久々に革の作品をー
さぼっていたわけではありません。 ほぼ毎日、2~5時間は制作に当てていました。
グレーの革が残っていたので、以前作ったバッグの改良版を作ってみました。 余った革でおそろいのポーチも。
表にポケットをつけようとすると、どうしても花が小さくなって花心の部分のきらきらが少なくなってしまうので、表ポケットをあきらめました。 デザインとしてはワインレッドのバッグと同じです。
ポケットはバッグの裏につけました。
小さい革をつぎはぎしてブックカバーも作りました。
広げるとこんな感じ。
内側は、共革のしおりつき。 本の厚みに合わせてカバーを調節できるようにしています。
つぎはぎしたところにフリルを挟んだら、バッグとおそろいにはなったのですが、ブックカバーはなるべくフラットにしたかったので、四つ葉のクローバーを。
このグレー、バッグなどにするととてもきれいな色なのですが、小物にするとなんだか暗くて地味でいけません。 おまけに手持ちの色革のどれとも合わなくて・・・・ なかんずくワインレッドと赤が合うと思うのですが、どうでしょう。
ステッチを白糸でしたらだいぶ明るくなりました。 でも、よく目立つのでごまかしがききません。
今回、バッグを作るのにどのくらい時間がかかるか、きちんと記録してみました。
結果はー
型紙に合わせて裁断するところから計り始めて、21時間
時間かかりすぎ~。
そのうちわけ・・・・
○ 手縫いのアップリケ これは普通にしても3,4時間かかります。
○ ミシン縫い もっとも遅いスピードに設定してあるので、布を縫うときの5倍くらい時間がかかるかな? 失敗すると革に穴があくのでやり直しがききません。 慎重に、慎重に
○ ああでもない、こうでもないと迷う時間 特にアップリケの位置やポケットの大きさ、かがりのレースの幅や穴あけの幅。 バランスが大切なので2ミリ3ミリの微調整に思わぬ時間を食いました。
○ これが一番問題なんだけどー捜し物をする時間 あれ、今ここに置いたはずなんだけど・・・・・ない、ない、どこにもないということが多すぎる いったい私の目はどうしちゃったんでしょう。 はさみを置くたび、針を置くたび、裁ってあるパーツの革を試しにあててみるたび、視界から消えてしまう不思議。 ひとつひとつを探すのは1,2分のことでも、度重なると大きなロス時間になります。
最近、これが多いのです。 ああ。
すごい
びっくりです。
これが今の本職???
手作りでできるのですね。
ステッチもミシンもきれいです。
一枚目の大きいバッグの模様のカーブもミシン縫いですか?
とってもきれいな仕上がりで、
時間ではないと思います。
すごいの連発です。
洋服の色あわせに比べて 革だと素材が同じな分 相性のいい色を捜すのが難しそうですね。
フィレンツェの露店で皮革製品がずら~りと売られているのを見て あた子さんを思い出しましたよ!!
こんなに凝ったデザインのものはひとつもなかったですよ。
バッグは本体と内袋、手紐はミシン縫いで作りました。 バッグのアップリケはすべて手縫いです。ミシン縫いばかりにしてしまうと手作りと分からなくなるので。 それにカーブをミシンで縫うのはとっても難しいですから。
ブックカバーはすべて手縫いです。針を2本両手でもって縫っていくんですよ。
イタリアは革製品の本場でしたよね。レザークラフトの世界でもイタリアンレザーは人気なんですよ。