野山ー畑と白い花が続いたので、そのつながりからまず白い花
最近あちこちのお庭で見かけるようになりました。庭と言っても街中のこじゃれた花壇ではなく、敷地内の開いている場所と言うか、かろうじて草の生えてない場所と言うか・・・農家の女性は花好きが多い。そして体を動かすことを厭いません。この花の主も農作業の合間に草を抜いています。
オルレア


うちもこの間もらって植えたところです。とても繁殖力が強いそうであたり一面真っ白になって素敵なんだとか。種ができ始めました。

なるほどねえ。花にしてはたくましそう。
たくましいと言えば
草の間から白いタツナミソウを見つけた時はびっくりするやらうれしいやら。よかった、まだ生きてたんだねえ。

というのもこの花、

もう10年以上も前にプランダーに植えていたものなのです。まだ母が元気な時でうちに来た時草引きを買って出てくれたのはいいのですが、草と間違えてきれいさっぱり抜いてしまいました。しょうがないので土をその辺に放っておいたら、翌年1,2本生えてきました。それでそのまま毎年少しずつふえていったのですが、3年ほど前夫が全部の木を切り倒し、土地をユンボで均してしまったのです。下に生えていた草花を土ごと全部埋めてしまいました。あの時の喪失感といったら・・・・
翌年、元気な植物は土の深いところからでも芽を出しました。
次の年、我慢強く土の中にいた植物もはい出てきました。ほとんどが前とは違った場所に姿を現しましたが、エビネとクレマチスの何種類か、カワラナデシコ、クリスマスローズはついに出てきませんでした。タツナミソウは生えていたのに余りにも地味すぎて私が気が付かなかっただけかもしれません。よかった。その植物のたくましさとけなげさに励まされて、私もようやくもう一度花いっぱいの庭にしてみようと思えるようになりました。
基本的に私の花植えはお金をかけません。全部花屋をしている実家から訳アリの花をもらってきます。なので種類も数も色も様々。配色を考えてーなんて一切してませんのでまあにぎやかなこと。
全貌は草もまじってぐちゃぐちゃなのでお見せできません。いいとこ撮りで紹介します。
ずいぶん昔に植えたシラー 最初は1、2個の球根だったのですがずいぶん増えました。


北海道で見たお庭みたいに、地面と花とがなんとなく一体になっているようにしたいのです。でも、理想には程遠い。
はでなピンクはオキザリス。白いのはクレマチスの仲間。あまり蔓が伸びないタイプと聞いたので、支柱も作らず植えています。奥のチューリップは花が終わって球根を太らせるために葉を残しています。後ろの方はパンジー

大輪のガザニアとナデシコ パンジー その向こうにアリウムが咲きかけています。

このキンギョソウが優しい色ですてきでした。手前のベロニカともよく合って気に入っています。


グランドカバーにするといいらしい。名前がわかりません。花がオオイヌノフグリそっくり。大きさもそれくらいです。

リシマキア
これも地面を這うタイプらしいので葉っぱを鑑賞するのかと思ったら、花が咲きました。

これだけはお金を出しました。少しずつ買い足してきたシャクヤク。


ソルベットは今年あまりきれいに咲かなかった。

おまけ

純白とはこういうことなんだろうなあ。美しい白です。そしてこれもただでもらってきました。