそう。名は体を表すって、この花のようなことを言うって思うんです。大好きな秋明菊ですが、我が家ではなかなか花を咲かせてくれませんでした。それどころか根付きもしないまま何年も過ぎて、何度も手に入れては植えてーやっとこの場所で花を咲かせてくれました。



 ちょっといじけて小さいような気もするが・・・・

 朝日だけが当たる、いわばシャドウガーデンのような場所。去年あたりから株だけはどんどん大きくなって増えていたので、ああ、ここが1番適していたんだなと。やっと居場所をつくってやれました。

 が、

 これはいかんじゃろ?



 ガーデンシクラメンに最接近。このガーデンシクラメンもここが気に入ったらしく、2、3年夏越ししてここにいるのです。地植えなのであの暑い最中でさえろくに水まきもせずなんとか生き延びたシクラメン。


 しかもこぼれ種で増えたと思しき幼い苗も。



 そこにまで勢力を伸ばしていたのです。大好きな秋明菊だけど、けなげなシクラメンも守ってやらなければ。
ここにはわたしが無計画に植えたリュウキンカとか、鉢の土を捨てた中から這い上がったタツナミソウとか、いろいろあるのですが、半日陰で、暑さに弱い植物には具合がいいらしいです。しかし、その植物たちを秋明菊と小さめのオキザリスと、斑入りのツタが侵略しています。で、この辺り一帯を整理してるんですが、

 山茶花が伸びすぎて、ツタとワイヤープランツとドクダミに埋もれてしまったかと思われた「しのぶ」



 健在でした。

 それから吉祥草ーこれも漢字で書きたい。おめでたいのが伝わるでしょ?



 これも4,5年前に高知の日曜市で手に入れてから何度も鉢の置き場所を変え、ここに地植えしたらどんどん増えてきました。
 これからわたしが通路で固めてしまおうかなと思っている場所にも足を根を伸ばして



 同じ場所にイワヒバもあったのですが


 
 健在。
 これも別の場所から移動させてきました。以来水やりもせず自然に任せたままです。

 ミズヒキソウは一発で活着。今年は1メートルほど離れた場所に遠征しています。
 それから、植えたはずのないシダ


 なんだろうね。わらびか?可能性のあるのはウラジロか。正月飾りを持ち歩いた記憶があるので。でも、裏が白くないんだけど。

 と、このあたりはいろいろな植物にも居心地のいい場所のようなのです。日当たりのいい場所だけが生きていく場所ではないのね。ふと人間のことを思い浮かべたりして

 ここへ新しい植物を植えました。



 珊瑚のように赤い実をつけるジュズサンゴ。どうか居心地のいい場所でありますように。

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