あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

彼岸花 無残

2021-09-29 22:26:46 | 植物
 9月の花と言えばやはりヒガンバナ。というか、9月も花がありませんでした。我が家の畑は花の咲かないコスモスに占拠されています。
 で、9月の花のまとめはヒガンバナだけにしようと思ったのですが・・・・
 
 去年
きれいに草を刈った畑全体に咲いていたヒガンバナが
 
 
 ぜ~んぶ刈り取られていました。
 
 9月17日
 あと2,3日で咲くなあと楽しみにしていたのにー


 
 数日この道を通らなかった間の出来事でした。去年、あんなにきれいに咲かせていたのに、この畑の持ち主は何を考えて刈ってしまったのだろう。ヒガンバナが嫌いだったのでしょうか? なぜ、今年だけ? 花が嫌いならつぼみのうちに刈ればいいものを、なぜ、咲いてからすぐ刈ってしまったのか? 疑問は消えませんが、ヒガンバナを嫌いな人は多いようです。特に高齢者に。墓地に生えることから死人花と呼ばれたり、縁起が悪いと言われたり、この赤が血や炎を連想させていやな気分になる人もいるのでしょうか。
 
 でも、最近ヒガンバナは増えてきました。ヒガンバナが咲く前に草を刈って、ヒガンバナだけが咲いている景色もよく見ます。 根拠なく忌み嫌う人が減ったのではないか、そうだとしたらうれしいな。
 
 ここも草刈りなどして管理された畑地ですが、ヒガンバナが広がっています。規模は小さいのですが、この景色でがまんしましょう。 
 
 




 たんぼのあぜ。右側は多分除草剤を撒いたあぜ。見事に色変わりしています。

 
 こちらも、道の際だけ除草剤を撒いたと思われます。他の草が枯れていましたから。
 
 
 こんな色違いで咲いているのもなかなかいいのですが、除草剤の影響というのが手放しで喜べないところ。





 
 これは家のポポー畑の隅に咲いていたものですが、除草剤を撒いたのは多分夏が来る前だったと思うんです。もう数ヶ月たつのに土地の中に薬剤が残っていたのではないかと心配になります。



 
  そうだ、いつもの林の中はどうなったかな?


 少し木を切って整備したみたい。印象が変わっていました。
 
 ここのヒガンバナは年々減って行くように思います。でも、今年はいろいろな場所のヒガンバナを見逃してしまいましたから、まだきれいに残っていてよかったです。
 
 
 
 そしてはや9月も終わりですね。残暑も思ったほど厳しくなく、今年は秋が早いのではないかと思います。寒いのはいやだ~
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森の巨人 猪伏(いぶし)の大トチ

2021-09-28 23:17:01 | 山登り・里山歩き

 

 四国カルストでの大渋滞にもかかわらず、わたしたち機嫌良く帰って来ました。そのわけは、林野庁の森の巨人たち100選に選ばれた大トチを見ることができたからです。そもそもこれが目的で行ったのですから。道を間違えなかったら、大渋滞も避けられたかも? 
 
 牧場の中の道を案内に沿っていくと車が数台駐まれる場所に出ました。車道はここで行き止まりです。
 
 「駐車場があって、看板があって、そこからちょっと歩いたところ・・・」
 娘の言うとおりでしたが
 


 ちょっと歩く?
 
 


 
 
 駐車場から湧水まで遊歩道で800メートル
 そこから山道を1200メートル
 
 合計2キロもある!
 
 ただ、看板には足元が悪いと言うだけで、登山道とは書いていませんでした。わたしは一番歩きやすいウィーキングシューズ、他のものは全員スニーカー。多分行けるんじゃないかな? 片道4キロ歩いた経験もありますしね。
 
 最初っから下りです。(写真は帰り道に見上げたところ)
 
  あの、上の方から下りてきました。
 


 
 遊歩道というとおり、木の階段が整備されていました。だけど段差が大きくて、これを下りるのはきつい。
 
 どこの森にも苔むした倒木はありますね。朽ちていく姿も美しいといつも思います。
 
 
 
 遊歩道と言うだけあって、主な木々には名札がついていましたが、皿が峰でもそうだったように、ひっくり返るほど体を反らさなければ全体を見ることはできません。
 
 ミズメ
 


 クマシデ



ケヤキ
 
 
 
 これもケヤキ?

 
 なぜ、こんなこぶこぶができるのでしょう。

 
 木肌だけで名前を覚えるのはむずかしいです。
 
 先先行く子どもたち。生き物を見つけるのが早い。
 山のカエルは枯れ葉に似ていました。
 
 




 
 赤い蛇もいたそうですが、これは逃げられてしまいました。
 
 
 湧水に着きました。
 小さいT君とママはここで引き返し、車で待ってくれることになりました。お兄ちゃんはわたしたちと行きます。
 
 
 
 岩の割れ目から湧き出した水は、パイプを通って下の方に流れ落ちていました。
 


 
 ここで上から下りてきた中高年の一行とすれ違いました。私とさほど変わらない年格好の女性もいました。皆さん大トチを見てきたと言うことです。完璧な登山装備でした。
 あらぁ、わたしたち軽装過ぎるかしら。何しろ「ちょっとだけ歩く」つもりで来たんですから。いやいや、ちゃんとアウトドアにふさわしい格好はしてたんですが、靴だけがー
登山靴ではなくお気に入りのウォーキングシューズでした。
 (道のりは)あと半分くらいですよと励まされて、軽装で歩き始めました。結局、登山靴を履くほどの道ではなかったです。
 
 白い石ころの道。石灰岩です。

 


 
 
 
 
 庭に置いたらきれいでしょうね。

 
 積み上げた石も白



 
 
 その白い石が見えないほどの苔
 




 
 
 生き物にはめざとい子どもたちも、植物は素通りです。
 トリカブトかな? 
 
 
 下の方に見えた、テンナンショウかその仲間の実。もちろん子どもたちは素通り。

 
 
 
 オヒョウ

 
 
 岩を抱いている?
 
 サワグルミ
 


 
 
 この木の下にいっぱい木の実が落ちていて、中身があまりありませんでした。これってクルミ?と思ったのですが、さすがにこれはちがうでしょう。

 
 


 
 一つ拾って帰って調べましたら、トチのみでした。トチのみせんべいをたべたことがあります。これがそうだったのか。たくさんのトチのみが落ちているのを見て、やっとこのあたり一帯がトチの林なのだと気づきました。
 
 
 この辺りに来ると、笹倉湿原に似た雰囲気になってきました。 
 
 
 
 空が透けて見えます。下の方から子どもたちの賑やかな声が聞こえてきました。目的地はここを下ったところのようです。行って見ると開けた窪地がありました。その感じが、笹倉湿原に似ていたのです。
 結局わたしたち、上ったのか下ったのか? 看板通りアップダウンはありましたが、どちらかというと森の中を下ってきたような気がしました。 
 
 まん中に1本の大木が
 
 
 




 
 













 
 これが猪伏の大トチでした。愛媛県では唯一この大トチが選定されているそうです。



 樹齢600年。
 風雪に耐えて生きてきた姿は、本当に巨人のように堂々と、威厳すら感じました。
 
 
 周囲の木々もまた古木の風格を持つものばかり
 
 
 
 
 
 わたしたち以外、他に人はおらず、この静けさを堪能して帰路につきました。
 
 2キロの山道というものの上り坂で多少息切れがしたくらいで、ちょうどいいハイキングだったと思います。ただー
 靴は登山靴の方が疲れにくかったかなあ。時々ですが、わずかに地面を滑る感触があるのです。そのためか、足の疲れ方が違うと感じました。昔痛めた足首にも、違和感を覚え出しました。
 
 歩き慣れてきた子どもたち、最後にはトレイルランのようになったそうです。わたしは例によってあちこちきょろきょろ。
 
 緑の中に赤い実がきれい。
 


 
 そして藪の中で鳴いていたこの鳥を写すためにしばらく動かないで粘りました。
 


 これってウグイスなの?
 
 これまで何度か山歩きをして、写真を撮ると意外と時間を食うものだとわかり始めました。が、その立ち止まってシャッターを押す短い時間が、私にとっては小休止の時間。休み休みでゆっくりと歩く・・・わたしはまだそんなレベルなんです。
 
 
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ハプニングの連続 四国カルストドライブ

2021-09-26 22:46:53 | お出かけ

「やれやれ、なんとかあたりが見えるうちに帰って来た。」

「まさか、あんな展開になるとはねえ。」

「でもまあ、なかなかおもしろかったね。大トチも見れたし。」

じつは、シルバーウィークに、四国カルストへ行ってきました。前日の夜娘に誘われたとき、一瞬、前にテレビで見た四国カルストの混雑ぶりを思い出して躊躇たのですが、目的地は五段高原ではなくてトチの大木を見ることだというので誘いに乗ることにしました。

 カーブの多い三坂峠を越えて久万高原町の道の駅「天空の道の駅 さんさん」に寄りました。人出は多かったです。

 焼き栗の実演販売をしていておいしそうだったのでついつい買っちゃった。

 



 

 四国カルストー高知県と愛媛県とにまたがる標高1000メートル以上の石灰岩台地です。 

 一番きれいな場所ではないけれど、こんな雰囲気



 高知県側からは梼原経由天狗高原へ。 そこには天狗荘という宿泊研修施設があります。 愛媛県側からは国道33号線の落出から右に入り、地芳峠を経て姫鶴平へ。そこには姫鶴荘というレストラン?があります。(改修されてから行ってないのでどんな施設になっているかわかりません)

 一行は、私と娘とウマオとトラオ、もう一台の車にトラオのお友だちのMくんとママのA子ちゃん、4歳の弟のT君。女子どもに年寄りか~なんて言うなかれ。2人とも山道の運転は達者です。わたしは助手席の人。

 目指す栃の木は猪伏という所にあるらしいです。「猪伏」への分かれ道を行き過ぎてしまい引き返しました。まずこれが第1のハプニング。

 ひどく狭い道で、離合もできないような場所もありましたが、なんのその、山道をかなり走りました。けど、おかしい? それらしき場所にたどり着きません。 娘が聞いた話では、「駐車場と看板とがあって、そこから100メートルくらい歩く」と言うことなのですが・・・・

 かなり走ったらやっと広い道に出て、車と人とがいっぱい。

 「あ!ここ、前にお泊まりしたとこじゃ。」ウマオが叫びました。

 なんと! 

 高知県の宿泊施設「天狗荘」に出てしまったのです。ありゃ!? 第2のハプニング。

 ウマオたちは以前天狗荘に泊まって星空観察会をしたことがありました。それはいいとして、栃の木はどこ?

 四国カルストの愛媛県との県境付近で場所確認。欅平に向かっていけばいいことが分かり、A子ちゃんの先導で行くことにしました。

 天空の道と呼ばれる、四国カルスト縦断道路



 

 欅平に行くにはこの道をいったん愛媛県側に引き返します。わたしたち、県境を出て、また入るという大回りをしたみたいです。

 愛媛県側の姫鶴荘付近は

 



 テレビで見たゴールデンウィーク時の混雑が遠目にも見て取れました。

 が、わたしたちはそこまで行かず、姫鶴荘手前のキャンプ場へと右折し、牧場の中の道をずんずん行きました。
 
 テントの手前がキャンプ場の駐車場。 そこに道が通っています。

 
 
 お! 今気がつきました。大きなキャンピングカー。
 


 分かれ道で欅平の看板の方向に向かうと、

 景色が一変しました。

 
 小さく見える集落はどこなのかな?

 
 高い所は5段高原の方でしょうか。
 欅平はそこからちょっと下がった場所のようです。



 程なく駐車場へ着くことができました。大トチのある場所にも無事に行けました。そのことは次回に書くとして、

 帰るために同じ道を引き返しました。

 ところが

 道に柵ができて通れない? わたしたち、閉じ込められてしまったのです。ベビーカーを押して散策していた家族もでられません。これが第3のハプニング。以下、もう数えません。

 どういうこと? わたしたち私道を走ったと言うこと? でも、ちゃんと看板もある道だったし・・・・ 引き返したって大トチの駐車場(行き止まり)に行くだけだしー

 途方に暮れて柵の所まで歩いて行くと、「夜間通行止め」の看板が。でも今昼の3時すぎよ。すると、一人の男性が

「ここ、開くんじゃない?」と紐を解いて開けてくれました。よかったあ。その方にお礼を言いに行くと、なんでもここの人らしき人が閉めるのを見ていて、開け方が分かったんだそうです。

「よかったねえ、あそこバックするのはかわいそう・・・」見ている人の中からそんな声も。いやいや、バックしても行き止まりだから。

 今まで何回も姫鶴平には来ましたが、そこがキャンプ場だとは気づかないくらい閑散としていたんです。テントを張っている所なんて見たことなかったのに、コロナ禍で広がったアウトドアブームはすさまじいものがあると思いました。

 無事にメイン道路に出られたわたしたち、姫鶴荘でソフトクリームでも食べて、と思ったのですが、延々と路駐が続き、車を停めるところも無し、キッチンカーには長蛇の列。もう少し先のミルク館(私の記憶が正しければ、大野ヶ原だと思うけど)へ行くことにしました。

 姫鶴平からしばらくは狭い山道が続きます。これまでの経験だと、わたしたちが帰る頃はみんな帰る車ばかりで、離合に困ると言うことはありませんでした。ところがこの日は、夕方になる時間帯だというのに次から次へと車が上ってくるのです。昼間だけでなく星空がきれいだとの情報が広がり、大ブームになっているようでした。

 車2台、やっと離合できる道なので、山道が大渋滞になっていました。そしてついに車の列が止まってしまいました。もう大野ヶ原どころではありません。

 



 家に帰れるかどうか不安でたまらなかったウマオは

「ぼく、もう一生四国カルストへ来ん。」とうとう泣き出してしまいました。ああ、当分来る気にはなれませんねえ。

 「山道に大きな車で来るのは無理よねえ」「軽四同士だったらすれ違える広さなのに。」

 皆さんいい車で来てるんです。ベンツも2台、大型のSUV車、でっかいランドクルーザー、初心者マークをつけたピンクの可愛い車には若いお嬢さん。きれいに磨き上げた乗用車には高齢者のご夫婦・・・・山道なんか走ったことないような車がいっぱい。

 が、対向車さえ上ってこない状況に、

 「何かあったんじゃろか? わたし、見てくる。」と車を降りました。

 カーブを二つ回ったその先には

 

 山際に黒い乗用車。そして数人の人だかり。 その向こうには上ってくる車が足止めされてずらっと続いていました。

 事故?

 事故だとしたら、渋滞の中、警察車両がやってくるまでにどれだけ時間がかかるだろう。やっと着いたとしても事故処理にまた1時間はかかるに違いない。わたしたちが家に帰り着くのは夜の7時か、8時か・・・・

 幸い、事故ではなく単なる脱輪でした。幸いね・・・わたしたち、直前に、以前見た真っ赤な車の脱輪の話をしていたんです。まるで予言でもしたようなタイミングでした。

 みんながいろいろ指図して、自力で脱出しようとしましたが、だめ。

「みんなで担ぎ上げた方がいいんじゃない?」と一人の女性が言い、

よし、降りい。」 誰かが車の中に向かって言い、若者二人が降りてきたところで男性5,6人が「せーの」で持ち上げました。

持ち上がったところで

「乗れ!」

 でも、運転手ではなく、持ち主とは違うであろう男性が乗り込んで、もう一度

「せーの」と同時に発進して(うまい!)

 無事に車は脱出できました。

あ~あ、車がわや(めちゃくちゃ)じゃ

「しゃあない、しゃあない。」

 みなさん言葉は乱暴でしたが、よってたかって親切に持ち上げてくれたんですからよかったと思わなくては。当の若者は少し下ったところの広場に車を停めて電話していました。ショックだった?それともどこか壊れちゃった?

 やっと車の列が動き出しました。

 ところがしばらくいくとまた動かなくなってしまいました。カーブミラーを見ると向こうの方まで渋滞は続いています。

 



 どうも、ばかでかいキャンピングカーが立ち往生しているようでした。午前中に見たあの車? そして上ってきた対向車もまたまた動かなくなりました。上の方でも詰まったようですね。

 そこへ、バイクに乗ったベテランらしきライダーの男性が上ってきて、徒歩で上へ行き・・・・その方の話によると、とにかく離合ができないので流れが止まって、後続車がどんどん来るのでバックもできず、にっちもさっちもいかなくなって、やっと動いたと思ったらまた離合困難で止まり、の繰り返しなんだそうです。

 山道では、自分が動かない限り絶対前へは進めません。割り込み防止のために車間距離を詰める人がいますけど、山道では逆に車間距離は開けておかなければ。いざというとき10センチ単位の切り返しを何度もしなければならない羽目になります。

 慣れない山道で身動き取れなくなった車を見かねたベテランさんが、自分の車から下りてきて、あれこれハンドルさばきを指南してやっと動くという状況が、あちこちであったみたいです。このライダーさんも、そうしながらここまで来たのでしょう。中には、せっかくの軽自動車なのに、山道になれてない女性が運転していたらしく(練習してた?)パニックになってブレーキとアクセルとを踏み違えて、エンスト起こして(マニュアル車だったから谷に飛び出さなかった?)大変だったとか。(目撃者談)

 長い時間かかってようやく地芳峠まで下り、そこから広い道になって国道33号線へ出ました。ちなみにわたしたちの後ろに連なっていた後続車は、たった1台になっていました。どこかでまた動けなくなったようです。

 わたしたちは道の駅「みかわ」によって子どもたちにソフトクリームをごちそうすることにしました。せめてねぇ。

 ところが、行ってみると、とっくに山を下りていたはずのどでかいキャンピングカーが駐車場に停めるのに苦労しているときでした。そして、後ろには駐車できない車の列が・・・・

 そのうち、前の車の助手席から降りてきた人が、トイレに走っていきました。

 キャンピングカーのナンバーは関東地方。乗っていたのは若者4人。レンタカーだったらしいですが、特別大きく見えました。おいしそうにうどんか何かを食べていましたが、自分たちのせいで何人もがトイレを我慢する羽目になったことなどは知らなかったでしょうね。

 肝心のソフトクリームは販売を終わっており、こどもたちは何も買わないまま帰ってきました。

「ばあちゃん、気をつけて。暗いから気をつけてね。」トラオに見送られて、待ち構えていたポチを連れ、街灯のついている道だけを大急ぎで歩いてきました。

 

 ここからは、ちょっと嫌みを書かせてもらいます。釈迦に説法の方もいらっしゃるでしょうから、適当にスルーしてください。

 四国カルストへの愛媛県側からの道は、林道と同じレベルの道です。それでもみんなきれいな景色を見たいし、山道も始めは誰でも初心者。走らなければうまくもなれませんからお互い様でもあります。だから来るなとは言いません。ただ、

 自分の車ファーストの人だけはご遠慮願いたいものです

 自分の車ファーストとは・・・自分の車が大切で絶対に傷つけたくない人。なぜならそういう人は、山道で草や木で車をこすることを恐れて、できるだけ中を走ろうとします。離合の時も、草だらけの場所にはよけない、ちょっと左に寄るだけで通りやすくなるのに、相手がぎりぎりで避けてくれるのを待つばかり。たちまち詰まってしまいます。そうなると何かあっても緊急車両は通れません。逆に言うと、あの脱輪した車は、ギリギリまで避けた努力の結果不運にもーと言うことで、お気の毒でした。

 要するに、時には車が傷つくことを覚悟で譲り合えることが大切だと思うんです。実際、高級車が、ざっと草むらに突っ込んで対向車をよけていましたけど、そういう人、かっこいいですね。

 こんなに人が押し寄せるようになったからには、何らかの対策も必要でしょう。大型車の乗り入れを規制するとか、時間帯によって一方通行にするとか・・・・ね?

 では次回は大トチのお話を。

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うちのまわりのきのこ

2021-09-24 23:20:57 | きのこ

 キノコを見るとついつい写真を撮ってしまうものだから、思った以上に写真がたまっていました。2,3日雨が続くとにょきにょきと生えています。

 カシの木の下に生えていたのは

 実物はもう少し鮮やかな赤でした。

 名前? わかりません。

 お菓子のようなきのこがいろいろあるんですけど。単に私が食いしん坊なだけ?

 アポロチョコみたいな形のきのこ

 

 

 

 草むらにパンケーキが。

 ベストな焼け具合。おいしそう。

 拡大して見ると、食欲は失せます。

横からはなかなか見にくいのですが

 

 こちらはふわふわのマシュマロみたい

 前にも見つけましたが、これは別の所で見つけました。

 白いキノコはわりとたくさんあって

 運動公園の落ちた枝に生えていたのですが、きれいでした。

 腐った畳の上にも真っ白なキノコが生えていました。

 藁の上だからオオシロカラカサタケかと思ったのですが、こんなに真っ白だったかな? それにしては大きさもやや小さいです。開ききっているのにせいぜい10センチくらい。下の方を見ると、生え始めのも白くて、オオシロカラカサタケとはちょっと違うような気もします。そばにカシの木があるのでオニシロタケの開いたのかもしれません。

 オオシロカラカサタケは出て来る場所がどんどん増えています。しかも広範囲に生えています。もう珍しくも何ともないのですが、大きくてインパクトがあるのでついつい写真を撮ってしまいます。

 新たな場所で見つけたもの

このキノコは生長する過程がおもしろい。

 出てきたばかりの時

 

  かさぶたが取れていくように白い肌が広がります。

 これで20センチくらいでしょうか。

 犬の顔ぐらいありますね。ポチも興味あるの?

 いや、なさそうでした。

 



 

 オオシロカラカサタケは本来熱帯のものなんだそうです。近年急激に増えてきたと言うことはそれだけ気温が高くなっているということなのでしょう。 キノコの世界にも温暖化の影響? 単純におもしろがってばかりでもいけないような気持ちになってきました。

 

 

 

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森のきのこ

2021-09-23 23:52:46 | きのこ
 トラオパパが、お裾分けしてくれました。天然マイタケです。すごい! これ、子どもの顔くらいの大きさです。 安全は確認済。
 

 
 人工栽培の、かさがぺらぺらで水分の多いマイタケしか知らないわたしには初めての感触でした。肉厚でしっかりしています。どうやって食べようかな? 普通に煮物にしても鍋物にしてもおいしそうですが、以前秋田でマイタケの天ぷらを食べたのを思い出し、天ぷらにしてみました。キノコは水分が多くてすぐべちゃっとしますが、これは時間をおいてもからっとして、おいしかったです。
 
 栽培キノコと天然物ではずいぶん味が違うんですね。考えてみれば、売られているキノコはもともとは自然に生えていたもの。
 先日、森の中でこんなのを見つけたんですけど
 
 
 なめこ? わたしキノコには詳しくないので、決して手は出しませんけど。



 キノコ図鑑で探してみたのですが、何に生えているかも名前を知る手がかりなんですね。でも、なんの木か分からないほど苔むしていました。
 
 食べられるのも食べられないのも含めて、森の中には珍しいキノコがたくさんありました。
 
 まん中に刻印をしたおまんじゅうみたい。これもきのこですよね。
 



 
 これは、クチベニタケでまちがいないと思います。
 
 おかっぱ頭みたいなキノコ
 
 
 
 ふくらんだスカートのようでもあり、クラゲのようでもあり(薄くて弱々しい)

 
 結局名前は分かりませんでした。
 
 
 これは以前家にも生えていたのと同じかな? ホウキタケ?



 朽ち木に並んで生えているキノコ。これはあちこちにありました。たくさん並んでいると花みたいでした。
 


 
 キノコは、草花を見るのと同じくらい楽しいです。名前が分からなくてもいいんです。可愛いから。
 
 
 で、先日の台風頃から家の周りにもまたキノコが生え出しました。写真が多くなりそうなので明日に回します。
 
 




 








 












 


 




 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
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よく似た草花

2021-09-22 22:36:21 | 植物
庭の草引きをしていて、わたしはとんでもない間違いに気づきました。
 
この草
 
 
 
 引き抜くとすぐに葉を閉じて、下からこんなものが

 
 これってコミカンソウですよね。でもわたし、この前こちらの草をコミカンソウって書いた気がするんです。

 
 たしかに葉っぱはよく似ているけど、こちらはどちらかというとでんでん太鼓。
 
 2種類並んで生えています。 



 
 調べてみるとナガエコミカンソウでした。なんだ、もっと違う種類の草かと思ったら、近い仲間でした。
 
 
 ついでに、私の見つけたよく似た草花をいくつかあげてみます。
 
 とてもよく似ているのはこれかしら。
 
 
 ツユクサ
 
 
 と、マルバツユクサ
 名前の通り葉っぱが丸みを帯びています。近年急激に増えてきた草。
 
 
 
 今の時期、ツユクサは貴重な蜜源らしく、日本ミツバチが何匹も来ていました。
 
 
 
 テントウムシのさなぎも
 
 
 
 
 
 このブルーが好き
 
 
 ツユクサも、マルバツユクサも農家の人の嫌われ者です。除草剤は効かないし、あっという間にはびこるし。

 けれどわたしはちょっとだけツユクサに甘く、マルバツユクサにはかなり厳しく対応しています。マルバツユクサは全部刈ってしまい、ツユクサを少しだけ残しました。このあたり一帯マルバツユクサに覆われたら(そうなりつつあるので)ちょっといまいましいから。
 
 こちらの二つも葉っぱがよく似ています。色は違うけど花の形も。
 
 マルバルコウソウ
 
 
 ちなみに本物のルコウソウはマルバルコウソウとは似ても似つかぬ花。蔓と言うことだけが共通点かしら。
 
 姿形が似ているのはこちらの方。
 ホシアサガオ イモネノホシアサガオ? これもね、いろいろ調べたのですが二通りに書かれていて同じ植物なのか違うのか、違うとしたらどこが違うのかさっぱり分かりません。

 
 今のところ棲み分けができているようで、家の近くではこのホシアサガオだけが見られます。



 
 
 棲み分けと言えば
 センニンソウーこれは里に多く
 






 
 
 ボタンヅルーこれは山間部に多いんだそうです。確かに、桜三里と世田山付近とで見たことがあります。それが家の近くにあったのでびっくり。
 
 



 よく似てはいるけど、花の印象も葉っぱも違うのでこれは見分けやすいです。両方とも、野生とは思えないほど美しい花です。ところが、これ、クレマチスとして売られているのを見つけました。なかなかのお値段で。ええ~ これをクレマチスと言うの~? なんだかややこしくなったのでこれでおしまいにします。
 
 

 
 
 
 
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街路樹の異変

2021-09-20 09:28:55 | 植物
 2ヶ月ぶりに松山市へ出かけました。
 
 桜三里を下りてから、東温市の国道沿いにはアメリカフウの並木が続いています。その並木の様子がなんだか変。木全体が白いのです。たまに青々とした葉の木がありますが、白い葉の木の方が多いです。2ヶ月見ない間にこんなにも様子が変わるとは。
 
 
 帰り道、車を停められる場所から詳しく見てみました。 直感で思ったのは、毛虫が大発生している、ということです。アメリカシロヒトリ? 根拠もなく名前が浮かびました。
 
 手前の木は緑ですが、こうした健康そうな木は数本に1本しかありません。

 
 木の根元、脇芽が延びて茂みになっているところまで茶色く枯れていました。

 
 葉脈だけになっている葉もたくさん。
 



 だけど食べられているのはアメリカフウだけのようです。

 
 うかうかと葉っぱを触れないけど、まだ緑が残っている葉っぱを裏返してみました。
 
 いるいる。もう食べるところの少なくなった葉に2匹も。 こりゃあ、食料難だわ。
 
 
 そして、かろうじて緑を保っている葉っぱを見て、怪しいものを発見。これは多分、さなぎに違いありません。右の方、クモの巣みたいに見えるところ。
 
 
 ほら、さなぎが透けて見えていました。
 
 
 そして茶色の葉からは成虫発見。2㎝くらいの小さな蛾でした。



 まさか、こんなに小さな蛾に全滅させられるとは。

 帰って図鑑を見ましたら、やはりアメリカシロヒトリでした。みるからに毒を持ってそうですが、見かけだけだそうです。
 
 ここの街路樹はいつもかわいそうと思っていました。なぜかというと、夏の間に枝葉を切られて裸に近い状態で秋を迎え、紅葉の時期には何とかもとのように葉が茂っている状態なのです。
 
 本来なら大木になるはずの木。公園のフウ。



 
 けれど、アメリカシロヒトリのことを調べていて訳が分かりました。こんなフウに街路樹が全滅するのは珍しくないようです。大発生を防ぐために、夏の間に葉を落としてしまう所もあるのだとか。
 ここの街路樹が葉を落とされるのも、害虫対策だったのかもしれません。
 でも、間に合わなかった訳ね・・・・恐るべし、アメリカシロヒトリ
 
 11月の紅葉の季節までに葉の復活はできるのか? 今年もきれいな風景は見られるのか、気になるところです。がんばって、枯れないで。
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台風一過

2021-09-18 21:57:23 | いろいろ
 瀬戸内海を通り抜けた台風。少しの強い雨といつもよりちょっと強いだけの風。拍子抜けするくらいでした。ありがたいことです。
 
 友人たちにポポーを配って回りました。途中、小松中央公園でウォーキング。
 
 
 山手のこのエリアは、石鎚サービスエリアや、道の駅「ハイウエイオアシス」、温泉、キャンプ場などが点在していて、この中央公園とは遊歩道や車道でつながっています。私の目的はここの駐車場からハイウエイオアシスまで歩くこと。でも、広いし道がありすぎて、いつ来ても迷ってしまいます。案内図を写真に写してそれを見ながら歩くのですが。
 
 展望台と表示があったので来てみましたが、行き止まり。本当は隅っこの方に道があったらしいです。木々に囲まれて、しかもそんなに高い位置ではないので展望台とは言えないかも。



 いろいろ歩いていたら車道に出ましたので、車道から上を目指すことにしました。
 
 途中、木立の途切れたところがあって
 
 
 まあ、なんと遠くまできれいに見えること。 台風一過のすかっとした青空ではありませんが、空気が澄み切っていました。



 ニラがたくさん生えている一帯があって、ツマグロヒョウモンが飛んでいました。
 訂正 himesijimiさんに教えて頂きました。ミドリヒョウモンだそうです。ありがとうございました。
 
 2匹

 
 いや、本当は4匹いたんです。
 
 きれいな羽でした。

 
 サービスエリアへの入り口を過ぎ(ここは、一般道からも入れます。四国の有名なお土産はここで買えるので便利。
 キャンプ場を過ぎ (ほとんどのブースが埋まっていました)
 
 やっとハイウエイオアシスへの階段。ここまでの坂道は結構こたえました。
 階段は210段くらいだったかな? ここは中間地点です。ここから一気に上まで行けるかなと思ったんだけど、結局60段目で一休み。
 
 
 
 それでも大夫強くなりました。半年前はほんの10段で息切れがしていましたもの。それを、20段だけは一気に上ろう、30段だけ、40段・・・・と目標を伸ばしていって60段は休まずに上れるようになりました。ただ、この階段はちょっと段差が低いので楽ちんなんです。70段80段は一気に上りたいところ。私の友人は200段、一気に上るそうです。
 
 ここにも秋は来ていました。
 
 ガマズミ?





 
 かわいい~。何の実でしょう。
 


エゴノキだそうです。これもhimesijimiさんから。

 
 クヌギも落ちていました。
 ドングリの中では比較的早く落ちると思います。
 
 
 この赤い実は?

 
 葉っぱを見るとモクレンかコブシのようですが。ホウ? 多分そのあたり。



 
 他にもツバキの実や、ネズミモチなど木の実がたくさん。
 木の実を見ると秋を感じます。
 
 オアシスマーケットで買い物をして、公園内の遊歩道を通って下りました。 椿ロードと名付けられた道ですが、上の方は草だらけ。
 
 
 
 ここまで下りてくると椿のトンネルがあって、その先の開けたところにはいろいろな椿が植えられていました。椿は旧小松町の町花です。
 
 



 椿の林を抜けるとやっと見覚えのある道に出て、無事に駐車場に帰ることができました。
 駐車場の崖に咲いていました。ノアズキ?
 
 
 駐車場の端っこに固められていて、最初朽ち木を砕いたのかと思いました。
 多分、オオシロカラカサタケ? 何もこんなにこわさなくてもねえ。



 
 と、1時間ほど歩きました。ちょっと疲れました。もっと鍛えねば。
 
 
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並んで飛んで行く鳥は?

2021-09-17 14:48:20 | 生き物
 夕方ウマオと外で遊んでいたら、
「あ、あの鳥なに?」
「え? 電線に留まってる? 小さすぎてわからんねえ。」
「ちがうよ、いっぱい飛びよるの。」
 何にもない空で見つけるのにしばらくかかりました。
 
 
 群れになって飛ぶと言えばムクドリぐらいしか知りません。でもムクドリは鳴き声がやかましいし、こんなに並んで飛ばないのでー
 
 渡り鳥かなあ? 時折ギャッという鳴き声が聞こえました。
 
 こんなきれいじゃない声で鳴く鳥と言えば
 
 もしかしたらサギかもしれないと思いました。北から渡ってくる冬鳥にしては時期が早いし、鳴き声も違うようなので。
 
 中山川の河川敷にはサギのコロニーがあって、いろいろな種類のサギがいます。先日はそれこそ幅3,40㎝の狭い水路からいきなりアオサギが飛び立ってびっくりしました。

 以下、画像はトリミングしていますのですべて粗いです。文章の補足だと思って見てくださいね。

 


 いつ見ても1羽でいます。孤高の鳥?

 
 別の日には体の大きなダイサギ
 
 


 


 これを見つけたとき、わあ、珍しい。これがダイサギなんだねえ、とちょっとテンション上がりました。シラサギには、体格によって、ダイサギ、チュウサギ、コサギがいるそうですが、田んぼで見かけるのはチュウサギとコサギなんです。で、3種類一度に見たことがなかったので、ダイサギがアオサギと同じくらいに大きいのだとやっとわかりました。
 

 ダイサギは、魚しか食べないため、田んぼに群れていることはないんだそうです。それで田園地帯で見かけることがなかったんですね。それがなぜ水のないところにいたかは分かりませんが。


 で、この二つのサギは留鳥。一年中見ることができるます。ただ、チュウサギとアマサギは渡り鳥なんだそうです。
 
 2年ほど前に10羽ほどのチュウサギが群れで飛んでいくのを見ました。一番遅れて飛ぶ1羽のサギを、4,5羽のカラスが追いかけ回していて、わたしは車を停めてどうなることかとみていたのですが、次第に弱っていくのが分かりました。そして遂に田んぼの中に下りてしまったのです。カラスはあきらめて飛んでいきましたが、仲間のサギたちも飛んで行った後でした。たった1羽仲間から離れたサギがその後どうなったかわかりません。私は先を急いでいたので、そのまま通り過ぎたからです。
 あれが、まだ田んぼにイネのある9月でした。10羽ほどのサギは、どこかに旅立つ途中だったのだろうと勝手に想像しています。
 
 かぎになって飛んで行く今日の鳥がサギではないかと思ったのはそんな記憶があったからでした。あくまでも私の想像ですが。
 
 
 
 あとからもう一群れ
 

 ぼけぼけですが精一杯拡大して見ます。
 
 
 サギですかねえ? 足が長いから。
 明日は台風が来るというのに、こんな日に旅立つんだね。いや、台風が来るから去って行くのかしら。
 鳥の群れはすぐに見えなくなってしまいました。
 
 子どもの頃は無邪気に
「かーぎにな~れ、さーおにな~れ。」
 なんて呼びかけているだけでしたが、歳をとると、飛ぶ鳥にさえいろいろな感情が湧くものです。自分自身がいろいろな経験をして、ニュースや何かでいろいろな人生を垣間見て、本もたくさん読んで疑似体験をしてーあの鳥たちに待ち受けている困難や苦労、それを乗り越えていく知恵と力ー涙腺こそ緩みませんでしたが、心の中で鳥たちの平穏な旅を祈りました。
 
 さよなら、来年、また会おうね。
 
 さて、
 2日ほど前に草刈りをしていたら、ムカデが蔓に登っていました。私の背丈くらいの所に。 もしかしたら大雨が降るかもしれないなあとそのとき思ったのですが、案の定、瀬戸内海縦断というコースで台風が直撃するらしいです。我が家は洪水も土砂崩れも心配ない土地にありますが、瀬戸内海周辺の地域にとっては最悪のコースです。どうぞ、どこにも大きな被害が出ませんように。
 
 
 
 
 
 
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なぜ白花ヒガンバナが咲いた?

2021-09-16 10:50:59 | 植物
お彼岸近くになってあちこちでヒガンバナを見かけるようになりました。
 




 今年初めてヒガンバナを見たのは8月終わり頃。ずいぶん早かったのです。
 
 早かったところでは9月3日にこの状態
 
 
 あら、アゲハチョウがきていた。ブログにアップするまで気づきませんでした。
 



 でも、それから足踏み状態で、見頃になるのは例年通りですかね?
 
 で、白いヒガンバナのことですがー
 
 9月1日、突然にハウスの中に出現しました。
 
 
 

 
 真っ白とは言えません。薄いピンクですが、野生のものでないことはたしか。
 


 なぜこんなところに? 
 
 私がヒガンバナエリアと決めている場所では、
 9月11日にこの状態
 



 
 
 昨日やっとつぼみがほころび始めました。
 




 
 ここには2箇所に分けて白いヒガンバナが植えてあったのですが、1箇所は花が咲かなくて、でも、春、葉が出たことは確認しました。
 春以降に私がハウスへ植え替えた?なんてことはあり得ません。だって、ヒガンバナが現れたところはずらっとパイナップルがうえてあって、あの鋭い固い葉の間に球根を植えるなどするはずがない。だいいち、ヒガンバナをハウスに植える必要もない・・・・・
 
 1週間もあれこれ記憶をたどっているのですが、
 きのう、今度は同じハウスの少し離れたところに3輪も咲いているのを発見! 
 






 まさに、天女が舞い降りたように現れたんです。わたし毎日マンゴーの様子を見るためにハウスに入っているんですよ。なのにこんなに咲くまで気がつかなかったー
 
 それでうっすらと記憶にあるのが、パイナップルを全部地植えにしたときに、水仙みたいな球根があって、あれ?と思ったことがありました。それをハウスのビニールの間際に捨てたような? あれがヒガンバナだったの?だとしたら、パイナップルの鉢に一緒に入ってた?
 パイナップルを地植えしたのは何年も前です。そのときのヒガンバナがようやく花を咲かせるようになった、と考えるのが一番理にかなっているようなきがします。
 
 では、その鉢の中の球根は誰が植えたの? 私じゃない、多分。この球根はリコリスでしょう。鉢に植えたかしら? 植えたかもしれない、わたし好きな花だから。いや植えたおぼえはない・・・・(可能性としては、花の終わったリコリスの鉢に、何も植えてないと思ってパイナップルをクラウン挿ししたと言うことでしょう。わたし、パイナップルを食べたあと、必ずと言っていいほど上部を切り取って土に埋めていたのです)
 
 ああ~ もうどうでもいいや
 
 きれいに咲いたし、優しげなピンクだし、花が終わったら、ヒガンバナエリアに移しましょう。 パイナップルの葉が強敵だけど。
 
 話はそれますが、キツネノカミソリも私は好きなんです。で、わざわざ球根を買って植えたのに一度花が咲いたきりで、どうも消えてしまったらしいです。そこで、
 


 毎年キツネノカミソリが群れで咲いている場所に見に行っています。今年は残念、ほとんどが咲き終わっていました。花の終わったあとには大きな実ができていました。種で増やせるかもしれないな。種くらいは頂いてもいいかな? 
 
 
 
 
 しっかりと固くなるまで待たないといけません。が、ここは墓地の近くなので、お彼岸前にはきれいに刈り取られてしまうんですよ。どうかそれまでに種ができますように。
 
 
 
 
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