田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

三文芝居は大受けだけど・・・

2019-07-30 17:20:15 | ヒゲの毒舌
最近富みに、かまびすしいモノ。 日韓関係!
文が 「 日本に警告する 」 言えば、河野は 「 極めて遺憾 」 と言う。
通訳には悩ましい、日本語の表現でしょう。
だって、こんな言葉は、小学校時代にはケンカ前の最後通告的な表現でしたから。
          
            「 ヌシャ! 分かっとっとやー? 」
                  
       ( 言うこつ聴かんなら、ゲンコツでくらわする(殴る)けんね、と含みが! )

まさに、はた目には悪態合戦の、最悪の外交関係でしょう。
だが、国民や経済界の憂慮する中で、笑いの止まらない男が二匹居ます。
『 文 』 と 『 晋 』 です。
              
まっとうな指導者なら、国益が損なうと判ったら、拳をおろします。
しかし、文大統領が低迷する支持率をアップさせる方策は、反日政策しかありません。
一方、晋ゾウ総理も、参議院選挙では負けられませんでした。
だから、嫌韓で日本人のナショナリズムを煽って、好感度を上げて選挙に臨むしかない。
つまり、双方とも憎しみをあおって、闘いが長引くほど嬉しい。
罵り合いの三文芝居を続ければ、お互いウイン・ウインの結果が保障されるシナリオ。
たとえ、それで、国民がどれだけ損をしても、連中には関係ありません。
自分たちの利益、則ち、支持率さえ上がれば笑いが止まらない。
国益なんて、どうでもいいのです。
両国民とも、指導者が相手を強く罵るほど喝さいする、悲しい性格。
強気のパフォーマンスを演じれば、有権者の支持が広がり、選挙に有利。
しかも、打たれてもたじろがない姿をアピールすれば、民衆のウケが良いのです。
《 前にも同じ様な事を書きましたが、面白くもない三文芝居を目のあたりにして、又 ・・・ 》
                  
で、文は ~~~
三菱重工差押え ・ 日本製品不買運動に始まり ・ 日本渡航自粛のボイコットジャパン。

晋ゾウは ~~~
半導体製品輸出禁止 ・ ホワイト国はく奪 ・ 更に外交官追放。
ついでに、国交断絶だ! 俺は強いンだぞ!

なんや昔、聴いた言葉や! 【 輸出禁止 】
そうや、米国ルーズヴェルトとハルが、日本を懲らしめる為の 【 石油禁輸 】
また同じことを、21世紀にも演り始めた。
今度は、立場を代えて。

文が脅す。
 「 フン、君は不測の事態て知ってるかい?
    俺には、キンという血の気の多い弟がいる。
     間違って、飛翔体を飛ばさない様に祈る事だな! 」

瞬間湯沸かし器タイプの晋ゾウは言うだろう。
 「 何を! 日本には、ステルス載せた攻撃空母いずもが在るゾ。
    国防軍は、ミサイルをいっぱい持って使いたがっている! 」

こうして、ドロ沼の罵倒合戦は、いつまでも続くのでした。

      人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
           ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

危険な“ご当地運転”に注意②

2019-07-28 20:36:43 | ヒゲの毒舌
長野県の松本市には、他県民を悩ます道路事情があると云う。
それは、松本ルールと言う城下町独特の迷路で、わかりにくいからだそうだ。
しかし、長野ぐらいで独特なんて言ってたら、熊本市に来た方は間違えなく、
“ メイズ・ドライバー ” になるでしょう。
まず、城下町の規模がケタ違い。
清正公の防護政策が行き届いていて(笑)、道路はとてもとても複雑怪奇!
しかも、現在の設置されてる道路標識(道路案内板)なんて、地元の者さえ理解不能。
熊本のTVでも紹介されるほどです。

先ずは、熊本の風習(?)たる “ デレイド・ウインカー方式 ” に慣れないかん。
二車線の左側を、あなたが走っているとします。
で、右側の車線に移る時、まず! “ 方向指示器 ” を出しますよね。
その後、安全確認をして、右車線に移るでしょう。 これが、正しいんですヨ。
しかし、熊本県民的には、コレは間違えです! (笑)
              
熊本では、右車線に半分移った後に、右ウインカーを出します!? 
名物?  『 熊本式・後出しウインカー 』 です。
まあ、悪気も邪気も、なーんもなかつです。
決して、 「 なんだコイツ! 」 と、はーかく(腹かく → 怒る)人は居ないんです。
そんな事で、 “ 腹を立てる ” と、熊本では長生き出来ません。
                    
さあ、少し具体的に危ない場所をご紹介しましょう。
益城の熊本空港カントリークラブ。
熊本有数の名門クラブで、女子トーナメントもよく開催されていますね。
さて、あなたがプレイを終え、熊本市方面に帰るとします。
クラブの門から、左側にハンドルをきります。
そこは、割りと勾配がきつい下り坂。
しかも、つづら折りの道が続くから、地理を知らないと不安。
慎重なあなたは、 “ エンジン・ブレーキ ” を掛けて無理なく降りて行くハズ。
しかし、数分もしない内に、バックミラーに地元の年寄りを確認するかも。
              
腕に自慢の彼等には、エンジン・ブレーキの概念なんてありません。
びゃんびゃん飛ばすのみ!  熊本の年寄りは、元気もん!
鬼の形相の “ あおり運転 ” で、あなたのケツにピタリと付けてきます。
年寄りは言うでしょう。
                     
 「 なにいー!? 下り坂だから減速だと~?
     俺様自慢のハンドルさばきで、もう何年も事故らねーゼ。 ハハハハハー 」
県外の皆さぁん、御用心下さいませネ~。

   人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
           ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀を残せ!

2019-07-27 15:18:50 | よもやま話・料理編
これは、バッテンさんのコメントに触発されて、書きました。
7/6のブログ 『 鯛の子~スピンオフ 』 へのコメントです。 
『 銀を残して 』 ・・・ 極めて謎めいたフレーズですが、一体 『 銀 』 とは?
先ずは、 原文 “ 銀を残して、皮を引く ”  の説明から。

皮を引くとは ・・・ 
  三枚降ろしにした魚の上身には、まだ皮が残っていますね。
  刺し身用にするには、この皮を剥ぐ必要があります。
  その作業が、皮を引くと云う事です。

その “ 皮と身の間! ” に、 実は “ 脂肪 ” が在るのです。
ほら、鰹の皮を焼いて叩きで食べるのも、皮の裏に在る脂肪を生かす技法なんです。
その “ 脂肪を身の方(!)に残す ” 技術が、板前の技量になります。
少し難しいので、今ではやりたがらないかもしれませんが。
せっかくの機会ですので、紹介してみます。
但し、言葉での説明は、ヒゲには少し苦手分野。 分かりにくいのはご堪忍を。

先ずは、ヒゲが目撃した、銀(脂肪)が残らない、熊本のやり方から。
ハマチの尾の先に、柳刃包丁の刃先を差し込み、少し皮をひき、左手で皮をつかみます。
           
                 
右手の包丁の先は、まな板にピタリと接しておきます。
そのまま、皮を持った左手に力を入れ、引っ張り始めます。
時々、左手を大きく上下ジグザグに動かすと、皮が楽に引けるのです。
上身を返して見ると、赤い身が見えて、銀の脂肪は全く残っていません。(冷汗💦💦)
               
                ≪ 上が上手くいった例、下が失敗例 ≫

では、銀を残す方法は ・・・
先ず、尾の先に柳刃の刃先を入れた後、少し皮を引き、左手でつかみます。
その時、今度は刃先ではなく、柳刃の根元(!)を皮に近づけます。
そして、左手で左側に引くのと同時に、右手の柳刃包丁を右側に進めます。

この瞬間の三位一体がポイント。
左側に引く力と、右側に進める包丁のスピードとのバランス。
注意すべきは、皮を持つ左手の力加減。 強く引っ張りすぎると、ちぎれるのです。
三位一体のもうひとつ ・・・
右手に持った柳刃を、まな板にピタリと並行にとありますが。
コレを、ほんの少し包丁を起こすと、皮の方に刃が向きますね。
すると、皮から脂肪を剥がすベクトルが掛かるのです。
銀が、残りやすくなります。
但し、これは諸刃の剣。 起こす角度が大き過ぎると、皮を切るリスクが。
それも、包丁の切れ味!、すなわち研ぎ加減も影響します。
切れるに越した事はないが、切れ過ぎに御用心。
すべて、紙一重の加減とお心得ください。
皮をすき過ぎて、皮の “ 白い筋 ” までも身に残ってしまう事も。
三位一体は、ほんの少しの相対的な兼ね合いのバランスがものを言います。

                           ~~~ つづく ~~~

   人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
           ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再び買い物難民

2019-07-25 18:40:17 | 2人3脚チンタラ道中
ヒゲの車運転免許返上後、一番のネックは食料品等の日常品の買い物でした。
カァちゃんの徒歩圏内に在った大型店の閉店が続き、鶴屋百貨店だけになったのです。
それなりの品揃えがあっても、デパート価格は高い!
      
             

暫くして、城屋ダイエーの後にCOCOSAがオープンしました。
しかし、カァちゃんが期待していたのには程遠く、がっかりしたようです。
      
           

そんな中、福岡に拠点を置いた阪急系の宅配サービスを、取り込んでいました。
        
毎週変わるカタログを見ながらのネット注文。
使い慣れると、こんな有り難いサービスはありません。
何よりも、動けないヒゲにとっては、唯一の情報提供アイテム。
昔の商品ならともかく、現在の商品や食品の知識に乏しい昭和オヤジにはありがたい。
有名店の人気商品も、掲載されます。 スィーツ系が多いですが。

又、かさばるトイレットペーパーや重い洗剤等は、カァちゃんの負担を軽くします。
自宅玄関まで運んでくれる便利さは、雨の日も苦になりません。
そんなサービスに感謝していた矢先、思わぬ知らせが届きます。
「 8月末で、この事業を終わります。 」 と。
御多分に漏れず、人材不足の話は聞いていましたが、経営的にも採算が合わないのでしょう?
最近では、ベランダ用の苗とかお墓参り用の生花も注文していました。
残念なことです。

カタログから注文する品を選ぶ事は、カァちゃんの買い物の手伝いにもなっていました。
それと、外界(?)との接点にもなっていたのです。
野菜の価格が高くなったのを見ると、この気象状況ではなぁ~とか。
“骨なし魚” の表示を見れば、主婦・子供の変わり様を想像します。
このささやかだけれども、ヒゲにとってはアクティブな仕事を、取り上げられました。
まるで、老人ホームで提供される食事を、ただ食べるだけとあまり変わりません。
注文した食材を、どんな料理法で頂くとしようか?
そんな風に頭を使って楽しんでいると、カァちゃんが質問してきます。
 「 〇〇〇は、どうするの? 」 
料理法によっては、補充するものが必要になるかもしれないとの思案です。
そんな、食談義の喜びも、もうすぐ無くなります。

9月には、再開発中の桜町ビルがオープンします。
        
我が家からは、鶴屋より近く、マンネリ感の食材選びも打開出来るのでは!?
カァちゃんは開業を待ち望み、「 車椅子も通りやすい道だから、楽しみだねェ~ 」 と。
でも、そうそう気安く、ヒゲがショッピングに行けるわけがない。
すると、カァちゃんのイメージで食事の用意が進む事に。
悪くはないのだが、食材を見て献立のイメージを膨らませる楽しみがない。
イメージ造りの過程から、食欲は湧き、唾液は分泌されるのです。
「 今日は、何食べたい? 」 と聞かれても、困るんですよねぇ~

   人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
           ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

観光亡国論

2019-07-24 21:26:00 | 2人3脚チンタラ道中
アベ政権が推し進める観光立国ニッポン。
このありがたい政策のおかげで、ぎょうさんの外国人が来日しています。

賢帝アベのする事だから間違いないでしょうが、何でも増やせば良いとは短絡的ですワ。
しかも、 “訳もわからない異邦人” が京都に押し寄せるから、大変ですネン。
そもそもは、 “一見さんお断り” 言う土地柄ですやん。
日本人でさえ、そこそこに知識やマナーがないと嫌われる。

そらそうですわなぁ~。
変なガイジンさんが、カメラ片手に舞妓の尻を追い回す光景はゾッとしまっせ。
「 オーッ、ウタマロさん! ワタシと遊びましょう。 楽しいですヨー 」
ヒゲ達京都に住んでいる学生でさえ、舞妓はんが向こうから来たら道を譲ったいうのに。
             

更に、ハングル文字のおっちゃん達が、嵯峨野の綺麗な竹林散歩道の青竹を
損壊しまくってるて。
竹林を整備管理するのに、どんだけ大変なことか。
京都のモンばかりでなく、日本人ならよお~知っとる。
つい最近のニュースなんやけど ・・・ 。
ベネツィアで、ドイツ人のバックパッカーに罰金刑とか。
条例の公序良俗違反で、退去処分と。
ベネツィアも、やるもんだ!
       

今年の春、京都の錦市場から帰ったカァちゃんとの会話。
お留守番のヒゲの為に、いつもの川魚屋さんから買い物して来たのだが。
今の錦市場は、品選びも出来ない程に人ばかり。
歩けなくて、前に進めないのだそうだ。
外国人観光客が大半で、話には聞いていたがこれほどだとは!!
驚いて話してくれた。
       
        「 こんなもんじゃー ありませんよ~ 」 とカァちゃんが。

そういえば、ガイジンさんがもっとも縁がないのが、川魚問屋かもしれない。
なるほど、奴らが、ナマズやアマゴ見てもしゃあない話しや。
 
       

錦で銭にならないバックパッカーがのぞき込むのは、多分漬物屋だろう?
冷やかし散歩の合間に、味見用の香の物を摘まみ喰いするのは、ちょうど頃いいかも。
しかし、“スグキ” をつまんだガイジンさんは、「オークレージー」としかめるに違いない。
まあ、それにしても錦の人達からすると、手ばかり掛かって『金にならないインバウンド』。

結局、ちょっと潤うのは包丁ブームの厨房用品・有次さんぐらいか。
しかし、言うてましたで。
  「 包丁に名前挿れのサービスはしゃあないけど、
       変な外人ネーミングばかりで、てんやわんやヤー! 」

   
        
店頭で食べやすいように、こういう工夫したり、串刺し物が多く用意されているそうだ。
但し、喰いながら歩きは禁止と。

何でもかんでも、観光客の数さえ増やせばええもんチャウで。
こういうのを、『ありがた迷惑』 ちゅうのやで、晋ちゃん。
金落ちず “百害あって一利なし” ってえ、爺ちゃんから習わなかったかい?
ええかーシンゾウ!
外国人観光客には、特別マナー講習会を卒業させてから、京都に送れや!
  * 舞妓に手を触れない   * 青竹・文化財に落書きしない 
        * 器をポケットに入れて持ち帰らない

                     
   人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
           ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テレビ観戦三昧

2019-07-23 15:57:31 | ヒゲの毒舌
7/21(日) 超満員のラスベガス・MGMスタジアム。
Mパッキャオのウェルター級統一戦は、世界中が注目する好取り組。
相手もなかなかの強豪でしたが、パッキャオが惑わずに勝利した。
さすが、不惑の40歳チャンプでした!
試合を観ながら、以前にあった面白いボクシングを思い出した。
  
        

4/14(日曜日)の事です。        
この日は、TV観戦が忙しい日で御座いました。
先ずは、NHK杯将棋からスタートです。
夕方は、ボクシング観戦。 
パシフィック・フェザー級のタイトル戦が、熊本の合志市体育館で行われます。
こんなマイナーな試合が放映されるのは珍しい。
地元のチャンピオンの森 武蔵が、フィリピンのリチャード・プミクピックを迎えての、
ダイレクト・リマッチです。
前回が、2-1のスプリットデシジョン。
今日は、すっきり決着をつけたいところ。

熊本のミュージシャン・MIKAさんの君が代独唱から始まった。
さて、第一ラウンド ~~~ リング上では武蔵が元気に飛び出して行きます。
熊本TKUのアナウンサーの武蔵応援がスゴい。
この熊本ローカル色が楽しい。 (笑)
暴れん坊だった武蔵をさとして、ボクシングを勧めたのが、学校の校長先生だったと。
昔のボクシング漫画のサクセスストーリーを、地で行くような話しが続く。

第2ラウンド ~~~ 武蔵は、プミクピックの“いきなりの右”を貰っています。
しかも、総てのラウンドで、このいきなりのクリーンヒットを喰らうのです。
あれ? このプミクピックのいきなりは、ヒゲには記憶があるのだが ・・・ 。
ほら、同じフィリピンの英雄・パッキャオが得意としたパンチですよ。
右を伸ばしたまま、体ごと飛び込む技です。
この技を、武蔵が度々(!)、もろ(!)に喰らう。
プミクピックとパッキャオは、同じフィリピンです。
当然、同郷のチャンピオンの得意技は熟知してるでしょう。
あゝ、それなのに、その対策は何もなく、熊本の武蔵は無造作にパンチを貰う。
とうとう、試合は判定に。
またしても、スプリットでの判定勝ち。
ジャッジに日本人が居なかったら、逆の結果になっていたかも。
あぶない、あぶない?
              
さぁて、次のTVは、深夜のゴルフ中継『マスターズ』が予定です。
一日中テレビ観戦なんて、なんて生産性がない生活なんでしょう。
リタイアおっさんの楽しみなんて、こんなモノでしょうかねぇ~?
                     
   人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
           ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥さま族とのバトル

2019-07-22 20:24:18 | 田園ものがたり
気が惹かれる物になかなか出逢うことなく、西部工芸展会場を出たヒゲ夫婦。
 「 まぁ~ ちょっと早いが、酒でも飲むかな!? 」
鶴屋Dのレストラン街も目の前だから、ひと回りして店を決めることに。
工芸展鑑賞の後だから、和食の星岡茶寮さんにお邪魔するのも良いだろう。
     
             
ヒゲは、ソバが入ったセット物とお銚子を。
あつらえられた窓越しの庭が、思わず熱燗をすすめる。 (笑)
            
さぁて、前ブログに書いた『西部工芸展』には、さまざまな思い出があります。
1980年代、岩田屋伊勢丹で展示会が行われていた頃です。
           
会場に、早く到着したヒゲ。
入り口近くに、お気に入りの作品を発見しました。
しかし、“あわてる乞食はもらいが少ない” の昔フレーズを思い出します。
もう何度も、手拍子で指して負けた将棋も多い。
じっくり考慮して決めた方が良いのでは!?
そう、他にもっと良い作品があるかもしれない。
使える予算は限られているし ・・・ 。
全作品に目を通してから後、決めるのが一番の合理的な方法だと。
          
30分ほどかけて、全部の展示品に目を通して、入り口に戻って来ました。
「 やはり、最初に見た作品がベストだな。 あれを頂こう。 」 と、
テーブルに近づきました。
ところが、お気に入りには、もう既に入札の赤いシールが貼られています。
手遅れでした。 「 しまったあ~!? 」
なんと、有閑マダムさんに押えられていたのです。
しかも、様子を見ていると、だいたい1万円から2万円位のちょっと良いモノを、
マダム連中はためらいなく引いていってます。
                
朝早くから来て、ヒゲには、なに一つ残っていないのです。 😢
むざむざ時間を費して、何のみやげも持ち帰れませんでした。
そうか! この奥様族こそが、ヒゲの戦う相手だと自覚した瞬間でした。
           
そして一年間の臥薪嘗胆に耐えたヒゲは、奇策を思いつきます。
展示会の前日。
いつも通り(笑)、客の振舞い酒で、したたか飲みほうけたヒゲ。
営業終了後、従業員が帰ります。
そして、なんと! カァちゃんまで帰します。
戸締まりをした後、ひとりで店に残ったのです。
さぁ、何を企んでいるんでしょうか?
       
          ≪ 注 : 作品は工芸展のではありません。 魯山人です。 ≫

                        ~~~ つづく ~~~

    人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
           ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後の晩さん~商業捕鯨

2019-07-21 21:03:32 | ヒゲの毒舌
ありがたい事に、商業捕鯨が再開した。
これで何とか、ヒゲの最後の晩さんに間に合うかもしれない。
ヒゲ希望のラスト酒肴10品のひとつは、シロナガスクジラの尾の身です。
チルド状態の身をお願いしたい。
                
昭和30年代、小学生のヒゲは、学校給食が頼りでした。
深夜遅くまで仕事している母親に朝ご飯を求めるのは、とても無理な話し。
モヤシ体型のヒゲは、昼食だけが楽しみ。
硬いコッペパンと脱脂粉乳は苦手でしたが、主菜が楽しみです。
なにしろ、食い物が無い時代で、唯一の栄養源は学校給食でした。
そんな時、「昼食はクジラ!」と聴いた日は、朝から勉強が手に付きません。(笑)
普段まったく勉強しないヒゲ少年が、言うのもおかしなことですが ・・・(爆笑)
                
鯨肉は、戦後の貴重なタンパク源。
クジラの竜田揚げとか鯨カツなんて、ヒゲにはとんでもないご馳走。
いや小学生ヒゲだけでなく、当時の日本人にもありがたい食糧でした。
日本人にとっては、命の糧たるクジラ。
それを、ただ単に鯨油だけ絞って、鯨身は棄てていたアメリカやオーストラリア人から、
捕鯨反対なんて言われても納得がいかない。
                
お迎えが近い(?)ヒゲは、先ず、長須クジラの尾の身を数切れで辛抱しよう。
中々入手が難しいシロナガス鯨を待っている時間は???
お供の酒は、酔鯨さんの純米でしょうか?
   
その後、久しぶりのオバケ酢みそが楽しみ。
戦後復興期の光景が浮かんで来ます。
                 
昭和30年代、厳しい労働を済ませたお父さんの食卓。
そのちゃぶ台には、父親にだけ小鉢と瓶ビールが置かれています。
肴は、オバケとも呼ばれる “ さらしクジラ ” が多かったのです。
一日の疲れが、いっぺんに吹き飛ぶ時間帯だったでしょう。
ヨ~シ! 明日もがんばろう!!

ヒゲのラスト晩さんメインには、当時の小学生の体格増進に貢献してくれた
鯨カツをお願いしたい。
ひもじかった小学生達は、カツレ坊主のように鯨カツにかぶりついたモンです。
付け合わせには、ぜひグリーンピースを。
日本の捕鯨船を妨害した白人平和(?笑)団体さんと同じ名だから。
きっとヒゲは、フォークの背で野菜のグリーンピースを押しつぶしながら、
「 このGピースの偽善野郎! 」 と罵る事でしょう。
        
そして、酔鯨をしこたま鯨飲しながら、勇魚(いさな)漁やモビーディックの時代に
思いを馳せるに違いない。 (笑)
         

    人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
           ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

差別主義者の設計②

2019-07-20 20:03:24 | 田園ものがたり
自社ビルの二階に構える事にした新しい田園の店舗。
フロアー全部を使うのですから、結構な広さがあります。
しかし、間口(入口)が狭いクランク型の敷地の上に、消防法とやらの制約もあり、
間取りを考えるのに苦心します。
奥に細長い京都の商家をイメージ出来るような造り。
               
平面図とにらめっこしていると、良い案がひらめいてきました。
エレベーターを降りた位置から西銀座通りに面したスペースに、
今風に表現すると “ 離れ個室 ” が魅力的に描かれます。
隣室の声が聞こえない! VIPルームばりの座敷が造れるのです。
定員12名ほどの座敷で、会食前の会議も兼ねられるでしょう。

ところが、この案が、ヒゲ夫婦を悩ませ続けるのです。
雑誌に掲載されるような小洒落た雰囲気の店も魅力があります。
でもでも、私達が重きを置くのは、お客様が喜ぶ低価格・スタッフの仕事が
スムーズに動ける配置を考える事でした。
ですから、収容人数の確保と厨房の位置が大いに難題となるのです。

この案の離れ座敷を造ると、調理場がほぼ中央の位置にならざるを得ません。
設備的に一番難題な厨房の位置を何処にするか?
これが決まらないと、後の配置も確定しません。

「 そんな良い部屋が出来るなら、文句ないじゃあないか! 」
「 部屋の人気が上がると、その部屋を指名する客が増えるだろう! 」
と、思われることでしょう。

ここに、客数の微妙な問題が浮上し、客単価に影響するのです。
店側からすると、この部屋なら12名欲しいところ。
12名 × 5千円(当初目標にした金額) = 6万円 なら悪くない。
しかし、7名以内で指名されたら、グッとくるでしょう。
「 その部屋が取れないならキャンセルや 」 と脅かされたらどうします?

もう一つが、厨房を挟んで客室をセパレートする負の部分。
人材をセパレートして配置するマイナー部分です。
サービス係を二カ所に分けて配置すると、流動性が失われる。
これがネック!!
                       ~~~ 悩みはつづく ~~~

    
             
                       ≪ ビル建築の起工式 ≫
    人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
           ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夫婦で外飲み④

2019-07-18 21:08:53 | よもやま話・酒編
光久蔵の二階で、まったりしているヒゲ夫婦。
其所に、階段を登って来る足音が聞こえ、立派な体躯の男性が現れた。
ヒゲは、少し記憶にあるのだが ・・・ 具体的に名前が浮かばない。

すると平嶋さんが、 『 菊姫の農口杜氏さん 』 と紹介される。
そうだった! そうだ、そうだ~ 思い出したぁ~
ひとしきり、醸造の話しで盛り上がります。
ヒゲは、急いで台所を借り、熊本からの土産の霜降り馬刺しを切り出した。
農口さんには初めての馬刺しで、酒盛りが始まりました。
実はこの酒盛り、本番のホテルでのパーティの前哨戦なんです。 (笑)
             
さてさて、店主とのカウンターでの会話に戻りましょう。
漫画 “ 夏子の酒 ” になり、作家の “ 尾瀬あきらさん ” の話に移った。
彼とも、北九州でのパーティーでお会いし、二次会では酒を酌み交わしました。
                 
ガラクタがゾロリと揃っている、今の日本の議員には、夏子の酒は必読書です。
農協とメーカー・農薬散布・食糧自給率・品評会等々、議員が学ぶことは多い。
カァちゃん 「 よく間違えられるんですけどね ・・・
         夏子の酒のモデル蔵の酒は、『亀の翁』で、おきなと読むなんです。
        亀の尾は、酒造米の名前です。
         おっぽの字を使った酒もありますが。
         酒造会社名は、えーと?? 」
                    
ヒゲ     「 清泉の久須美酒造さんタイ。 」
カァちゃん 「 へぇ~ よく覚えとったねぇ~ (笑) 」
                    
ヒゲが奥の厨房に目をやると、新顔の板場が居ました。
何か、作っているみたいです。
うーん、 『 手が早い! 』 見事です!
我々飲食業では、 “手が早い” は、最高ランクの褒め言葉になります。

そう言えば、田園の調理場でも  “手がはやい” のが何人も。
じゃぁ~ 田園、ずいぶん仕事の生産性が高いと、皆さん思われる事でしょう。
但し、ウチの場合は、 “芸能界的!?” な手がはやいのばかり。
仕事はチンタラでしたが。 (苦笑)
ヒゲ達には、悩みのタネで御座いました。
                          
      人気ブログランキングへ 
 http://blog.with2.net/link.php?1046790  
           ↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする