あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

今年のドングリ

2020-10-30 21:15:10 | 植物

 玉川からの帰り、見覚えのある場所に車を停めました。前に玉川湖畔で行われたイベントにトラオとウマオを連れて来たとき、なぜかトラオが車に酔ってしまい休憩したところです。そこにはドングリがいっぱい落ちていて、ドングリを拾っている間に車酔いも治まったといういわくの場所。こんなことはしっかり覚えています。

 子どもたちが見たら狂喜しそうなほど落ちていました。

 





 

 我が家のウバメガシは今

 





 



 今年は例年になくたくさん落ちています。ただ、庭木のドングリは多いだの少ないだのはあてになりません。剪定をすれば落ちる実は少なく、伸び放題にしていればドングリはしっかりできますから。うちのは後者なんですよ。

 もう一つのカシのほうは去年はいっぱい落ちたのに今年は少ないです。今からかな? 

 

 



このドングリは冬近くになってもばらばらと落ちてきます。

 どうもドングリも木によって落ちる時期が違うようです。 

 経験上、何となく思うのですが、クヌギの実はシイやナラに比べて落ちるのが早いのではないでしょうか。 大きくて一番魅力的なドングリですが他のドングリが見つかるときにはすでになくなっているのです。

 先日兼久の大池にドングリを拾いに来たとき、クヌギのドングリはたくさん落ちていましたが、マテバシイ(多分)の実はほとんどありませんでした。去年はびっしりとしきつめたようにありましたのに。こんなに年によって実の付き方が違うもの?と驚きました。

 去年

 今年

 
 ほんとうにまばらにしか落ちていません。 
 


 が、まてよ、拾いに来た日が早かったのかもしれない、と思いました。去年はたしか11月に入ってから来たと思います。もう一度来て実際に確かめたいのですがー

 先日ニュースで言っていました。今年は人里に出てくる熊が大変多く、その熊が痩せているのだそうです。つまり、山の中に熊の食べ物であるドングリが少ないのだそう。熊はさすがにいませんが、大池辺りにはイノシシがいます。猿もいます。小さい子を連れててイノシシに出会ったりしたら・・・・ おまけにスズメバチも飛んでるし・・・

 山里歩きも自粛しないといけないかなあ。

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玉川総合公園 万葉の森へ

2020-10-28 16:25:23 | お出かけ

 今治に所用で出かけましたが、思ったより早く用事が済んで、まとまった時間ができました。爽やかな秋のお天気、このまま帰るのはもったいないなあ・・・・ふと、玉川の万葉の森に出かけてみようかと思いました。 ずっと行きたかったのですが、なかなか機会がなかったので。スマホで確認したところ車で12,3分で行けるらしいです。

 玉川近代美術館を過ぎ、ダム湖を左に見ながらずんずん行ってー

 





あれ? こんなに遠かったかなあともう一度地図を見てみたら、反対方向に進んでいるではありませんか。

 しまった、行きすぎた。

 万葉の森は玉川の総合公園にあるらしいのですが、わたしそこにあるホールには3回も行っています。それなのに、もう~ 我ながら困ったもんだ。

 車で8分も引き返しました。そうそう、近代美術館をちょっと過ぎたところで右に曲がるんだった。やっと思い出しました。

 信号を曲がるとすぐに下の駐車場に着きました。



 確か上にも駐車場があったはず。そこには車が1台とまっているだけ、貸し切り状態でした。でも、森の貸し切りというのは、ちょっとさびしいね。

 下の駐車場を見下ろしたところ

 



 朝倉の公園もこんな感じでした。

 向こうの斜面の上の方にも何かありそう

 



 入り口の看板。

 



 こんなにもたくさんの植物があるんですね。わくわく。グリーンピア(ホール)の受付で、看板に書いてあったパンフレットをもらい、

 入り口を入ってすぐに万葉の池がありました。

 



 

 なるほど、こうやって万葉集の歌とともに紹介されているのか。

 



 しりくさ

 サンカクイだそうです。となりにわたしの知っている細いイグサがありました。

 

 ヘクソカズラー万葉の時代から名前は変わってないらしい。ヘクソカズラのように長く宮仕えしたい? 名前はよくないですが植物自体は悪くは思われてないみたいです。

 



 

 アカネーここには額田の王「茜さす 紫野行き 標野行き 野守はみずや 君が袖振る」という歌が。

 


 
 となりに返歌 大海人皇子「紫のひほへる妹をにくくあらば人妻ゆゑにわれ恋ひめやも」
 アブナイ関係。
 兄天智天皇と弟ー後の天武天皇と両方に愛された額田の王です。
 


 アカネとムラサキ、ともに根っこから染料が取れます。こんな雑草のような草からあの美しい赤と紫の染料が取れるなどと誰が見つけたのでしょう。

 多分、ナラとシイだと思うのですが、こういうのは山の動物はとらないのでしょうか。



 いろいろな動物の彫刻がある広場。向こうには長い長い滑り台

 滑り台の配置などは今治市民の森に似ています。




 

 リアルでちょっとぎょっとしました。

 木彫りの鳥たち。すばらしいと思いました。

 





 威厳のあるフクロウです。

 それから坂道を登って

 トンボの背中も真っ赤です。

 

 

 ツマグロヒョウモンもいました。



 登ったら下へ降りる。当たり前(笑)

 



 ゲートボール場が見えます。

 これは?

 



 ジャケツイバラ? 名札には「さいかち」とありました。あとで調べたところ、ジャケツイバラと同じものでした。

 山栗は中身がありません。



 池の所に帰って来ました。

 名札のなかった植物 

 





 実がついているんですけど。パンフレットにも記載がないところを見ると、どうも万葉集ゆかりの植物ではなさそうです。ゲットウとか、南国の植物の雰囲気です。

 そして1本のサクラの木に「河津桜」の札が立っていました。どなたかの寄贈のようでしたが、これもパンフレットには記載なし。河津桜って近年に発見されたサクラですよね。

 それから、唯一紅葉していたカエデ 

 ただ、パンフレットにはこの位置のカエデはのっていません。別のところで「かへるで」と名のついた木がありました。

 どうもこの周辺だけは関係のない木もあるようです。それがちょっと紛らわしくて残念。後から植樹されたとしたらなおさら残念です。もともとたくさん自生していた木は、万葉集に関係がなくても番外編として紹介されています。

 ざっと見て回っただけですが、期待したオミナエシとかワレモコウとかは見つけられませんでした。上の方に花壇があると言うことでしたが、先客が一人でギターを弾いていたので遠慮したのです。「森」というだけあって、圧倒的に木の種類が多かったです。

 季節を変えてまた来てみたい森でした。

 

 最後に、ちょっと気持ち悪いものの写真を載せます。ハリガネムシですので、嫌いな方はここまでにしておいてくださいね。

 駐車場にカマキリが死んでいたのですが、それにまとわりついていたのは、ハリガネムシ。カマキリに寄生して、カマキリを水際に誘導して水の中に卵を産むんですって。なんともはや・・・



 

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野ブドウ

2020-10-26 00:52:16 | 植物

 そろそろキツネノカミソリの実が熟したかな? 種を採取しようと行ってみました。ところが

 



 あたりはきれいさっぱり刈り取られて、ヒガンバナやらキツネノボタンやら分からない葉っぱがいっぱい生えていました。

 がっかり~~~

 仕方がないのであれはどうなったかなと見に行きました。

 ああ、やっぱりノブドウか、

 9月に、キツネノカミソリの実を見つけたとき、もう少し山の方で見かけて気になっていたのです。

 



 写真で見ると普通のノブドウですが、この実が信じられないくらい大きくて、何か別のものかなと思ったほどです。実が色付いたらはっきりするだろうと。

 それで、色が付いたらこんな様子でした。






 どう見てもノブドウです。

 それにしてもどこまで伸びているんだろう。蔓の勢いがすごいです。

 下に落ちていた実を一つ二つ持って帰って、その辺のノブドウと比べてみました。

 普通の実の3倍以上ありそうです。

 今年はノブドウがきれいで、色とりどりの実が腐りもせず揃っています。

 



 子どもの頃からこの実が大好きで秋になると探しに行きました。今でも大好き、でもこれがなかなかやっかいな蔓で、実がきれいからと放置しておくと、根元がこんなになります。これは春先に写したもの。他の弱々しい蔓植物と違って、木と同じです。
 根元を見るとこれはもう木の幹でしょう。
 
 
 近くに這い上がる木がないものだから、地面に長く伸びています。


 不本意ではありますが、芽生えたばかりの小さいときにやっつけておかなければ、ほかの木を覆ってしまいますので、見つけ次第引き抜いてしまうようになりました。

 それにしても、この大粒の実はどうしてこうなったんだろう。ノブドウとは別の植物なのか、それとも同じノブドウの大きい品種なのか。こんな大きな実がなるノブドウだったら絶対園芸種として広まるんじゃないか・・・・またまた疑問がわいてきました。

 その疑問は、案外あっけなく解けることに。

 ウマオとドングリ拾いに出かけて見つけてしまったのです。大粒の実を。







 普通のノブドウに一粒二粒大型の実も一緒になっているというだけ。全然別の種類じゃなかったんです。ただ、どうしてこんなふうになるのかは謎のままです。

 あっけなさすぎてがっかりしました。

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寄り道して赤そばの花を

2020-10-24 08:59:30 | 植物

 帰りに東温市の山合いにある井内地区へ寄り道しました。ちょうどソバの赤い花が見頃だと言うことでしたので。

 栽培しているのは近くの「牡丹茶屋」のオーナーさん。牡丹をたくさん植えていて、何度か来たことがあります。どぶろくを使ったスィーツなども販売しているのですが、今日は時間がありません。

 きれい。田んぼ一枚分、ピンクに染まっていました。

 



 色がきれいに出ていませんね。近くで撮るとこんな感じ

 「高嶺ルビー」という種類だそうです。







 前に弟に赤いジャガイモの名前を尋ねたとき間違えて「高嶺ルビー」だと言われました。それからあわてて「おお、高嶺ルビーはソバじゃった。」と訂正されましたが、こういうくだらないことはよく覚えているものです。

青空と白い雲と赤ソバ畑





 静かな山里の風景です。周囲の棚田の畦にゲンノショウコ?がたくさん咲いていました。

 
 タデも。

 
 
 石垣にはツタ。
 









 この山の中で、ずっと暮らしを守り続けてきた人がいるからこそのこの景色。

 ああ、いい日だったと満足して家に帰りました。が、夜になって一つ大事なことを忘れていたことに気づきました。

 手芸屋さんに寄るのを忘れてたぁ。革を縫うためのミシン糸(30番)を買わないといけなかったのに・・・ああ~、作業が進みません。しかたない、明日にでもこちらの手芸屋さんで買うしかないのですが、行くには30分もかかるのです。

 ところで、ソバの花は普通白いですよね。これはソバなんでしょうか。川の中やら土手やらにいっぱい咲いているのですけど。

 








 実が・・・ソバの実そっくり。近くの畑で植えていたものが広がったのでしょうか。
 

 

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秋晴れの一日

2020-10-23 14:54:53 | お出かけ

 週1の松山通いの日。この日も複数の用事を片付けます。

 まず、県美術館で開かれている県展を見に行ってきました。

 



 

すばらしくよく晴れた気持ちのいい日。美術館のある堀之内からは松山城が見えます。

 


 
 下の方、木の枝に隠れていますが二の丸庭園があります。正式には松山城を含めた堀之内一帯が城山公園なんだそうです。

 広々とした公園には小さい子がいっぱい。



 色とりどりの帽子。同じ色の帽子がそれぞれに集まっていました。それを横目に美術館へ。

 県展は前期と後期に分けられていて今は前期が開催中。洋画、版画、写真、デザイン部門の作品が展示されています。会場入り口で検温をして、消毒液で手を洗い、もちろんマスク着用。今はどこでもこんな感じですね。春の県展は緊急事態宣言中で開催されませんでしたので、一年ぶりの展覧会になります。

 わたしの出品している工芸部門は後期の開催です。今までは後期の作品を見に行くのが精一杯で、前期の洋画などは滅多に見に行っていませんでした。今まで図録でしか見てなかった作品を目の当たりに見て、皆さんの表現意欲に圧倒されました。本当に久しぶり。そして新鮮な気持ち。

 傾向が少し変わっているように感じました。上位入賞の作品に、細密な描写の、写真のような作品が増えているような気がしたのです。が、わ実際の作品なしに説明するのは難しい、なので県展の感想は書くのをやめます。

 何しろ作品が多く展示スペースは狭いので、3階までびっしり作品が並んでいます。余白? 余韻? そこまで配慮するスペースはなさそうです。壁一面色があふれています。

 疲れました・・・・

 広場で開放感を味わって、しばらく先ほどの子どもたちを眺めていました。遠くからね。先生が、「3年生-」って呼び集めていましたが、やってきたのはどう見ても幼児。そうか、みんな幼稚園児で、年長さんのことを3年生と呼ぶのかもしれない。

 おそろいのグレーのハーフパンツ、濃いグリーンのリュック。私立の幼稚園かしら。それにしても大規模園ですね。帽子がクラスごとに違っているようです。何色あるのかなあ、ざっと数えてみました。赤、橙、ピンク、クリーム、青、水色、黄緑、紫・・・すごいねえ。一クラス何人が定員だっけ?年長さんだと30人くらいなのかな?すると全部で200人くらい?

 うちの方ではどこも少子化が進み、幼稚園も保育園もこんなにたくさんの子はいません。先生も子どももたいへんそう。

 トイレに行くのも同じ色の帽子が先生に連れられて行き、 入り口でさっさと並んでいます。一つの集団が帰ると次の色の帽子集団。間に合わない子がいたらどうするんだろう? でも、子どもたちも集団で動くことに慣れているのかもしれません。 

 トイレが少なくて、園児だけで列ができています。



 来たとき気になっていたキッチンカーを見に行きました。 食べるものがあったら、この広場で食べて帰ろうと思ったのです。

 キッチンカーはサンドウィッチ屋さんでした。メニューが

 



 おいしそう。もしかして?

 こないだテレビで見たお店かな? 現れる場所が決まってないので、出会えたらラッキーという。

「いつもここに来てるんじゃないでしょ?」

「はい、水曜日はここにいるかな? あとはイベントのある場所など・・・」

 ペイペイで支払いをして、ブログに乗せてもいいかときくと、ハッシュタグをつけてもらったら・・・と言います。そして

「若いですねえ。」

ん? 何がかな? 見かけが若い? 白髪頭にマスク姿、どうみてもお婆さんでしょ。

「いや、いろいろされてすることが若いなと思って。県展もだされてるんですか?」私の持っていた図録をめざとく見つけて聞いてくれました。

 う~~ん、気持ちが若そうって言うのは悪くないけど、それって見かけがずいぶんおばあさんてことよね。わたし、実年齢はまだ後期高齢者でもないので、ちょっとふ・く・ざ・つ(笑) 

 だけどサンドウィッチもおいしかったから、ハッシュタグつけておきましょうね。

 kaberiさん

 わたしが選んだのは瀬戸内海産小エビと野菜のかき揚げサンドです。目の前で上げて挟んでくれました。地元の小エビは頭だけとってからごと揚げています。新鮮な海老はうまみたっぷり、さくさくで、大葉の香りがしてとてもおいしかったです。

 





 いつも11月前後に作品を見に来るので秋の深まりを感じるのですが、この日はまだハゼの葉がほんのちょっと色付いたばかり。

 
 実もついています。



 食べ終わって腰を上げたら、駐車時間2時間という制限ぎりぎりの時刻でした。3時には孫がやってきますのでそれまでには帰らなければなりません。だけどまだもう1箇所寄るところがあります。 続きは明日。

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クモの巣

2020-10-22 10:48:42 | 生き物
 今大人気の「鬼滅の刃」
 土曜日放送された第2話は蜘蛛の鬼でしたね。それで思い出したのです。春からおもしろいクモの巣を見つけては写真に撮ってたよねって。
 
 春先のクモの子。ちょうど散っていくところ。この画像よく残していたねえと、自分で感心しています。
 
 
 はかないレースの花が咲いたような
 
 
 これもクモの巣なんです。
 
 黄色いコンパネだったかな? 大きく×をつけられています。
 
 強化ガラスにひびが入ったのかと思いましたが、クモの巣でした。
 
 
 雨上がりのクモの巣
 
 このクモの巣は木の枝やなどにすり鉢状に張られていて、ゴミや枯れ葉がひっかかってきたないんです。この巣がいっぱいついたまめつげなどはみすぼらしくてしょうがないのですが、掃除してもきりがないので放っています。
 
 まだほかに庭石にはジグモの巣などがありますが、どれも家主のクモを見たことがありません。
 
 逆にいやと言うほど見るのがこれ
 
 
 ジョロウグモです。秋になると我が家の、人間の通り道すべてに巣をかけて、それがわたしの目線のちょっと上あたりなもので、ほぼほぼ毎日、頭にクモの巣をひっかけていました。「クモの巣ジェット」とかいうスプレーを使おうと思ったのですが、それって、クモの巣をこわすだけでなくクモを殺すのだと誰かに聞いて、使うのをやめました。セミやチョウがひっかっかっているのを見るとかわいそうに思いますが、それ以上に人間にとっての害虫も退治してくれているそうです。
 
 そんなクモの巣が
 
 今年はなんだか少なかったなあという印象です。セミロードからチョウロードへと季節によって名前を変えていた散歩道。クモロードになってもおかしくはないのに、クモロードはできませんでした。自然界にも何か異変が?
 
 それから家の中でみかけるのが
 


 ハエトリグモの赤ちゃん。あまりにも小さくてゴミと見間違えそうなのですが、ぴょんぴょん跳んで移動するのでクモとわかりました。ピントが合いません。
 こんなのを飼っているから油断すると家の中もあちこちにクモの巣が。巣は取り除きますが、このクモはダニとかの害虫を食べて生きているそうなのでこれも退治はしません。
 
 この間掃除をしようとして見つけたクモ
 
 
 人面グモ? 大きいクモですよ。足の先から先まで5センチ以上あると思います。これなんか小さいゴキブリも食べてくれそう。

 クモ(特にジョロウグモ)って人間に描かれるときはたいてい悪者なんですね。そりゃあこの外見では受け入れがたい人も多いとは思います。
 いえ、クモを鬼として描いた「鬼滅の刃」の批判をしているわけでは決してありません。鬼にも悲しみや人間だったときの愛の記憶があり、退治しなければならない人間にも葛藤がある・・・ いつもはながら族で、全身ふぬけ状態でテレビを見ているわたしが、姿勢を正して全集中で見てしまいました。
 


 
 
 


 
 
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石手川のそばは別世界の植物

2020-10-21 08:51:18 | 植物

下の遊歩道へ降りて見ました。そこで見つけた植物は?

すすき?  いや、こうしてみるとアシの穂かもしれない。しまった、これは近くで確認していません。



 

 のぎく(ノコンギク?ヨメナ?)

 





 

クサフジ? ちょっと遠くて特定できませんが。

 



 

そして白い花の群れ

 







 

これって、わたしの大好きな

サクラタデ? ですよね。

うちの方で昔ほんの数株見つけたことはあるのですが、こんなにたくさん生えているのを見たのは初めてです。

それから、最近あまり見かけなくなったオナモミ

 





 イ草。自生しているのは思い出の中だけだったのに。50年ぶりくらいに水のそばに生えているのを見ました。





 

 カヤツリグサの仲間だろうと推測されますが、花が大きいのです。



 ダンギク似よく似た花の付き方をしていますが、園芸種のダンギクとは大きさがちがいます。ダンギクって自生しているものもあるらしいですが、それと同じものかどうかはわかりません。



 大型のカヤツリグサの仲間? 公園の池などで見かけますね。にわか勉強によると、シュロカヤツリというのが近いようです。はっきりとはわかりません。しかし、あっているかどうかはわかりません。

 ススキに似ているけどススキとは違う、もしかしたらアシの穂? 1枚目の写真もこれのように思えます。



 こんなふうに遊歩道を境に、上と下とでは全く違う植物の世界が広がっていたのです。

 コスモスが高いところにみえます。

 
 そして上の公園と遊歩道を隔てる斜面には
 
 
 カラムシソウ。

 
 地味な花ですよね。カラムシソウにはよく毛虫がいて、穴だらけの葉っぱをよく見ますが、ここのはきれいでした。びっしり生えているとこれもなかなかいいなと思います。
 
 そして、一株だけ、誰かが植えたのか、種が飛んできたのか

 
 ランタナ。

 ほんの数十メートル歩いただけでもたくさんの種類の植物が見られた川縁の道。自生植物を守りたいなあと思います。園芸植物のエリアと自生植物のエリアとを隔てる斜面が結界の役割を果たしてくれるといいんですけど。

 気がかりなのはランタナと上のコスモス。どちらも繁殖力旺盛ですから。

 種が下の斜面に落ちてこないかしら。それが川に飛ばされ、水に運ばれたらあちこちで芽生えるでしょう。コスモスの広がる風景は秋らしくてわたしも好きではありますが、そのせいで多様な植物が消えていくとしたら・・・せめて、河川敷の川に近い方ではなく道に近い方に植えられていたらねえ。

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石手川公園の植物

2020-10-19 13:50:45 | 植物

 松山に出かけたときは、いっぺんに用事を済ますためにどこかでお昼を食べます。(ガソリン代節約ね)

 秋晴れの清々しい日、お弁当を買って石手川公園で食べることにしました。

 公園といっていいのかな?ー石手川に沿って、河川敷に大きな木が植えられていて、

 



 所々に遊具があって、



 小さな広場だけのところもあって、遊歩道があって、何カ所かは駐車場もあります。ちょっとずつ雰囲気の違った憩いの場所が川沿いに細長く続いています。これがどこまで続いているのかは分からないのですが、今度暇なときにずっと川下まで走ってみましょうか。

 ベンチに座ろうとしたら、見慣れない実がいっぱい落ちていました。



 

 こうしてみるとまるでセミみたい。

 

 
 裏返すと、蛾が、ひっくり返っているみたい。おもしろいねえ。



 多分この木の実だと思うのですが、木肌がアートのようなんです。

 
 苔むした枝は風格があります。



 ごつごつとした幹は、一つとして同じ模様がありません。



 葉っぱは



 翼状というのかな? 細長い葉が対になって大きな葉を形成しています。

 わたしが初めて見る木でした。わたしの知っている大木と言えば、クスノキとセンダンと・・・花が咲いたらホウとかマテバシイとかもわかるけど・・・木に関する知識は皆無に近いですね。

 お弁当を食べ終わって辺りを散策してみました。

 遊具のある広場には、藤棚の下にベンチがあって、なぜか花苗がいっぱい。今から定植するような苗が箱単位でおいてあるんです。

 川側の端にはコスモス



 道路側の斜面の下には

 離れていても目を引く鮮やかな青紫。何かな? マメ科の仲間だと思います。

 



 これ、いいですね。植えてみたくなりました。

 その横には

 まだ夏の花が元気いっぱい咲いていました。

 ポーチュラカ



 マリーゴールド



 メランポジュウム



 またまたなぜか菊の鉢がずらっと。だけどしおれているし・・・



 腐葉土を作る囲いもありました。

 いったい誰がここで花作りをしているのでしょう。手入れは行き届いているようないないような、花は立派に咲いているけどレイアウトは素人っぽいような、おそらく市が管理しているのであろうけど普通の家庭の庭のような、謎の場所でした。。

 ここから一段下がったところに遊歩道があって、川縁を散策できるようになっていました。

 



 砂がたまって川底が浅いです。砂の模様がおもしろいです。今年の長雨で土砂が運ばれてきたのかもしれません。

 あの道へはどこから降りるのかな? ずっと目で追っていたとき飛び込んできた白い花らしきもの。

 下の道に降りてみて、ほんとの川縁には、上の広場とは別の植物の世界が広がっていることがわかりました。 つづく

 

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田園の色

2020-10-18 00:44:38 | くらし
 秋の稲作地域。毎年見慣れた風景で特に気に留めることもなかったのですが、
 
 今年はしみじみと田んぼを眺めました。
 
 
 
 こんな状態の田んぼを「土俵ができる」と言っています。害虫にやられるとそこだけが枯れて倒れるんだそうです。今年は土俵のできた田んぼがとても多くて、隣近所どこもかしこも土俵だらけという場所がありました。害虫の被害が大きい年だったようです。 
 
 麦秋の頃は一面が黄金色に染まりますが、秋の稲田はパッチワークのようにいろいろな色に染まります。どうしてかというと、最近は植える稲の種類も多くなって、早いところは4月には田植えをして8月に取り入れます。一方で11月近くまで刈り取らない田んぼもあります。だから、稲の実り具合によって緑から黄茶色まで色に違いがあるのです。高いところから見るとなかなかきれいなんですよ。写真を撮っておけば良かったなあ。
 
 刈り取りの最中はきれいな黄金色
 
 
 刈り取った後のひつじだは爽やかな緑。
 
 
 まるで田植えをしたみたいに青々としています。
 そして麦を植える準備が始まっている田は、黒々と土の色。
 


 耕した土の中のカエルや虫を求めてサギやカラスが群がっています。
 
 
 鳥は白、黒、グレー(アオサギ)のモノトーン。
 
 刈り取った稲はだんだんとくすんでつやのない茶色になっていきます。
 
 
 昔ながらの稲木干し。今年はあちこちで見ました。自然にゆっくり乾かした方がおいしい米になるんだそうです。わたしが大学生の頃まで我が家は稲木干しでした。けっこう重労働でしたね。
 
 この乾かしている稲と同じような色をした田んぼがー
 
 刈る時期が遅すぎるんではなかろうか?
 
 
 まん中に雑草がそびえ立っているし、
 取り入れ前だというのに水が満々と、
 
 
 これじゃ機械が入れませんよね。大丈夫か? この田んぼ。
 
 
 
 オモダカの花まで咲いていました。
 
 ネギ畑は一面の浅葱色。
 最近では稲作をやめて野菜を作っている農家も多いのです。
 
 
 きれいな色です。思わず車を停めて写真を撮りました。



 手前にきり取った跡があって、稲の株見たいに見えます。ねぎってこんな高い位置で切り取るんでしたっけ?
 
 大切に手入れされた田んぼもある一方で、こんな所もあります。
 



 穂が出たばかりのススキとセイタカアワダチソウの花と、手前はジュズダマでしょうか。こんなにもススキが広がるのは、放置されて何年もたっているのではないでしょうか。




 だけどきれいな色ですよね。今日は特別寒い日でした。初めてヒーターを入れました。この寒さで一気に秋が深まるかもしれませんん。
 






 
 
 
 
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秋のカタツムリ

2020-10-17 00:33:18 | 生き物
 ヤマイモが絡んだクレマチスの支柱に、カタツムリが。
 
 
 ムカゴくらいの小さなカタツムリです。生きているのか死んでいるのかわかりません。
 
 春のチョウと同じように、カタツムリと言えば梅雨を思い浮かべますが、意外にも、今頃カタツムリが活発に動いています。
 
 小さな小さなカタツムリ。乗っているのはシソの葉ですから、ずいぶん小さいでしょう? 小指の爪の半分くらいしかありません。最近生まれたのでしょうか。
 
 
 アケビにはたくさんのカタツムリがいました。
 
 蔓にも
 
 
 枝にも
 
 実にも。しかも2匹も。
 今年は実を残らず採ってしまいましたから、たった1個取り残したこの実にやってきたらしいです。実がすっかりなくなっていました。
 
 
 
 カタツムリは、今もりもりと食べて、やがて冬眠するらしいです。
 
 そういえば昔カタツムリが大発生したことがあって、あれも秋でした。そのときの記事をはりつけておきますから、よかったら見てください。
 
 
 
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