田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

観光客帰る

2019-06-02 21:48:22 | よもやま話・料理編
先日、アメリカからハンバーガーがお似合いの観光客(!?)が、やって来た。
            
  「 さてさて、日本で何を食わせよう? 」
なにしろ、ドナルドは偏屈者で偏食。 更に、アルコールも嗜まないみたいだし。
     
         

そんな米国人が来た時は、日本人が考える献立はステーキしかありません。(笑)
   「 カウボーイは、ビフテキがお好き!? 」
そして、やはりと言うべきか ・・・ 。
しかし、連チャンでステーキを出すとは、まあ日本も芸がない。
やれやれ、お騒がせカップルが帰って、ヒゲは思い出した事があります。

修業時代に読んだ月刊誌 『 専門料理 』 に、載っていた話。
米国大統領・フォード氏が、来日した時です。
宿泊ホテルでの食事に、注文が入った。
『 ロッシーニ風ステーキ 』 が、指定されたのです。
古典的な料理の注文に、料理長が戸惑った由が面白かった。

そして、もう忘れた頃 ・・・ ヒゲは、再びこのロッシーニに出会う。
漫画・美味しんぼの中のストーリー。
仏人・人気シェフが、このロッシーニ風ステーキを作ります。
しかし、居並ぶ客が絶賛する中、ひとりの老人が異議を唱えた。
ヒゲみたいにうるさい(!?)その老人が、指摘します。
オリジナルのこのメニューが秀逸なのは、 “ 赤身のフィレ肉 ” に
フォアグラを合わせるからだ。
淡白なヒレ肉を、脂ののったフォアグラでカバーする工夫が良いのだと。
しかし、こんなサシが立派に入った牛フィレに、脂ぎったフォアグラを合わせると、
くどさが倍加して失敗作に。
なるほど、異議は理にかなっている。

それから現在に至るまで、ヒゲはまだ、このロッシーニ風ステーキに出会えません。
このままでは、最後の晩餐でのリクエスト食になってしまうかもしれません。
まだ元気な内に どこか熊本市の店で、ロッシーニを頂きたいものです。
願わくば、ロッシーニを聴きながらなら、いつお迎えが来ても文句は言いませんワ。(笑)
まあ、ヒゲ世代には、ロッシーニ言うと、カウボーイよろしくローンレンジャーが
馬に乗って登場するTVドラマ。
その時、背後に音楽が流れます。 ウイリアムテル序曲が。
その曲でも良いのですが、よろしかったら、それ以外のロッシーニでお願いしたいところ。

以前のブログでも 『 ロッシーニ風ステーキ 』 を取り上げました。
   ~~ 参考の為に ~~
         2015.1.10  ウィリアムテルを聴きながら
         2015.1.25  ウィリアムテルを聴きながら ②

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コメント (2)
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