あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

秋が楽しみ

2016-07-31 22:19:23 | 野菜・果物・料理など
 雨が一滴も降りません。花や野菜はなんとか水をまいてしのいでいますが、果樹はー
畑地灌水の設備を整えているところでは、灌水がはじまりました。柿畑の中を巨大な水のアーチが飛んでいきます。
 しかし、遊び半分で植えている我が家の果樹は、水を得られないまま暑さに耐えております。秋がとても楽しみな果実がいくつかあるのですが、どうぞがんばってくれますように。

 まず、



 今年たくさん花をつけたポポーの木
 この木は同じ年に植えた木なのになぜか一番大きくて、風で倒れていたものです。無理やり引き起こして支柱で支えましたが、枯れもせず元気そうです。しかも、

 


 実をつけました。成長せず自然に落ちる実か、最後まで木にしがみついて熟す実か、なんとなくわかります。これは絶対大きくなる。

 予想通り



 草の生長が一月の経過を物語っております

 つぎに、これも今年初めて花が咲いたあけび
 アーチに蔓を絡ませていたのですが、これも強風でアーチが傾きまして、それをなおすためにアケビもむちゃくちゃ引っ張りました。ああ、これじゃ実がついていても落ちてしまう、と
思いながら。
 だけど、



 たった一房だけ、残っていたんですよ。誰も気づかない奥の方に。
 よかった。秋の楽しみがもう一つ増えました。

 そして、去年いっぱい実をつけたバンジローは?
 花はいっぱい咲いたのですが・・・・・実がない? 気づいたときは花の萼らしきものだけが、花のような形で残っているばかり。 あ~あ~
 去年実を成らせすぎたでしょうか。それとも今年の梅雨の大雨がよくなかったのか。しかし、
「ばあちゃん、バンジローはできとる?」トラオに聞かれて一緒に探したところ



 ありました! ムラサキシキブの葉陰に。これってかんかん照りに弱かったのかしら。

 「黄色じゃないねえ」
 「秋になったら黄色になるんよ。」

 去年ほどではありませんが、今年も甘い実が食べられそうです。秋が楽しみです。
でも、秋よりも何よりも、まず雨が降ってほしいと願うこの頃です。

 
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革のリメイク

2016-07-28 01:03:07 | レザークラフト
 ひさびさのレザークラフトネタ。

 昔、もう20年以上前に母につくってあげたバッグです。



 母はバッグ好き?だったのかな。安いバッグをたくさん持っていて、とっかえひっかえ持ち歩いていましたが、状態のよいのは形見にと伯母たちにもらってもらいました。これは、中がかびだらけ。
 


 昔は革の裏にこんな合皮の裏地を貼って、
 こんなふうに革レースでとじ合わせたものが多かったですね。



それより以前は、裏用の豚革を貼っておりました。でも、全体を革で作ると重たくて固くてあまり使い心地はよくなかったです。
 その点合皮は布のように薄いので、軽いししなやかだし、その当時はとてもよいと思っていたのです。
 でも使っているうちに合皮は、とても湿気に弱くすぐかびたりぼろぼろはがれ出したり、お財布に使っていると中で合皮どうしがくっついたりしてあまりよくないことがわかりました。 なので今は布で内袋を縫って表革に縫い付けています。バッグも手縫いがほとんどで、こんなふうにダブルステッチをすることはなくなりました。

 もしかびてなくてももうこんな形のバッグを持つことはないだろうなあ。


 表の細工した部分はかびもなくきれいなので、ほどいて何かにつくりかえてみよう。

 思案しながら数ヶ月放置していましたが、
 お友達がゴミ箱を作るというので、ふと思いつきました。
 表革を切り取って、色革に貼り付けてみたらどうかと。
 ニトリの木製のゴミ箱を買ってきて、型を取り、手持ちのグリーンの革を裁って中央に縫い付けました。
 上下をグリーンの牛革レースでダブルステッチ。あまりにも久々でステッチの仕方を忘れるところでしたわ。



 ダブルステッチは手間はかかりますが、仕上がりはきれいですね。バッグには重くてやぼったいけれど、インテリアに使うと重厚感が出るのかな。

 同じ模様が前後で2つありましたので、もう一つできました。もうグリーンはないので(けっこうたくさん革がいるのです)焦げ茶かえんじでもと思いましたが、大きい革がなかったので、モスグリーンで。
 
 こちらはステッチ



 というのも、モスグリーンの既製のレースは売ってなくて、牛レースをわざわざ染めて作るのも面倒だし、同じ革を細く切ってレースを作るのはもっと面倒・・・だったんですよね。
思えば昔は、思うような色がないときは全部自分で染めていました。仕事もしていて時間もなかったのに面倒をいとわず丁寧な仕事をしていたなあ。
 バッグを持っていた母の姿より、作っていた自分の姿を思い出してしまいました。

 二つ出来上がり。


 やっぱりダブルステッチした方がよかったか。そうだ、別に染めなくても、ベージュのレースでもよかったのに・・・と後で気がつくなんとかでした。

 二つのゴミ箱、濃いグリーンのは弟の家に、モスグリーンのはわたしの家に残して、これが兄弟二人の母の形見になりました。
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リリーと名のつく花

2016-07-21 23:44:36 | ガーデニング
 梅雨の前後に、リリーと名のつく花が3種類つぎつぎと咲きました。

 一番早かったのはユリ

 去年50球のすかし百合を植えました。とても綺麗に咲いて道行く人にもほめてもらったのだけどアップしてなかったですね。
 去年一番背が低く遅く咲いたのが白。でも今年は短いながらもしっかりとした茎で、咲くのも遅くはなかったです。



 ピンクが一番早く咲いて、本数も多かったように思うのですが、今年は雨の最中に咲いて花びらが傷んでしまいました。これは去年の写真です。



 残念なことに、ずいぶん数が減ってしまいました。

 そして赤はアーティチョークと同じ時期に咲きました。アーティチョークの迫力に負けてしまいましたね。写真撮ってなかった


 今年びっくりするほど大きく立派だったのが黄色
 花はカサブランカほど、背丈も高く、花の数は多く、細いひょろっとした茎の小さい株にまで花をつけて、ユリコーナーではひときわ目だっていました。下の方に見えるのがピンクや白のユリです。ね、大きいでしょ。



 だけど去年ほどそろってきれいには咲きませんでしたね。おまけに球根を掘りあげたときに色は混じってしまうし、小さな新しい球根がいっぱいあったけどそれは花をつけないし、アーティチョークがあまりにも幅をきかせていたし・・・・ これは失敗。来年はアーティチョークを別の場所に移さなければ。そして今年は球根を掘りあげずに植えっぱなしにしてみます。
 
 それからたしか変わった色のオリエンタル系のユリを植えたはずなんだけど、もしかして球根がなくなっちゃったか?
 よかった、ほかのユリよりかなり遅れて咲きました。


 
ん? これはテッポウユリ? こんなの植えたっけ?


 
昔ながらのユリがあってもいいなあ思って値下がりしたのを買ったような気もする??? ああ、我ながら困ったものだこと。

 ユリに少し遅れて「デイリリー」=「ヘメロカリス」が咲き出しました。ヤブカンゾウの仲間ですね。もう10年以上も前だと思うけど、5色セットというのを通販で買ったのです。でもいつまでたっても花をつけず、この日当たりのいい場所に移してからやっとたくさん咲くようになりました。



 でも、3色なのね。後の2色はどうなった?



 よく似た色合いですが、ほんのちょっと違うの。





 とあるおうちの庭にもデイリリーが咲いていました。
 こちらも3色。きっとセットで買ったんでしょうね。どうせならこのくらい色の違うのがいいなあ。







 うちのと合わせたら6色。色数の多い花なんですね。

 そして梅雨明けが近い頃に咲き出すのがこれ。ヘメロカリスもまだ咲いています。




 パイナップルリリーと言います。花穂がちょっとだけパイナップルに似てます。
 
 今日の新聞で「ハブランサス」という花は「レインリリー」と呼ぶのだと言うことを知りました。ゼフィランサスの仲間でしょうか。あ、ちょっと調べてみたらゼフィランサスもレインリリーだそうです。ある程度雨が降ると一斉に咲くからだそうです。
 こうしてみると、リリーとは言うものの、それぞれ全く違う花なんですけど。ちょっとラッパ状に花が咲くのは全部リリーって呼ぶのかしら。

 なんだかおおざっぱ

 
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大発生

2016-07-18 00:06:49 | 生き物
 桃にカブトムシが来ることも初めて知りましたが、もっとびっくりすることが・・・
 ぶじこが、ジャガイモを掘っていたらカブトムシがいたって言うんです。なんでジャガイモ畑に?ともあれ、子どもたちに人気のカブトムシ、捕まえられてよかったじゃない、なんてのーてんきに言っている場合ではなかったのです。

 ぶじおくんの大事なとうもろこしが・・・・



 あまい、あまいピュアホワイト。いずれはわたしの口にも入るはずだったのに

 犯人は



 ジャガイモ畑はトウモロコシ畑の隣でした。昼間ジャガイモ畑に潜んでいて、夕方になるとトウモロコシを食べに来ていたんですね。カブトムシは樹液を吸うというイメージでしたがとんでもない、食べるんです。それも集団で。



 この日捕まえたカブトムシは15匹。その前日は10匹、翌日は20匹!  虫かごの中が満員です。



 幼虫を飼っていたケースに移しました。ここでもカブトムシがうようよ。狭すぎます。そしてえさのゼリーがあっという間になくなってしまいます。




 この大量のカブトムシ、いったいどこから湧いてでたんでしょう。
 推測ですが、このあたりでは普通に積まれている堆肥(牛や豚のふん)の中ではないでしょうか。
 さらには飼育箱の中で羽化したものもいるし。 
 要するに、この田舎ではあっちでもこっちでも、おまけにわざわざ飼育してまでもカブトムシが増えていたというわけですね。そして、果物やトウモロコシまで食べるとなれば立派に害虫の仲間入りです。この始末、どうする?
 そしてトウモロコシ畑のカブトムシは、夫が周辺の草を刈ったら全部にげていきましたとさ
これでよかったんだろうか。 





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桃に来る虫

2016-07-17 00:12:53 | 生き物
 我が家の桃です。種類がわかりませんが、とってもかわいい。そしてなかなか味がいいのです。



 去年はちゃんと摘果して袋もかけたのに全部腐ってしまって食べることができませんでした。今年こそはと思ったのですが、摘果もせず、袋かけもせずじまい。結果、びっしりと実をつけて、それが重かったのか太い枝が折れてしまいました。
 そして、長雨でしばらく見ないうちに、次々と落ちだしました。で、やっとわかったことがあります。



 この桃は、柔らかくなるまで待ってたんではだめなんだ、早めに収穫しなければ、ということです。夫は毎日もいでは皮も剥かず食べているそうです。「なかなかうまい」
だからわたしがいつも言ってるのに・・・邪魔だと言って切ってしまったのだあれ。再び実がなるようになったのに、この桃を食べるのを楽しみにしていた母はもういません。数年前、今年のようにびっしり実がなったとき、用事でうちに来た母が、肝心のことはそっちのけで、包丁片手に桃の木にへばりついていたことを思い出します。腐ったところや虫が食ったところを包丁で切り取りながら夢中で食べていたのです。
 どうにかしてこの落ちた桃を活用できないかなあ。わたしは比較的きれいなのを拾ってみることにしました。

 しかし、まあ、たくさんの虫に食べられていること。
 地面に落ちたのはあっという間にありが集まってきます。それもおいしいのばかり。逆にありがたかってない実は美味しくないです。



 まだ木にくっついているときから食べるのはカナブン。これは桃の大敵ですね。今年はわりとカナブンは少なそうです。



 おやおや、チョウまで。これはもしかしてゴマダラチョウ?この実、よっぽどおいしいんだろうなあ。人間がすぐそばまで来ているのに逃げようとしません。結局1時間以上この実にしがみついていたでしょうか。

 そして驚きの事実発覚
 こんなのも来てたのか。





 それも5匹も見つけてしまいました。
 カブトムシが来るんだったらクワガタが来ても不思議はないよね。コクワガタ?雌




 それから地面の色とそっくりのコカマキリ。これは桃に群がる虫を狙ってきたようです。わたしが見つけたのは2匹。



 
 そのほか、ダンゴムシ、ゾウリムシ、ハサミムシ、小さな小さな名前を知らない虫・・・・

 せっかく拾い集めた桃ですが、その日は処理する間がなくて次の日まで置いておいたら、なんと不味いこと。桃の味が変わりやすいのは知っていましたが、これほどまでとは。ようするにあまりできのいい桃ではなかったということ?
 試しにきれいなところを少しだけワインで煮てみました。ちょっとだけ砂糖とレモン汁を足して。これは文句なしにおいしかったです。

 ところで、桃の下のカブトムシ、あれを放置しておいていいものだろうか・・・・?
  

 
 
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小川の周辺

2016-07-10 22:55:02 | 生き物
 小川と言っても田んぼの間を縫って流れる用水路です。



 大半がコンクリートで固められていますが、まだ昔ながらの石垣を積んだ小川が残っているところがあります。こうした小川の周辺は植物の宝庫、そして生き物の宝庫。



 とある日曜日、孫3人とその親たちとで、小川の生き物を探しに行きました。
 幅30センチほどの狭く浅い水路でも、魚はいます。

 写りが悪いですがわかるかな?



 よく見ると、シジミの貝殻がたくさんあります。生きたシジミもいるのかな?
カワニナもたくさんいました。ということはホタルもいるかも。ホタルの好きな草むらもありますし。夫が若いころはホタルがいたそうです。今もいるといいなあ。確かめたかったのですが、今年は遅すぎました。

 トラオはこのドジョウを捕るのに夢中です。ウマオはそんなにいにの後を追いかけるのに一生懸命で、ヨウコはでこぼこの草だらけの道をひたすら向こうへ行こうとしています。
 そして大人たちは、子どもの相手をしつつ自分の興味関心の方向へー

放置された田んぼは荒れてアカメガシワが伸び放題。花が咲いていました。



そして葉っぱの上には



 カナブンが団子になってる。全身が緑色に光ってきれいです。左下の小さなのは別の虫なのかな?写真を見て気が付きました。

 別の種類



 珍しいカミキリもいましたよ。



 どれもピントが甘くてよい写真がなかったのですが、背中に、タキシードを着た何者かがいるのです。パンダっていう人もいますが、私にはどくろに見えますね。 こんなのが2,3匹。わたし、初めて本物を見ました。ラミーカマキリだったかな?

 1時間以上、大人も子どもも上機嫌で過ごしました。
 
 この小川もいつかコンクリートで塗り固められてしまうかもしれませんが、できればずっとこのままであってほしい、でも、泥がたまり草が生い茂る水路はやはりメンテナンスが大変で、農家の人は春先に一斉に川の泥を除き、草を刈って田植えのために水路を奇麗にします。高齢化の進んだ農家にとってそれはやはり負担であり、コンクリートの水路の方が楽なのです。難しい問題です。

 ところで、
 
 2,3年前にぶじこたちがこのあたりの水路で縫い針の先端5ミリくらいの小さな魚の子を捕まえてきました。それが我が家の水槽で生き延びまして



 ただ水槽に入れ、水替えすらしてなかったのですが、ドジョウ3匹と、やたらとすばしっこい川魚1匹に成長しました。何かわからない魚は縄張り意識が強いらしく、ドジョウが近づくと追い払うんですね。心なしかドジョウが痩せているようにみえて、最近はせっせと乾燥イトミミズを与えています。少しは丸くなったように思うのですけどどうかな? 
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いつもの風景

2016-07-08 22:14:48 | くらし
 昨日まで猛暑でしたが、また梅雨が戻ってきたようです。

 梅雨と言えば田植え。昔なら、田に水を張るのには厳密なルールがあって、田植えをする日も自分勝手にとはいかなかったようですが、今はダムの水が豊富に流れ、育てる稲の品種も多様で、早いところでは4月に田植えをしています。そして遅いところは7月になってから。それでも最盛期はといえばやはり6月の梅雨時でしょうか。
 さすがにもう田植えは終わってしまいましたが、少し前まではこんな風景があちこちに見られました。


 田植え前の水を張られた田んぼは広々と開放的。

 

 よく見ると畦際に植えられたあじさいがさかさまに

 

 電柱がまっすぐ下に。風のない穏やかな日です。



 
 そして田んぼにたたずむさぎ。



 たくさんいます。



 そのわけは・・・



 トラクターが土をかき混ぜるたび、獲物が出てくるんでしょうね。普段は人が近づくと逃げてしまうサギですが、この時ばかりは人を追いかけます。なかなかユーモラスな光景で、ついつい写真を撮ってしまうのです。毎年、毎年。

  なんだかわからないけれど、ここにも生き物の痕跡があります。



  この田んぼは以前は遠くからしか見られなかったのですが、この近くに病院が建って、そこの駐車場からすぐ目の前に見られるようになりました。よく見ると小さな祠が。地神様を祀っているのでしょうか。ずっとずっと変わらない風景です。



 田んぼは日本人の宝物、という言葉を聞いたことがありますが、これを見ると効率に流されない深い信仰心を感じます。

 ところで、
「あた子の柿畑日記」はついに10年目に突入しました。
 我ながらよく続いたこと。
 もちろん日々の暮らしの中では、悲しみや憤りも、政治に物申したいことも、世相を嘆くこともありますが、わたしが一番残したいのは、平凡な穏やかな日々。毎年毎年、たいして変わりばえのしないブログにお付き合いくださっている皆さま、ありがとうございます。
 いつがやめどきかなあ~なんて考えることもあるのですが、とりあえず10周年まではがんばります。これからもよろしくお願いいたします。
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競演 あじさいと花菖蒲

2016-07-04 00:50:07 | お出かけ
 山の中のちいさな菖蒲園。


とあるご夫婦がこつこつ植え広げてこられたそうですが、ご主人が亡くなってからは奥さんと地域の皆さんで守り育てているそうです。
 ここに来るまでには、たくさんの山あじさいが植えられている総河内神社があり、ここをさらに行くと白猪の滝に行き着きます。カメラ愛好家の方たちにはすっかり有名になっている場所です。
 6月のある日曜日、暇をもてあましているトラオとウマオをつれてここへ来ました。途中でウマオが寝てしまったので、菖蒲園まで車で来ました。本当は下の駐車場に止めて7,8分歩くのです。そして、駐車場付近のあじさいの群れがきれいだったのですが、ここは素通り。

 道ばたに車を止めて、ぶじこと交代で見てくることにしました。まずトラオとわたし。
道ばたにはいろいろなあじさいが植えられています。
 
 これは、このあいだテレビに出てた種類かな?

 
 山あじさいの株が大きいです。

 
 萼片が内側に反り返ってお椀みたい。

 
山の奥の方まであじさいが咲いています。
 
 周囲をあじさいに彩られて、花菖蒲が咲いています。



 あじさいの集団の美に比べると少々地味かなあ。花菖蒲の写真はちょっとしか撮ってませんでした。






 
 一通り歩いたところでぶじこと交代。トラオはぶじこに付き合って2回目の菖蒲巡りです。

 花の中をある気ながらトラオは
 「ばあちゃんは花の写真ばっかりとって、トラちゃんの写真は一枚も撮ってくれん」
 と言っていたそうな。その声が聞こえたわけではないけれど・・・・



 ぶじこはガクアジサイにつくみすじなんとかスズメというイモムシを探しています。トラオはトンボやバッタなど動くものを。トンボはいたけどイモムシはいなかったそうです。そうだねえ、虫に食われた葉っぱなんかなかったものねえ。

 しばらく花々と山の空気を堪能したところで車に乗り込みました。 このあたりに、マタタビの木があったんだけど~
 マタタビは多分刈り取られたんでしょうね。



 以前来たときと比べて山側の雑木やら草やらがきれいに刈り取られ、道が広くなっていました。もうあぶなっつかしい山道ではありません。訪れる人が多くなって、地域の皆さんが少しでも快適に来られるようにと整備してくれたのでしょう。それはとてもありがたいことでした。だけどちょっとつまらん。


 
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