あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

蔓退治 1 ヘクソカズラ

2020-05-31 11:21:09 | 植物
 我が家の敷地にはいったい何種類の蔓性植物が生えているんだろう。野生種だけでなく園芸種もありますから。

 クレマチスだけで4?種類。

トケイソウにルコウソウ・・・これらはおいおい紹介することにして、

 斑入りの何とか。

 

 ブラックベリー、

 わざわざ植えたアケビ、ハツユキカズラ・・・・

 勝手に生えている物はそれ以上か。

 イシミカワー初めのうちはとげも痛くないので、見つけ次第抜いていきます。

 すでに茂りすぎて木を覆ってしまったものについては、ターゲットを絞って一箇所ずつ蔓退治をしていくことにしました。

 まずはヘクソカズラから

 下になっているのはナンテンです。

 ビフォー全体像、撮り忘れました。とにかくナンテンの葉っぱが何も見えないほど茂っていました。

 小さいときはこんなのです。が、根っこが頑丈で抜くのがしんどいです。

 おまけにコンクリートの小さな隙間からでも生えてきます。さらに、細い蔓が長く長く、どこまでも伸びてきます。そして、葉っぱが臭いです。「へくそ」と呼ばれるゆえんです。だけど、これくらいの臭いはわたしは平気なので、容赦なく引きずり下ろしました。

 ナンテンが巻き添えを食ってかわいそうかな?

 アフター



 やっとナンテンが見えました。ナンテンもさるもの、ヘクソカズラを取り除いて3日目くらいには、何事も亡かったようにきれいな葉を見せてくれています。

 まだ他に手強いのが待っています。さて、蔓退治シリーズ、何話まで続くことやら。



 

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タンクの中の小さな世界

2020-05-30 08:24:14 | 生き物

 用事があって実家へ行ってきました。車のドアを開けたとたん聞こえてきたカエルの合唱。子どもの頃から聞き慣れたツチガエルの声。田んぼに水が張られると、うるさいくらい聞こえてきたものです。もう少し夏に近づくと、窓ガラスにはアマガエルがたくさんへばりついて、灯りによってくる虫を食べていました。カエルさえも懐かしい思い出です。

 ついでに近くの川でホタルを見て帰って来ました。

 うちで聞こえるカエルの声といえばウシガエルの声です。もう10年以上も聞いています。

 去年、その声が途切れがちになり、聞こえなくなりました。ついに亡くなったか・・・と思っていたら、今年はなんだか元気そうな声が聞こえるのです。

 果樹園地帯には水のあるのは貯水タンクだけ。ドラム缶くらいの物から畳2畳分くらいの大きなものまで、コンクリートでできています。いろいろな場所にあるのですが、ウシガエルはそこに住み着いているようです。たった1匹ではなくて何匹かいるようなのですが、どこにどれだけいるのか、子孫代々そこで暮らしているのか、あちこち移動しているのか、一匹が長生きしているのか、まったくわかりません。謎の多いカエルです。

 4月頃、あるタンクにはミズカマキリがいました。

 
 こんなにたくさん



 こんなに集まってどうしたんだろう。卵から孵化したばかりなのかな。ミズカマキリはたしか肉食だったはず。こんなところには魚もいないし、生きていけるんだろうか?

 数日後見に行ったら藻が広がって何も見えませんでした。もしかしたら、どこかへ飛んで行ったかな?

 でもやっぱりいるかもしれない。半月もしてまた覗いてみたら

 なにやらとろろ昆布みたいな藻に覆われてきたない。そして奇妙な形の藻に、花が咲いていました。

 


 
  写真を撮ろうとしたら、隣のタンクで水音が。あれは多分カエルでした。



 深いタンクです。落ちたら大人でも這い上がれるかどうか。

 写真の黒く穴があいたようになっているところ。これが何者かが潜った場所です。大きさから見てウシガエルだと思います。

 へえ、ここにもウシガエルが住んでいたのか・・・

 この高い壁、ウシガエルは登れるんでしょうか。アマガエルはガラスの窓にでも平気でへばりついていましたが。登れなかったら一生この狭いタンクで生きていくんだね。ここに何匹のカエルがいるのでしょうか。複数のカエルが代々住み着いて命を繋いでいるのでしょうか。やっぱり謎だらけです。

 でも、この小さな世界で、案外平和に暮らしていたりして。少なくともヘビやイタチに襲われることはないでしょう。「井の中の蛙大海を知らず」というけれど、大海を知らなくても幸せに暮らすことはできるのではないかと思うようになりました。

 緊急事態宣言の2ヶ月ほど、この田舎での自粛生活はさほど苦しいものでもつまらないものでもなく、のんびりとすごしたわたしです。

 余談ですが、

 山の中の遊び場でアマガエルを見つけました。

 
 こちらは多分メス。鉄の手すりにへばりついています。カエルは垂直に上ることも平気です。



 虫かごを持った男の子が、捕まえようとしたのを、そっとしておいてねとお願いしてやめてもらいました。このカエルはそのうち卵を産むと思います。それを捕まえてしまうのは忍びなかったので。
 
 ね、「大海」にいれば人間にさえも狙われるのです。

 

 

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いろいろやってみた その後

2020-05-28 08:26:05 | 野菜・果物・料理など
 
 4,5個残しておいた大きいメロンを、皮を剥き薄く切って天日に干しました。これを二つに分けて、
 
 半分は、めんつゆ、醤油、みりん、砂糖で味付けした汁につけました。
 
 
 これは大成功。塩漬けしてない分、塩分控えめで、1日もおけばすぐ食べられてしかもおいしい。あっという間になくなりました。
 
 もう半分は、砂糖やみりんで味付けした麦味噌に漬け込みました。
 塩漬けしないで味噌に漬けるのが正解でした。すでに食べてほんのちょっとしか残っていませんが、こんな感じ。

 
 味噌をきれいに落とさなくても食べられました。しかも、食感が・・・・
 
 なんとも不思議な感じ。あえて言うなら、お菓子のグミのような。
 
 それから麹に漬けたのはー
 
 
 なかなか塩が抜けません。もう一度甘酒を作り直してまた漬け直しましたが、やっぱりまだ塩辛い。最初の塩漬けがよっぽど辛かったのか・・・
 
 一度使って塩辛くなった麹には豚肉を漬けました。今度は薄切りです。
 
 
 
 これはそのまま野菜と炒めても、焼きそばに入れてもおいしかったです。麹の塩味が染みこんでいるので、下味をつける必要がありません。
 
問題は、大量に酒粕につけ込んだメロン。 
1週間ほどたって、つけ込んだ酒粕が塩辛くなりました。大夫塩が抜けたようです。なので、食べてみたら
 
 やっぱり塩辛い。
 
 仕方なくもう4キロ酒粕を買って、古い酒粕を一つ一つぬぐって落とし、新しい酒粕につけ直しました。
 
 丸ごと漬けたのと、切って漬けたのとは別々に。
 
 そろそろ食べられるかなと思って味見してみるのですが、まだまだ塩辛い。塩漬けに相当塩を使っちゃったかなあ。反省しています。でも、丸ごと漬けた小さいメロンはなんとか食べられるようになりました。
 さて、これ以上塩が抜けなかったらどうしよう、もう一度新しい酒粕につけ直すべきか・・・・
 
 今年のメロン漬けはえらく高い物になりました。
 
 それから、最初の塩辛い酒粕を再利用しました。冷蔵庫にあった野菜を全部とりだして



 ゴボウは丸ごと、にんじんは四つわり、なすとズッキーニは二つ割りして、一日天日で干して水分を抜きました。暑いほどのいいお天気で、なすなどは乾きすぎたようです。上がなす、まん中のはズッキーニです。
 
 出来上がりはこんな感じ
 
 
 右上から時計回りに
 
 なす、にんじん、ごぼう、メロン、ズッキーニ
 
 メロンとズッキーニは食感が似ています。ズッキーニは、何年か前初めて食べた時は
 なんじゃ、こりゃ
と、思いましたが、今では、炒めてもぐにゃぐにゃにならないこの食感のファンになっています。
 にんじんは酒粕に漬けてもにんじんの匂い、ゴボウもゴボウの匂い、そして両方ともごりごりと固いです。これはこれで悪くはない。
 なすは・・・・見かけの通り。やっぱりなすはぬかみそ漬けか?
 
 まだキュウリを試してないのですが、塩漬けにせず天日干しでいけるかなあ、キュウリは水分が多いのでどうするのがいいか、まだ思案中。 
 
 





 


 
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野イチゴを探して

2020-05-25 23:53:05 | 植物
 そろそろ野いちご(くさいちご)が熟れているかなあ。白い花の目立つ頃に目星をつけておいた場所に行ってみるのですが、なかなか実がなっているところに出会えません。
 
 確かに花が咲いていたはずなのに、早すぎたり遅すぎたり、ほんのちょっとしか実がなっていなかったり。
 
 
  葉っぱのきれいなところにはあまり実がないみたい。
 
 
 このつぶつぶ、ほとんどが種です。
 赤くふんわりとふくらんだ実は酸味がなく甘いです。
 
 
 
 なかにはこんな場所もありましたが、
 
 
 一番きれいなところを写真に撮りましたが、こういうところは実も汚いことが多いです。
 
 山の道ばたに生えているのは葉っぱばかり。ライバルがいるのかな? ライバルは人間とは限りません。
 
 もう一つの野いちごーナワシロイチゴ
 
 
 花が終わり、実ができつつありました。これはすごい。全部実になるのかしら。楽しみです。
 ナワシロイチゴの実はつぶつぶが大きく、ルビーのようにきれいです。だけどちょっと酸っぱいの。山の方には余り見られず、実家の周辺はこのイチゴだけでした。
 
 ここにはクサイチゴの茂みもあったのですが、なんだか元気がありません。よく見ると茎がおかしなことに
 
 
 
 なんだろねえ?
 
 
 これ、アブラムシかもしれません。
 
 うちにも野いちごがありますよ。
ワイルドストロベリーだと聞いてもらってきたのですが、
 
 
 実がなってみたら、ヘビイチゴでした。花の色が黄色なのでおかしいとは思っていたのですが、葉っぱだけだと見分けがつかないくらいです。
 
 
 その後、本物のワイルドストロベリーを植えました。だけどいつの間にか枯れてしまい、ヘビイチゴだけが幅をきかせています。見た目がかわいいので許しています。ま、これもワイルドストロベリーだ言えなくもないし・・・

 






 


 
 
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小さな芽

2020-05-24 00:23:19 | 植物

 3ヶ月ぶりに友人二人に来てもらいました。家の中には入らず畑でおしゃべり。

というのは、

たくさんの花の苗を、何でもいいから持って帰ってもらおうと思ったのです。

 今年の花畑仕事はわりと順調で、連休明けにはざっと草取りを終えました。(めずらしい)





先日は、残しておいたチューリップの球根も掘り起こし

 



拾い集めたらこんなに
 

ほとんどが花の咲かない小さな球根なんですけど。

 夏の花苗を植える支度をしていたところ、去年植えた花の芽がいっぱい出ていました。

 
 ルコウソウはまだ双葉ですが、

 
 これが全部蔓になったらどんなだろう。
 
 
 マリーゴールドも出ています。なかに、許しておけない草の芽が。どれだかわかります?

 
 右下のやや大きめの葉っぱ。これはセンダングサですね。去年見つけるたびに引き抜いて、ほとんどタネをおとさなかったつもりなのに・・・
 
 クロホオズキもびっしり生えていました。混じっているのはカタバミの葉です。
 

 
 カタバミは葉が三枚ですが、仲間のオキザリスに、四つ葉のクローバーとして売られているのがありますね。うちにもあるのですが、2本しか葉っぱが出ていませんでした。あれ、クローバーとは全く違う物です。いい場所に植えているとどんどん増えるので、そうとう苛酷な場所に植えてありますが、さすがにかわいそうかなあ。
 ピンクのオキザリスはひとかたまりずつ持って帰ってくれました。
 
 
 マリーゴールドを植える場所を耕していたら、掘り残しの球根がこんなに出てきました。 毎年こんなざっとした作業しかしないから、無秩序に生えてくるのよねえ、と一応は反省してみるのですが、きれいに整った花畑は性格上無理でしょうねえ。



 コスモスの成長は早いです。もうこんなに

 ニオイバンマツリも持って帰ってもらいました。そして、今咲いている小さな苗は、もう一人の友人が来年もらってくれることになって

 あとは立ち話に花が咲きました。

 ジャーマンアイリスとダッチアイリスが全然花が咲かないという話をしたら

「この間いっぱい捨てたとこ。まだあるから持って来てあげる。」

と、ちっとも植物を減らすことにはならず、

上げようと思っていた苗は、いろいろ持って帰ってはくれたけど、

 焼け石に水でした。

 

 

 





 

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かしわ餅つくり

2020-05-22 13:41:55 | 野菜・果物・料理など

 スーパーにホットケーキミックスがない、小麦粉がない、パン用強力粉もない、バターがない、生クリームがない・・・・

 洋菓子材料がなければ和菓子だ!

 と言うわけで、孫たちとかしわもちを作りました。

 まず、かしわもちの葉っぱを取りに山へ行きます。うちのほうでかしわもちといえばサルトリイバラの葉。しば餅とも言うらしいです。

 柏の木の自生が少ない西日本ではサルトリイバラの葉が普通で、しかも関東の柏餅よりは歴史が古いんだとか。

 本当は旧暦の端午の節句くらいの方が葉っぱがしっかりしてていいんだけど、休校中の今でないと作る機会もなさそうですから。

 小さめの葉だけど緑が濃く、しっかりしてそう。


 
 サルトリイバラにはかわいい実がついていました。生け花に活けたいなあと食指は動きますがきょうは葉っぱをまいいただくだけにしました。

 
 あちこち手の届くところの葉っぱの一番しっかりしたのを2,3枚ずつとっていって、それでもこのくらい集まりました。

 



 さて、ケイタがいない時を狙って作ります。ケイタが参戦するととってもややこしいことになりそうなので。

 石けんで手を洗ったら、先ずあんこをまるめて



 大きさをそろえるためあらかじめわたしの方で分けておきました。

 団子粉の袋にはレシピが印刷されています。おおむねその通りに。

 生地作りはわたしとトラオで。

 こねるのはみんなで少しずつ。

 ここからはレシピ通りにはしません。というのは、できた生地をまず蒸して、それから連木で搗いて、小さく分けて、餡を包んで、葉っぱで包むーという手順なのですが、いったん蒸した生地はかなり粘りが強く子どもの手では細工がしにくいのです。

 なので、蒸さずに餡を包んでいきます。ひとりひとりお皿の上で薄くのばして餡を包み、餃子のように閉じて、最後にわたしが形を整えていきます。

が、

 



  修復不能

 蒸し器で蒸します。上には葉っぱも乗せて

 


 
 はっぱはすぐにむせますので、いったん取りだしてお餅だけを約20分。

 
 葉っぱの上にのせてもう一枚載せたら出来上がり。



 大きい葉っぱは一枚で二つ折りします。
 このやり方だとお餅がやや粉っぽく口触りは悪いのですが、子どもでも簡単にできるのです。みんなおいしいとお替わりしました。
 
 ところで、いろいろな商品がスーパーの棚から消えていく日々ですが、田舎のさらにローカルなスーパーには、ホットケーキミックスも、生クリームも、バターも、スパゲティも全部ありました。穴場でしたね。
 
 さあ、次は何をつくろうかねぇ。 

 

 

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赤い花だったはず

2020-05-21 12:51:54 | 植物

 ようやくシャクヤクが咲きました。やっぱりうちの花は咲くのが遅い。どうしてでしょう。

 

 ソルベットとかなんとか

 







 

 ふわふわのドレスのような花。すでに植えてあったのに、間違えてまた買ってしまったので、3本あります。カタログの写真で見たこの花はそれくらい魅力的だったんです。

 そして3月に買ってきた新しい花

 ソルベットより早くつぼみをつけました。背丈がずいぶん低かったのに。それがねえ~



 あれれ? わたしが買ったのは赤花のはず。絶対赤のラベルがついていたからね。

 証拠写真

 咲いたのは白の一重の、シャクヤクにしては地味な清楚な花でした。

 まあ、わたしは白はもってなかったのでこれでもいいんですけど・・・・ クレームこなかったのかなあ。

 

 白と紫だけだった庭にも華やかな色の花が咲き出しました。

 ミニバラ

 三箇所にあります。



 周りの何とか菊に埋もれていたのを見つけて日が当たるようにしてやりました。

 

 こちらのミニバラは紫陽花に埋もれています。お引っ越しを考えなければいけないかも。

 





 


 

 

 カーネーション

 



 

 オキザリスに侵略されながら何とか踏ん張っています。

 ナデシコはもう終わりかけ。わたしが一番好きなのは、むかし土手に咲いていたカワラナデシコなのですが、今はどこにも見当たりません。オオキンケイギクだの菜の花だのコスモスだの、派手な花がはびこっています。これらの花が嫌いというわけではありませんが、緑の草の中にちらちらとさくカワラナデシコの濃いピンクの美しさ、愛らしさは忘れられません。

 



 

 はびこると言えば

 チェリーセージ「ホットリップス」

 





 紅白の花をつけるおもしろい花。これが勢いがありすぎて、少し切り詰めなければと思っています。

 こうしてみると今は赤い花が多いです。

 ウツギーだと思う。何だかわからないまま植えて数年たち、こんな花が咲くようになりました。

 

 

 これも葉っぱだけの時植えて数年。細々と生きていましたが、一昨年くらいから花をつけるようになって、やっとアルストロメリアだとわかりました。アルストロメリアって宿根草だったのね。

 



 

 以上、今の我が家の花々でした。

 そうそう、花ではないけど、今年はアサヒカズラがことのほかきれいです。

 

 おまけ

 どうでもいいことだけど、昨日までのアクセス数がー

 1788999

 1 7 88 999

 おもしろい並びになっていました。

 

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ニオイバンマツリが何本も

2020-05-19 23:16:34 | 植物

 今、ニオイバンマツリがきれいです。他のおうちのはすでに終わりかけの白い花になっていますが、うちのはなぜか遅く見頃になります。

 



 
 
 
 まだまだ紫が多いです。
 



 この花、咲き始めは濃い紫、やがて薄紫になって最後には白になります。おもしろい花。匂いもいいんですよ。



 若い頃、お花の先生が、婚礼の席には紫の花を活けないようにと教えてくれました。紫は色が変わりやすい=心変わりに通じるのだと。ニオイバンマツリなんか絶対だめ。

 だけど、小花模様をちりばめた着物のようできれいだし、人気もあります。初めてこの花を知ってから2,3年後にやっと小さな苗を手に入れました。あれから15年以上たちます。

 そして今頃分かったこと

 ーこの花は増えやすいー

 元の木の周辺のあちこちに小さな芽が出て育っていくのです。

 わたしが初めてこの花を見たのは、通勤路に沿った家の前に植えていたからなのですが、ちょうどうちのと同じくらいの大きさのが1本、圧倒的な存在感を放っておりました。それが数年後に見たときはなんと11本にもなって、お庭がほとんどこの木に占領されていました。好きなのにもほどがあるーとなかばあきれたのですが、

今になってそれが納得がいきます。

 うちのこばえ

 1本

 
 2本 雑草に紛れています。

 
 3本 なぜかひまわりが勝手に生えている・・・

 
 どれも50㎝くらいの小さな木ですが、ちゃんと花を咲かせています。

 これらは太い根っこで親の木とつながっているのです。
 
 去年掘り起こした木

 
 4本の小さな木が、1本の太い根っこでつながっていました。
 
 それを途中で切り離してプランターに植えたのですが、切り離した根っこはプランターの端から端まであります。



 一番長く根っこを残したこれだけが生き残りました。 親の木とかなり太い根っこでつながっているものの、この苗自身の根っこは本当に貧相で、いったん掘り起こすとなかなか活着しないのです。何年か前にも掘り起こして友人にあげたのですが、根っこが少なくて枯れたとか。だから、ちゃんと活着したのをあげようと、1年プランターでお世話してきたのです。
 親木から生えてきたのは全部で何本かな? 少なくとも7本以上。このままでは、あのお家のようにこのあたりがニオイバンマツリに占領されてしまいます。それは困る。今年中になんとかしなければ。

 もう一つ、今頃になって気づいたこと

 今年はまだつぼみも多いのでしみじみと見ていたら・・・





 なんだか宇宙人みたいじゃないですか? ちょっと不気味。

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風かおる5月 3麦秋

2020-05-18 22:55:16 | いろいろ

 夫がサワラを買ってきました。小さめのさわらです。今は鯛と同様安くなっています。

 頭を落とすとまな板に収まるくらいの大きさ。

 (汚れたままのまな板ですみません。)

 

 こちらでは麦秋の季節にサワラは欠かせません。

 4枚の短冊に下ろして3軒で分けました。

 これくらいのサワラだとさばきやすい。昔はこれの倍以上あろうかと思うサワラを刺身にして、親戚一同にふるまっていました。結婚当初からサワラをさばくのはわたしの役目。サワラは身がやわらかく崩れやすいので、大きなサワラを前に悪戦苦闘していました。

 これ全部で二人分。

 

 刺身のつまも何もない。きれいに盛ってもしょうがない、夫が3分の2は食べてしまいますもの。量がすべての料理(苦笑)

 昔のあのせわしさがうそのような、のんびりした日々が続いています。

 ゴールデンウィークのころ、裸麦の産地である道前平野は金色に染まって本当にきれいだったのですが、写真を撮り損ねました。

 そのころは、きれいに刈り込まれたつつじが満開で、

 市民の森のつつじは市街地からでも目立ちました。

 
 向こうの山にはヤマツツジが点々と。

 
 
 
 朝倉のふれあい公園は真っ赤なつつじ。


 
 ハナミズキも満開でした。




 連休が終わり、麦畑では、収穫が始まっています。
 
 麦は実が熟しても稲のように深くは頭を垂れません。つんつんとまっすぐ上を向いているその姿が、金色の絨毯を敷き詰めたようできれいなんです。

 
 けれど、まっすぐだった穂先も重みでやや乱れて

 
 色あせてきました。



 
 カラスもソーシャルディスタンシング
 
 
 収穫を終え、田植えのために耕した田んぼの虫をお目当てに集まってきたようです。
 
 高いところから見る風景を撮りたくて、峠の頂上当たりで車を降りたのですけれど、 

 ちょっと場所が悪かったか・・・ あの広々とした金色の景色は撮れませんでした。

 そうそう、ここにはカラタネオガタマの木があったんだ。花は咲いているかしらと見に行きました。

 そうしたら・・・・

 ない!

 木があった場所には



 ショック

 切り株しかありませんでした。

 

 

 
 
 



 

 

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風かおる5月 2 ダムへ続く道

2020-05-17 13:09:24 | 植物
 黒谷にナンジャモンジャの木の花が咲いているというので行ってみました。
 黒谷は山の中の小さな集落で、普段はあまり行かない場所ですが、1,2度は行ったことがあるので多分行けるでしょう。と思ったのですが・・・
 道案内通りの道を行ったら、えらく狭い道でした。しかも谷だというのにずんずん上って行ってすごいところ来たなあと振り返ってみた当たりが一番高いところだったようです。写真撮っておけば良かった。
 そこからしばらく下ると集落が見えました。
 
 ナンジャモンジャの木(ヒトツバタゴ)
 
 
 細いリボンをいっぱいつけたような感じです。
 
 
 遠目にはアオダモの花と似ているので実物を見てみたかったのです。だけど、アオダモはアオダモ、これはこれ、実際に見て納得しました。
 
 さて、これからが問題です。帰りはどちらへ行ったらいいんだろう? 前に来たときは今治方面から上ったので、道の印象が違うような気がするのです。
 で、できるだけ大きい方の道を選んで行ったら、駐車場があって、ここから展望台とか親水公園とかに行けるようでした。車が2台停まっていました。こんなところに憩いの場所ができてるんだ~ 知りませんでした。(やっぱり歩かなくちゃねえ、こんなにいい季節だもの)と思いましたが、今度また来よう、今日はまず帰り道を探さなきゃ。
 わたし、ナビをつけていませんので、ほぼ当てずっぽうに走ります。街中だとスマホでわかるけど、山の中は何もでてこないから。ここはきれいに整備された走りやすい道でしたので、多分合っていると思う・・・
 すると、思いがけない景色に出会いました。
 
 
 あれ? あれはなに? あの黄色い花は?
 またまた駐車場があって、車も3,4台停まっています。看板には
 
「朝倉ダム」
 
 と書いてありました。車が通れる道があって、気になるあの斜面に近づけるようでした。
 
 
 左手奥に見えるのが管理事務所でしょうか。
 
 道の法面には
 
 
 マーガレットの群生
 
 
 わたしの持っている「ターシャ・テューダの庭」という写真集にこんな景色が写っています。なんてすてきなんだろうとあこがれていたのですが、まさかここで出会えるとは。
 ただ、日本らしい景色ではないです。こうした植栽についてはわたしは一つの疑問を持っています。
 それは、なぜ外来種の植物をわざわざ法面に植えるかと言うこと。
 オオキンケイギクは繁殖力が強いので、今栽培禁止となっていますが、もとは法面に植えられたものだそうです。そのけっか、在来種の地味な植物が消えることになります。美しいと言うだけで導入して良いものかどうか。
 
 肝心の黄色い花はー
 残念ながら壁の手前で立ち入り禁止になっていました。できるだけ近づいて写真を撮ってみたのですが
 
 
 よくわかりませんね。今の時期、もしかしてジャケツイバラかなと思ったのですが、それにしては花が密ですし、すっと立ち上がった姿ではなさそう。カメラ望遠で確認したところ、エニシダではないかと思いました。
 
 ジャケツイバラもそろそろ咲き始めたようです。道ばたで一箇所だけ見つけました。
 
 
 
 
 
 さて、なおも行くとまた集落に出ました。明るく開けた感じだったのは、田んぼがあったせいでしょうか。
 

 
 黄色い花がいっぱい咲いていました。ブタナ? 葉っぱをよく見ておけば良かった。
 
 
 そして星のように咲いていたのが

 
 コモチマンネングサ? ちがうかな?



 このあと道なりに走っていったら、今治市の上朝小学校にでました。なんと、以前通った道とは全く違った道を走ったのでした。もういっぺん行きたいんだけど、行けるかな?











 
 






 
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