あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ゲットだぜ Ⅱ

2019-12-30 19:44:24 | くらし
 12月中旬のこと、車で走っていたらパトカー発見。おまわりさんに、こちらへ来るよう指示されました。その場所がねえ
時々スピード違反を取り締まる広場だったんですよ。わたし、スピード違反してないし・・・
 
 で、指示に従って前に進むと、なにやら子どもたちと大人がわやわやしていました。 そして停まらされたところに子どもが進み出て、なにやら突き出すものですから、窓を開けてもらいました。
「ボーイスカウトのなんとか隊です。安全運転お願いします。」と丁寧に挨拶されました。
 
 ああ、これが交通安全茶屋というものか。テレビや新聞では毎年のように報道されますし、夫は2,3年前にもらったビーズで作ったクリスマスツリーを今も車にぶら下げています。いいなあ、どうしたらもらえるんだろうとうらやましく思っていたのです。
 
 やっと交通安全茶屋に出会えました。どんなものでもただでもらえるってうれしいでしょ? それが、予想以上にたくさんのものをもらったので喜び倍増です。  
 
 
 
 子どもらしいイラストの入ったちらしと反射たすき、手作り感満載のクッキー、てづくりのおさるさんのストラップ。
 
 クッキーが、見かけによらずすごくおいしかったです。 サツマイモ入りで、しっとり柔らか系、バターの風味がふわっとひろがるクッキーでした。
 それからこのおさるさん
 
 旅行で行った高山でも見たような・・・たしかさるぼぼとか言っていたなあ。どの地方にも伝わっているんですね。自分の住むところにもあったなんて、知りませんでした。ちゃんと伝えていかねば。
 
 そしてちらしにこんなことが書いてありました。



 よく考えてますねえ。 
 今年は高齢者の事故が目だった年でもありました。わたしも数年したら後期高齢者、気をつけなければ。
 
 さて、今年もあと二日。1年間、わたしのブログに訪問してくださった皆様、ありがとうございました。来年も、頭の体操やら、暮らしの記録やら、ストレスの発散やらいろいろな意味を込めてブログを続けていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
 それでは皆様、良いお年をお迎えください。
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旅の終わりはー  奄美大島への旅6

2019-12-28 01:10:09 | 旅行
 昼食がすんでバスに乗ろうとして気がつきました。 
 道ばたに
 
 
 おもしろいですねえ。
 
 ところで、最終日は観光と言うより見学かしら。
 そしてガイドさんが交代しました。昨日までのガイドさん、地図を元に、行く先々、通る道々、きっちりと案内してくれて、歌まで歌ってくれて、教科書通りの優等生。すてきな笑顔と優しい声にさそわれて、ついつい睡魔に襲われて申し訳なかったです。
 最終日は、何度も行き来した道で、地理についてはもう説明を聞く必要はありませんでしたが・・・・ たとえて言うと奄美大島の綾小路きみまろ。 称賛とともにこの名前を贈りたい。車内は爆笑に次ぐ爆笑で、同じ道を行ったり来たりがちっとも苦になりませんでした。
 
 まず行ったのは黒糖焼酎のメーカーである「浜千鳥」さん。
 入り口にでっかい酒瓶が立っています。下の方の車と比べてみてくださいね。
 
 
  始めにいろいろとお話を聞いて、工場の中を見せて頂きました。
 
 
 お酒を造る工場って似たり寄ったり。人の姿もあまり見えません。
 

 そしていろいろ試飲をして気に入ったお酒を買うというシステムも同じです。
 黒糖焼酎というのは、まだアメリカ軍の占領下にあった頃は黒糖だけで作られた、いわばラム酒のようなものだったそうです。日本に返還されてから焼酎にするには米麹を混ぜなければ行けないというので今のようなお酒になったそうですが、原料の6割は黒糖だと言うことです。(記憶が曖昧で、間違ったところがあったらごめんなさい。軽く読み流してください。)
わたし、焼酎は、その香りと味のギャップが大きくて、飲むたびに期待を裏切られたと思うので、あまり好きではないのですが、 試飲した「高倉」というお酒はとてもフルーティな香りで、夫の飲んでいる焼酎とは全く違うと思いました。 たしかにラム酒に近いかもしれません。ここのメーカーでは、原料のサトウキビはすべて奄美大島産だそうです。
 ここで最後の買い物をして、次は
 
 大島紬村へ
 
 
 亜熱帯の植物が茂る公園のような敷地の中に工場がありました。
 
 「大島紬は値段が高いと言われるけれど、その行程を見てもらったら納得してもらえると思います。」そんなセリフを、ガイドさんからも、工場の案内人の方からも聞きました。
 
 
 
 
 これが、泥染めをする田んぼです。職人さんが実演してくれています。
 
 
 
 さて、その行程ですが、
 まず、絹糸を防染のために縛ります。 その縛り方は、出来上がりの模様を元にあらかじめ設計されており、その通りに縛っていくのです。その細かさといったらー
 これ、まだ織ってない、糸を縛った段階です。
 
 
 
 その糸をシャリンバイなどの染料で染めます。
 
 染めては泥水で洗い、染めては洗い、その回数なんと80回。
 染め上がった糸
 
 
 その糸が、次にこうなるらしいんだけど・・・・ああ、詳しいことを忘れました。木綿糸で織ったのかな? 
 
 それから木綿糸を1本1本ほどいて、
 金属のへらのようなもので細かく色を入れていきます。
 その糸を使って機で織ります。
 
 
 ただ織るだけではなく、7,8センチ織るごとに、糸を引っ張って締めていきます。すると模様がくっきりと浮かび上がるので、設計図と同じ模様になっているか確かめるんだそうです。
 どの行程も気の遠くなるような作業でした。
 お願いして手元を撮させてもらいました。まさに宝の手。なぜここまで緻密な織物に仕上げるのか・・・・田中一村といい、大島紬といい、奄美には人をひたむきにさせる何かがあるのかもしれません。
 
 その後売店に案内されましたが、お値段は、マフラーで0が4つ、コートは5つ、着物だと6つ、というところかな? あの作業を見た後では確かに高いとは思いませんでした。手仕事って、みんなそうだと思うのですが、仕事の対価としては決して高くない、ただ、自分の暮らしがその値段に見合わないだけなんです。
 わたし、普段はブランドもののバッグも、高価な宝石も買いません。ただ旅行に出たときだけ、その土地の石で作ったアクセサリーや特産品を買うことにしています。なので、ちょっとだけ贅沢してきました。
 
 
 マフラーなんですが、美しいでしょう? よく見ると、本当に繊細な模様が織り込まれています。
 
 早速使ってみましたが、軽くてどんな色の洋服にも合って、しかも温かい。とても重宝しています。
 
 その後、飛行機が出るまでには十分時間がありましたので、何軒かお店に寄りました。
 お店の近くの海岸でサンゴを拾い

 手作りの塩ができる様子をみせてもらい、



 サトウキビのジュースをごちそうしてもらい、

 さあ、バスに乗りましょうと駐車場に帰ってきたところ、何人かの人が双眼鏡で森を眺めています。このツアーにはバードウォッチングが趣味の方が参加していました。
 なにかギャアギャアというか、ジャアジャアというか、あまり美しくない鳴き声が聞こえていました。
 「何の鳥がいるんですか?」と聞こうと思ったそのとき、
 
 あっ 飛んだ
 
 誰かが叫びました。
 目の前を、カラスくらいの大きさの鳥がばさばさと飛んでいきました。その鳥の尾羽がまるで内裏様の檜扇を広げたような形で、先端に白い点々が連なっていました。同じように翼にも白い模様が。
 カケスだそうです。カケス? ルリカケス? 
 
 ちょうどペーパークラフトを買っていたので見てください。
 
 
 光線の具合で、瑠璃色の羽は黒っぽく鹿見えませんでしたが、翼の先、しっぽの先の白い模様は確かにルリカケスでした。
 


 旅の最後の最後で本当に貴重なものを見られてよかった。奇跡みたいです。
 
 帰りの飛行機では阿蘇山(多分)がくっきりと見えました。
 
 
 この旅行に一人で参加した女性はわたしを含めて4人。 同じ西条市にお住まいのAさん、バードウォッチングが趣味のBさん(いろいろな鳥を教えてもらいました)。そしてわたしのバッグに興味を持って、後日展示会に来てくださったCさん。よいお仲間と楽しい旅ができました。
 始めが悪くても終わりが悪いとは限りません。旅は尻上がりに良くなり、そして終わりが良ければすべて良しというのはそのとおりです。

 長々と書きましたが最後までお読みくださってありがとうございました。あと、番外編として書ききれなかった植物のことなどを書こうと思いますが、これはまた来年に。

 
 
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ロイヤルルート? 奄美大島の旅5

2019-12-26 01:19:05 | 旅行
 旅行記を急ぎます。
 最終日に行くはずだった「あやまる岬」が急きょ本日最後の観光地になりました。
島の南端まで行っていたわたしたちは同じ道を北端まで引き返しました。川へ、 海へ、山への流れで言うと最後は丘。 
 

 バスを降りてなだらかな坂道を上っていくと、いきなりこの眺望が開けました。 きれい。
 


 風が強く、瀬戸内海であれば台風の日くらいしか見られないような大きな白波が押し寄せていました。
 
 この岬の右手につきだして見える土盛海岸に、今夜のホテルがあります。
 あらあら、下にバス停が。あんなに遠いところから上がってきたのかしら。



 考えてみれば、朝から1時間の慣れない運動と、合計600段近い階段の上り下りと、坂道の上り下り。相当の運動量でした。 が、案じていた腰の痛みはありません。風邪のあんばいもよくなって熱っぽさが消えました。

 ホテルは天皇陛下も泊まられたというリゾートホテル。夕食は鹿児島産黒豚のしゃぶしゃぶ。
みんなで鍋をつつくのかと思っていたら一人一人別々の鍋が用意されていました。
 
 これ、一人分。
 


 下に何か盛ってあるのかとはぐってみましたので、少々乱れております。 下まで全部お肉でした。普段の我が家なら、ショウガ焼きと豚汁と2種類くらいの料理に使えるなあ。それくらいたくさんのお肉でした。もちろん他に同じくらいの量の野菜と、ご飯がついています。ご飯は三分の一くらいに減してもらってひたすら肉を食べました。 豚肉の匂いはちょっと苦手。でもこの肉は全く臭みがなく、しつこさもなくとてもおいしかったです。
 完食。
 よく朝は、まだ暗いうちから鶏の声で起こされました。 東向きの海岸ですから日の出が見えるかなと期待しましたが、厚い雲に覆われていたせいか、もともと日の出は見えない位置なのか、はたまたわたしが二度寝をして見過ごしたのか、日の出は見られませんでした。
 
 リゾートホテルらしくプールもあります。

 おもしろい形の木が立っていました。下だけ枝を間引いているのかしら、それとも自然の形?
宿泊棟がいくつかに分かれているタイプのホテル。インドネシアに行ったときも泊まったなあ。
 

  あのときは超デラックスな部屋でびっくりしました。このホテルもかつては 流行の最先端をいくホテルだったのでしょうが、やや設備の古さは否めません。だけどスタッフの皆さんのおもてなしは温かく丁寧でした。さすが。
 
 ヤギが・・・・・・?
 鶏の声もホテルの敷地内から聞こえくるようでした。
 
 この庭から海岸に行けるようになっています。
 
 サンゴのかけらがいっぱい。
 
 だけどうっかり二度寝をしてしまったわたしは時間に余裕がなく、大急ぎで引き返さなければなりませんでした。
 
 観光最後の日は、大島紬村と焼酎の製造工場を回ります。 空港付近を行ったり来たりというコースです。そして、昼食は
 
 またまた天皇陛下もここで召し上がったという「鶏飯」どうも天皇陛下の足跡をたどるような形になったようです。ロイヤルルート? そんな言葉ないかも?
 
 実はわたしは大の鶏肉ぎらい。ここの鶏飯は、天皇陛下がお替わりをなさったほどおいしいのだそうですが、仕方ない肉だけ避けて食べましょうと覚悟してたんです。しかし、そのことを雑談でちらっと添乗員さんに言っていたところ、わたしのために別メニューを用意してくれてました。
 
 まちがいさがし。どこがちがうかわかるかな?
 こちらがちゃんとした鶏飯です。
 
 
 これをご飯の上に乗せ鶏のスープをかけて頂きます。わたし、具だけをご飯にのせて混ぜて食べてみましたが、ちょっとぱさぱさして食べにくい。そこでそばの食卓塩をかけて、お茶をかけてたべたら(お茶漬け)とてもおいしかったです。薬味のネギやショウガがきいて、食べたことのないお茶漬け
 皆さんのお話では、とてもおいしかったそうです。わたしの鶏肉嫌いは味の問題ではないですから。
 
 
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ゲットだぜ

2019-12-24 23:56:37 | くらし
 奄美大島の旅は終わっていませんがー
 気がつけば今日は クリスマスイブ!
 はあ~ なんて日がたつのが速いんだろ。 このままだと日常のことを書かないまま年が明けそうです。 なので、今日は、旅行記をお休みして日々の雑多なことを。
 
 先日産直市、「周ちゃん」に行きました。 なんだか車が多い、 午前中はいつもこんなんだろうか? こんなに早い時間に行ったことなかったのでびっくりしました。広い駐車場はいっぱいで、 やっと端っこの方に停めることができました。

 なんだ、何かイベントをやっているようです。 そういえば新聞にちらしが入っていたっけ。

 
 このテントは、 県外のJAが出張販売しているものでした。
 わたし、別のものを買いに来たのですが、ちらっと覗いてみたらなかなかお買い得のものがあるようでしたので、結局


 いっぱい買ってしまいました。

 これ、ただのみかんではありません。 和歌山県産「はれひめ」 
 

 
 みかん県の愛媛県人がわざわざ和歌山産のみかんを買う?
 だって、わたしが幸せの味とよんでいる高級柑橘が、 詰め放題、消費税込みの300円ですよ。 買わずにはいられません。 
 最近温州みかんの詰め放題をよく買います。 毎日食べるのですから、 数が多い方がいいんです。 だいたい30個以上詰め込んでいます。 はれひめはそれよりは大きめなので、
 
 目標20個 
 
 なぜかというと、20個詰め込んだら1個15円。 安いでしょ? 上等のベニマドンナなんぞは1個500円もするのです。 目標の20個上手に詰め込んでゲット。 おまけにとってもおいしかったし。
 
 それからJA沖縄のミニトマトとセロリ。


 トマト1パック100円! セロリ一株200円! トマトは娘たちのところへ1パックずつ配って、セロリはまたピクルスにしよう。 食べきれないほど大きな株です。 トマトは甘くておいしかったです。 

 JA千葉からはピーナッツ。 スーパーでも国産ピーナッツは滅多にお目にかかれません。 あってもとても高いし。
 1パック山盛り+2つかみおまけで500円。

 
 不揃いのB級品なのでしょうか、 ちょっと実入りの悪いのもありましたが、 普段食べるには十分。 市販の外国産のよりはずっと香ばしくておいしかったです。 

 これこれ、実はお茶を切らしていて買いたかったのですが、 福岡の八女茶が2パック500円でありました。 試飲のお茶がおいしかったので煎茶も買いました。

 ここJA周桑の味噌。 これもいつもより100円以上お買い得。 香り高い味噌で、わたしのお気に入りです。 
 コロッケは地元産の里芋を使ったコロッケ。 3個250円。 安い。


 レトルトのご飯は、 500円買うごとにくれる賞品引換券でもらったもの。 レトルトのご飯て食べたことがありません。 どんなのか食べるのが楽しみ。 非常用においておくのもいいですね。

 数軒の地元の農家さんのグループが栽培しており、2,3年前から出荷できるようになったそうなのです。 くるみは県内でも珍しく、新聞で紹介されたりしています。
 透明のトレーに山盛り積んで500円。

 
 くるみが転げ落ちなければいいんです。 これも転げ落ちる寸前まで盛り上げて
 

 いつもの値段の3杯は取れたと思います。 お正月のおせちに使いましょうね。
 というわけで、 無駄遣いではないお得なお買い物ができて大満足の日でした。

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川へ海へ山へ 南へ北へ 奄美大島への旅4

2019-12-23 23:44:07 | 旅行
 川に浮かんだ後は海に潜ります。 今度はスキューバダイビング?
 いえいえ、さすがにそこまでは。
 昼食場所の「せとうち海の駅」から半潜水船が出ていて、半分沈んだ状態で海の中が見えるのです。 今まで何カ所かで海の中は見たことがありますが、驚きました。
 あまりにも広いサンゴの群生
 残念ながらガラス越しの写真はあまり鮮明ではなく、できるだけコントラストを強くしてみましたが、それでもうまくはお伝えできません。
 サンゴの形もいろいろです。


 ビルのように突っ立っているのや



 テーブルサンゴというのかな? 広く広がっているのやら

 このサンゴは触手が動くのがよく見えました。
 
 魚も熱帯系の、テレビでしか見たことのないようなのがたくさん。

 鮮やかな黄色のや

 派手な模様のハギの仲間
 
 あっという間に時間が過ぎてしまいました。
 でも、まだ行くところがありますからね。
 海に潜った後は山に登ります。といっても200段ほど階段を上って、加計呂麻島が見える展望台へ行くだけですが。

 眼下に広がるリアス式の海岸。

 向こうに見えるのが加計呂麻島です。 奄美大島の南端に来ています。 それにしても、朝からカヌー漕ぎ、 階段上って展望台へ、 午後からまたまた階段登りですから、今日はきつい。(わたしにとっては)
 だけど他の人たちは・・・・
 運動し慣れている様子の方もいらっしゃいました。 服装からしてちがいますから。 バードウォッチングが趣味の方もいて、常に双眼鏡を覗いていました。その中の一人はわたしと同じ単独参加で、何かと席が一緒になることが多かったのですが、 いろいろ鳥を見つけては教えてくれました。
 植物に興味を持っている人もたくさんいて、珍しい花を見つけては何だろうと首をかしげ・・・・だいたい旅の目的は同じですよね。
 このあたりにはヒカゲヘゴがたくさん生えていました。 温室でよく見る巨大なシダです。
 
 山を登りながらヒカゲヘゴを下から撮ってみる。
 

 展望台に上って上から撮ってみる。



 展望台の途中から、真横を撮ってみる。

 シダが一枚一枚はがれた痕跡だそうです。
 ヒカゲヘゴのほかにもいろいろ珍しい植物がありました。

 リュウキュウルリミノキ



 何かわからないけど実がガジュマルに似ている。


 シラタマツル


 展望台付近にたくさん咲いていたすみれ。 今頃咲いているのが珍しいです。



 ヘツカリンドウ


 アケボノソウかと思った。 他の人もそう言っていました。


 ムラサキシキブ? オオムラサキシキブ?

 わたし、名前を忘れないためにボイスメモを取っていたのですが、切るのを忘れていて会話がそっくり残されていました。 この実を見つけて
 誰かが、「奄美大島版ムラサキシキブかなあ?」と運転手さんに聞いている声。運転手さんが「そうそう」なんて答えているのですが、ほんと?
 まだまだあるのですが、載せきれなかったものは最後にまとめて紹介したいと思います。
 さて、今日の予定はここまで。のはずでしたが、最終日に行く予定だったあやまる岬に行くことになりました。 きゃあ、あやまる岬って島の北端ですよ。 結局今日は海の底近くから山のてっぺんへ、 島の南の端から北の端まで移動することになったのです。 上下移動、平面移動の激しい日でした。


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初挑戦 奄美大島への旅3

2019-12-20 22:53:35 | 旅行
  奄美大島の旅2日目です。 朝の気温は16度。 スマホでわたしの街を調べたら、3度!! 13度も違うのか。 全国的に冷えるとは聞いていましたが。
 お天気は? 雲はあったものの晴れていました。 この日も朝から予定がびっしり。
 まず向かったのは、黒潮の森マングローブパーク。ホテルからは3,40分のところでした。

 これから、何をする?
 まずライフジャケットを着て、
 カヌーがずらっと並んでいますでしょ? これに乗るのですよ。



 カヌー体験はオプションです。 やってみたいけど、歳をとっていても大丈夫かなあ? 申し込みの時におそるおそる聞いてみたら
「わたしの母は74歳ですが、カヌーに乗りました。」 と、受付嬢の言葉。 それを聞いて、もちろん、申し込みました。
 娘が「〇〇歳のバアさんが?」と言いましたが、 だってわたしより年上の人もやってるのに・・・・
 
 始めに陸上でパドルの漕ぎ方、方向の換え方、その他安全面の注意事項を聞いて、いよいよカヌーに乗り込みます。

 見よ、この勇姿。 ツアー参加者の3分の2くらいが体験に参加でした。 60,70のじいさん、ばあさん、多数。 というよりほとんどかな? 歳をとったらおもしろそうなことは何でもやってみなくては。 



 ご夫婦など複数で参加した人は二人乗り、一人参加は一人乗り。 なので20艘ほどのカヌーが次々と浮かぶものだから、始めは混雑しました。 
 「おっとっとっと」「ごめんなさ~い」「ああ~ ぶつかる」 なんてね。
 でも、漕ぐのは意外に簡単でした。 少し広いところに出ると写真を撮る余裕も。


 

 



 逆光なので暗い写真になっていますが、お天気もまずまず。 寒くもなく、暑くもなく。 だけど汗びっしょりかきました。 時々しずくで袖が濡れたけど、気になるほどではありません。


 
 川の広いところに出てほっ。 
 方向変換の時、 漕いで向きを変えるのと、パドルでブレーキをかけて変えるのとでは、手の動かし方が逆になるのでいつも、
 あ、反対だ
 となって、すぐに思う方向に行けなかったのですが、 ここならぶつかりません。
 緩やかな川の流れに身を任せ・・・・

 
 油断すると岸近くまで行ってしまうのですけど。

 赤いカヌーはインストラクターさんのです。 川の中に立って、ひとりひとり写真を撮ってくれました。 意外と浅いのです。 バッグも何もかもロッカーに預けてきたのですが、スマホだけはポケットに入れていました。 よかったー。



 ここからほぼ直角に方向を変えて(みんな上手になっています)



 川幅の狭いところへ


 
 木漏れ日でわかりにくいですが、木のいっぱい茂った場所で、説明を聞きました。




 カヌーのすぐ横にシギがいて、逃げもしなかったのですが、写真を撮り損ねました。 残念。

 
 ここは、干潮になると水がなくなるので、ここまで入れたわたしたちはラッキーということでした。 午後体験する人は来られないんですって。
 マングローブというのは、 海水と淡水が混じる汽水域で森を構成する植物の総称ということです。 知らなかった~。 

 
 ここに生えているのは、ほとんどがオヒルギとメヒルギだそうです。 ここに来るまでに、オキナワでは絶滅したリュウキュウアユが見られたそうです。 木には蟹が登っていることもあるそうです。 帰りは水の中も見てみてください。 とのお話。
 こんな実がたくさん浮いていました。 何の実でしょう。
 
 写真を写した後は川に返しておきました。
 1時間ほどの体験でも、体は予想以上に疲れているので降りるときに気をつけてください。 ふらついたり足がしびれて立てなかったりすることがあるから、と乗る前に注意を受けていましたが、確かに足がとてもくたびれていました。 長座して伸ばしていただけなのに、どこで力を入れたのかしら?
 でも、おもしろかったあ~。 大満足でした。
 カヌーを下りたその足で展望台へ。 階段は300段近くあったでしょうか。 わたしははあはあぜーぜーなんですけど、皆さん元気なんです。 普段からかなり鍛えているとお見受けしました。
 今、カヌーを漕いできた川が見渡せました。 すごいねえ、がんばったねえ。

 
 あれが写真を撮ってもらった、広い場所かな?



 


 お昼ご飯は巨大なマグロのモニュメントがある、せとうち海の駅???で海鮮丼。
まさか奄美大島に「瀬戸内」があろうとは。





 普段たべたことがないほどたくさんのお刺身がのっていました。



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盛りだくさんな一日  奄美大島への旅2

2019-12-18 00:42:35 | 旅行
 1日目の予定は奄美パークから「奄美自然観察の森」へ行って後はホテルへーということでしたが、 地元のガイドさんや運転手さんのアドバイスもあって大幅に変更、2日目の観光予定が2箇所加わりました。 奄美パークを出発して2時間ほどの間に! 旅を振り返ってみればこれがよかったのですが・・・・
 奄美自然観察の森も楽しみにしていた場所の一つ。 多分亜熱帯の植物がたくさん見られるだろうと。
 事務所へ向かう路で見つけたのは

 ウマノスズクサ。どれだろう? うちの近くでこの植物を確認するために是非ともその姿を見ておきたい。(その理由はこちら
 しかし、この森のガイドさんが是非見せたいと案内してくれたのは、ウマノスズクサではなくそばに生えているオオバカンアオイでした。 昨日、咲いているのを見つけたからと。
 花は葉っぱの下に咲いていました。 ガイドさんが葉っぱを持ち上げて見せてくれました。
 どれどれ
 譲り合って写真を撮りましたが、
 あれ? どこに写ってる?


 その時刻、雨模様の16時過ぎ、あたりはうっそうとした森で、まるで日没直後みたいに暗かったのです。 お目当ての花は見えましたが、スマホのディスプレイを見ても何も見えず、当てずっぽうでシャッターを押しました。 何にも写っていませんでした。 いや、2枚目に少しだけ


 
 ははは・・・
 黄色で囲んだところに茶色っぽく写っている花の端っこ。 はなびらは、3裂して地面にへばりついていました。 写真でしか見たことがないけど、何となくラフレシアみたいだなと思いました。 でも、これがウマノスズクサの仲間なんですって。
 と、初っぱなから珍しい花を見たところで森の中へ



 多分「しめ殺しの木」

 
 椎の木に寄生して、宿主が枯れ死するまでまとわりつくんだそうです。 そのあと、どうなるんだろうね?
 


 寄生の始まりは、こんな細い1本の枝からだそうです。


 オーストンアカゲラのあけたログハウスの穴や(冬場小屋の中に入り込むそうです) 穴をあける力がすごいんだとか。
 イモリのいる小さな池や(実際に泥にまみれているのを見つけました)
 昆虫の生態園などを通って、展望台に出ました。
 この頃になるとしょぼしょぼと雨が降ってきて、傘が必要になってきました。でも、でる時の大雨に比べたらこれくらいは雨のうちには入らないわねえ。
 この写真、モノクロで撮ったわけではありません。景色自体が墨絵のようでした。

 
 右下の茂みの間から見えるのが龍郷町。 西郷隆盛が流されて住んでいた集落です。 海の向こうに見えるのが喜界島。 平安時代、僧の俊寛が流されたという島ですね。 こんなに遠かったのか。 京育ちの流人には、まるで地の果てのように思われたことでしょう。 
 ここへ来るまでにもう一つ珍しい植物を見たのですが、帰り道改めて見てみると、相当数の群生でした。 畳2畳分くらいに広がっていたでしょうか。



 これね、ヤッコソウなんです。 形が奴に似ているから。

 
 かわいいようなおかしいような。
 ヤッコソウは寄生植物で、シイなどの大木の根に寄生するそうです。 これがラフレシアの仲間なんですって。 見かけだけでは判断できませんね。
 写真でしか見たことのなかったヤッコソウ。初めて実物を見ることができました。
 亜熱帯の森で意外にもたくさん目についたのはツワブキです。 このあたりが不思議なところで、うちの方で身近に見られる植物もたくさんあるんですね。
 だけど、さすがにこれはない。
 街へ帰っていく途中で見られたイトバショウの群生。 あいにく座席が反対側だったので光が映り込んでうまく撮れていませんが、雰囲気だけね。

 
 ここへ来る手前にはソテツの群生地があって、山全体がソテツでした。 これも珍しい風景ではありましたが・・・・
 ガイドさんが「写真を撮りたかったら降りてどうぞ」と言ってくれましたが、誰も降りません。 わたしも、降りようかなとは思ったのですが、たった一人のためにバスを停めるのもーと遠慮しました。 みんなけっこう歩いたので少しくたびれてきたみたい。
 回るところはまだあるのですよ。
 名瀬聖心(みこころ)教会。
 今まで見た外国の大聖堂に比べるとなんとシンプルな作りでしょうか。 だけど神々しい雰囲気は変わりません。 すっきりとしたステンドグラスまであるんですよ。


 この奄美大島に初めてキリスト教を持ち込んだフェリス神父の像が飾られています。 キリスト教の布教により初めて、奄美大島の人々は西洋の文化に触れることになったのだそうです。

 そうか、奄美大島はキリスト教なんですね。パンフレットによると島内にはずいぶんたくさんのカトリック教会があるようでした。 そして、この聖心教会には、ケネディ大統領の葬儀に使われた祭壇があるのです。 本物? 本物だそうです。アメリカからはるばる船で運ばれてきたそうです。
 教会の庭には暖かい場所で育つ植物がいろいろ植えられていました。 それはまた別の日に紹介することにして


 これってはっぱはドラセナに似てるんだけど・・・・
 さて、ホテルに着きました。だけどまだ終わりではありません。食事のために近くの郷土食のお店に。
 居酒屋のような感じのお店で、我々が入ると超満員。 お店のスタッフが何とも忙しそうで、添乗員さんもおおわらわで手伝ってました。だけど我々は身動きできず。 写真を引いて撮ることもできなかったので全体が写っていませんが
 


 
 右端のは金時草のごまあえ。 奄美大島では普通の野菜なんだそうですが、わたしが初めて金時草に出会ったのが金沢だったせいか、何となく北の野菜と思っていました。 うちの方でも最近になって産直市に出回るようになりましたが、あまり一般的ではないです。 それに、冬に近い今頃はもうなかったような? 
 真ん前、厚切りのゴーヤと鰹節とツナ?を和えたもの。
 左、 骨付き豚肉の角煮のようなもの。 でかいです。
 まん中あたり、ひょうたん方の器に入っているのはそうめんですが、汁気はないけど味はついていて、 具もたくさんあっておいしかったです。 多分、油そうめんでしょう。
 刺身のつまはパパイアの千切り
 貝もうちの方ではあまり見ない貝でした。
 飲み物にパッションフルーツジュースを頼みましたが、今年、生の濃厚な実をたべているので、 薄めたジュースはもの足りませんでした。
 と、こんな感じです。 お品書きがないのが残念。忙しそうなスタッフさんを捕まえて聞くのも遠慮があるので・・・・ だけど珍しい食事でよかったです。
 食事が終わりになりかけた頃、島唄のライブが始まりました。
 島唄の「しま」というのは、本当は狭い集落のことをさすそうで、その土地土地に伝わる歌のことらしいです。 興味深い節回しと発声とでしたが、内容は方言なのであまりわかりませんでした。 最後に太鼓を回し打ち。

 
 やっていると楽しくて、最初遠慮してしなかった人も、最後には全員太鼓打ちの体験をして、お祝いの踊りなんぞを見よう見まねで踊って、盛り上がりました。
 食事の後はその場で解散、各自でホテルに帰りましたが、途中にお土産を売っているスーパーがあるとの情報を得て、寄り道をしました。 そこで配りものの箱菓子など、必要数を買いそろえ、ホテルでスーツケースの片方にきっちりと詰めて一日が終わりました。 こうしておくと後の荷物整理が楽なんですよ。 
 なんとまあ盛りだくさんの、そして珍しいことがいっぱいの一日だったこと。







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出発日は最悪   奄美大島への旅

2019-12-15 21:40:24 | 旅行
 奄美大島への出発の朝、わたしのテンションはだだ下がり。
  だって、
 外は大雨だし、 鼻水だらだら、咳はこんこん、微熱はあるし。 だけど、旅行に絶えられないほどではないから絶対行く。 念のためにあらゆる種類の風邪薬を詰め込みました。 麻黄湯 咳止め 鼻水止め 総合感冒薬 解熱剤
 朝、荷物の再点検をしてスーツケースの鍵を閉めようとしたら・・・・入っていたのは別のスーツケースの鍵。あちゃ。で、そちらのケースを見たら、これと同じ鍵(合い鍵)。しかたなく鍵無しででかけることにしました。まあ、国内だし、貴重品も入ってないし、いいか。
 そんなこんなで家を出るのがぎりぎりになってしまいました。
 新しく開通した外環状線を使えば、空港へはうんと早く着く、と聞いていましたので、今回は外環状線へ続くルートをチョイス。
 しかし、
 途中で車線の選択を間違えて遠回りする羽目に。 3年ぶりの松山空港はなんだか様子が変わっている・・・・駐車場でずいぶんもたもたしました。結局集合時刻に5分遅れで到着。 事前に連絡して、大丈夫ですよとは言ってもらってたけど、 情けない思いをしたまま飛行機に乗り込みました。 荷物検査の時、はじめて携帯の充電器を持って来てないことに気づきました。 ケーブルだけ持って来たんです。
 あいにくの雨空で外は雲以外のものは見えず、 今までいろいろ旅してきたけど、こんなに悪いことが重なったのって初めてです。
 バスのような小さな飛行機には、ずっと前屋久島に行ったときに乗りました。 鹿児島空港で着陸したとき激しくバウンドして、後ろの友人の帽子が2,3列前まで飛んで行ったっけ。 今回の飛行では、実際着陸態勢に入ってから10数分間、 限界寸前の激しい耳の痛みに苦しみました。着陸しても耳痛は続きました。 しかも、いつもよりシャッター音が小さい? 自分の声がくぐもって聞こえる。 これはメニエール病が再発したか? 多分ね。 飛行機の気圧の変化が引き金になったに違いありません。 
 わたし、旅行の時はたいていポジティブに考えるのですけど、今度ばかりは、これは来てはいけないと言うことだったのだろうかと、先行きが不安になりました。 
 が、出迎えてくれたバスガイドさんの笑顔がとびきり明るくて、かわいくて、こんなものまでかけてくれましたので

 ちょっと気分が晴れました。 黒砂糖のレイです。 小腹が空いたときぼちぼちどうぞと。
 愛媛を出るときはザーザー降りだったけど、ついてみると鬱陶しくはあったけど雨は止んでいて、傘はいりませんでした。 だけど、一番に行くはずだった「あやまる岬」は景色が見えないと言うことで最終日に回ることになりました。
 それでここが一番の観光場所になりました。
 
 奄美パーク
 うっかり建物の写真を撮り忘れました。 大きなホールで施設の概要を聞きました。

 建物の中に、 建物。 奄美の古い民家です。
 後ろには奄美の自然や文化に関するものが展示されています。


 
 天井はたしかソテツをイメージしたもの。 すてき。
 
 ここは大きく二つのエリアに分かれていて、わたしは真っ先にこちらの場所に。

 
 奄美の古民家をモチーフにしているのでしょうか。水の上にすっきりと、清々しくたつ建物。 「田中一村記念美術館」
 これぞわたしが無理してでも来たかったところなのです。
 東洋のガラパゴスといわれる、離島奄美大島。 ここに来るにはまず鹿児島へ行き、そこから飛行機か船で行くしかない遠い島へです。 その島へ飛行機をチャーターして90分で行けるという。 しかも、田中一村ですって! 日本のゴーギャンと言われ、島の風景や生き物を描いてここで生涯を終えた画家です。いつか実物の絵を見たいとあこがれていた、その絵を見られるのです。 なんとしても行かなければと早々に申し込みました。
 ちょっとだけラッキーなことに、あやまる岬の観光を後回しにしたことで、ここでの滞在時間が20分延びました。
 ありがたかったです。 時間を延長しても足りないくらい。 集合時刻ぎりぎりまで見て回りました。
 
 やはり本物の絵はちがう。 ビロウジュやアダン、バショウ、ソテツといった島の植物は大胆かつ精緻、 対象に向かう画家の純粋な魂に触れた気がしました。
 美術館の外には一村の路が作られていました。


 
 ここは、一村の絵をイメージした植栽がされていて、所々に説明書きがありました。
こんなふうに。

 左側には一村の絵、右側にはその絵に基づいた植物がある場所を示しています。
たとえば、絵に描かれているゲットウは


 そうしたスポットが5箇所ほどありました。


 
 回っていくと建物の裏側に出てしまいました。


 仕方なく床下を通って表に。 高床式なので、ちょっと頭をかがめたら通れました。
 その途中で見つけたのは、
 以前ブログに書いたことのあるソテツの花。 実もついていました。 いやあ、見れば見るほどおもしろい花ですね。



 そして床下に敷き詰められていたのは


 さんごのかけらでした。
 何とかパークの外に出られました。
 入場したときは気づかなかったのですが、小さな実がいっぱい落ちていて


 パイナップルのかけらみたいでおいしそう。ちょっといい匂いもしたし


 見上げたら、アダンの木があって、その実が落ちているのでした。


 これ、たべられないのでしょうか。ちょっ舐めたら、甘いような気がしたんだけど。
 さあ、残り時間わずか。 「奄美の郷」の中を駆け足で見て回りました。



 
 びっくりしたあ、本物のおじさんかと思いました。
 島の暮らしを写真、映像、レプリカなどで紹介しています。

 いつの間にか耳痛は治まっていました。 ただ自分の声がくぐもって聞こえるのは治りませんが、 午前中の憂鬱は消えかけていました。 今回もきっといい旅になる、そう思えるようになりました。 
 (長くなりそうなので、ときどき暮らしの記事を織り交ぜながら不定期に続きを書いていきたいと思います。) 
 








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イチョウの黄葉

2019-12-12 23:03:44 | 植物
 アートクラフト展が終わりました。 最終日は早めに片付けて、明るいうちに帰路につきました。 桜三里にさしかかったとき、目の前の山々全体が紅葉しているのに気がつきました。ちょうど夕日に照らされて輝いている山はとてもきれいでした。
 こんな景色、今までどうして気がつかなかったのでしょう。
 思えば、この時期のこの時間に桜三里を通ることがあまりなかったのです。(何十年も) しまった、この景色をUPしたらよかったと思いましたが、もう書き直しはしません。 道ばたのイチョウがきれいに色付いていましたので、紅葉の記事はこれで最後にしたいと思います。
 

 
 毎年、ここのイチョウは色付くのが遅く、まだ緑がかった葉が残っているほどです。


 落ち葉もまだ枯れてはおらず、鮮やかな黄色でした。



 枝の先がちょっと裸になりかけています。



 もう一箇所、車で走っていても目立つイチョウ。


 
 旧丹原町にある専念寺の大銀杏です。 ちょっとお寺に寄ってみました。
 

 すごい。 樹齢は400年近く。 


 境内はイチョウの落ち葉でいっぱいでした。






 本堂からは読経の声が聞こえてきました。 お掃除はこの後からでしょうか。


 わたし的にはこのままでいい感じだと思いますが、清々しく掃き清められたお寺が多いようです。
 
 おまけ画像
 今日の月はとても大きくきれいでしたね。 ちょうど分厚い雲から出てきたところを撮りました。 街の灯りがとても小さく見えました。


 ところで・・・・
 アートクラフト展にはたくさんの方が見に来てくださいました。 わざわざ今治から電車を乗りついて来てくださったAさん、趣味の仲間にラインで広めてくださったBさん、 お友だちを連れて2回も来てくださったCさん、そのほかたくさんの方にお世話になり、本当にありがたかったです。 また、全然知らなかった作家さんたちともお知り合いになれ、とても楽しかったです。
 さらにうれしかったのは、お会いできなかったけど、先日の旅行でお知り合いになったOさんが来てくださったこと。
 え? 旅行 この忙しいのに? と思いましたか?
 そうなんです。 忙しさに拍車をかけるようなことをしてきました。 次回は旅行記を書きます。






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秋から冬へ

2019-12-11 01:24:59 | 植物
 アートクラフト展へ行くために何度か桜三里を往復しました。広葉樹が枯れ落ちる寸前になっていて、初冬の景色です。暦の上ではとっくに冬ですけど、気温はさほど低くはありません。今年こそ、寒くならないうちに大掃除をと思っていたけど・・・・もうすこし暖かい日がつづいてほしいなあ。  桜三里で一番紅葉がきれいなところ  まだ赤い葉が残っていました。  下を見るときれいな流れが見えます。  白い石と水の青がとてもきれい。  トンネルを抜けると、山全体が枯れ葉色になっている場所があります。植林をされてない山もけっこう残ってたんだねえ、と改めて思いました。  植林された杉だか檜だかの森とくっきり分かれています。  ちょっとあとから写真をいじりすぎました。本当はこんなに青い空じゃなかったのに・・・・  写真を撮っていたら向こうから猫が3匹。1匹はさっさと下の田んぼに降りてしまって後の2匹はおそるおそるやってきたという感じ。  先に行ったのはお母さんだったのでしょうか。ちょっと困った様子の2匹。  もう一箇所本谷公園の写真を載せます。こちらも冬山になろとしていました。  散ってしまった紅葉もきれいですね。    深い谷の上に赤い橋が架かっています。この橋もこの間は  紅葉で真っ赤だったのです。  杉の木に這い上がるツタもきれいでしたが  季節の変わるのはあっという間ですね。アートクラフト展が終わったら、本格的な師走。忙しくなるなあ。  
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