あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

冬の予感

2008-11-20 01:39:09 | くらし

 月曜日のこと


 通りがかりに見える文化会館が秋色です。



 はなみずきも



 けやきも



 けやきってこんなに赤くなるんだっけ? 


 ここだけ一足先に紅葉がやってきたみたい。


 中に入って写真を撮ろうとしたけど、入り口に車止めがかかっていました。 入り口付近に車を止めようとしたら、通りがかった軽トラックのおじさんが不審そうにこちらを見てました。 
 月曜日は休館日、なんのために入っていくんだろうと思ったに違いありません。


 休館日でなくても最近ここは閑散としています。 以前は南こうせつやさだまさしやベンチャーズや・・・・・・  けっこう大物も来ていたのに、合併してからは、ここでは小さな催し物ばかり。 とても音響効果の良いホールなのにもったいない。 


 駐車場の桜。



 周囲にずらっと桜が植えてあります。 駐車場が広くて、たくさん車が入っても十分ゆとりがあるのも便利でいいんだけどなあ。 
 こうして葉っぱがまばらになってくるとますますわびしく見えてきます。


 


 昨日買い物に出かけて見た空。



 暗くはないんだけど低く何層にも浮かんだ雲が、なんだか冬の予感。


 と思っていたら、今日、


 どっかーんと寒さがやってきました。 1月下旬並みの寒さだそうです。 実家から見えるさして高くもない皿が峰に雪が降ったそうです。


 この寒さでちょっと気がかりなことがあるんですよね・・・・


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「虫歯は生活習慣病です」と!

2008-11-18 23:26:50 | くらし

犬たちと歩く散歩道。 


愛宕柿



 色づきはじめて畑がにぎやかになりました。 



 キーウィ畑



 あれ? 2,3日前まで実がついていたのに。 取り入れが済んでしまっていました。 キーウィのみのっているところは楽しいのです。 ほら。


 



 散歩道とは別のところで写しました。


 このあたりではあまり注目されない黄からすうり。 人気はどうしても赤いカラスウリにかないませんから。



 地面にもだいぶ落ちて、秋の終わりを告げています。



 メタボソウチョウのためにも、わたしのためにも散歩道をもうすこし遠くまで行ったほうがいいでしょうねえ。

 今月は医療費がたくさんかかりました。 ソウチョウを病院へ連れて行ったし、わたしも虫歯で3週間歯医者に通いましたから。


 2本の虫歯治療が終わって先生が言いました。


 「虫歯ができる原因は食事回数にあります。いわば生活習慣病です。」
 
へえ~、そうなんですか。
 


 「食事回数が多いほど、虫歯になりやすくなります。」
 はあはあ、間食も含めてと言うことですね。
 


 「乳酸飲料などはもっとも虫歯になりやすいです。」
 「それを言っても信用しない人がいるんですよ。 現に虫歯になってるでしょって言うんですけどね。」
 
今まで無口だとばかり思っていた先生、だんだんと饒舌になってきました。
 


 「まあ、要はバランスよく食べることです。 体にいい食物が歯にも良いとは限りません。」
 


 「歯磨きはあまり関係ないです。」
 おお、今までの常識が・・・・


 そして虫歯予防にフッ素を塗ってくれました。


 診察台を下りて、わたしは気になっていたことを聞いてみました。
 
 「歯茎の検査の時、2とか3とか言っていたのはどういうことなんですか?」
 「ああ、あれは歯と歯茎のあいだの隙間の大きさです。2ミリ、3ミリということです。」
 あらあ~、わたしの隙間は3ミリもある!?
 「もっとひどい人は7ミリ、8ミリもありますよ。 時には10ミリの人もいます。 こうなるともう、歯槽膿漏になっていて、歯はぐらぐらでどうしようもないです。 2ミリ、3ミリはまあ正常の範囲です。」
 ほっ、よかった。


 先生はますます雄弁に、熱く語り出しました。


 「歯槽膿漏の原因は歯と歯茎の間のよごれです。 これは歯磨きの仕方が関係します。 歯磨きの仕方がわるいとよごれがたまります。だからそういう人は定期的にここへ来て歯を磨いてもらいます。 磨くのはぼくですからきれいに落ちます。」
 


 「あたこさんは歯の磨き方は大丈夫なので今までも来てもらっていませんけど。」
 今まで疑問に思っていたことが一度に解決しました。 うちのものはみんなこの歯医者さんに定期的に来るように指示されていたのです。 わたしだけどうして呼ばれないのかなあと、不思議に思っていたのです。 たぶん、歯磨きの仕方がいいんじゃない?なんて言ってたんですが、その通りだったというわけ。
 エヘン 


 つまりわたしは、歯の磨き方は今まででいいから、小腹が空いたからと言ってちょくちょく食べるのはやめて、決まった時間に食事をしなさいというわけです。 それってダイエットにも好都合じゃないかしら。(実行すればの話)


 さらに先生
 「年をとると当然いろいろな機能が落ちてくるんですが、それをなるべく遅らせるというか、今の機能を長く持たせるためには、手間がかかるんですよ。 年をとればとるほど手間がかかります。」


 ああ、面倒でも努力せよということですね。

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ジムソウチョウ動物病院へ行く

2008-11-17 23:45:35 | ペット

 うちの駄犬、ジムソウチョウがなんだか元気がありません。



 なぜか犬小屋に入らなくなってー お気に入りは、ばらばらにしたわらのベッドです。 おはずかしい~


 わたしが外へ出ても
 ちら 
 おかあさん、遊んでくれるなら起きるけど・・・・



 食いしん坊だのに、「ごはんちょうだい」ってほえないし~


 そこで、動物病院に連れて行くことにしました。 これがまた、たいへんなの。


 車に乗って楽しい思いをしたことがないソウチョウ(病院にしか行ったことがない)は、必死で抵抗します。 抱き上げようにもこのデブちゃんでは 
 何とか車に乗せ、不安でぴったりと娘にくっついているソウチョウを励まし励まし、やっと病院に連れてきました。


 待合室
 比較的すいていました。 ここへ来るといつも思うのですが、どこのワンちゃんも血統書付きでお利口そうなのよねえ。 うちのような駄犬は見たことがありません。 今日のワンちゃんもミニチュアダックスフンドが二匹とぐったりした猫ちゃん。 飼い主様のバッグは3人ともブランド品(シャネル、グッチ、ヴィトン)でした。 ここらあたりはしっかりと観察。 
 この田舎でもミニチュアダックスフンドやチワワをよく見かけます。 犬を飼うにも流行があるんですね。 でも、わたしはこの先も、お金を出しては犬は買わないつもりです。 行き場のない駄犬をまたもらってくると思います。 


 さて、名前を呼ばれて診察室に入った途端、先生が大きな声で 


 「こりゃあメタボじゃ。 体重量って。」


 嫌がるソウチョウをやっとこさ体重計に乗せると、15,9キログラムもありました。


 聴診器を当てた先生
 「心臓がトントン躍りよる。」 ええ~
 「散歩の途中でポテンと倒れることない?」「歩くのいやがることは?」矢継ぎ早に聞いて、血液検査し て、 
 「念のため成人病の検査しとこうわい。」 先生、それって最近は生活習慣病って言うんじゃあ・・・・?
 


 熱を測ってみると40度近くありました。 「風邪をひいたんじゃね。」と、先生。


 しばらく待って検査結果が出ました。
 「血糖値がちょっと高いね。」 「糖尿病ですか?」 「いや、そこまではいってない、境界線じゃねえ。」
 「老犬用のえさをやったらいいんですか?」 「それはまだかわいそうなわい。 えさを今の7割に減らして。」


 責任感じます。 食いしん坊のソウチョウが7割の食事をがまんできるかしら。


 人間と同じような検査結果表と、お薬とカレンダーをもらいました。



 かっわいい~~


 とびっきりの笑顔がいっぱいの子犬のカレンダーです。


 ジムソウチョウもだいぶ元気になって、朝になると「ごはんちょうだい」の催促をするようになりました。


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 「いいお顔」のはなこ。



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柿のてんぷら

2008-11-17 01:06:19 | くらし

 ぶじこたちが旅行から帰って、晩ご飯を食べに来ました。 きょうはいろいろなものを天ぷらにしたのですが、


 これはなんでしょう。



 答えー柿の天ぷらです。 以前、hisohisoさんのコメントで教えていただいたもの。 
 


 ぶじこはなかばあきれ顔です。
「揚げた方が、ちょっと甘みが減るんですかね。」
と、ぶじおくん。 
 いいえ、それはもともとうちの柿が甘くないの。 逆に少し甘みが増すようにわたしは思いましたけど。


 実を言うと、かきのてんぷらは今日で2回目です。 この前は2種類の柿を揚げてみました。



 きれいなオレンジ色をしているのが富有柿、黒く汚れたようなのは西村早生の木練っているもの。 渋くありません。 これが、揚げるとしいたけの崩れたのみたいになってきたないの。 写真はお見せできません。   味は西村早生の方がよかったんですけどね。 甘いし、果肉にねばりがあるというか、柔らかいけどしっかりしているように思いました。


 柿を揚げると、実が幾分柔らかくなるようです。 きっと熱を加えたせいだと思います。 堅めの柿を揚げた方がよいでしょう。 そして、揚げたては衣もからっとしているのですが、すぐに水分が出てきてぐじゃっとしてきます。 水分が出てくるスピードが、他の野菜よりは速いようです。 写真を撮るのも大急ぎ。 


 味は、揚げたからといって劇的においしくなるわけではないのですが、季節を食卓に取り込むのが値打ち、かな? これが、料理屋だと風流になるんでしょうね。 わたしも、普段はしないくせに、色づいた柿の葉なんぞをあしらってみました。


 余談ですが・・・・


 山口県萩市のお土産です。
 地ビールと夏みかん羊羹。 真ん中のスペシャルは、季節限定、今だけのビールだそうです。 



 グラスに入れるてみると、黒ビールでした。 甘みがあってまろやかで、おいしかったです。



 もう一本は薄い色でややにごりがあるようなー。 フルーティーな味がしました。 あと1本はまだ飲んでいません。


 おいしいビールのおかげで、晩ご飯が豪華になりました。 ごちそうさま。 


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いただき物の野菜つぐね芋となたまめ

2008-11-16 00:58:33 | くらし

 お隣の柿畑のMさんからいただいたつぐねいもです。 Mさんは柿(いろいろな種類)のほかにつぐねいもやブルーベリーも作っているらしいです。
 とてもねばりがあって、お玉ですくうと全部持ち上がってしまうくらいです。   



 いつもは、すり下ろしたものを海苔で巻いて天ぷらにするのですが、きょうは、海老や野菜をまぜて蒸してみました。



 すりおろしたつぐねいもに、えび、きくらげ、にんじん、しらすぼしなどを入れ、片栗粉、たまご、だし汁を少々入れてまぜます(これがなかなか時間がかかる。ねばすぎてまざらないのです)。で、あとは器に入れて蒸すだけです。 薄味のだし汁をかけてゆずの皮を刻んだのを入れてできあがり。 海老は地元産の良いのが手に入らなかったのでやむなくむきえびを使いました。 細かく刻むかたたくかするとよかったですね。 えいやっと1パックそのまま全部入れてしまったら海老が多すぎたみたい。 なめらかなつぐねいもののなかでは、ぷりぷりとした歯ざわりは違和感があって
 全体的にはとてもおいしかったです。 自己流料理、久々のヒット。


 つぎにいただいたのは、例の巨大な豆、なたまめです。 秋になったらくれるという約束をおばさんはちゃんと覚えていてくれました。


 


 皮が茶色くなったのは来年春に植える種として。 まだみどりのは、中身を食べるためです。 大きさは約30センチメートル。 小ぶりのまな板いっぱいあります。


 気になる中身は・・・・



 とてもかわいいピンク色。 これは赤花種のほうです。 白花種のほうはできが悪かったんだそうです。大きさはわたしの親指よりちょっと小さいくらい。 ちなみにわたしの手は、女にしては大きいです。


 一晩水につけてから煮るとよい、と教えてくれました。 水を吸ったなたまめはますます大きくなりました。


 ところで、


 ネットで調べたところ、普通なたまめは若いうちにさやごと漬け物にしたり(福神漬けに入っているんですって。 知らなかった~)煎じてお茶にしたりするもので、完熟した実にはなにやら体に良くないものが含まれているそうなんです。 だから食べるには、ゆがいては水を換え、ゆがいては水を換えしてあく抜きをする必要があるんだとか。



 ゆがいてみると、こんな色に。 あのきれいなピンクが、いかにも毒らしいものを含んだような、くすんだ色になってしまいました。 若いうちは薬効があって、年をとると毒になるなんて


 見るからに皮が固そうなので、ちょっと剥いてみることにしました。



 ね。 分厚い皮でしょう? 皮はとても食べられそうにありません。 そして中身の方は?

 大きな豆だけあって粒子が大きいのか、ざらざらとした舌触りでした。 豆としての匂いや味はあまりなくて、「大変おいしい」・・・・とは言い難いです。 5回も水替えをして煮るくらいなら、他のウズラ豆などを食べるでしょうね、普通は。


 でも、来年は植えてみようと思います。 なたまめの漬け物とやらを食べてみたいし、大きな豆がぶら下がっているのはなんだか楽しいですから。


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柚胡椒作り

2008-11-15 00:40:08 | くらし

 桑畑さんのブログで柚胡椒が家庭でも作れると知ったわたしです。 さっそく作ってみることにしました。 こんなことを思いついたのも、まだ畑にからし(鷹の爪)の株があって、青い唐辛子があるからです。 さて、ゆずが手に入るでしょうか。


 産直市場に行ってみましたら、少し黄色くなりかけたゆずが大変お安く売っていましたので、大量に買ってきました。


 買って2,3日冷蔵庫に入れていましたらー

 あちゃ、黄色くなってました。



 別に黄色でもいいんではないの? わたしはこういうことはあまり気にしない方です。


 重さを量ってみたら、3袋で1キロでした。 スダチのように小さなゆずです。 すり下ろすのがちょっと面倒くさそうだけど、これで240円。安さに免じてがんばります。 


 青い唐辛子は思ったほど多くはなくて、これだけです。 種を取り除く前に量ってみたら、50グラムでした。



 作るに当たって、桑畑さんからアドバイスをいただきました。
 「マスクと手袋をわすれないでね」「ひりひりしますよ」とのこと。


 こういうことは作り方には書いてないのですね。 とてもありがたいです。 
 
 準備を整えて、さあ、作ります。


 事前にネットで作り方を調べたのですが、分量がはっきりしません。 ゆず1個に対してからし3本というのもあれば、ゆずとからしと1:1というのもあって・・・・


 実はぶじおくんも作ったらしいのです。 でも
「大失敗でした。」
と言います。 彼は、ゆず1個に対しからし6本くらい使ったそうです。 とても辛かったのと、すり鉢ですりつぶさなかったので粒が大きすぎてだめだったと言っていました。


 そこでわたしは、ゆずとからしとを1:1で作ってみることにしました。 買ってきた柚胡椒は、ふたを開けるとまず、からしの匂いします。 でもわたしは、ふたを開けるとゆずの匂いがぷ~んとするのを作りたかったのです。


 ゆずは皮だけをおろし金ですり下ろします。 1キロ全部すり下ろしたのがからしとほぼ同量でした。 娘が手伝ってくれて助かりました。


 からしは種を除き、みじん切りにしてさらにすりこぎですります。 さぞかし辛い匂いがーと思いきや、案外青臭い匂いがしました。 

 なんだ~、ピーマンみたい。


 でも、味見をしたら、やっぱり ひいぃ~


 すりおろしたゆずの皮とからしとを混ぜてさらにすりこぎですります。 そして塩を入れるのですが・・・・・


 塩の分量が多いほど日持ちするそうです。 というわけで塩の分量もわかりません~。 わたしは冷凍保存するつもりなのであまり塩辛くなくてもいいの。 味見をしながら適当に入れることにしました。


 あ、味見って・・・・


 これがからしのかたまりだということを忘れておりました。 ふたたび ひいぃ~となりながら塩加減をみましたが、何度も加減を見られるものでもありませんねえ。 あまり塩辛くしないようにほどほどにしておきました。


 できあがりです。 ちょっときたないけど。



 こうするときれいでしょう? 薄くのばしてラップに包み、冷凍しておきました。 必要なだけパキンと折って使うのだそうです。



 さて、できあがった柚胡椒ですが、やはりからしが青臭いのですね。 時期が遅すぎたのかなと思います。 作物も終わりかけになると硬くなって見かけも味も悪くなるものですから。 

 でも、自分で作れたことに大満足。 いろいろなものに入れて楽しみました。


 この間買ってきた徳島ラーメンの真ん中に。 どうでもいいことだけど、チャーシューのかわりにスパム(豚肉の塩漬け)を焼いたのを入れています。 ちょうど缶詰があったので。



 ふろふき大根のみそに。



 もちろん豚肉の柚こしょう焼きも作りました。 柚胡椒を混ぜたしょうゆとゆずの酢をさっとからめると、さっぱりした味になりました。
 そのほか、ひややっこに、サラダに、サンマのみそ漬けに・・・・最近うちの食事は、何でもかんでもぴりりとします。 そしてゆずの香りが一瞬ぽっと匂います。


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大きな大きなダリア

2008-11-14 00:51:26 | 植物

 見てください、この大きなダリア。 皇帝ダリアです。
 今年の春植えたものの、なかなか大きくならずやきもきしましたが、秋になってぐんと背丈が伸びました。 もう3メートル近くあると思います。 そして11月7日に花が1輪咲いたと思ったら、3、4日ほどでこんなにたくさん開きました。 



 初めてこの花を見たのは3,4年前、通勤途中でした。 屋根ほども高いひょろっとした茎に見なれないピンクの花。びっくりしました。 最近はよく見かけるようになりましたね。 草花に似合わず壮大なところが人気なんでしょうか。
 


 下の方でうつむき加減に。



 上から見下ろすように。



 どれも下を向いて咲いていますが、見上げるのにはちょうどいいですね。 ひとつひとつの花自体は特別華やかというわけではありませんが、一度にたくさん咲くし、つぼみがまるで鈴をつけたようでかわいいのです。


 花の大きさで言えばこのダリアでしょう。 子どもの顔くらいの大きさがあります。


 「黒蝶」という名前だそうです。 色はとてもシックな暗紫色。



 実家の近くのなんでもない空き地に無造作に咲いています。 
 実は、「コクチョウ」と聞いたとき、わたしは「黒鳥」だと思ってしまったんですね。「はきだめに鶴」ならぬ「空き地に黒鳥」かあ、なんて。



 存在感のある花です。 この大きさは「蝶」よりも「鳥」がよく似合うとわたしは思うのですが、いかが?


 ダリアなんて、わたしのイメージとしてはイマイチ平凡というか、派手な造形なのにインパクト弱いというか、そんな感じだったのですが、最近ではずいぶんいろいろなのが出回っているようです。 


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国産松茸かな?

2008-11-12 23:46:22 | くらし

 日曜日、夫が松茸を買ってきました。 



 話を聞くと、ちょっといかがわしいのよね~。 国産にしては安くない? それも半額にしてくれたっていうんですから。外国産だとしたら市場価格の2倍以上のぼったくり、国産ならば完全赤字の出血大サービスといったところです。 でも、山口県産だということでした。 
 娘たちが高校生だった頃は、夫がガナダ産の白松茸を直接市場から箱ごと買ってきて、思う存分食べていたのですが、さすがに香りはそんなに強くありませんでした。 この松茸は、確かに今までの記憶にない、強い香りを放っていました。 考えてみれば国産松茸なんて食べたことがあるかなあ。


 いや、この間、ちょっとした祝い事で行きつけの料理屋に行ったとき、娘の縁談がまとまったと勘違いした女将が、地元産の松茸の土瓶蒸しをサービスしてくれました。 



 土瓶の中身は、松茸、はもの切り身、ぎんなん、春菊です。 ありがとう、うれしい勘違いでした。あのときもいい匂いはしたけど、少しだったしー。 これほどは匂わなかったように思います。


 わたしたちは疑うのをやめて、山口県産だと信じることにしました。 安かったのは、傘の部分がかけていたから、ということで。


 さっそく松茸ご飯の用意をして、茶碗蒸しを作ろうとしたところー


 「焼き松茸が食べたい。」
 娘が言い出しました。


 「焼き松茸なんて贅沢な食べ方は・・・・カナダ産じゃないんだから。」などといいながら結局お印程度の焼き松茸も作って、うす~く切った松茸を2,3切れ入れて茶碗蒸しも作りました。



 ご飯はシイタケで水増ししております。
 焼き松茸はこれで1人前。 だれかとだれかは足の部分をとって、一口で食べてしまいましたけど。 ぶじおくんは家でお酒を飲みながら食べたいと言って持って帰りました。
 茶碗蒸しには、松茸、えび、ぶじおくんが育てた枝豆、それにすり下ろしたつぐね芋にシラス干しを混ぜたのを入れました。


 台所は、翌朝まで松茸のいい香りがしていました。


 松茸2本で幸せな気分になれるわたしたち。 もしかしたらこれでも贅沢していると思える人もいるでしょう。 でも、最近何億と稼いで何億と浪費した人もいるし、例の論文問題で定年退職した人は6000万円とやらの退職金を「生活が苦しいので返しません」と言ったそうな  
 贅沢にきりはないし、贅沢に慣れたらこんな小さなことで喜んだりはしなくなるのでしょうね。 それって本当に幸せなんでしょうか。


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コスモスの後はウインターコスモス

2008-11-12 00:05:01 | 植物

 花の終わったコスモスを片付けました。 毎年のことだけど、これがたいへん。手前の方から枯れたのを抜いていって奥へ進みます。 根の張りが小さいので意外と簡単に抜けるのですが、何せ背丈ほどもある大きなものなので扱いにくいこと。


 コスモスに隠れて全く見えなかったのですが、奥へ入ってみて初めて気がつきました。


 


 ウインターコスモスです。 去年の5月頃、知り合いの方にいただいてひょろひょろしたのを3株ほど植えたのですが、まあ、見事に繁殖したこと。 この勢いで増えていったら来年はどうなるんでしょう。


 クマンバチがせっせと蜜を集めていました。 なぜか最近見かけるのはクマンバチばかりです。 花の少なくなった今時分、ハチにとっては貴重な食料庫ですね。



 茎が横を向いていますが、方向を間違えているわけではありません。 ぜ~んぶ倒れているのです。 あまりにも背が伸びすぎたのかもしれません。


 なかにこんな黄色だけの花がまじっていました。 たしか去年はなかったはず。 おもしろいですねえ。 こうやって自然に花の色も形も変化していくのですね。



 コスモスが枯れてさびしくなった畑ですが、ウインターコスモスのおかげであたりはぱあっと明るくなりました。 


 こちらもコスモスが枯れる頃から色鮮やかになってきました。 ブータンルリマツリです。 同じように徐々に広がってきて、まるで地面に星をちりばめたよう。



 直径1センチほどの小さな花です。



 ここ2,3日で急に寒くなってきました。 ぶじおくんの話では石鎚山にうっすら雪がかかったそうです。 春の花壇の用意を急がなければ。


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日本美術名品展

2008-11-11 00:38:57 | くらし

 文化祭の展示を大急ぎで見た後、わたしは松山の県立美術館へ車を走らせました。 県展が終わったので、作品搬出をするためです。


 わたしの作品はこれです。 色があせたように見えますが、もう少しはっきりした色です。 写真をきれいに撮るのはむずかしい~。



 今回はロウけつ染めで水の揺らぎに挑戦しました。 昨年春旅行に行ったベルギーのブリュージュをモデルにしています。 近くで見るよりも美術館の広いフロアで見たほうが水の部分がきれいでした。 ろうけつ染めの仕方を知りたい方はこちら


 左から上にかけてのカーブは木の土台にむら染めをした色革をはっています。 トンネルのように見えますが、それは窓枠でもトンネルでも橋桁でも見る人の想像に任せるとして、額縁の役割を兼ねています。 最初のうちは買ったパネルと額を使っていたのですが、今年は、
 パネルも含めて全部わたしの手作りですよ~。  
 いや、あの、ちょっとだけ弟に手伝ってもらいました。


 例によって娘たちの批評は手厳しいです。 去年、今年と2年続けて、技術的なことに力を入れすぎたかなと思っています。 来年はもう少しデザイン性を追求したいなあ。


 ところで、美術館へ行った目的はもう一つありました。 
 今、ベルリン国立アジア美術館所蔵の日本美術名品展が開かれているのです。 最近何度も美術館に来たのに見る機会がなくてー



 やっと見ることができました。


 俵屋宗達、円山応挙、伊藤若冲 葛飾北斎、 喜多川歌麿、渡辺崋山、横山大観・・・・・ 教科書に出てくるような有名な画家たちの作品が 70点も展示されています。
 


 中へ入ると

 くら~い


 この間の本願寺展でもそうでしたが、館内は照明をぎりぎりまで落として、なかなか見づらいです。 光による劣化を防ぐためでしょうか。 人は多すぎず少なすぎず、ひとつひとつをじっくり鑑賞することができました。 とはいうものの夕方近い時間になり、わたしはかなり急ぎ足。 


 楽しかったです。 日本の絵画にこんなにもユーモラスな一面があるなんて。 もっとゆっくり時間を取るべきだったと後悔しました。 


 なかでも興味深かったのは、「熈代勝覧の日本橋」というなが~い絵巻物。 12メートルもあって、江戸時代の神田から日本橋までの通りの様子を描いたものです。 登場する人物1671人、犬21匹、馬13頭、牛4頭、猿1匹、鷹2羽。人々の表情、しぐさ、職業によって異なる服装、当時の商売の様子など、克明に見ていったら丸1日かかりそう。

 図録がほしかったのですが、すでに売り切れておりました。 残念!


 それで、本を買って帰りました。



 あの絵巻物が解説付きで全部載っています。 なんともおもしろい本。 案の定、娘はこの本にとびつきました。1時間あまり見入っておりました。


 


 おまけ


 美術館の向かいは遺跡調査が終わってそのままになっています。 昨日の雨で水たまりができたところでカラスが水浴びをしていました。 ぶるぶる・・・ カラスはさむくなかったのでしょうかね。



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