あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

旅のバッグ

2012-07-28 22:37:22 | レザークラフト
 旅行に行くときいつも悩むのが、どのバッグを持って行くかということ。
 いつも愛用しているバッグは、大きめのショルダーで、ペットボトルも入り、貴重品を入れるファスナーポケットや、パンフレットや行程表がさっと取り出せるオープンポケットなど、いろいろなポケットがついていてとても便利なのですが、ちょっとだけ不満がありました。

 その1 カメラや携帯を取り出しやすい小さなポケットがほしい。

 その2 航空チケットが入る大きさのポケットがほしい。
 というのは、海外旅行では、チケットとパスポートを用意して並ぶ機会が多いのですが、本体の裏ポケットなら、さっと出し入れできて、表からは見えないので、用心もいいのです。ですから、このポケットは、航空チケットが入る大きさがほしいのです。

 だけど、ポケットは多ければ多いほどいいというものでもないようです。
 几帳面な人はともかく、わたしは使ったものを同じ場所に入れることができない。 いつもあれ、どこだっけ?と探しまわらなければなりません。
 最悪だったのは、帰国寸前にパスポートが見つからなかったとき。
 空港でスーツケースをひっくり返して探す羽目になりました。結局出てきたのはバッグの秘密ポケットの中。見つかったとき添乗員さんは安堵のあまりひっくり返りました。なので、ポケットの数はせいぜい7,8個というところでしょうか。
 
 
 このような希望を満たすバッグはなかなかありません。そこで、

 自分で作っちゃいました。



 急に思いついたので、手持ちのあり合わせの革で作ったのですが-
 アラスカからかえってきたら、あらら・・・
 なんだかくたびれていました。 どんな革を使うかも考慮しなくてはいけませんね。

 なかほどに、マグネットで留めるポケットが一つ。パンフレットやチケットをどんどん放り込め、行程表などもさっと取り出せて、よかったです。
 バッグ本体には、ペットボトル、折りたたみ傘、大きめのストールが楽々入ります。

 で、バッグの裏は



 ゆがんでみえますけど、実物はゆがんでません。
 このポケットは底まで届く長いポケットになっています。ミシン目で折った航空チケットとパスポートが入ります。

 携帯とカメラを入れるポケットは



 この中にはまち付きの内ポケットが二つ。とっても取り出しやすくしまいやすくて便利。念のためマグネットの使用は避け、差し込み式でふたを留めています。

 
 こちらは、ある方に旅行用にと頼まれて作ったものですが、同じ型紙で作っても、革が違うと全然雰囲気も違いますね。 機内持ち込み用のバッグとおそろいで、ポケットの上蓋にはカービングを施してあります。



 この革の方が季節を選ばず持てて、張りもあっていいのではないかと思います。
 
 
 とりあえず、バッグはOK・・・・じゃなかった。
 
 船旅では、ドレスコードというやっかいなものがあったのでした。昼間の観光用にカジュアルな靴とバッグ、スマートカジュアル指定日のためにちょっと改まったおしゃれな靴とバッグ、フォーマル指定日のために正装用の靴とバッグ。もちろん服の方もワンピースやらスカートやらジーンズやら。 そんなに持って行けるわけないじゃないの。

 考えたあげく、もう一つバッグを作りました。



 深みのある紫がかった焦げ茶のエナメル。その色のすばらしさに一目惚れして買い込んだ革です。形はごくシンプルにして、スマートカジュアルの日はこちらのバッグアクセサリーをつけて使います。



 このバッグ、サイドにきらきらのダイヤモンド(うそ)をはめ込んだベルトを縫い付けているのですが、このベルトにはリボンを通すことができるようになっています。



 フォーマルの日には、黒のワンピースに、薄紫のレースのジャケットを着て、バッグにも紫のリボンを、
 別の日には、同じワンピースにフリルのついた華やかなジャケットを着て、バッグは真珠のネックレスとコサージュで華やかに



 と、アクセサリーを取り替えてこれ一つで済ませました。

 ああ~、こんなに服装のコーディネートに頭を使ったの、何年ぶりかしら。旅行の支度ですっかり疲れてしまいました。   

 

  
 

 

  
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気になる・・・

2012-07-22 01:28:58 | 植物
 もうだいぶ前から気になっていることがあるんですが・・・・

 たとえばこれ



 にんにく畑に生えている見慣れない植物。 

 花が咲いた頃、もう一度見に行きました。 これですね。



 黄色い花が咲いて、おもしろい実がなります。いったい何の草かしら。



 ここはまだまばらに生えているだけだけど、よく辺りを見回してみると、あちこちの畑に広がっているようでした。

 こんなふうに、はじめは珍しいなと思っていたのが、数年でびっくりするほど繁殖していた、という植物、ほかにもあります。 ナガミナミヒナゲシもそう、マツバウンランもそう、ヒメオドリコソウ、マルバツユクサ・・・・・そしてこれも



 ユウゲショウ。

 とてもかわいい花で前々から注目していたのですが、あまり多くはなかったはず。しかし、今年はこの花で空き地全体がピンクに染まっているのを見つけました。



 いずれも外来種です。セイタカアワダチソウのように大きくて強烈なわけではないので敵視もされず、愛らしい姿でひっそりと咲いているうちにいつの間にか市民権を得て、その勢力を広げています。人も物も地球規模で動く時代ですから、それは仕方のないことなのかもしれません。それはそうなんですが、道路の法面や、公園などに人為的に外来種を植え込むことはどうなんでしょう。

 河川敷の公園で見つけたこの草





 つぼみの時はオオバコに似ています。でも葉っぱが細く、花は少し華やか。多分外来種ですよね。 

 それから、ミニ公園のように整地された場所でこれを見つけたときには、ほんとうにびっくりしました。



 昭和の人間の目にはあまりにも違和感のある野草。いったいこれは?
 この三角形の花びら、たしか、園芸カタログで見たことがあるぞ。
 チクリジア? もしかしてチグリジアか? ネットで調べてみましたが確証はありません。種が飛び散るらしく、あちこちにさいていました。

 う~ん、悪くはないけど・・・ 家にハウスを建ててバナナまで植えている私が外来種云々を言えたものではないのですが、こういうのは、家庭で楽しんで、どこにでも広げるべきではないんじゃないかなあ。特に川のどてなどに植えられたのは、種が水に流されて広がっていきますから、安易に輸入植物を導入すべきではないと思います。栽培禁止になってしまったオオキンケイギクのようにしないためにも。 

 はなしはそれますが、もう一つ気になること・・・・
 某連続ドラマに登場する花。 もちろん造花です。一目でわかってしまう。でも、造花って、今はやりのそれも華やかな花しかないでしょう? 花壇植えのストックが、あんなに八重咲きばかり咲くか? 一重の出現率が高いはず、とか、終戦直後に今のようなピンクの、花びらの太いガーベラが売られているか? 私が子どもの頃は花びらの細い、赤いガーベラだったとか、バラが今はやりのバラなのはおかしいとか、いやあ、一人で文句を言ってるんですがー
 まあ、どうでもいいことです。  
 

 
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アラスカの野の花

2012-07-16 02:36:01 | 植物
 あた子としては、どこの土地であれ、植物について書かないわけにはいきません。気候も風土も違うアラスカの植物については興味津々、見るものほとんど写真に納めてきましたが・・・・

 ここでもパワーショットを持ってこなかったことを激しく後悔。
 マクロ撮影がうまくいかないのです。焦点が合ってくれない せっかくの写真ですが、見るべきものが少ないです。

 寒冷地ですから、おおむね日本の高山植物によく似た花が多かったと思います。ただ、名前はよくわかりません。

 最初の寄港地ケチカンで目についたのは、

 大きな木イチゴの茂みと



 キンポウゲのような花の群生




 ちょっとちがうか?

 とにかくたくさんあるというのは見事ですね。 たとえたんぽぽのわたげであっても。
 タンポポの綿毛はそれはたくさんあって、もう、どれだけ仲間を増やせば満足するの?って聞きたいくらいでした。 残念ながらそのスケールの大きさを捉えた写真がありません。

 これは、アンカレッジ空港近くの水上飛行機発着場で撮ったたんぽぽ。



 輝くような水色の糸トンボが何匹も飛んでいました。わかりますか?

 ふたたび、ケチカンの花、
 フウロウの仲間かな?



 トリアシショウマのようなもの



 
 次の日、メンデンホール氷河周辺の遊歩道で
 イチヤクソウみたいなの


 ヤナギランみたいなの

 
 
 そして巨大な草



 シシウドの仲間でしょうかね。 ボリュームのある花は虫たちにとってはたいへんなごちそうのようでした。



 スキャグウエイの森林鉄道では、針葉樹の仲間がたくさん見られました。ちょうど新芽の出る季節らしく、枝の先に毛糸のぽんぽんみたいな新芽をつけた様子は、今まで抱いていた針葉樹のイメージとはちがってとてもかわいかったです。残念ながら走る汽車の上からはうまく撮影できませんでしたが。 

 最終日、アンカレッジへ向かう途中、休憩場所で

 ルピナスの群生



 野生のルピナスって初めて見ました。 園芸種のように花穂は長くなく、花数も少ないのですが、一つ一つの花が大きく、鮮やかな青紫がとてもきれいです。
 若い頃に読んだスタインベックの「赤い子馬」だったかな? サリーナス渓谷の斜面一面にルピナスが咲いているという描写を思い出しました。あの頃はルピナスという花も知らず、想像すらできなかった風景。こんなふうに目の当たりにできるなんて、夢のようでした。

  
 

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アラスカの海の生き物

2012-07-12 01:54:43 | 生き物
 見て、見て~



 え? なにを? って言いたいでしょ?
 これ! これですよ。



 まだわからない?

 無理もないです。 これは4倍ズームしかないコンデジで撮ったんですから。パワーショットを持って行かなかったことを、これほど後悔したことはありません。ああ、20倍のズームなら、こんなに遠くからでも、何の写真かわかるくらいには撮れたでしょうに。

 実は、出発の直前にカメラを修理に出しまして。 そのときは、たいてい景色だけだろうから、小さいカメラでも十分きれいに写るだろうと、安易に考えておりました。それに今回は荷物が多いので(それはまた別の機会に)できるだけ身軽に行きたいと考えたからでもあります。

 船に乗ってみて、それが大間違いだったことに気づきました。
 
 アラスカの大自然に触れるのが一番の目的のこのクルーズ、毎日、何時頃どこを通るのかを船内新聞で(日本語版あり)知らせてくれます。 このあたりはザトウクジラの生息地だとか、このあたりにはラッコやアザラシが多く見られるとか。ですからその時間帯になると、海に目をこらして見つめるわけですが、せっかく見えても、悲しいかな船室は12階、広く見渡せるデッキは更にその上、海面に一番近いのが7階デッキですから12階は、ビルの5階くらいかしら。小さく小さくしか見えませんでした。

 で、1枚目、2枚目の写真は、何とか捉えたラッコの姿です。穏やかなほとんど鏡のような海にぷかぷか流れていくのです。なんとまあ、かわいいこと。
 アザラシは水面に顔を出す時間が短く、あっという間に遠くへ行ってしまいます。
 鯨はう~んと遠いところで潮を噴き上げていました。
 オルカ(シャチ)も3,4頭がそろって白い腹を見せてジャンプしていきましたし、いちおう一通りの動物は目撃したのですが、カメラに納めるのは無理でした。

 唯一、成功したかなと思うのはこれ。



 白頭鷲ですよ! アメリカの国鳥です。 氷の上にいたので気づかなかった人も多かったようです。

 苦心惨憺しているうちに、
 「そうだ! 7階のデッキに行けばもっと近くで見られるのに」
 と、気がついたのは、もう旅も終わりかけの頃でした。

 









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アラスカの山と海(2)

2012-07-09 00:36:03 | 旅行
 スキャグウエイの港に停泊する何隻もの大型客船。


 
 たった800人の住む港町に、2000人以上の乗客を乗せた船が4隻も5隻も停泊しています。寄港したどの町もお土産物やさんが立ち並び、観光客でにぎわっていました。なぜか宝石店が多いのよねぇ。私たちはウインドウショッピングだけでしたけど。 


 アラスカは今夏至の頃。白夜です。夜の11時近くになっても薄明るく、幻想的な海でした。



6日目 世界遺産グレーシャーベイをクルージング

 氷河が海に崩れ落ちる所。有名ですよね。今回の旅のハイライトです。
 
 

 ここが一番奥まったところ。



 氷河の崩れる場面は何度も目にしました。 雷のような音響とともに崩れていく光景は迫力がありました。



 ああ、でも、うまく撮るのは難しいですね。

 7日目 カレッジフィヨルドをクルージング

 船はだいぶ北にやってきました。入り組んだ入り江がとても美しい所なんだそうです。ところが・・・・



 昨日の夜から海は深い霧。
 よっぽど視界がわるいんでしょうね。 船は汽笛を鳴らしつづけていました。 霧の海で氷山に当たって沈んだタイタニックがちらっとあたまをよぎりましたが



 なんと運のいいこと! カレッジフィヨルドに近づいた頃、魔法が解けたように霧が晴れたのです。

 流氷の海



 最大の見せ場についたのは夕食の頃。 船はここで2時間ばかり停泊してぐるっと向きをかえてくれました。



 この日が船の中での最後の晩餐です。美しい景色とおいしい料理とを堪能しました。
 
 8日目 ウィッテア 入港 ここからバスでアンカレッジ空港に向かいます。

 アンカレッジへ行くにはトンネルを通らなければなりません。そのトンネルというのが、なんとアラスカ鉄道のためのトンネルで、車は列車が通らない時間帯に線路の上を走れるようになっています。なので、向こうから来る列車と車、こちらから行く列車と車これらの通行の時間調整のため私たちはトンネルの手前で40分も待つことになってしまいました。

 

 そこで・・・・
 ここまでラッキーがついて来ると、わたしたち、今回の旅を幸運の女神が祝福してくれたとしか思えないのですが、
 
 バスの運転手さんが、ウィッテアの町を一巡してくれることになりました。

 とはいっても

 
 このアパートにウィッテアの全住民が住んでいるというのですから、町巡りはあっという間に終わりました。でも、なかなかおもしろかったです。
 港があるだけの小さな小さな町なのです。 週末にはアンカレッジから釣り人が大勢来るのだそうです。 釣り人たちの自家用ボートがたくさん、まるで駐車場のように陸に並べてありました。
 学校はアパートのすぐ裏にあり、アパートの窓からすべてが見渡せそうです。子どもたち一日中だれかかれかに見張られて、いや、見守られているのでした。
 
 ウィッテアからアンカレッジまでの道のりはとてもすてきなのでバスの中で眠らないようにとアドバイスがありましたが、うかつにも眠ってしまい、線路の上を走るのがどんな感じなのかわからずじまい。はっと気づいたときにはトンネルを抜けていました。

 でもその後はしっかりと目を開いてみてましたよ。

 休憩のため立ち寄った展望台で

 

 遠浅のきれいな海。 でもこの砂は細かくて足を踏み入れるとずぶずぶと沈んでしまうのだそうです。

 

 アンカレッジ空港の近くに、水上飛行機の発着場がありました。


 水の上を小さなセスナが何台も発着していました。 そして格納用の池には、セスナが、ボートのように係留されているのがおもしろかったです。

 帰りの飛行機は、松山までのチャーター便。 日本語の通じる飛行機ってほんとに気が楽です。
伊予弁の飛び交う機内でみんなのんびりリラックス。 8時間という時間が余り長く感じられませんでした。                                 おわり

 
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アラスカの山と海

2012-07-08 02:10:08 | 旅行
 今のようなペースで更新していたのでは、旅行記事はとても無理、と、書くのを控えていたのですが、今回はとてもすばらしい自然と出会う旅だったので、超ダイジェストでアップすることにしました。

 今回行ったのは、アラスカ!まだ、ハワイへもグァムにも行ったことないのにねぇ。 
 大型客船(世間では豪華客船といいますが・・・)でアラスカの西海岸を巡る旅。 バスで長距離を移動するのと違って、体はだいぶ楽です。で、わたしは母の私設添乗員兼介護ヘルパーというわけで。

 1日目 空路バンクーバーへ 
 いったんカナダに入国し、バンクーバーの港から、日本の三菱造船で建造された大型客船サファイアプリンセス号に乗り込みました。 その日は避難訓練と夕食とで終わり。

 2日目 インサイドパッセージをクルージング。 
 
 多分きれいな海だったのでしょうが・・・
船は「こんなに揺れることはめったにない」と言うほどの大揺れで、しかも時差ぼけも加わって
、船室で爆睡しておりました。

 3日目 アラスカ最南端の町、「ケチカン」に入港。
 
 雨が降って当たり前の土地だそうですが、この日は曇り。 ラッキーでした。 木こりショーを見た後町を散策しました。

 ここに人々が住み始めた頃の名残を残す、クリークストリートと呼ばれる小さなかわいい通り。



 幅10メートルくらいの狭い川ですが、水の勢いは強く、ここを鮭が遡上するのだそうです。

 4日目 アラスカで3番目に大きい町「ジュノー」に入港。

 港からバスで2,30分ほど行ったところにあるメンデンホール氷河を見に行きました。

 氷河と滝の流れ込む湖を望む



 ビジターセンターの周辺は遊歩道が整備され、緑豊かな自然を楽しめるようになっています。

メンデンホール氷河



 幸運なことに、この日は絶好の氷河見物日よりだったのです。というのは、氷河は晴れた日にはただ白く見えるだけですが、曇り空だと、青く輝いて見えるのだとか。アラスカでグレーシャブルーと呼ばれる淡い水色がとてもきれいでした。

 氷河の手前には、大しぶきを上げる滝。



 このすぐそばまで歩いて行けます。

 午後は自由行動で町を歩き回りました。

 5日目 スキャグウェイ 入港。 

 ゴールドラッシュ時代にできたこの町は、人口800人!

 港のすぐそばに鉄道が引かれており、ここから蒸気機関車やディーゼル機関車にのってカナダ側の終点ホワイトパスまで、山岳地帯を巡ります。



 切り立った深い深い渓谷の針葉樹。 雪をいただいた山々の間を縫うように流れ落ちる何本もの細い滝。 わたしはデッキに出て、寒さも忘れて写真を撮りまくりました。



 この日またまた私たちは幸運に恵まれました。 普通、列車はスイッチバック式の列車で、終点のホワイトパスでそのまま引き返すとのことでしたが、私たちの乗った列車は構造上スイッチバックはできないとのことで、終点から数キロ先にあるループ式の線路を回って降りてくるというのです。30分ばかり余分に景色を見られる! しかも!

 このおまけの30分の景色が一番美しかったー 
 







 今回の旅で撮った写真は1300枚以上。この中から数枚を選び出すのはとっても難しいです。ダイジェストといいながら、長くなりそうですので、続きは明日に。
 コメントは最後にお願いします。
 
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帰ってみれば

2012-07-02 01:17:40 | 植物
 長旅から帰ってみれば梅雨の最中。雑草やらしそやらがもうすごい勢いで伸びていました。



 やれやれ。


 庭の花は何もかも盛りを過ぎて、雨に打たれて、みすぼらしくなっていました。

 コエビソウ



 スモークツリー



 あじさいだけは、盛りは過ぎていますが元気。我が家で一番大きなあじさいの花です。



 
 この色は去年までなかったと思うけどなあ。



 濃い青紫の花色がひときわ鮮やかなあじさい。記憶があいまいなのですが、赤紫だったような・・・・
 植え替えて土が変わったせいかもしれません。

 
 畑に行くと、早くもブルーベリーが食べ頃になっていました。去年まで小さな木で、ほんの数えるほどしか実がならなかったのに、今年はたくさんなっています。



 粉を吹いた実の色がとてもきれい。
 でもね、なにも雨の中で熟れなくてもー。 雨の日に熟れたのは、水っぽくておいしくないのです。一つ二つつまんでみると案の定すっぱい。 

 大粒の食べがいのある実です。どんなに大きいかというと・・・

 黒豆と一緒に写してみました。



 両手に余るほどの実が採れました。太陽の下で熟れたらきっとおいしいでしょうに、おしいわぁ。砂糖で煮てジャムにでもしましょうかね。 でも、孫がやってきてこのすっぱいのを半分くらい食べてしまいました。

 そして、毎年梅雨時に熟れるびわ



 ああ~、半分以上が落ちていました。
 うちのびわはよく熟れたのでないとすっぱいので、熟れて自然に落ちたのを拾って食べています。でも、一日中落ちてくるのを見張っているわけにはいきませんから、おいしいのは、いち早く虫が食べてしまって、人間はそのおあまりをいただくようになるのです。
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