あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

2017-05-31 23:44:23 | 生き物
 5月最終日になってしまいました。今月はまだ3回しか更新してない

 今年ほどよく雉を目撃した年はありません。おそらく我が家の目と鼻の先に住んでいると思われます。朝、なにやら変な鳴き声がすると思って寝室のカーテンを開けたら、目の前にメスの雉が。少し前方にはオスが。またあるときは趣味のミニハウスの外でケーンと鳴いてびっくり。ハウスのビニールを隔ててはいますが、私との距離は2メートル。と、至近距離に出没することが再三です。

 道路を横切っているのを見つけたことも何回もあります。写真を撮るチャンスはこのとき!
 雉は非常に敏感な鳥で、ちょっとでも人の気配を感じるととっとと逃げてしまいますが、なぜか車の音には無防備なんです。

 記事を見つけたら。カメラの電源を入れて低速で近づきます。ほら!雉は車の真横



 手前のグレーのラインが道ですからね、ノートリミングでこの大きさです。ただ、警戒はしている様子。歩きながらあたりに注意を払っているようです。

 

 そして草むらまで来ると



 ケーン、ケーン
 (一般的にはこう鳴くといわれますが、私の耳には「きーき、きーき」と聞こえます)

 するとどこからかメスが走り出てついていきます。これが「安全だよ」という合図なのでしょうか。

 しかし、この日は後ろ姿しか撮れませんでしたので、4月に撮った写真をどうぞ。



 きれいな羽でしょう? こんなきれいな鳥が身近にいるというだけでうれしくなりますが、こんなに遠慮なく人家に近づくということは、このあたりがどんどんさびしくなって人の気配が薄れてきているということなのでしょうか。





 大急ぎでオスの後をついていくメス。2羽いたかな?



 こちらは本当に地味で目立ちません。 もうオスを頼り切って行動しているという感じ。

 雉は瑞祥と言われます。こんなにたびたび見るということは、何かいいことが・・・・しかし今わたしはめちゃくちゃ大変なんですけど。
 いやこれから先、いいことがある予定です。落ち着いたらまた顛末をお知らせしますね。

 
コメント (2)
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椎の木

2017-05-18 00:19:07 | 植物
 2週間もご無沙汰してしまいました。4月下旬からなんだかんだと忙しく、西へ東へと走り回っておりましたが、行く道々の新緑のきれいだったこと。

 
 

 緑にもこんなにたくさんの色があるのだと毎年感動させられます。
 そして未だに正体のわからない白い花。

 

 が、それもつかの間。緑はあっという間に色濃くなり、 山々に今までとは違った黄金色のような黄緑(変な表現だけど)が目立つようになりました。



 シイの花ですね。

 それが今年はやけに目立つなあと思いました。何十年かの間にずいぶん増えたのではないでしょうか。






 もう一つ、神社仏閣にはシイの木が多いと。
 たとえば、これは松山市久米にある日尾八幡神社ですが



 初めて車を降りて裏に回ってみました。



 この一角など


 シイの大木でほかの木が見えません。 

 いつかの新聞記事で、秋の大銀杏の木は、寺の目印になっていると読んだことがありますが、春のシイの木もそこに寺や神社があることをアピールするには十分な目立ちようです。案外そのために植えたのかも。いざというときの食料にもなるし。(あくまで個人の推測です)
 ドライブしながら気をつけてみれば、シイの木の固まっているところには必ずと言っていいほど、木にうもれるようにしてお寺や神社がありました。

 母が生きていた頃、母と一緒にシイの木を探し回ったことがありました。母はシイの実が大好物で、晩年は懐かしさも相まってシイの実を探し求めていました。でも、秋になってカシの木やナラの木等の中からシイの木を見つけるのはなかなか難しく、ましてやちょうど実の落ちた頃に出くわすことは滅多にありませんでした。
 今となっては「なあんだ」という気持ちですが、お寺か神社に行けば良かったのです。そういえば京都に紅葉見物にいったときもお寺でシイの木を見つけ紅葉そっちのけで拾っていたことを思い出します。そして最終的に母が見つけた秘密の場所も神社の杜でした。
 
 もっと早くに気づけば良かった。多分日尾八幡神社に連なるこの山(岡)なんかシイの木だらけでしょ。秋になったら実は取り放題だと思います。
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雑草との戦い 春の庭編

2017-05-02 23:52:58 | ガーデニング
 年中雑草に悩まされているあた子の庭です。
 4月初め、なんだかすごいチューリップが咲きました。



 色といい、咲き方といい、激しいですねえ。
 ちょっと変わった品種のセットを買ってみたのです。



 それからスイセンも、我が家になかった種類のを増やしました。







 ラッパの部分がピンクのスイセンは弱いのか、なかなかきれいに咲いてくれなかったのですが、今年は成功。
 それはいいのですが、



 よく見ると、いや、ぱっと見ただけでも目立つカラスノエンドウ。  
 このころはまだ序の口でした。それから後、体調不良と、天候不良と(雑草にはもってこいの雨続き)忙しいのとで放置していたら、畑がえらいことになりました。 

 そして4月末、ようやく畑の草取りに着手しました。というか、熱の下がったウマオがもう家にじっとしていられなくて外で遊びたがるので、ばあちゃんは見守りがてら草を引いたというわけ。
 すると・・・まあ、あるわあるわ。あちこちに草の山。それをウマオがダンプカー(小さな手押し車)に乗せて捨てにいってくれます。ウマオはすっかり工事のおじさん。

 草の中から、チューリップと一緒に植えたシグノロッサムがでてきました。



 あらあら、まだ小さい。チューリップと一緒に咲いてほしかったのに。
 それから、ひょろひょろのキンギョソウもでてきました。完全に草に負けています。
 でも、思いがけないものも。


 ほおずきです。もうこんなに大きい。5,6年も前に一度植えたことがあるのですが、もう消滅したと思っていたのに気がつくと生えているのです。高さ10センチくらいの、草に埋もれて何時花が咲いて実がなったのわからないの。それがなんと5本に増えていました。今年こそは草から守ってやらなくては。

 風の強い日でした。ほんの小一時間草取りをしただけですが、畑はだいぶすっきりしました。

 その夜

 さすがに疲れました。ちょっとだけ、と横になったら眠ってしまいました。が、足がかゆい、手がかゆい、ほうぼうがかゆい。ねぼけたまま掻いていたらなんだか皮膚がでこぼこしている感じがします。そこでやっと目が覚めました。自分で掻いたところを見てびっくり。

 なに、これ?
 太ももやら、腕の内側やらにびっしりと赤いぶつぶつが!
 
 原因になりそうなことをありったけ思い起こしました。

 毛虫にやられた? 
 ありに噛まれた?
 夕飯に食べた海老?
 除草剤のかかった草にさわってしまった?

 ぶつぶつだけではありません。のどの奥からひっきりなしに痰がこみ上げてきます。 
 
 虫にせよ農薬にせよ、体についたものを洗い流せば少しはましになるのではないかと思いシャワーを浴びました。刺激の少ないベビー用の石けんで体を洗ったらかゆみは治まりました。皮膚科に行って見せようと写真を撮っておいて、一晩寝たらすっかり治っていました。もう痰も出ません。あれはなんだったの?
 ぶじこに話すと即座に
 「花粉症よ。皮膚の柔らかいとこにアトピーがでるんよ。」「草引きはマスクして、ナイロン製の花粉の着きにくい服を着てやらにゃあ。」
 
 今回の戦い、私の負けでした。今度アレルギー源を特定するために、検査に行きます。 
コメント (4)
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