あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

背中写真

2010-08-31 09:02:49 | お出かけ

 8月28日、東温市の観月祭でした。 運良く河原の駐車場が空いていましたので松山からの帰りに寄ってみました。 
 今年は子どもたちと、芋炊きを食べながら見ようかと予約を入れたのですが、駐車場が空いている時間に来られないかもしれないということでキャンセルしました。 結果的にはぶじこたちも下の娘も駐車場に停めることができたので、キャンセルしたことが悔やまれました。


 最近の露店て、目新しいものが次々とでてるんですねえ。 きゅうりの1本漬けとか(1本200円!田舎でこんな高いもの買う人がいるのか)とか箸巻き(お好み焼きみたいなのを箸に巻いてました)とか・・・・
 観月祭の本部近くには東温市の農家が売り出すというハロウィン用のかぼちゃとか、観月祭Tシャツとかも売っていました。 しかし、良い写真が一枚もありません。


 ぶじこたちと本部近くで落ち合ったころ、いよいよ花火が始まりました。 

 しかし

 傑作写真ばかりで選ぶのに困りますわ~
 コンデジで、しかも手持ちで花火写真を撮ろうなんて言うのがそもそも無謀ではあります。
 


 ありゃ、期待していた花火は、いきなりテントの上に出ました。 



  ここは場所が悪い。 ぶじこたちと分かれてわたしは別の場所へ移動。


  ところが、



  何枚撮っても右隅に青い四角の光が写るんですわ。


  で、ようやく気がついた。 前に立っている人のカメラのディスプレイなんですね。



 そこでまたまた移動です。


 前の方に立って写すのは迷惑なので、地面に座り込んで写してたら



 ははは・・・ 半分背中でした


 またまた場所移動



 十数枚の写真すべてに、このきちんとした身なりの男性が


 またまた移動します。 



 背中どころか、全身が写るようになりました。 そこで立って写していたら、座り込んだ子どもに
 「見えん~」 て言われてしまった。 ごめんね。


 なんとか人の写らない位置を見つけました。


  


  爆発現場ですね~。


  ようやく、手持ちで写すのにも、シャッターを押すタイミングにも慣れてきたころ、フィナーレです。



 


  頭上に降り注ぐ火花。 芋炊き会場からはこんな花火がたっぷり見えるはず。



  来年は早くに申し込んで、芋たきを食べながら見ようね、と話したものです。


  混み合わないうちに、と足早に出口に向かっていましたら、本部からかなり離れたところで、3脚にカメラを構えた人を何人か見かけました。 なるほど、ここまで離れないと花火全体は撮れないのねー


  打ち上げられた花火は約5000発だそうです。 わりと小規模な花火大会なのです。 この田舎で、どこから人が湧いて出たのかというほどの人出ですが、それでもゆったりのんびりした花火ではないでしょうか。
 関西の大学にいた娘の話だと、あちらでは、帰りが明日になってしまうほど混雑するのだとか。  


 人出の多さを物語るごみ。



 わざわざここまできて捨てる人もたくさんいたけど、その場にぽいの人も多かったみたいです。後片付けが大変でしょう。 市民の花火大会なのですから、お世話する人が少しでも楽になるように、こういうところでも協力したいですね。


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交通事故に遭った花

2010-08-29 01:07:55 | 植物

 話は4月にさかのぼります。


  わたしの作品展を開いたとき、染色仲間たちからお祝いに、「好きな花を飾って」とお花料を頂きました。 


 わたしはさっそく胡蝶蘭を注文しました。 だって、展覧会と言えば胡蝶蘭、でしょう? 
 白花と、ピンクのミニはすでにあるので、赤リップ系と呼ばれる、中心部が赤い華やかな胡蝶蘭を。


 
 


   でも、鉢物仕入れ担当の甥に言わせると、そのタイプのは既にピークを過ぎて品薄だというのです。それでも「なんとかして」と無理を言って仕入れてもらいました。 そして作品展初日・・・・・


 なんと! 胡蝶蘭は配達されてくる途中にトラックに追突されてしまったのです。
 胡蝶蘭は、花が一つ落ちただけで無事でしたが、粉々になったリアウィンドウのガラスを全身に浴びていました。


 もちろん、すぐさま新しい花を手配して取り替えてくれましたが、品薄だという赤リップ系がすぐ見つかるはずはなく、純白の胡蝶蘭が届きました。 それはそれで花が大きく豪華なものでした。
 でも、わたしは赤リップ系の胡蝶蘭に未練が・・・・・


 で、結局交通事故にあった花も置いていってもらったのですよ。
 届けてくれた義妹は、「せっかくの展示会にケチの付いたものを置いてはー」と心配してくれましたが、そんなこと気にしない、気にしない。


  弟夫婦が贈ってくれたオンシジウムと、胡蝶蘭二つ並べて置いたらこんなに豪華 


 
 その後、花の終わった茎を、下から3分の1くらい残して切り取りました。 
 
  やがて残した茎から新しい芽が出て、
 
  すくすくと伸びていき、
 
  先の方に数個のつぼみがつきました。
 
  そしてついに・・・・・



 2回目の花が咲きました。


 今まで、2番花は、最初の花に比べて花数が少ないものと思っていましたが、これは1本の茎に、花が8個。 これはわたしが経験した中で一番花数が多かったです。



 4月の花と遜色ない美しさです。 

 ただ、交通事故の後遺症が葉っぱに残っています。 


 白く残る点々と、大きな穴が、ガラスを浴びた痕なんですよ。


 同じように白い胡蝶蘭にも花が咲きました。



 こちらは1番花に比べると2,3輪花数が少ないようですが、それでもうちで咲いた胡蝶蘭の中では最高の花付きです。


 よっぽど苗の素性がよかったのか、置き場所がよかったのか、はたまた熱帯のこの暑さがよかったのか? 水やりの他は特に世話もしなかったのですけれど、この暑い最中、二つの胡蝶蘭の花は元気に咲き続けています。


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ベトナム・カンボジアつまみ食いの旅 その14 ジャングルを抜けて

2010-08-25 08:23:48 | 旅行

 観光4日目、今日は少し遠くの遺跡を訪れます。 
 宮殿のようなホテルの建ち並ぶシェムリアップの町を離れると、そこはもうジャングルです。 その中を赤い道がのびています。
 以前、シェムリアップの道は舗装されてないと書きましたが、それは間違いで、こちらでは赤いラテライトという土が舗装材として使われているそうです。


 アンコールワットから約4キロ離れたところに立つプラサット・クラヴァン
 周囲の木は取り払われ広々としていました。



 今までの遺跡と違って、すっきりとした印象です。 
 それは、これが砂岩ではなく、レンガでできているからです。 そして塔は四方に建つのではなく、横一列に並んでいます。


 上の方が徐々にせり出して、カーブを描いています。



 中央の高い塔を挟んで、左右対称な形。



 薄暗い中を覗きこんでこの人が写真を撮っているのは・・・・・



 浮き彫りにされたビシュヌ神でした。 他の4つの塔にはそれぞれシバ神、ブラフマー神の、ヒンドゥーの神と、ビシュヌ神の妻ラクシュミー、シバ神の妻ウマが描かれています。


 そして塔の前には、一対のこま犬によく似たものが立っています。


 立ち姿がなんともユーモラスで愛らしい。 ちゃんと 阿吽(あうん)の表情をしているんですよ。



 



 この遺跡はアンコールワットより200年近く前に建てられました。

 それから2キロ足らずの所にある、スラ・スラン。
 ここは王が沐浴するための池とされています。 今は庶民の憩いの場?
 


 



 この向かいにはバンテアイクデイという遺跡があるそうですが、ここは素通りです。 バスは40分ほどジャングルの道をひた走ります。


 ジャングルを開いた耕作地。 遠くに小さく土が盛り上がっているのが見えるでしょうか。
 あれは、蟻塚なんだそうです。



 蟻塚は方々で見ました。が、近くすぎるのか、バスのスピードが速いためなのか、うまく写せませんでした。 近くで見るそれは畳半畳分くらいもある大きなもので、とても蟻のものとは思えません。


 ジャングルの中に立つカンボジアの人々の住まい。 これもなかなかうまく写せませんでした。



 高床式の家です。 これは湿気を防ぐのと、獣に襲われないためだとか。
 け、けものって?!


 わたしは、ほんの2,3十キロ離れたところにたつ、お城のようなホテルの群れを思い浮かべました。 でも、この国の人々の幸せを、安易に自分たちの尺度で測ることはできません。
                                                 ーつづくー


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ベトナム・カンボジアつまみ食いの旅 その13 アンコールワットの夜明け

2010-08-22 01:34:14 | 旅行

 朝4時半、モーニングコールで起こされました。 ということは?
 ラッキー! 雨は降ってないようです。


 5時、ロビーに集合。 朝日を見るためにアンコールワットへ出発です。 
 自慢じゃないけど、宵っ張り朝寝坊のわたし、朝日を拝むなんてことは、普通では考えられません。でも、せっかく来たんですから、絶対見てこなくては。 気合いで起きてきました。


 行ってみてびっくり!


 昨日通った環濠の石橋の上には、警備員がずらっと横並びに立っていて、猫の子1匹通すものかといった物々しい雰囲気でした。そして懐中電灯で、わたしたちが首に下げた写真付きチケットを点検します。
 大切な遺跡が荒らされないよう、夜も厳重に警戒しているのでしょうか。


 
 昨夜、寝ている間にものすごい雨が降ったそうです。 その痕跡が石畳に残っていました。



 


 東の空が明るくなってきましたよ。 生まれて初めての夜明け写真です。



 


 このころになると、辺りは朝日を見ようとする人々でいっぱいになりました。



 


 池の周りもこの通り。 ISOを最大にして写してみました。


 


 


 昨日も撮った、5つの尖塔が写る場所。 う~ん、どうしても人が入ってしまいます。 みんなカメラを構えて・・・・・・カメラのディスプレイにも逆さアンコールが。


  


 残念ながらお日様は画面の左からはみ出しています。  春分の日、太陽はアンコールワットの真後ろから上るということですが、考えてみればこの日は春分の日からほぼ3ヶ月過ぎたところ。 太陽は、南東に最も大きく振れている時期なのでした。 


 昨夜のスコールのせいで地面にも水たまりができていました。 大陽が写っています。 そのそばを人が通ると、シルエットがおもしろくて・・・・



 最高の夜明けとはいきませんでしたが、眠気も吹っ飛ぶ楽しい時間でした。 ーつづくー  


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セミの集まる木

2010-08-18 21:06:35 | 生き物

 毎日35度を超える暑さです。 この暑さの中で、セミの声だけが元気に響いています。


 降り注ぐセミの声にさそわれて、木立の中を少し歩いてみました。 クスノキの巨木から何千匹かと思うほどの鳴き声は聞こえるのですが、姿はなかなか見つけられません。


 


 やっと高いところにいるのを見つけました。 おっ! セミの抜け殻もあります。



 


  成虫のセミとは似ても似つかぬ怪獣。 するどいかぎ爪を持っています。



 子どもの頃は夕方になるとこのセミの幼虫(穴ゼミと言ってました)を捕ってきて、タオルにとまらせてセミが羽化するのを眺めたものです。
 セミは背中が割れだしてから完全に姿を現すまで3,40分かかったように思います。 それとも子どもだったから待ちきれなくて長くかかったように思っただけかしら。 


 そのセミの抜け殻がたくさんぶら下がっている木を見つけました。 あいにくの風でうまく焦点が合いませんがー



 なんの木でしょう。 もしかしてガジュマル? カンボジアのジャングルで見たのと似ています。なぜ、この木にだけセミの抜け殻が集まっているのか。

 


 よりによって先に抜けた殻の上で羽化しなくてもねえ。



 こんなふうにおんぶしているのとか、1枚の葉をうばいあうようにくっついているのとか、なぜかその木にはセミの殻が多いのです。 
 高さは地上2メートルくらい。昔、娘が夏休みの自由研究でセミの殻を観察したことがあるのですが、羽化する位置はクマゼミが一番高く、足元の低いところで羽化するのはニイニイゼミでした。 その中間の、大人の背丈くらいの位置でアブラゼミは羽化します。 そのころみかん畑だった場所では毎日何十個というセミの殻ができていたものです。


  別の木(2メートルくらいの高さ)の下にはセミの抜け殻がたくさん落ちていました。  集めてみると10個。 ほとんどがアブラゼミですが、ツクツクホウシらしい殻も見られます。 そして木の枝や葉っぱにも8個の殻がくっついていました。 木の種類は上の写真と同じです。 他にも木はたくさんあるのに・・・・・



 地面に穴がたくさん開いていますね。 セミの幼虫は、夕方ここから出てきます。 この穴に水を少々入れると、おぼれそうになった幼虫があわてて出てきます。そこをつかまえるというわけです。


 穴を線で結んでみたら、木の根っこの姿が見えてきます。 羽化は小さな木でしますが、幼虫の間暮らしていたのは大きなクスノキの根っこの元。


 


 セミは何年もの長い間この木の根っこの養分をもらって成長します。 地上に出てから1週間ほどで死んでしまい、それをかわいそうだと言う人もいますが、考えようによってはセミほど長生きする昆虫はいないのではないでしょうか。


 



  死んでしまったセミの羽を引いていくありたち。


  セミの集まる大きな木は、直接的、間接的に、たくさんの小さな命をはぐくんでいるのだと思います。


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ベトナム・カンボジアつまみ食いの旅 その12 雨期のはずですが

2010-08-15 22:21:47 | 旅行

 アンコールワットのを出るときに見かけた、 放し飼いにされた牛たち。 カンボジアでは、こどもも、犬も、牛もやせている・・・・・



 この赤い土はどうもやせていて草が少ないらしいです。 


 わたしたちはこれから夕日鑑賞のためプレ・ループに向かいます。


 ところで、わたしたちが旅した6月は、季節的には雨期に当たります。 
 雨期と言っても日本の梅雨のように一日中雨が降ったりするのではなく、一時的にスコールという激しい雨が降るーはずなのです。
 「スコールをなめたらいかん」というぶじこの忠告に従い、折りたたみ傘の他に100円ショップのカッパまで用意していたのに、この日まで一度もスコールに遭ったことはありませんでした。 せっかくだからスコールというものもちょっとだけ見てみたい~。 
 でも、雨が降らないのは、それはそれでよかったのです。
 だって、スコールが来れば夕日鑑賞はおじゃんです。 


 高いところから夕日を見るのだと聞いていたから、てっきり丘の上かどこかだと思っていたら・・・・・
 平地にある壊れかけた寺院でした。


 いくつもの門をくぐって中へ入ると、



 あらまあ! あの階段を上るのか。


 高いところに間違いはなかったです。



 このくらいの階段は日本にだってありますよね。 ただ、傾斜が急なのと、手すりがないのとで、ひぇ~と思ってしまいます。


 上がってみると上は結構広くて、観光客はぱらぱらといるだけでした。



 さらに上がると、中央祠堂があります。 そして警備の警官が立っていました。



 4隅にある塔は、壊れかけてはいるけれどここにも細かい装飾が施されています。
 壁に彫られたデバターは優美な雰囲気です。右側のデバターは、猪の顔をしたラクシュミー(ヴィシュヌ神の妻)でしょうか。 ちょっと記憶があいまい。



 今上ってきた方を撮りました。 アンコールワットは大きすぎて何が何だか分からなかったけれど、こうして小規模の寺院を見ると、全体の造りが見えてきます。 
 寺院は東を向いて建てられ、2重の塀を巡らしています。



 中央にあるの長方形のものは、火葬のための施設だったそうです。 座っているこの人たちは、それを知っているのかしら。


 向こうには熱帯の樹海が広がっています。 東のこちらだけでなく北も南も西も。


 その西の空に日が沈み始めました。



 が、
 ちょうど夕日があるとおぼしきところには大きな黒雲が。



 結局わたしたちは夕日を見ることなくプレ・ループを後にしたのでした。
 ただ、プレ・ループ寺院の上で過ごした数十分間は、あわただしい旅のなかで珍しくゆったりと穏やかな時間で、とてもよかったです。


 そしてこの日の夕食は、アプサラダンスを見ながらのバイキングでした。



 美しい天女の舞とおいしい料理。 大満足でした。


 わたしたちがホテルに帰ったのは午後の9時も過ぎてから。 そしてその夜、ものすごい嵐に見舞われたそうです。 が、わたしは爆睡していて何も知りませんでした  


 明日は4時半にモーニングコール、5時にアンコールワットの朝日を見に行きます。 ーつづくー


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再びあの歌を 愛唱連県大会西条大会

2010-08-14 09:33:19 | 少年少女合唱団

 8月11日、愛媛県少年少女合唱連盟の県大会が西条市の総合文化会館で開かれました。 愛唱連に加盟する県下11の合唱団が一同に会して歌いました。 
 
 県大会は、東予、中予、南予と持ち回りで開かれます。 実は3年前、ここで開く予定だった県大会が台風のため中止になっていました。 3年ぶりに巡ってきた東予大会、西条少年少女合唱団がリベンジでお世話を引き受けてくれました。


 わたしたちも経験したことがあるのでわかるのですが、一口にお世話役と言っても、当日の発表運営やら会場設定やらリハーサルのスケジュール調整、プログラムの制作、お弁当のお世話まで、すべて一手に引き受ける大変な作業なのです。少ない予算の中で、手作りですすめてきた準備が、一晩でおじゃんになる・・・・中止の決定はさぞかし無念だったことでしょう。
 ところが、またまた台風接近の情報が!
 お世話役のM先生、「もう~」 「だれか嵐を呼ぶ人がいるんじゃない?」とわたし。
 でも、台風が上陸した所には申し訳ないですが、それてよかった。 無事に県大会を開くことができました。


 各合唱団のプラカードをたてるところです。元気な夏の花で飾られていました。



 司会は、なんと愛媛県でもトップクラスのソプラノ歌手で、西条市出身の今久保宏美さんです。 わたしたちのコンサートにも何回かゲストでお迎えしたことがあります。 今日は、司会もし、独唱もし、と大活躍。 なんでも3年前にもする予定だったとかで、今久保さんにとってもリベンジの大会でした。


 わが東予少年少女合唱団の出番は3番目


 指定された座席がね~ あんまり近くてステージ全体がカメラに収まりません。 子どもたちの顔もきれいに写っちゃうし・・・ それで写真を小さくしますね。


  今回は、結成10周年記念コンサートで歌ったオリジナル曲をもう一度歌いました。


 「とどけ未来の地球へ」


 子どもたちの作った詩を指導者が補作、愛媛ゆかりの音楽家奥定美和先生に曲をつけていただいたものです。


  ・・・・・・・・一緒に歩こうよ この桜道を
  わたしたちの 歌声で 花を咲かせよう 友情という花
  
  金木犀の花の下 君の声で 絆が深まる・・・・・
   わたしたちの 歌声で 風を吹かせよう 絆という風
  
  みんなが集まれば 無限の可能性が生まれる・・・・・
  わたしたちの 歌声で 扉を開けよう 未来への扉
   
   同じ空の下 手をつなぎ 心合わせて 紡ぐハーモニー
  吹き渡る風になって とどけ 未来の地球へ 
  


  と、こんな感じです。 ちょっとつっこみどころもあるのだけれど、歌詞のつたなさを補ってあまりあるメローディーの美しさ。 軽い行進曲風の曲を予想していたわたしたちの意表をつくスケールの大きな合唱曲に仕上げてくださいました。 でもむずかしい~。 ソプラノは高いG(ソ)まで出さなければなりません。
 今年入団した子はわずか2ヶ月半のうちにこの曲をマスターしました。 前日まであわないところがあって焼きもしきましたが、本番はばっちり。
 新しくピアノ伴奏者になられたT先生は、
「この子たち、追い込みがすごいですねえ」と半ばあきれ顔でしたが、「いやいや、今年は近くてバス中練習がないからねえ、いつもは当日のバスの中まで追い込みなんよ。」とわたしたち。 
 追い込みがすごいのは指揮者の迫力のせいだと思いますよ。
 
 10周年コンサートの時は裏方でじっくりと味わう気持ちの余裕もなかったけれど、改めて聞いてみて、この詩を作った子どもたちの思いが伝わってくるような気がしました。
 歌うことが好きで、同じ学校の友だちがいなくてもたった一人で入団した子が、歌うことで友達を作り、気持ちを合わせることの楽しさと大切さを学び、卒団していきました。


 


 10年間のいろいろなことが思い出されて、聞いているうちに胸がじ~んとしてきました。 子どもたちのメッセージ、聞いているみんなに伝わったかな?


 最後のこのポーズ、次の合唱団も同じポーズでちょっと笑ってしまいました。


 今年はこのようなパフォーマンスは少なくて、



  じっくり歌いこむところが多かったように思いました。


  間に挟んだ今久保さんの独唱がすばらしくて、聞き入ってしまいました。


  楽しい時間はあっという間に過ぎ、今日お世話してくれた西条少年少女合唱団は、はっぴ姿でそうらん節を。



 迫力あるかけ声と美しいハーモニーに、うちの団のおちびさんが客席で踊ってた


 最後は恒例、全体合唱です。 ステージ上には各団の代表者が



 客席では参加者と観客とが、


 一体となって歌声を響かせました。 
 いつもながら感動的な閉会でした。


 お世話くださった西条少年少女合唱団のみなさん、ありがとうございました。 ロビーで見送ってくださった指導者のM先生や団長さんと思わずハイタッチしてしまいました。 リベンジの西条大会、大成功でよかったです。


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騒々しい客

2010-08-12 00:01:52 | 生き物

 夜、パソコンの前に座っていると、


ド~ン


 なにやら網戸にぶつかる音。 それからがさがさと網戸をはいのぼり、アルミサッシをきーきーいわせながらよじ登り、失敗しては羽ばたきしてまた網戸にしがみつき・・・・・うるさいことこの上ない客が、このところ毎晩やってきます。 それは小さいものはカナブン、大きいものはかぶとむしなんですが、


 ははあ、今晩は大きい客ですね。



 何度も何度も窓にぶつかってあまりにうるさいので、メロンの皮をごちそうしました。 お腹が空いていたのかしがみつくとすぐに食べ始めました。 ふう~、やっと静かになった。
 子どもがいたなら大喜びするところでしょうが、あいにく大人だけの我が家です。 そのまま外の植木鉢に置いてやりました。 


 ところが今度は台所の方で
 ブーン ゴツン また ブーン ガサガサ


 行ってみると、開け放した窓からカミキリムシが入ってきたのでした。



 捕まえようとすると飛び立って天井にぶつかりまた降りてきて、きりがないので明かりを消すと静かになりました。 それっきりカミキリムシのことは忘れていたのですが、 


 翌日、うちに来ていたぶじおくんが床の方を見て飛び上がりました。


 そこに何かゴキブリみたいなのが死んでますっ

 見ると昨夜のカミキリムシだったのです。 あら~、静かになったからでていったかと思ったのに~
 かわいそうに、うっかり閉じこめてしまい、餓死してしまったようです。
 
 ゴキブリじゃないよ。カミキリムシ。 ほら。
 するとぶじおくん、

 うわ~、見せないでください! かえります。

 そそくさと帰ってしまいました。 なんでこれがゴキブリに見えるのか?

 また次の日、台所の窓の下でこんなものの死骸を見つけました。



 これもカミキリムシです。 こちらだと少々ゴキブリに似ていますねえ。


 ところで、毎日のように飛んできてたカブトムシですが、不思議なことに全部メスでした。 オスはどこへ行った? そして夜風が涼しくなってからはぱたっと来なくなりました。 静かにはなりましたが、かえるももう鳴かないし、なんだか寂しくなりました。


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ベトナム・カンボジアつまみ食いの旅その11 アンコールワット2

2010-08-08 22:08:45 | 旅行

 アンコールワットは3つの回廊を巡りながら、上へ上へと上っていき、中央の尖塔へと近づいていきます。 周囲を囲む堀は大洋を、回廊はヒマラヤ山脈を、中央祠堂は神々が住むメール山(須弥山)を象徴しているそうです。


 第1回廊の壁面は、びっしりと彫刻がされています。



 題材は古代の叙事詩や、クメールの伝説、歴史などだそうです。



 有名な乳海攪拌図は修復中のため、庭に写真が置かれていましたが。

 な、長い。 50メートルもあるそうです。
 
 大蛇を引っ張り合って1000年も海をかき回し、海が乳海となってその中からラクシュミ神が生まれたという伝説です。


 


 長々と続く回廊。ちょうど真ん中頃から、人のいない方を撮りました。



 


 第2回廊に上ると、中心部は回廊が十字型に交差しており、田の字型に4つの聖池が造られています。 今は水はありません。



 第2回廊を外から見たところ。 回廊を廻る度少しずつ天上へと近づいていきます。



 回廊のあちこちに見られる、デバター(女神)の像。



 黒光りしているのはみんなが撫でていくからなのですが・・・・・

 みんな同じ所を触りたがるらしい


 第2回廊を出ると、広場に囲まれて第3回廊と4つの尖塔、そしてさらに中央に中央祠堂が見えます。 


 この階段、普段は上れるそうですが、この日は宗教的な記念日のため立ち入り禁止になっていました。 もっともわたしたちのツアーでは、はじめっからこの階段を上らせるつもりはないそうです。 ぶじこはここを上ったそうですが、ものすごく急な階段で怖かったそうです。 万が一のことを考えたら、団体旅行でここを上らせることはないでしょうね。



 この広場でしばしの自由時間をくれました。
 宗教的な記念日があると言うことは、ここが今も地元の人々にとって大切な場所であるということです。 それを考えると、観光とはいえとても大はしゃぎする気にはなれませんでした。(写真の人は多分、日本人じゃないです)
 まあ、ここまで来るのに疲れ切っていたと言うこともあります。 みんなその辺の石の上に寡黙に座り込んでいました。 その石がまた、ホットカーペットのようにほかほかで、汗がたらたら・・・・ 


 ちょっと休んでからその辺の探検を。


 



 見れば見るほど複雑な造りですね~ 塔のてっぺんに至るまで彫刻がしてあります。

 この自由時間の間に迷子が出ました。 修復で一部通行止めになっているため集合場所が分からなくなったみたいです。 でも、なんとか無事に合流できてわたしたちは次の観光場所へと向かいました。 この日の観光はまだまだ続くんです。 超ハード! 


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ベトナム・カンボジアつまみ食いの旅その10 アンコールワット

2010-08-07 23:22:12 | 旅行

  タ・プローム観光の後のスケジュール。 夜までびっしり詰まっています。
 
 アンコールクッキーのお店で買い物ーこれはマダムサチコという日本人女性が経営するおみやげものやさん。 衛生管理が行き届いているのでフレッシュジュースも大丈夫ですよ、ということで生のマンゴージュースを飲みました。 濃厚で本当においしかったです。 
 有名なアンコールクッキーをお配り用に。 あと品質のよいカンボジア胡椒と、スパイスセット、蓮茶などのお茶セットを購入。
 包装も日本のお土産のようにこぎれいで、クッキーもおいしかったです。 物価の安いカンボジアにおいてお値段も日本並みです。 
 
 レストランで昼食ー昨夜と同じクメール料理。 ベトナムもカンボジアも野菜たっぷりの料理で食べ飽きません。
 
 そしてなぜか隣のホテルでフットマッサージー。 汗びっしょりかいて着替えもせず行くのは気がひけましたが、これも旅行代金に含まれているということで、遠慮なく。 
 一見して高級ホテルと見られるその場所へ、汗くさい一行が乗り込みました。
 わたしたちが案内されたのは、カーテンが引かれたホテルの客室で、可愛いお嬢さんが、身振りでベッドの上に上がれと言う。
 なにやら妖しい雰囲気 
 ソックスまで脱がせてくれようとするのですが、そんなサービスには慣れてないわたし、あわてて自分でソックスを脱ぎました。 
 お嬢さん、本当に可愛い笑顔で微笑みながら足に香油を塗ってゆっくりとマッサージしてくれました。「痛い?」と何度も聞かれましたが、痛いどころかとても気持ちよくてついうとうととしてしまいました。自分のいびきにびっくりして目が冷めた


 マッサージはツアー参加者に大好評で、午前中歩き回った疲れが癒されました。 そのあとホテルに帰ってシャワーを浴び、しばし休憩。 このホテルのベッドには長い足枕が用意されていました。 ミネラルウォーターのサービスもあり、至れり尽くせり。 


 午後は元気を取り戻して、いよいよアンコールワットへと出発です。

 アンコールワットは、ホテルから来るまで15分くらいのところにありました。
  


 広い外堀の手前でチケットチェックを受け(アンコール遺跡めぐりでは、始めにチケットセンターで写真入りのチケットを作ってもらい、首に下げて遺跡を見物して廻ります。要所要所に係員がいて、顔と写真を見比べるのです)長い参道を渡っていきました。


 この時点でわたしたちは大興奮



 みんなてんでバラバラで写真を撮りまくり、なかなか前へ進みません。
 「まだここは入り口ですよ~ 本物の建物はあの中。」
  添乗員さんの言葉も耳に入っているかどうか。 だって外塀の建物ですらこの美しさ。 草むらにいるのは虫かかえるか? 写真を見て初めて気がつきました。



 


  そして門をくぐると


 


 


  おなじみの姿が見えてきましたよ。 残念ながら正面は修復中で緑のシートに覆われていました。


 左手の草原を抜けると聖池の前に出ます。 ここでお約束の逆さアンコールを1枚。 正面から見ると3つしか見えなかった尖塔ですが、本当は5つあるんですよ。 なんとか写真に入りましたね。



 水が少なく、手前の方は赤土が見えていました。 両側の高い砂糖椰子の木が、カブトガニに見えるんですけど~
 


 修復中の正面から入れないため、北の入り口から入ります。



 観光客がひっきりなしに通るそのそばで、おばあさんが一人、敬虔な祈りを捧げていました。 



 ここは現在も宗教寺院として使われている場所なのです。 建てられた当時はヒンドゥー教、のちに仏教に改宗され、今はまたヒンドゥー教? 


 アンコールワットはまだまだつづきますが、長くなりますのでこの辺で。 次回へ続きます。


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