もっと時間を！？

リタイア夫婦で、これと云う仕事も無いので、時間は有り余っているハズなのに・・・
ヒゲは、ブログを書く時間も無い！

ＮＨＫのＢＳプレミアム登場で、映画一本増えて、又時間が足りなくなっている。
先日は、　『　砲艦 サンパブロ　』　で、三時間も。
うわー、こんなレトロな映画なんかあって良いんだろうか？
改めて観ると結構面白い。　
中国共産党軍と中国国民党の闘争時代なんて殆ど知らないし。
丁度、前日に、中国近代史に於ける悪女（？）の特集があっていたので、
ナイスなタイミング。
ほら、天下の悪女・江青等が跋扈してた時代。

　　　　　　

ヒゲは、プロ野球とサッカーのテレビ番組を見ないので、それでまあまあ時間を
紡ぎ出して居るんだけど、昼食後の昼寝が多過ぎる。　笑
テレビに関しては、映画一本と○○美女殺人事件一本だけで、４～５時間も潰れてしまうのです。

更に一杯飲みながらの晩酌たるや、三時間も！
カカァもアクシャ打つのに十分です。　笑
♪　コレじゃ　　♬　時間が足る訳ナイよ　　分かっちゃ居るけど　止められない
　ホレ　♪♪　スイスイすーだらラッタ　~♩　　　あ～あ、困ったもんだ～～

アクシャ打たなくて良い様に、カァちゃんは勝手に動き回っています。
ベランダの楽しみもひとつなんですが　・・・
アッと言う間に、虫に遊ばれてしまいました。

　　　　　　　　

苗に付いて来ていたのかな？
葉の穴に気が付いた時には、虫は見付からなかったのだが、翌日には御覧のい通り。
いっぱい食べて、成長していらっしゃいました。
これじゃ、　“　枝豆で生ビールパーティー　”　も危ぶまれますネ。　笑
テレビを見ているヒゲが、　「　虫をデジカメしとけよー　」　と、冷やかしています。

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肥後の甲イカ

先日の熊日新聞に、熊本での甲イカ祭りの記事が出ていた。
なるほどな～、こんな奇祭も在るのか？ 関心した。熊本らしい取り上げ方だが。

今度の買い物、何時もの黒潮市場で、『　甲イカ　』　の大きいのを手に入れた。
値段は安いのだが、カカァは渋った。どうやら　『　槍イカ　』　でないのが原因みたいです。
今、熊本でも佐賀・呼子あたりから来る、扱いが簡単な槍イカ系統が人気者。
魚屋や料理店にして、あまり扱いが分かっておらず、甲イカ系統は嫌われ者。

　　　　　　　　　

カカァが扱うのをシンドしていたのを見て、なるほど熊本では、甲イカが良く獲れるのだが、
扱い方が分かってないのだなと。

槍イカとの一番の違い。
甲イカは、外皮を剥いだ後、“　もう一枚皮を剥かなければならない　”　のです。
このひと手前が嫌われ者の所以たる所です。
しかも、その二枚目の皮の剥き方や、爪を上手に使っての熟練度が必要だから大変です。

次ぎの関門は、この甲イカ系統のイカのサイズ・大きさなのです。
極く小さな物から、特大な物まであります。
と云う事は、身の厚みもピンきり。　コレが、料理する人を悩ませる。
あつ～い身なら、刺身用の　“　冊取り　”　をやや細めにしましょう。
この厚い身はネットリがきついので、切り出しがちょっと大きいと、生臭く成るから、
要注意ですゾ。


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ある日のデイルーム

２４時間点滴の無い時、ヒゲはリハビリ兼ねて、一日３回デイルームに出掛けました。
デイルームとは、患者やその家族の方達が、適当に駄弁ったり食事をしたりと
自由に使われている所です。
四人掛けのテーブルが多数配置されていて、自動のティーサーバーやレンジ、トースターも
用意されて便利なものです。

ある日の事、デイルームには中年男性が二人だけで、そこにヒゲが。
中国、黄砂の影響でしょうか、遠くの山々がいくばくか霞んで見えます。

中年男性二人組、一人は患者服。
他方は、税理士か経営コンサルタントみたいで、ネクタイを締めこなして居りました。
やがて、山々を見ているヒゲの耳にも、二人の会話が入ってきました。
患者服　「　私は、ちゃんと滞る事なく第O信金に支払いを続けてきました。　」
　　　　　「　こんな事（病気)になるなら、苦しいからと、アノ保険を解約しなければよかった。
　　　　　　悔やまれます。　」

冷え～！　こんな話を、聞いててイイんだろうか？　結構ヤバイよ。
どうやら中小企業の社長さん（患者服）らしい方が、資金繰りの為に自分自身の保険を解約したらしい。
所が、その直後！　心臓血管関係の病気が発症してしまって。
何と云う人生の皮肉！
アノ時、保険解約をちょっとためらっていたなら　・・・
まだ信金には、二千万ほどの借入金が残っているけど、もう事業の継続は難しい。
お陰で、２３人の従業員は解雇。
事業所の整理を、この先生にお願いしてるらしい。

人の不幸は蜜の味。　
勿論、ヒゲも大の好物なのだが、こうも自分達に被るような不幸だと、苦い物が込み上げる。
やはり蜜の味は、有名セレブ芸能人あたりが、やれ離婚だ！　借金だ！　入牢だ？
なんぞの目に遇うぐらいが丁度良い。　笑
こうして聴く耳たてた訳でも無く、席を立つ事も出来ず、ヤジ馬モードで時は過ぎたので
御座いました。

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かかぁファーマーズ

最近、ヒゲも結構忙しい。
どうせ、テレビの映画ざんまいとお思いでしょうか？
どっこい、かぁちゃんのアッシー君役で忙しいんです。

今日は、ナフコだ！　 明日は、サンコーに行け！　と注文が飛んできます。
そんな所で、何するのだ？　 まさか日曜大工なんて　・・・

前の住居での話　～～～
色々な鉢物、肥料、防虫剤を用意しました。
毎日水を掛けて、後は収穫を待つばかりでした。
所が、何千円も掛けて、手間ひま費やしての収穫たるや　・・・
大葉三枚、苦瓜の三センチ（注；３０センチではありません）物が二本、
皮の固い（笑）ミニトマトが五個でした。
購入金額を考えると、ほぼ全滅の出来です。

コレがいたくカカァの自尊心を傷つけた。
何たってお百姓の娘が、苦瓜一本成らせられないと、ヒゲが大笑いしたからです。
あの場所は劣悪な環境過ぎたから、しょうが無いと本人は言いますが。

そこで、今度のバルコニーでの家庭菜園。
やれ　『　土　』　だ、プランターはどのサイズが良い、勿論肥料もこだわって？
これだけ御忙しくなさっているから、夏の収穫は大丈夫でしょう。
大葉、黒枝豆等、次々にほこって、近所にお裾分けしなくっちゃ。　笑

　　　
　　　　　　　　　　　　
　　　

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順調（！？）な回復

退院後、二回目の診察。
体調を管理して貰いながら、薬の処方を頼む病院として、
地域医療センターが選ばれました。
我が家のお向かいさんでもあるので、とても便利です。
普通の歩き方だと、玄関を出て５分もかかりません。
早足の私が受付を済ませ、ヒゲは途中休憩しながら、後からの到着です。
診察が済めば、先にお帰りで、楽チン・楽チン　・・・
私は、会計・薬の処方で、一時間後位に。
悪い所も見当たらず、次の診察は４週間後に。　先ずは、安堵！！
後は、体力を付けるリハビリを進めれば　・・・

車を運転しての食糧の買出しには、今までと同じペースで行くようになりました。
そして今日は、お初の夜の街へ！
最近、会話が少なかったのだが、久し振りのお嬢さんに会えば、
声帯のリハにもなるか？

最近のヒゲ語彙を暴露しましょう！
起きて来た時　　　「　よう　寝た　」　　　　（　納得！　）
どんな体調か質問した時　　「　まあまあ　」　
　　　　　　　　　　（　顔の様子からして、良いのか悪いのか判らない事が多い　）
食べ物の具合を聞いた時　　「　世話なし　」
　（　丁度良い・これで充分の意味だとは思うのだが、遠慮していそうな気配も？　）
私がヒゲの前から消えているのが続くと　　　「　ゆるーっと、しなっせ　」
　　（　バタバタと仕事をこなしている事への気遣いか？　単なる、愛想言葉か？　）
トンの姿が見えないと　　　　「　トンは？　」
　（　トンは、お気に入りの場所を何箇所も持っているのに、ヒゲが動かないから　）

短い同じ言葉が、毎日繰り返されます。　笑
元々、口数の少ないヒゲなんですが　・・・　リハしなくっちゃ！　
つられて、私の言葉も少なくなって、皆が喜ぶかな？　


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ヒゲと浮世絵

先日のＮＨＫ日曜美術館　～～～
国芳の江戸スカイツリー（？）の浮世絵が話題になりました。
ヒゲには、割と若い時から浮世絵に馴染んでいた過去がありました。　笑
　　　　　　　
　　　　　　　

孫のヒー（響）を前に、夫婦の会話　～～～
記念切手帳を手にカァちゃん、　「　コレ、もうすぐアンタの物かもよ？　」
ヒゲは、　「　ヒーが興味を持てばの話しタイ。　」
今どき、　『　切手収集　』　みたいなジミな趣味に、孫世代が興味を持つのだろうか？

　　　　　　　

ずっと昔（？）、ヒゲ小学生時代、切手ブームがありました。
親戚が居た花園地区に向かう途中の、本妙寺の坂道。
その道の中頃のテイラー屋さんに同級生が居りました。
偶然ばったり出会って、お茶と御菓子を頂いている時、お互いの趣味を識ったのでした。
「　あら～、あれはストックブックよね？　」

そんなある日、大洋デパートから　「　入荷しました。　」　と連絡が入りました。
直ぐに、ヒゲと同級生は、切手古銭コーナーに向かったのでした。
当時、熊本では滅多に入らないレア物が、“　一枚！　”　其処に在りました。
マニア垂涎の物ですが、小学生達にはとても手が出る様な金額ではありません。
二人して、ため息をついて、その浮世絵切手を眺めて居りました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
それから時は流れ、９０年代田園ビル　～～～
「　マスター、五階から電話でーす。　」
「　おーい、片山君や、俺タイ！　今五階に居るたい。　」
「　ウン、Ｓ木君だろ、二階に来んネ　」
そして、２Ｆ・田園カウンター、　三十何年ぶりの同級生との再会です。
Ｓ木　「　じゅんな、憶えとるや？　」
　　　　　　　　「　勿論タイ、　『　見返り美人　』　だろうたい！　笑　」
Ｓ木　「　今度は君の所有番タイ。　何時か持って来ようか？　笑　」

何とアノ時、金を持たないハズの小学生達は、超レア切手　『　見返り美人　』　を
手に入れていたのです！
予算不足の小学生達が考え出したのが、金額半分ずつ出資のシェア方式だったのでした。
交互に所有すると云う、奇想天外の妙手で切手を手に入れたのです。
約束は、どちらかが所有を欲する時は、差額を相手に払うと云うだけ。

さてと、いよいよ先が少ない身。
想い出の切手、我が身の近くに置いとくべきか？
或いは、お互いの孫同士が、再び切手シェアの契約を継続するのだろうか？　笑


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病室の相棒

今度の入院の相棒には、アイパッドを。
新しいアプリ　“　ザ・チェス　”　が登録してあるから、チェスボードの代わりに為ります。
だから、勉強用に洋書も一冊連れて　・・・
本のタイトルは、　『　１９２４年、ニューヨーク国際チェストーナメント　』

　　　　　　　　　　　

イルカさん達から見ると、古色蒼然たるオープニングに為るのでしょうが、
今のヒゲには丁度良いかも？

１９２４年！ まだ人類が、地球とぎりぎり調和を持って生存していた時代。
Ｍ・マウンテンさんから貸して貰っていた映画　『　愛のエチュード　』　と云う名の
チェス物語も、丁度此れくらいの時代背景でしたでしょうか。

　

ページをめくると、懐かしいチェスプレイヤーの名が次々に。
今と違う、あの当時、よくこれだけ各国からスター選手が揃ったもんだナァ！
ブロードウェイ通りのアラマックホテルに集うたプレイヤーは　・・・
Ｄｒ．ラスカー　　（ドイツ）　　　　　　ホセ．カパブランカ　（キューブ）
Ａ．アレキン　　　（ロシア）　　　　　Ｆ．マーシャル　　　（アメリカ）
Ｒ．レテイ　　　　（チェコ）　　　　　　Ｇ．マロッチー　　　（ハンガリー）
Ｅ．ボゴルジュボウ（ウクライナ）　　　Ｄｒ．タルタコワ　　（オーストリア）
Ｆ．イェーツ　　　（英国）

　
　
　　　　　　　　　　

アイパッドを使っての病室でのチェス。
チェスボードをわざわざ拡げてのスタデーは気が引ける。
第一、食事のプレートが来た折には、バタバタとピースの片付けが大変です．　笑
それは兎も角、アイパッドで並べると、記憶させといて、何時でも不審な局面に
ワープ出来るのが良い。

本には、セピア色のチェスプレイヤー達の写真が紹介されて。
しかし、そのゲームは決して色あせる事なく、輝いている。
むしろ、あの頃の時代の方が、個性的な選手が活き活きして居た感があります。
さあ、次ぎの対局は誰と誰だ？　楽しみだ。

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退院祝い！

外飲みを控えているヒゲに、Ｔ先生から　『　シャンパンとワイン　』　を頂いた。
折角だから、二人で飲むより賑やかに退院祝いをする事に。

昨日の盗み撮りの後、姉妹で出掛ける用事があったので、帰宅後の時間に決まった。
カァちゃんを玄関に出迎えてくれたトンだったが、宿敵の妹も一緒で、怒りの顔に変身。
しばらくすると、無視した状態で、おとなしくしていたのだが　・・・
カメラを向けたのが、妹だったので、この目つきに。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

シャンパンで乾杯！　　　「　美味い！　」　姉妹で声が揃いました。
「　Ｔ先生、ありがとうございます！　」
三人の祝宴は、話があちこち飛びながら盛り上がります。
肴は、鴨のスモーク　・　エスカルゴ　・　チーズ　・　鮭のバター焼き　・・・


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

チーズは、長男からの贈り物で、個性的な物を三種。
「　ここにあるチーズは、クセモノばかり。二人がクセモノだからね。　ワッハッハ　」
と、強烈な香り（？！）を好まない妹が言う。
焼いたパンにチーズを乗せ、ワインを頂きながら、ヒゲ夫婦は楽しみます。


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アナログ患者

『　アナログ患者とデジタル医療器具　』
十二年ぶりの国立病院。　久しぶりのせいか、戸惑う事ばかり。
　　（　影の声　：　度々世話になって、慣れてもらっては困ります。　）
いきなり手首に、手錠みたいに付けられたバーコード。
まるで、スーパーのレジみたいだ？　　“ ピッ！ ”
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
所が皆んな、この認識作業を、コロリと忘れる。　笑
何かする度に、ＰＣの読み取り機で　“　ピッ！　”　しないといけないから、
仕事量は格段に増える。

まあ、こんなのは愛嬌のある方。
ヒゲにとって　（他の患者さんにも？）、　悪魔の様なデジタル医療器具が開発されて
居りました。

月曜日に、点滴セットを持って来たのを見て、呆然となった。
コレは、何だ？
点滴と云うから、物干し台の支柱みたいな、簡単構造と思い込みのヒゲ。
点滴液を吊るすだけの、小さな車輪が付いた三本足が自在に動くステンレス物と。

目の前のソレは、タランチュラの蜘蛛あし形状の五本足。　絶対に倒れ無いゾー
中程には、マシーンが付いています。　輸液ポンプ？　とか。
点滴のホースをソレに通して、『　４０　』　とかセットすれば、
後は器械が二十四時間ドリップして呉れるのです。
何と有り難いマシーンでしょうか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ここには、不良患者が、ナースさんの眼をかすめて、点滴ドリップの栓をこっそり弛めて、
「　アレ？　今日は何故か早く済んじゃッた、カンラカンラ！　」　などの
けしからん場面は存在しません！
そんなささやかな抵抗も許されない、総てマシーンがコントロールする、
ターミネーター時代の医療か。
人間は、養鶏場のチキン並みの扱いなのでしょう。

ヒゲは、試しに点滴しながらのリハビリ散歩を試みますが、何しろマシーンの
大きさ・重さのスゴイ事。
不自由な左手ではどうにも為りません。
この瞬間からヒゲにとって、この機械は　“　二十四時間拷問マシーン　”　に成ったのです。
お陰で、動きは出来ず、今でもリハビリ不足の後遺症で、ヘビーダメージが残って
いるのでした。

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盗み撮り

仲良く、お昼寝中！
　　　　　　　　　　　　　
最近は、このパターンがよく見掛けられます。
ベッドでの昼寝は、寝すぎるから　・・・　和室でのごろ寝に。
トンが真ん中に陣取っている時間帯なので、「　困ったナァ！？　」　の顔しながら、
譲ってあげて、仲良くなさっております。


久々に、カァちゃんの料理写真をオマケに。
先日のスペイン料理屋さんに行った時、ヒゲさんへの土産に　
“　レンズ豆のパエリア　”　を持って帰りました。
「　カァちゃんのが上手い（旨い？）！　」　と、誉めて貰いました。
１月末に炊いた時の写真です。
実は、この後　（娘が来た時）　、炊いた時は失敗作でした。
豆が多すぎて、赤飯みたいな色になって。　味は良かったのですが　・・・　負け惜しみ。
　　
　　　　　　　　　　　　


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