あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

鳥を追いかけて

2021-01-30 01:35:27 | 生き物
 きれいな鳥の写真を期待された方、すみません。身近に見つけた冬鳥のエピソードと証拠写真だけですのであしからず。
 
 夕方ヨウコとケイタをつれて散歩していたら、ムクドリの群れを見つけました。
 
 そうっとそうっと近づいていく二人。鳥って子どもには警戒しないのかしら。ずいぶん近寄りました。
 
 賑やかにさえずっています。
 
 
 こちらの電柱とあちらの電柱と2箇所に集まっています。

 
 とうとう逃げられてしまいました。



 それを追いかけて二人が見つけたのは
 


 ああ、でもこれはスズメだと思うよ。さっきの賑やかなさえずりが聞こえませんから。
 
ムクドリの群れは家の陰から向こうの電線へと行ってしまったようです。
 
 この木は剪定をしていない梅の木なんですが、冬はスズメのお宿になっています。でも先日はコゲラが来ていたようなのです。娘が見つけて写真を撮っていました。思いっきり拡大して羽の縞模様が見えました。うれしい。たまに我が家にも来ているようです。
 
 来ていると言えば、出入り自由のハウスの中で
 
 やっと姿を捉えました。
 みかんをついばんでいるのが分かりますか? このみかんはヨウコがくっつけたものです。



 メジロです。
 
 
 これはバナナの陰

 
 トリミングしてこれですから、



 ところが来ているのはメジロだけではなかったのです。
 地面におりているのはジョウビタキのメス。
 
 
 キャベツの種を蒔くのでごちゃごちゃと資材が置いてありますが・・・・



 けれど、あまり歓迎しない客も来ていました。それは、ヒヨドリ。
 大きなこの鳥に来られると、えさのみかんが足りなくなってしまいます。キャベツの芽をかじられる恐れも。
 
 同じように大きな鳥。最近部屋の外でくっくっ、というかきょっきょっきょっというか、ちょっとカエルに似た声を出す鳥が来るようになりました。飛び立ったのを見て、ああ、ツグミかと思いました。メジロなどは秋の終わり頃からずっといますが、最近になってツグミを見るようになりました。
 
 追記 調べてみるとツグミも秋からずっといるのですが、木の実が豊富なうちはそちらにいるので柿畑にやってくるのが遅いだけのようです。
 


 これ、多分ツグミだと思います。遠いけれど体が大きいのでまあまあはっきりと写っています。
 
 そうそう、冬鳥ではないけれど、パン屋さんの庭先に
 
 セキレイ
 

 パンを投げると急いでくわえて遠くへ持っていって食べていました。かわいい~ またしてもヨウコとケイタが追いかけていました。
 わたし、娘、孫、三世代揃って鳥好き。鳥を見ると追いかけずにはいられません。
 
 おまけの写真 
 
 散歩道のど真ん中に落ちていました。夕べの強風で飛ばされたのでしょうか。これはうちの周りでも何個か見つけたことがあります。きれいに円形につくっていること。でも材料がー
ビニール紐の細いのなんですよね。これでいいのかなあ。人間の営みが、否応なく野生の生き物に影響を与えていると考えさせられます。
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シンプルなろうけつ染め

2021-01-26 10:22:13 | レザークラフト

 お正月にトラオにリクエストされたコインケースがようやく

できあがりました。

 



 

「ごめんね、れんごくさんのとはちょっとちがうんよ。」

「どこが?」

「ほら、れんごくさんのマントは、黄色がぼかしになってるだろ?」

ぼかしって何?」

おお、そこから説明か。

「れんごくさんのマントは、黄色がだんだん薄くなって白になってるだろ?」

「ああ、グラデーションのことか。」

「ボクが作ったときはエアブラシだったからうまくできたけどね。」

! 自分の歳を感じる瞬間。

 そう、トラオは、運動会で自作のはっぴを着てダンスを踊ったのです。みんなが自分の好きなキャラクターを選んで自分で模様を描いたんだそうです。まだ映画も発表されてなくて、テレビのアニメも放送されてなくて漫画しか読んでないその頃から、トラオはぶれずにれんごくさんファン。あ、漫画じゃなくてコミックだね。

 またまた自分の歳を感じる・・・ 

 孫との会話は、ときおり今時の言葉と昔の言葉とが入り交じっておかしいです。

 タイミング好くというかなんと言うか、キーホルダーが壊れたので直して欲しいと言われまして、同時にキーホルダーを新たに作り直しました。

 これはグリーンと黒の革を交互に編み込んでいます。

 で、ふと思ったのです。そうか、こんなふうに貼ったり編み込んだりするのではなく染めたらグラデーションは簡単なのね。そうしたら、難しいなと思ったぜんいつさんの模様も超簡単にできます。

 雨続きで特にネタもないので、完全にネタ作りのために簡単にろうけつ染めをしてみました。多分これくらいシンプルな方がろうけつ染めを理解して頂けるかと思います。

 ろうで描く筆。模様の大きさによって使い分けます。

 


 今回使ったのは面相筆



 これは初めて使うときは温度の低い蝋に浸して、徐々に高い温度に慣らしていきます。いきなり熱い蝋に筆を突っ込むとちりちりにちじかってしまいますから。

 先ずうろこ模様をかきます。本来は下書きするのですが、単なる三角形を適当に散らすだけなので、ここはフリーハンド。あ、写真はありません。蝋が目立たないので。

 その上に黄色を刷毛でひとぬり。 すると、蝋で描いたところは白い色のままです。

 



 均一に染めるには革をしっかり濡らしておきます。乾いた革だと、染料はすぐに染みこんでまだらになってしまいます。

 さらに何回か黄色を重ねて塗ります。上の方は塗らずに自然に薄くなるように、下の方ほど回数を多くします。これをぼかすと言うのですが、きれいにぼかすにはちょっとテクニックがいりますね。経験を積んだ今でも緊張します。

 



 

 黄色の上に山吹色を、さらに橙色を、下の方が濃くなるようにぼかしていって、さいごに蝋をはがします。

 できました。ふだん、何十時間もかけて染めている自分としてはあまりにも簡単。

 



 ほら、白い鱗にオレンジから黄色へと変化するぜんいつさんの羽織模様ができました。黄色って気持ちが明るくなる色ですね。

 ついでに小さな革にも染めて、もういちど炎模様を貼り付けると

 



 れんごくさんのマントに近づきました。

 これもいっそ全部染めた方が簡単だったなあ。だけどろうけつ染めの財布というのはあまり気乗りしなくてー

 というのは頻繁に手で触る財布は、どうしても色あせや汚れが激しいので、初めから色がついて多少の防水機能もある既製の色革がいいかなと思うのです。

 けれどほかに作るものもないので、うろこ模様もコインケースの形に切ってはみましたが

 



 しまった、作りたいものの大きさに比べて模様がまばらすぎます。黄色はすぐに汚れそうだし。小さい物を作るときは模様を細かく密にしなければ。

 う~ん、どうするかなあ。このまま仕立てるか、一部を切り取って別の色革に貼り付けるか、色は変わるけど模様を増やすか。

 

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かわいい実

2021-01-20 23:23:19 | 植物
 評判のいいクレープ屋さんが出店しているというので、石鎚ハイウエイオアシスへいきました。 
 あはっ、寒くて車の中で食べたら、写真撮るのもお店の名前見るのもわすれちゃった。
 
 その後トラオたちをここで遊ばせました。
 
 
 石鎚山の鎖場を模した複合遊具。
 遠く西条市の街並みと燧灘が見える気持ちのいい場所です。



 親子連れが何組か、遊んでいました。
 ここへ来るのはほぼ1年ぶり。密にならない遊び場を探してあちこち行きましたっけ。あのときと同じく風がビュービュー吹いて寒い日でした。
 あの頃は新型コロナが流行し始めた頃で、どんなときでもマスクをつけなければとヒステリックに子どもにマスクを強制するママがいる一方で、お店の商品の前でマスクもせずに咳をするお年寄りもいたりして、混乱していました。今は、お店の中ではマスクして、こうした広々とした場所ではマスク無しでーとマスクの使い分けもするようになってきたなあとしみじみ思いました。 去年のことはこちら
 
 寒くて岩陰に行ったら木の実発見。
 
 
 ナンキンハゼです。真っ白でかわいいね。上を見るとまだ黒っぽい実がたくさん。新居浜市の海岸沿いの緑地帯にはナンキンハゼがたくさんあって、秋には白い花が咲いたようになっているのですが、ここのはおそいのかな? 



 
 地面にはからがたくさん落ちていました。このからもよく見るとかわいい。花びらみたいです。



 からが落ちたら真っ白な種が現れるんですね。
 拾っていたら4,5歳の男の子が「どうぞ」と拾って渡してくれました。それからずっとわたしと一緒に木の実拾いをして・・・まるでこの子がわたしの孫みたい。実の孫はもうばあちゃんは付き合いきれません。元気に走り回っていました。
 だけどこんなに人なつっこくて大丈夫かな? 念のため離れた場所にいたお母さんらしき人には声をかけておきました。
「かわいいけど、誰かに連れて行かれちゃいますよ~」
「そうなんです。誰にでもくっついていくんですよ~」
帰るときにはしっかりとさよならを言ってついてこないように言い、お母さんにも
「そっちに行きましたからね。」と伝えておきました。ちょっと寂しい世の中になりましたね。 
 
 今頃の白い実といえばセンダンの木。見上げると花火みたいで好きなのですが、近くの木はすでに鳥が食べてあまり実がありません。
 
 
 
 
 そして木の実ではないけれど、うちの庭にいつの間にか生えてきたリュウノヒゲ(ジャノヒゲ?)
 
 
 この青い実を見つけるとうれしいんですよねえ。子どもの頃はこれを「すす玉」と言っていました。



 すぐそばにはヤブランの実。これはあまりうれしくない、というのは今わがやではこれがすごい勢いで増えていまして、抜くのにも骨が折れるのです。秋に少し引き抜いたのですが、中途半端に抜いたくらいではどうにもなりません。
 


 けれど、この黒いつやつやとした実はきれいです。
 
 黒いつやつやとしたーといえば、ちょっと珍しい実をもらったんだと娘が説明してくれたのですが、さて、何でしょう。
 
1 ビー玉くらいの透き通った実。(そんなのある?)
2 色は薄茶色で網目模様があって、琥珀みたい(すてき!)
3 振るとからからと音がする。(皮も実も堅いの?)
4 中に一つだけ固い黒い種がある。(???)
5 その種はお正月に遊ぶはねつきの材料になる。 
 
  あっそれって
  くろもじ  ん? なんかちがう。
  ろくもじ  やっぱりちがうか。
 
  答えはー むくろじでした。
 
 翌日もらったのがこれ
 
1 ビー玉くらいのすきとおった
2 網目模様 
 
 
 4 黒い種



 ムクロジは「無患子」とも書き、子が患わないという意味があるそうです。お正月にはねつき遊びをするのも意味があったんですね。
 
 皮も実もかわいい。このまま何かに入れて飾っておきたいと思いましたが・・・・
 わたしいいことを思いついたんですよ。それはまた別の機会に。
 
 
 
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なが~いブーゲンビリア

2021-01-16 11:55:45 | 植物
 うちのハウスでは、メジロを飼っています。 うそ。野鳥は飼ってはいけません。
 だったら、メジロが住みついています。いや、それは言いすぎ。
 メジロが自由に出入りしています。このくらいの表現が妥当かな?
 
 ハウスは天気のよい日はサイドの窓を開けて風を通すのですが,そこからメジロが入ってくるのです。メジロだけではなく、スズメや時にはウグイスも。その都度、小鳥が外に出るまで閉めるのを待っていたのですが、ハウスの中に隠れるところが多すぎて、出てくれなくなりました。
 
 何もかもが天井まで伸びてー
 
 ストレリチアの左上はジャボチカバ 右向こうのはバナナ
 
 
 
 ブーゲンビリアも天井まで伸びました。左のは斑入りのゴムの木
 
 
 仕方がない、閉じ込めてしまおう。えさと水さえあれば翌日窓を開けるまで大丈夫でしょう。
 
 くさりかけのみかん

 
 ちょっとすっぱいいよかん



 どれもきれいに食べていました。
 
 だけど・・・
 
 至近距離で鳥を写せるせっかくのチャンスなのに、茂った葉っぱに隠れるだけで姿を見せてくれません。そこで、茂りすぎた木々を切って整理することにしました。本当は寒い日にしたかったのです。寒い日だったら、ハウスにいたらほどよく暖かいし、部屋のヒーターはいらないし、一石2鳥なのですが、
暖かい日に作業を急いだものですから、汗だくになりました。
 
 入り口付近から順番に

 ガジュマル
 ゴムの木と切ってきて、次は
 ブーゲンビリア
 
 
 ポインセチアもますます色鮮やかになって、きれいでしょう? 手前のとがった葉はパイナップルです。ついでにいうと下の方に這っているのはサツマイモですよ。このあいだ花が咲いていました。
 
 
 このブーゲンビリアは、多分園芸用に改良された品種なのでしょうね。母の日によく鉢物で売られているあれです。枝の先端に花手毬のように束になって咲きます。

 
 こんなにきれいなのに、切り花として売られているのを見たことがありません。
 実は、とてつもなく水揚げが悪くて、あっという間にしおれてしまうのです。それでも、切ってすぐ水につけたら、なんとかしおれずにいてくれるのもあるので、そばに水を入れた桶を用意しておいて、片っ端から入れていきました。大小の桶4個
 
 
 右側のはすでに葉が巻き始めています。こうなるとだめなんです。なんせ、赤い花びらみたいなのも葉っぱみたいなものですから(花は左の方にある白い点々みたいなの)もっとも水揚げにはいろいろな方法があるので、試してみたらいいのでしょうが。そこまではしない。めんどうだから。
 
 切り花として活用するには不向きな花だと思うんです。ブーゲンビリアには鋭いとげがあって
 
 
 これなんかはまだ小さい方で、大きいのは靴底を突き抜けるほどです。はさみで1本1本切り取らなければなりません。
 
 花柄もじゃま。
 
 
 見ると痛そうだけど、これはさほど固くはありません。これらが邪魔をして桶に入れるのも入れにくいのです。
 
 こうしたものを取り除いて、水揚げして・・・・花瓶に挿すまでに手がかかりすぎます。
 
 
 ところで、上の写真に見られる天井まで伸びた尖塔のような枝ですが、横に伸びたのもあって
 



 
 すごいんですよ。







 室外機の2倍くらい。葉っぱがほどよくちりばめられていますね。
 
 これをちょうど来ていた弟に見せました。するとー
 
(花を)編み込んだんか?
 
 いえいえ、自然の姿です。花屋も見たことがないんかぁ~い。
 このブーゲンビリア、元はといえばあなたのお店で売られていた物ですよ。話の種に、持って帰ってもらいました。
 
 副社長 (奥さん)にちゃんと見せたかしら。
 
 
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やっと見つけた

2021-01-13 23:20:36 | 植物

 夏、ガガイモの花がたくさん咲いているのを見つけてUPしたところ、みーばあさんから、「ガガイモの種はどんなの?」とコメント頂きましてー

 はて?ガガイモの種なんか見たことがないと思っていたら、別の方のブログで見たと教えてくださったんです。なんでも綿毛がでるんですって。で、わたしも調べてみまして、

 おもしろいなあ、実物を見てみたいと思いました。花でさえ珍しくてたくさん咲いているのを見て喜んでいるくらいですから、実なんて見たことがなかったのです。秋になったら絶対実になるはずだから、と散歩のたびに目をこらしていたのですが、一向に実がなっている気配がありませんでした。

 綿毛は綿毛でもセイタカアワダチソウの綿毛ばかり



 なかなかおもしろいですが、これ全部飛んで行って芽を出すかと思うと脅威です。



 おかしなこと、このあたりの雑草地ではカラスウリもガガイモも実がならないのか?

ところが「生きているだけで丸儲けー北の大地で蝶と戯れ退屈なし」さんのブログで見つけました。なあんだ、冬になったら見つかるのか。

 そこで散歩道を注意深く見ながら歩いていますと、

 ありました!

 



 長さ10センチはあろうかと思うほど大きい実(鞘)で、何かのタマゴのようにも見えます。葉が茂っている間は目立たないんですね。実はすでに茶色くなっていました。

 ふわふわの綿毛が飛び出しています。



 

 手近にあったのを二つほど持って帰りました。翌日までそのまま置いていたら、まん中から割れてしまいました。まめの鞘みたいにね。

 

 
 右の方は大夫中身が減っているようです。

 
 左の方は種がお行儀よく並んでいました。



 で、中身を採りだしてみると

 こんなのがふわっと広がりました。もう元の鞘にしまい込むのは不可能です。

 触ってもないのにちょっと動いただけでふわっと浮き上がるのです。

 一つ一つは絹糸より細く、絹糸より光沢があってほんとうにきれい。そして全部握ってみるとほわほわとあたたかかったです。

 こうやって綿毛が飛ぶからいつの間にか我が家にも生えて来たんだ~ 納得しました。

 さて、この綿毛、どうしましょう。このままとばしてもいいんですが、どこでとばすかが問題ですね。我が家のどこかで根付いたりして・・・・

 







 

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寒い日々

2021-01-11 11:01:56 | くらし
 一番寒かったのは8日か、9日か。寝室の温度が2度でした。もう冷蔵庫より寒い。足が冷たくて眠れませんでした。それで湯たんぽを入れました。年に何回かはお世話になります。寝る2,3時間前に布団に入れておくと、入ったときにほんわかと暖かくてうれしいです。
 ポチももう老犬の仲間入りする頃なので、ポチにも湯たんぽを買ってきました。ところが朝見ると犬小屋から放り出しています。湯たんぽも夕方入れたのでは明け方の一番寒いときには冷えてしまっているねえ。多分冷たかったんでしょう。
 
 というわけで、夜遅くに入れることにしました。9時過ぎ犬小屋に持っていったら、水入れが凍っていました! そして朝えさをやりに行ったら、ちゃんと小屋の中に入れたままでした。そして座布団カバーの中に入れておいたカイロを取り替えておきました。カイロも持続時間が限られていますから、二個を時間差で取り替えています。
 
 
 8日の始業式、トラオたちには前日に「必ず長いズボンで、暖かくして来るように」と連絡があったそうです。体育館を開け放して始業式をするから、と。新型コロナ対策なんですね。
 その始業式の日、ウマオたちは先生も一緒に雪遊びをしたとか。
 
 わたしはケイタがぐずっていると聞いて、雪を見に連れ出しました。西条市は山あり海あり川ありで、地形によって雪の降り方もずいぶん違うのです。この日、市街地では全く雪がありませんでした。
 
 少し高いところにある旧丹原町の運動公園へ
 
 
 
 駐車場の日陰にだけ雪が残っていました。
 植え込みの葉っぱの上



 何か通ったようですね。
 
 
 この足跡、何かなあ? 



 手袋をしておそるおそる雪を触って見たケイタ、ものの3分ほどで「しゃむい~~」
 せっかくのきれいな雪なんだけど、早々に車に乗り込みました。
 運動公園近くの田んぼは2,3年前に圃場整備されて広々としています。
 
 
 縞模様がおもしろい。



 さて、この日の午後は、できあがったバッグを届けるために松山市へ出かけました。愛媛県でも新型コロナの感染者が増え続けそのほとんどが松山市だったので、行きたくはなかったけど、年末からのお約束でしたし・・・ギャラリーのオーナーさんと2,3分お話してとんぼ返りしました。
 
 
 
 帰り道に見える石鎚山
 
 
 子どもの頃から見慣れた風景です。この雪山をなんど絵に描いたことでしょう。冬の図工の時間と言えば石鎚山の写生でした。思えば、寒い寒いと言っても経験のない寒さではないのですからね。毎年うっすらとした雪なら降っているし。
 ただ、新春早々寒いというのが、何となく希望に水を差すような・・・・・ね?
 
 山の中腹にある集落は真っ白ですね。 



 ところで今日は成人の日。愛媛県ではすべての市町村が昨年秋には中止や延期を決めていました。その代わりに密を避けていろいろなお祝いが工夫されています。記念写真撮影スポットを作ったり、新聞に、読者からのお祝いメッセージを載せたり、着物の着付けも広い場所を借り切ってしたり・・・・式はできなくても思い出に残る日になるようにと。
 驚いたことに、首都圏では緊急事態宣言がでてから中止や延期を決めたそうですね。あんなに感染拡大が進んでいるのに、するつもりだったの? 都会と地方とでは行政ですらこんなに温度差が! 昨年3月のような、過剰なまでの一体感や危機感がないのが心配です。
 



 


 
 
 
 
 
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荒れ模様の七草の日

2021-01-08 20:22:15 | 野菜・果物・料理など
 冬休み最後の日。宿題はすべて完了、ばあちゃん家庭教師もおわりです。お昼ご飯にはシチューをリクエストされたけど、ふと思い出しました。きょうは七草の日じゃないの。そこでシチューよりも七草がゆを炊くことにしました。
 七草がゆも何年も作っているので何がどこに生えているかはだいたい把握しています。本当は孫たちと一緒に摘みに行けばいいのだけど、あいにくの寒波襲来。外をうろうろするには寒すぎました。とりあえず何種類か揃えばいいや、と、大急ぎで引き抜いてきました。
 
 なずなとはこべはキャベツ畑の中に。肥料が効いているので冬の草にしては大きいです。
 
 
 けれど葉っぱが白く斑入りのようになっているのが気になりました。念のため夫に除草剤を撒いてないか聞くと蒔いてないと言います。キャベツの陰のまで白い葉があるところを見ると、どうも寒さにやられたのではないかと思いました。

 ゴギョウ(ははこぐさ)は前庭の木の陰に。

 芹とホトケノザ(コオニタビラコ)は田んぼの畦や小さい水路のほとりにあるのですが、車で行かないと行けないのでパス。いや、都会の人なら歩く距離なんでしょうけどね。車で行くのさえ寒くていやな日でした。
 
 そこで庭に勝手に生えている三つ葉を。これ、何かの山草について来たのが増えたのです。
 

 オニノタビラコなら家の周りにいっぱいあるんだけど・・・
 
 これで代用できたらなあといつも思うんです。
 
 こうして外をうろうろしているうちにあられが降ってきました。ものの数分のうちに苔の上は粉砂糖を振ったように。
 
 
 防草シートを敷いた畑は、うっすらと降っているだけなのですが、だいぶ積っているように見えます。
 
 
 早々に家に入って並べてみました。
 
 スズナ スズシロ(大根 蕪)は買って来たのがありましたが、葉っぱは蕪だけ。大根も省略することにして
 計 5草です。
 
 
左上ーはこべ 1本太いのはキャベツ畑のもの。白い斑点が気になって木の陰から採ってきたものがひょろひょろしたの。
上まん中ー三つ葉 右上ーなずな もう花が咲いていました。ちなみに、ナズナはこれだけ食べてもとてもおいしいです。
下左ー蕪の葉 柔らかいところ 右下ーハハコグサ
 
 
 あまりに青臭いと子どもたちがいやがるでしょうから、いったん塩ゆでしたのをきざんで、炊きあがったおかゆに混ぜました。
 


 真っ白なお粥に鮮やかな緑。塩味だけのシンプルなお粥。わたしは大好です。トラオもぺろりと平らげましたが、野菜嫌いのウマオは、緑を見るだけで拒否反応がおきたみたいです。
 
 近年にない荒れ模様の七草の日になりました。
 荒れ模様は天候だけではありませんでしたね。
 新型コロナの蔓延に、ついに一都3県に緊急事態宣言。Go toトラベルの停止もですが、もう少し早ければ犠牲も損失も少なくてすんだのでは?と思ってしまいます。
 
 アメリカではトランプ大統領支持者が議会に乱入して死者がでたというニュースが。 民主主義はどこへ行った?
 
 そして我が家では・・・・わたしが、孫のゲーム機の充電ケーブルにつまづいて、コンセントを壊してしまいました。ああ~




 
 
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初仕事2021

2021-01-06 00:12:39 | レザークラフト

 仕事始めというか、手仕事はじめというか、お金儲けを伴わない行為なんですが、ここ数年お正月3が日の間に必ずレザークラフトをするようになりました。

 今年は、人形用のブーツを頼まれまして、しかも3日までに欲しいと。で、2日の午後はずっと作業をしていました。

 実を言うと、これは初仕事ではないのです。本当の初仕事はこれ。

 コインケースです。これはお年玉と一緒に孫たちに上げようと思ってー いま流行りの模様ですよ。去年から作り始めましたので、初仕事と言うより2年越しといった方がいいのかな。市松模様は比較的簡単。革を交互にあみ込むとき隙間なくきっちりと編むのがコツです。で、これは二個(ウマオとケイタの分)年末にはできあがっていました。

 問題は麻の葉模様です。これ、図案を描いて革に線を引き、穴をあけてステッチしていったのですが、これがとてつもなく時間がかかってーもうやめようかといったんあきらめかけたのです。それでもせっかく作り始めたんだからと気を取り直して、紅白が始まると同時にテレビの前で続きを始めました。紅白が終わってもまだできあがらず、近所のお寺の除夜の鐘を聞きながらまだ縫っていました。クラシックのカウントダウンコンサートが終わった頃ようやくできあがりました。なのでこれが新年早々の作業。

 内側に折りたたんだお札が挟めるようにしてあります。

 もちろん喜んでくれましたよ。ただ、トラオのは間に合わず。「ぼく、れんごくさんがいい。」というので、またまた難しいことに取り組む羽目になってしまいました。これはちょっと作戦を練らなければ作ることになりません。それよりも急ぎのブーツを。

 人形のといえどもデザインが肝要ですね。普通の長靴型では履かせられないでしょう。足首が曲がってますから。最近アクセサリー用にミニチュアのブーツや鞄のキットが売られていますのでそれを参考にしました。もちろんそのままでは使えません。まずは人形の足のサイズに合わせて型紙を作るところから。

 ち、ちいさい・・・・

 一番幅の狭い穴空けの用具を使い、一番細い糸を使って縫い上げました。今、靴の紐を通しているところ。これは太い麻糸を使っています。(これにも意味があるのです)糸が太すぎてなかなか針に通せず、なんぎしました。

 さて、履いているのは誰でしょう。

 多分女性ならおわかりと思うのですが、ジェニーちゃんです。けど、服装が???

 ジェニーちゃんが手にしているのは?

 イノシシのかぶり物。おわかりかしら?

 そう、いのすけさんです。これ羊毛フェルトの手作り作品です。 あ、でも、わたしの作品ではありません。念のため。

 ジェニーちゃんが、かわいい顔を隠していのすけさんのコスプレ。意表を突くアイデアでした。ちょっと靴がかわいすぎるのでレッグウォーマーでリボンを隠したらしいです。なんだ、ただ麻紐をぐるぐると巻き付けただけでもよかったか。

 このジェニーちゃん、羊毛作品の一つとして、4日から1月末まで、西条市の山の方にあるアウトドアのお店「クロスポイント」に飾ってあるそうです。

 「きめつ」で終わり「きめつ」で始まったレザークラフトでした。

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新年おめでとうございます

2021-01-04 21:59:51 | くらし

明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします

 
まずまずの穏やかなお正月を迎えました。週半ばから冷え込むと言うことなので、昨日、今日と、外回りの掃除を。はい、お正月気分ゼロのスタートです。
今年は早くもロウバイが咲き始めています。



 
 うちのロウバイはよそ様のが満開になった頃咲き始めるので、今咲いているというのは異例のことです。
 
 木のまたにカマキリの卵が4個? こういうのも初めて見ました。なんだか風を避けるようにくっついているのですが、もしかして寒さが厳しいのかも?

 
 異例と言えば・・・

 元日、8時半に年賀状が届きました。早っ、例年うちへ配られてくるのは11時過ぎてからなのに?  
 
 予想外の人からも届いたので年賀状が足りません。あわてて郵便局に買い足しに。それが一日の始まりで、その後は、リビングと和室を掃除して、おせちの追加をつくって・・・何のことはない、昨日に続く普通の日々の幕開けでした。

 夜には娘たちが集合。今年は帰省をしなかったトラオたちが加わりましたので例年になく賑やかなお正月でした。

 やれやれ、今年もバタバタの日々が続くような予感。(うちの方では「びんぼぜわしい(貧乏忙しい)」といいます。

 それでも、年をとったら「今日することがある、元気で用を済ませられる」ことが一番と思うようになりました。 そしてブログに綴ることいっぱいある、というような日々を送れたらそれが幸せだと思います。

 つたないブログですが、今年もよろしくお願いいたします。

 

 

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