あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

牡丹と芍薬

2010-05-30 00:07:42 | 植物

 うちには3株の芍薬があります。 そのうち1株は昨年秋植えたばかりで花は咲きませんが、1株が一足先に花開きました。



  数日後、もう一株の方も咲きました・・・と思ったら、これは上の花と同じ株の花だったのです???



 10日ほど遅れて咲いたのがこちら。 白に赤の斑入りのようなつぼみだったのですが、開くとこんなに優しいふわっとした花になりました。



  それにしても、同じ株からどうして一重と八重が咲いたのでしょうね。 その答えは先日行ったマイントピア別子で教えてもらいました。 なんでも、雨に当たるとあんなふうにぐじゅぐじゅぐじゅっとなるんだそうです。


 マインとピア別子の芍薬は今が見頃でした。 



 ただ、芍薬は満開になると花が重いのか、どれもうつむいてしまうんですね。
 


 新珠



 レッドチャーム



 黄色い花が咲くのかな?



 開くとこんなになるのかな?



 いいえ、 こちらはとある喫茶店の入り口に咲いていた、黄色い牡丹です。 牡丹も芍薬も、黄色はめずらしいですね。 それにしてもよく似ていること。



 立てば芍薬座れば牡丹、とは美人のたとえですが、その通り、すらっと立ち姿のようなのが芍薬、どっしりと座り込んだようなのが牡丹とわたしは判断しています。 よく見れば、葉の形が違いますしs咲く時期も違いますね。


 余談ですが・・・・
 先日、テレビのローカル番組で若い女性のアナウンサーが今年の浴衣の傾向をレポートしていました。 ところがー


 彼女は自分が着た浴衣を、バラ模様と説明していたのですが、 それはどう見ても牡丹だったのです。 


 大きさの分からない絵では牡丹もオールドローズに見えたのでしょう。 この分では写真で見た牡丹と芍薬の区別などつきそうもありませんね 


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新緑のドライブ あけぼのつつじ

2010-05-26 18:06:43 | 植物

 アケボノツツジという花を知ったのは結婚してからです。 高瀑(たかたる)渓谷に咲いているというので見に行ったのですが、時期が遅かったのかまばらに咲いているのが見られただけでした。 わたしはアケボノツツジというのは高瀑に行かなければ見られないものだとばかり思っていたのです。 それ以来、わたしにとっては幻の花でした。 それが車で行ける場所に咲いているなんて・・・・ 夫は、やはり高瀑のほうが間近に見られていいと言っていましたけど。


 今回はちょっと帰りを急ぐこともあり、瓶が森の方に登ってみることはせず、道から見えるところだけを写真にとって帰りました。 できるだけ近いところにある花のアップを撮ってはみたのですが、残念ながらうまく撮れていません。 なので、あけぼのつつじのある「風景」をごらんくださいね。


 新緑の中に浮かび上がるあけぼのつつじ



 


 


 


 たしかにもう少し緑があった方がきれいかもしれません。


 


 でも、葉っぱがないからこそ枝枝の間から透けて見える花。これもまたいいものでした。


 


 濃いピンクとうすいピンク、2種類あるようです。



 


 おもしろい岩の上に咲いていました。


 遠くから見ただけで十分満足して帰りました。


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新緑のドライブ 石鎚スカイライン~瓶が森林道

2010-05-25 11:39:11 | お出かけ

  日曜日、新緑の美しい山道をドライブしました。 
  細い曲がりくねった黒森峠の道を登り切るまで、すれ違う車が1台もありませんでした。 峠を下ると面河ダムにでます。 そこから石鎚スカイラインまでの間はもみじラインと名付けられて、道ばたにもみじがたくさん植えられているのですが、その緑のきれいだったこと。 



 繊細な枝が風に波打つ様は、写真ではとても伝えることはできません。 この先にある面河渓は紅葉の名所として秋はにぎわいますが、新緑の季節もすばらしく魅力的。 


 山道の下のほうは、そこかしこに藤の花が咲き初夏の雰囲気でしたが、かなり上がったところで山桜が咲いているのを発見。 そこはまだ春のようでした。 そしてさらに上に来ると、広葉樹の芽がでたばかりで早春の様を呈してきました。 そして仰ぎ見る遠くの山はまだ冬景色。
 標高1982メートル、西日本最高峰の石鎚ならではの風景です。


 瓶が森林道と出会う土小屋でスカイラインは終わります。 ここには登山者のための駐車場や食堂、売店があります。
 数十台は停めることのできる駐車場は、なんと車でいっぱいでした。 ここに来るまでほとんど車に出会わなかったのが不思議なくらいでした。


 


 駐車場付近から見た石鎚山頂(多分) どうも石鎚連峰の山々は名前と姿が一致しません。
 



 そして、すごい偶然にびっくり! ささゆり会の先輩に会ったのです。  昨年8月以来のご無沙汰でした。 退職してからこうして山歩きを楽しんでいるとのこと。 お元気で何よりでした。そしてうれしい情報をー


 「瓶が森のあけぼのつつじがすごいきれいよ~」
 おお、それそれ! じつはみっちゃんさんのブログで、瓶が森林道から曙ツツジが見られると知って、それを目指してきたのでした。  
 「まだちょっと早いけどね・・・」 
 ???  もう遅いんじゃないの? ブログを見たのは一週間近く前のことだから、もう花が終わっているんじゃあ・・・・・・
 「木の新芽がまだ出てないけんねえ。 もうちょっと緑があったほうが花がきれいじゃろ?」
 ああ、そういうこと。


 瓶が森林道で見かけた白骨林。たしかに周りの木々はまだ芽吹いたばかりでした。



 少し長くなりますが・・・・・・

 学生時代、ゼミの仲間と石鎚~瓶が森を縦走したことがあります。 登山経験者は男子学生一人、あとは登山は初めてスポーツはからきしの、文化系軟弱女学生ばかり。たしか教官も石鎚は初めてと言っていた・・・・
 面河の登山口から登って(ここは登り始めが急峻で苦しい)途中の愛大小屋で一泊。 その日の食事はお弁当2食分を持って行きました。
 次の日の朝は、石鎚山頂で軽食を、土小屋まで降りてきて食堂で昼食を、という予定のはずが・・・(軟弱なわれわれのために荷物はできるだけ減らそうと言う配慮でした)
その日はスカイライン開通2日目だったのです。 あるべきはずの土小屋は取り壊され、仮設の店舗でお菓子や飲み物が売られているだけでした。
 しかたなくポッキーやなにかで少々お腹を満たし瓶が森を目指しました。 ちょうど林道は建設途中で舗装はされてなかったのですが、なだらかで歩きやすかったのはうれしかったです。でも道案内の男の子が、道の様子が変わって登山道がよく分からないと言いだし・・・・・
ようやく見つけた登山道の丸太の階段を登る頃には日暮れは近づくし、お腹は空くし、足は動かないで、疲労は極限に達していました。 折悪しくあたりは1メートル先も見えないほどの濃い霧。まるで雲の中に分け入っていくようで
「天国への階段じゃねえ。」
と言いながら、なんとか宿泊予定の白石小屋にたどり着いたのでした。
 今思えばなんと無謀な登山だったこと! 運が悪ければ本当に天国まで登っていたかも。 でも、忘れがたい楽しい思い出がいっぱいあります。 そして瓶が森のなだらかな笹原や白骨林など、苦労して登った人だけが見られるすばらしい自然に出会えた喜びは忘れることができません。 


 今はー


 瓶が森に近づくにつれて、ぼつぼつとピンクの花が見えだしました。 そして車が止まっているところには必ず見事な群生。


 シニアと見られるグループ。 


 


 石鎚スカイラインとそれに続く瓶が森林道の建設に当たっては環境保全の視点から反対運動がおこったことを記憶しています。 そして確かに建設の影響で枯れたと思われる木も見られました。 しかし、あのときの楽しくも苦しかった思い出と、こうして花を楽しんでいるお年寄りとを見ると、誰でもがこの美しい自然を愛でることのできる喜びをもたらしてくれたことをありがたくも思います。
 みんながマナーを守ってー車のエンジンは止めて、ゴミを捨てず、樹木を傷めず(とるのは写真だけ)、むやみに分け入らずー自然を大切にしながらこの恩恵を楽しみたいものだと思いました。
 


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天敵

2010-05-22 23:49:59 | 生き物

 カラスノエンドウ



 ナガミヒナゲシと一緒に畑に生えていました。 が、

 茎がなんだか大きい?


 よく見るとそれは・・・・・・なんだかわかりますか?



 アブラムシがびっしりついているのでした。 なぜかカラスノエンドウにはアブラムシがあつまってくるようです。 緑色に透き通ったゼリーのようでおいしそう~

 いや、本当においしいかもしれませんよ。 少なくともこのお方にとっては。



 テントウムシの幼虫です。 テントウムシはアブラムシの天敵、アブラムシを補食して生きています。
ただ、こんなに大量のアブラムシ、たった1匹でどれくらい退治できるものかちょっと頼りないです。


 ああ、いました。大人のテントウムシ。



 よく見るとそこかしこに。 でも数で言えば4,5匹程度、アブラムシに比べると圧倒的に少ないのですが、大丈夫かしら。 このアブラムシが野菜につくと大変ですから、テントウムシにはがんばってもらわないと。  


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大と小のオレンジ色が

2010-05-20 10:34:08 | 植物

 これな~んだ。



 正体はこれ。 オリエンタルポピーです。


 向こうの大きな花がオリエンタルポピー、手前に写っている小さな花はナガミヒナゲシですね。  荒れ果てた我が家の花畑(首を痛めて草引きもできないから・・・・と言い訳)では、今、大小のオレンジのポピーが同居しています。


 オリエンタエルポピーがこのくらいだとすると


 ナガミヒナゲシはこんな感じです。



 これはこれで、群れで咲いているところはかわいいのですが、花が落ちると・・・・・・



 この中の種が全部落ちたら来年はどうなることやら!



  わたしは首の痛みを気にしつつ、速攻で抜いてしまいました。 その次の日のこと


  新聞にこんな記事が


 「ナガミヒナゲシ急増   ケシ科の1年草だが、アヘンの成分はない。実が長いことからこうした名前になった。・・・・・一株から100個超の実ができることもあり、一つの実には約1500個の種が入っている。つまり、1個体が15万個以上の種を作ることができ、繁殖力は極めて強い。最近の研究で、根などから出る物質は、他の植物の成長を阻害する作用が強いことも判明したという・・・・」(愛媛新聞 5月18日)


 これを読んだ後畑に直行して、まだまばらに残っていたナガミヒナゲシをていねいに抜いてしまいました。 やれやれ。


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萬翆荘バラ展

2010-05-18 21:08:57 | お出かけ

 日曜日の朝、母から電話がありました。
 「萬翆荘でバラ展しよろ(しているでしょう)?」
 つまり、アッシー君の要請でした。 去年も行ったから今年はいいのかと思ってたのに。
 そこで、父母を連れて萬翆荘へ。


 萬翆荘は駐車場が狭いので、ふだんは美術館の駐車場に停めるのですが、そうするとかなり歩かなければなりません。 しかも建物は坂を上った小高い森の中、母はともかく父は歩けないだろうと判断して、敷地内の駐車場に停めることにしました。
 しかし、そのためにはかなりの時間待つことを覚悟しなければなりません。 坂の上の雲ミュージアムの前で止まったまま10分以上待ったでしょうか。
 


 ミュージアムのガラス張りの窓に新緑が映しだされていました。



 


 萬翆荘正面。 大正時代に建てられたフランス風の建物で、愛媛県の文化財に指定されています。


 ちなみにこれを建てた久松定謨(さだこと)伯爵は、明治時代フランスの陸軍士官学校に留学しましたが、その際に「坂の上の雲」の主人公秋山好古を随行しました。 秋山好古はフランス式騎兵戦術を学び、のちに日本陸軍騎兵隊の父と呼ばれるようになったのです。


 庭のテントで入場料を払って入ります。
 


 「65歳以上は半額だって。 あ、老人手帳がいる。 持ってないよね。」 すると受付のわたしくらいの年齢の女性が、にこやかに
 「なくてもいいですよ。見たら分かりますから。あなたまで65歳以上ですと言われたら、それはだめですけどね。」
 「ははは、いくら半額にしてやると言われても、わたしのほうもごめんです。」
 こんなやりとりをしていると、見知らぬ女性が、
 「余っているから使ってください。」
 と、招待券を一枚くださいました。 受付の女性、
 「招待券は、値段の高いあなたが使うことにして、お年寄り二人分いただきますね。」


 まあ、なんとおおらかなのんびりしたやりとりだったことでしょう。 結局バラ展を見るために支払ったのは200円でした。 


 中へはいると、母が
 「まあ、前とは大分違うなあ。 こんな飾り方してなかったじゃろ。」
 と言います。 あれ?去年も来たのに・・・・ (去年の記事はこちら
 しかし、よく考えてみれば去年は母を連れてきてなかったのです。 父にいたっては何十年ぶりのバラ展なんでしょう。 


 衝立の向こうにちらっと見える装飾的な壁や天井、シャンデリア、



 
 
 カーテンの豪華なタッセル



 この美しい建物の中でゆったりと展示したら、それはよく似合って豪華だと思うのですが、1階の一部屋を衝立で3部に仕切ってびっしりと並べてあるのがとても残念です。 
 人も多く、薄暗いため写真がうまく撮れません。 立ち止まると迷惑なので、移動しながらとにかくシャッターを押して・・・・・



 パソコンに取り込んでみたら、きれいに撮れているのはほとんどありませんでした。 トホホ・・・・



 



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葉っぱか花か

2010-05-16 10:43:40 | 植物

 初雪カズラに新芽が伸びてきました。 が・・・・・



 今までこんなに小さな葉がたくさん出きたかしら。 



 


 もしかしたら、花ではないんだろうか。


 でも、ようく見るとやっぱり小さな葉のように見えるし・・・・



 


  
 これ! 



 ちょっとピンぼけですがうすピンクの葉っぱのようなものに囲まれた丸いもの、なんだかつぼみに見えるんですけど。 

 そこで調べてみましたら、ハツユキカズラの花はまれに咲くそうです。 でも、写真で見る限り、ちゃんと花びらがあってこんなのではなかったです。 残念! 


 オウゴンカズラ(?)のほうは、すっきりと新芽が伸びています。 


 ハツユキカズラの花、見てみたいです。


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藤めぐり2ー藤森神社

2010-05-12 22:14:56 | お出かけ

  藤巡り2ー今回は西条市喜多台にある藤森神社です。 ここには樹齢300年の藤が、地元の人たちの手で大切に守られているそうです。 なんと、藤森神社の藤の歌まであるんですよ。


 藤の周りにはベンチが置かれ、ゆっくりと鑑賞できるようになっています。



 ここの藤は今が見頃でした。



 藤棚が低いのか、花穂が長すぎるのか



 下を通るときはこんなふうにして通らなければなりません。  メジャーを持ってきて計っている人がいて、1メーター48センチとか言っていました。 小柄な女性くらいの長さがあるんですね。 すごいと思いました。 きっと年間を通してよくお世話をされているのだと思います。 
 しかし、背をかがめもせず、のれんをかき分けるよう花を乱暴に手でかき分けて通る人がいてこれには腹が立ちました。
  


 ぼんぼりをつけた後から伸びてきたのかしら。 突き抜けて咲いています。



 


 ちょっとカメラを下げて上を写してみました。 こんなときバリアングルのモニターはとても便利。



 すご~い おもしろ~い 小さい子が見上げるとこんなふうに見えるんでしょうね。 紫の光が降り注いでくるようでした。


 ところで、毎年のように新聞やテレビで報道される藤の名所は、西条市喜多川にある禎祥寺というお寺です。 樹齢400年の木だそうです。 しかし長福寺で写真を撮っていた女性から「あそこは駐車場がねえ・・・・」というのを聞いて行くのをやめました。 なのでたった2カ所で藤めぐりは終わりです。 


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藤めぐり1 長福寺

2010-05-10 22:44:07 | お出かけ

 みっちゃんさんのブログに惹かれて、藤を見に行ってきました。 ちょうど5月9日母の日、花見のプレゼントです。 まずは西条市北条の長福寺から。


 ここには3色の藤が植えられています。



 


 紫の藤は、近くで見ると残念、下まで花が開ききって少々色があせていました。



 藤棚のなかほどにテーブルと椅子とがあって、いい匂いのなかで休憩することができます。
 来ている人はよっぽどのお年寄りと小さい子どもを除いて皆カメラを構えていました。 写真を撮っていると、知らない人ともいつのまにか話がはずんでいたりします。 これも美しい花の力かしら。


 白い藤はまだつぼみがたくさんありました。



 


 そしてピンクの藤は今がいちばんきれいなとき。 華やかですねえ。 母が、「ピンクの藤は初めて見た」と大喜びでした。



 


 花に埋もれて蜜を吸うはち。 こんなにきれいなところでお腹いっぱいになって、幸せそうです。



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地味な花

2010-05-08 23:28:54 | 植物

  首の痛みはまだ完治しないため、行動範囲が狭まっています。 我が家の植物ネタしかありません。 まあ、今は花盛りの季節、花ならしばらくネタはつきないでしょう。 


 ご近所で線香花火をたくさんぶら下げたような木を見つけました。 まあおもしろいと思って見ていたのですが、ふと我が家にも同じ木があったのを思い出し見に行きましたら・・・・・ 



 うちのは花が咲いていました。 
 どれもぶら下がって下を向いているので、下からパチリ。



 白い、でも真っ白ではなくて生成といった感じの小さな花です。 花びらの形もしべもとてもシンプル。 この時期あちこちで盛大に咲いているはなみずきやこでまりなどに比べるとなんて地味なんでしょう。
 これはびっくりぐみの花なのです。 梅雨の頃楕円形の赤い柔らかい実をつけます。 花と同じように木からぶら下がってかわいいんですよ。 ただうちのグミは毎年1,2個しか実をつけたことがありません。こんなに花が咲いたのは初めてではないでしょうか。 そばにあった金木犀が枯れて日当たりがよくなったせいでしょうかね。 今年はもう少したくさんの実を期待できそうです。


 近くにあったニシキギも花をつけていました。 



 こちらは秋に小さな真っ赤な実をつけますが、花は薄黄緑色で直径1センチもありません。これまたシンプルで地味な花。紅葉の美しいこの木は、秋にしか注目されないのではないでしょうか。


 そういえばこの木にも花が咲いていました。 これも葉ばかりが注目される木です。今世代交代の真っ最中、新しい葉の成長とともに古い葉がばさばさと落ちて、その潔さにひかれる人は多いと思います。 ユズリハの木です。 でもあまりに大量の葉を落とすのでちょっと困りもの。



 花はけっこう目立ちます。とはいっても質より量で目立つだけ。 ひとつひとつの花はとても小さく、つぼみのうちはまだピンクがかって多少は花らしい色をしていますが、



 開くと枯れたようにみすぼらしい!
 これで虫たちを惹きつけることができるのか!?  いや、これほど大量に花をつけていながら蜂などが来たのもあまり見たことがありません。 花が咲くからには実がなるのでしょうね。 はて? どんな実だったかしら? 
 ちょっと疑問に思って調べてみましたら、ユズリハは雌雄別株で、これはどうも雄花のようです。雄花だけでは実はなりません。 わたしに実の記憶がないのも当然でした。 ははは、よかった~。 


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