田園酔狂曲

酔いどれ夫婦とエジプシャンズの日々

山頭火

2009-09-30 14:18:50 | 田園ものがたり
9月27日の八代路では、秋はのんびり山頭火ウォーク・ディ。
ヒゲ達の山頭火との出会いは、18年前になります ・・・

        「 アラ! 先生いらっしゃいませ。 今日は、お一人? 」
秋山厳先生 「 ウン! 後からフミちゃんが来ると思うよ。
          それまで、マスター、一緒に飲もうか? 
          ここは、 “ 光久 ” は、あるね? 」
        「 ハイ、ありますよ。 」               
 《光久蔵》    

先生 「 この間ね、北九州の平嶋の所に行って来たよ。
     今度、新しい酒蔵 (光久蔵) が出来たお祝いに。」
ヒゲ 「 我々は、まだ行ってないんですよ。 」
先生 「 今日は、島さんは来てないんかね? 」
ヒゲ 「 はい、今日はまだ、出勤されてないようです (笑)」

先生 「 マスター、今日は、にぎり (寿司) は出来るかね? 」
ヒゲ 「 はい、ありますよ。 」
先生 「 じゃ、三人分頼んどいて。 ママの分も。 」
      ・・・ やがて、フミちゃんも到着。
史ちゃん 「 ハイ、マスター、お土産! 」
ヒゲが欲しがっていた漫画 ・ 『 夏子の酒 』( ’08.12.23のブログ参照) だ。
そろそろ、ママも加われる時間になり、大盛り上がり。

     

先生 「 今日は、早く終わりそうだね?
     良かったら、ママもマスターも、俺の知った所に付き合わないかい ?! 」
三人 「 エーッ、先生の知った所ーー??? 」


「 あら~、先生、お久しぶり、いらっしゃいませ! 」
先生とは、まるで雰囲気の違う、昔タイプのスナックです。
三人 「 ヘェーツ? こんな所も来るんだぁ! 」
やがて、定番のマイクも回って、盛り上げの為なら、歌わないとしようがない。
田園ママは、 “ いい日旅立ち ” ぐらいは歌えるかと?
次は、史ちゃんの番 ~~
ヒゲ 「 まァ、うちのママも音痴だけど、史ちゃんも負けず音痴ねェ (笑)」

そして、時はずーっと経て、田園閉店の日。
通知の葉書を見た小○史ちゃんが、多忙な合い間を縫って、駆けつけてくれた。
カウンターで、ヒゲと飲みながら、
   「 マスター、今、私、シャンソン歌手もやっているのよ! 」
ヒゲ 「 エーッ! ウソでしょう? あの音痴のフミちゃんがシャンソンだって??(笑)」

さて、明後日(10/2)、二人の元(?)音痴が出会うかも! 勿論、ヒゲも。
『 美味しい熊本を食べる会 』 のパーティーで。

  《 秋山先生の版画・海王丸に飾ってます 》
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夜のお散歩

2009-09-29 17:26:57 | 2人3脚チンタラ道中
9/27  日曜日

田園を支えてくれた相棒の一人(?)、リーチ・イン冷蔵庫に会う為、海王丸に出掛ける。
バトン・タッチした海王丸さんにも、長~く愛してもらえるように、気合い入れだ。
目的のチェックも異常なしで、早めに終了。
二番目の目的は、ヒゲのリハビリだぁ~!
智ちゃんのサービスで、気持ちよく小腹を満たし、いざ出発!

田園ビルを出て、左右をキョロ・キョロ眺めると、シャッターを下ろした店が多い。
日曜日だもん! 元気な頃の馴染みの店は、ここもあそこも残念!

下通りアーケード街にでる。
改装して初めて歩くヒゲは、噂の休憩用椅子に腰掛けてみる。
やっぱり、ヒゲには優しくないヤツだ。
チョット休憩の場所さえあれば、程ほどに歩けるんだけどなぁ~。

光淋寺通りに入る。
子供達が小さい頃から、よく行っていた店の看板に灯りが ・・・ 『 串揚げ・楯己 』
手塚治虫似のお兄さんが、笑顔で迎えてくれた。

       《 ボヤケてゴメンなさい 》

  『 楯己 』 御自慢の揚げ窯

            
《 合い間に摘む“小葱”が美味い》   《 材料によって工夫された数種のタレ 》

お兄さんの会話に引きこまれて、カァちゃんも口が止まらない。
食べる・飲む・しゃべるの三拍子! ヒゲは、あきれ(?)顔で、ニコニコ!?
ヒゲ愛用の “ すべらんぜよ ” も携帯していたのだが、使わずにすんだ。
壁の角を上手く利用して座ったようだ。
最後に “ アイスクリームの串揚げ ” を食べて、ルンルンで家路についたとさ。
だって、今日は、人間フォーク・リフトが不要なんだもん!
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藤沢 秀行

2009-09-28 16:05:30 | よもやま話・料理編
NHKの再放送で、藤沢秀行先生の晩年が紹介された。 
『 酒と女と博打 』 に明け暮れて、
まるでヒゲ自身を感じるような生涯だ !?
                 
その中の1シーン ~
若手プロに指導していて、思わず 「 定石にとらわれるな!! 」 と叫んでいるのが ・・・ 

ある日の田園 ~
遅い時間に、県のO方さんがお一人で。 
「 マスター、お酒を! それに、二次会だから、肴は何か “ 豆腐物 ” をいただこうか。 」
まだ倒れる前のヒゲ、酒を出しながら、一瞬考えました。

   豆腐物?? まさか、冷奴という訳もいくまい。
                じゃあ、小鍋で湯豆腐も暑苦しい。
何時もの揚出し豆腐も、酒飲みが大レンゲでしゃぶりつくのはオモロウない。
それでは、炒め豆腐をさせようか?
しかし、調理場の板場は、こう言い訳するだろう
   “ 炒め豆腐は、予(あらかじ)め、水気を切ってするのが正しい定石ですよ!
     だから間に合いません!? ” 

そして、 「 解りました。 今日は、いい “ 渡部豆腐 ” が入っていますから。 」 と。
ヒゲは、 “ 信楽焼きの鉢 ” を酒燗器の上に乗せてから、調理場に豆腐と少量の肉を
取りに行きました。

O方さんの目の前で作られた、何の変哲もない手順は、次の通りです。

  木綿タイプの渡部豆腐を、先ず切りましょう。
  第一のポイントは大きさ(サイズ)! ~ 酒飲みの箸が伸びる、そんな微妙な加減に。

  熱したフライパンに少量の油で、切った豆腐を軽く炒めましょう。
  終わり際に、塩と一味唐辛子を振って。
  炒めた豆腐は、一旦、横のザルに。 (しつこい様ですが、穴の空いた(?)ザルです。)

  綺麗にしたフライパンで、肉を炒めて味をつけ、水気の切れた炒め豆腐を再び戻してあおり、
  最後に、少量の濃口醤油を掛け回します。
  温まった信楽の器に盛り、小口切りの小葱をパラリ。

酔っぱらいでも箸でつまめて、しかも、豆腐は軟らかく、汁気が殆んどたまってない炒め豆腐。
ヒゲが倒れた後でも、 “ あの豆腐、 ・・・ ” と、板場に言うのですが ??? 残念!?
こういう定石ハズレの料理こそ、料理人の色々な感性が試されるのですけどね。
せめて、OSMくらいが、横でじっと見ていてくれるだけでも良かったのですが ・・・ 。

そして、BGMは、P・カザルスの無伴奏組曲。
二人で酒飲みながら、チェロの話題で盛り上がったので御座いました。
                        
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海童子

2009-09-27 11:35:30 | ヒゲの毒舌
先日のTV映画、ケビン・コスナーの海洋救助物。
日本の映画 『 海猿 』 のリメーク版みたいなものだが、その中の1シーン ・・・
磯の洞穴前でのセリフ ~ 「 波を読め! 」
ヒゲは、小学生時代を思い出した。

身体の弱いヒゲを見かねてか、親父が、従弟達と一緒に鹿児島の阿久根大島に、
海保養に連れて行った。
いつもは、熊本・宇土長浜周辺で泳いでいたヒゲ達は、目を見張った。

         

「 こんな綺麗な海水浴場があるのか! 」
まだ終戦後から、時が立ってない時代。
観光客も非常に少なく、荒らされていないパラダイスだった。
澄み切った浜辺で、我がもの顔で泳ぐヒゲ達。    
そうは言っても、やがて飽いてきます。
そして、目を付けたのが、禁断の地 ・ 遊泳禁止の裏海です。
外洋に面した磯だけの荒場なのです。 勿論、誰も泳いでいません。
魚は当然のこと、遠くにはイルカもいるし、何よりもバラエティに富んでいる。
しかし、そこには荒波もあった。
波は、磯にしがみついているヒゲ達を、軽々と持ち上げ、再び磯に叩きつけた!

傷が癒えると、そこは子供の事、性懲りもなく再び磯へ。
何度も、そんな目に会っていると、不思議にケガが少なくなります。
それなりに、勉強してゆくのでしょう (?)
                           
そんなある日、遠い沖で遊んでいたヒゲ達は、ピンと来ました。
海が急にシケて来たんです。
直ぐに陸に向かったのですが、海の急変が早かった。

陸に上がる為の磯場に近づいたのですが、そこに大波が ・・・ 。
ヒゲ達は、上陸予定の磯から距離を置いて (!)、 立ち泳ぎしています。
何故、波に乗って、磯に上がらないんでしょう (?)
波に乗るのは良いが、降りる時 (?!) は、どうにもならない力で、
磯に叩きつけられて、大ケガは必定か。

しばらく、じっと海に漂って、波の様子を観察します ・・・
すると、ある波のリズムが解ってくるんです!
そう、だいたい4回に1回の割り合い位で、磯に押し寄せる波と引き上げる波が、
お互いに “ 干渉 ” しあう間があります。
その時だけ、磯の周りはベタなぎになるのです。
ヒゲ達は、じっと 『 波を読んで 』 、その瞬間 「 行けーッ! 」 と、
磯に向かって泳ぎ始めます。
上陸して 2.3歩進んだ頃、次の波の先端が白い泡で、足首に絡みつきますが、
もうダイジョウブです。
海のワッパ共は、笑い転げて、岸から離れたのでした。

その後、阿久根大島での夏キャンプは、田園グループの社員慰安を兼ねて、
数年続けられました。
                  《 鹿と中学生(?)のヒゲ 》
                 
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新・相棒

2009-09-26 14:45:06 | 2人3脚チンタラ道中
ヒゲの新・相棒 (車) は、いつも一人ボッチ。  
駐車場の周りの車は、いつも稼動しているのに、   《 部屋の窓から撮影 》
ヒゲ・カーはポツンとお座りさせられたままです。
偶に動くのは、週一度の食料品の買出しに行く時だけ。

ある日、その買出しで、何時もの様にエンジンを点けますが、ちょっとニブいのです。
しかも、ウィンドーが開きません!?
ヒゲは、ピンときました。 ハハァ、バッテリーが弱っているんだなと。
よく考えると、週に一度の出動も、 “ 安・近・短 ” の所ばかり。
全て “ 三分 ” 以内に着く距離。
信号待ちの時間の方がずっと長い。 (笑)
ヘタすると、いつ(?)ガソリンを補充したのかも忘れる位に、長く持てる。 (笑・笑)

次の日、カカァに長距離運転の必要を話した。
バッテリー充電の為にと ???
そして、久々の無目的地ドライブ   

 
                   《 運転中のヒゲ・安全運転では右に出る者なし! 》

新・相棒も、やっと40Kを越えるスピードで、嬉しそう!!
いつもは、30Kで充分だったから ・・・。

     
           《 助手席から撮影 ・第二空港線 》

やがて、空港カントリー入口からの曲がりくねった下り路。
昔、よく通った所だから、地の利は充分知っている ・・・ と、その時、後の車が
ピタッとついて来る。
『 ジイさん 』 が、ヒイヒイと、車間距離ゼロ (?!) で、ついて来るのだ。
ヒゲは、いつもの所だから、エンジン・ブレーキで運転しているが、もしブレーキ踏んだら、
この老人避けきれるだろうか?

こんな表現は好きではないが、「 年寄りのくせに ・・・ 」 は、
最近では笑い話ではない。 高齢者ドライバーの死亡事故多発!!
後の老人も、「 まだまだ、若きゃーもんに負けてたまるか! 」 と、
F1ドライバー並みの顔でいる。
おい、オイ、そろそろ分をわきまえようよ ー (苦笑)

分かれ道で、やっと暴走ジイさんとバイバイして、新しく変わった町 ( ヒゲは10年間
塀の中だった ) に行くと、昔の頭ナビでは解らなくなって、グルグル回ってバイパスに。
折角だから、路沿いの中華料理 『 広東 』 に。
如何に飲兵衛夫婦でも、車じゃ仕方がない。 残念、ビールは飽きらめたぁ!
 《この建物の設計者は、田園ビルと同じと思う》

こうして、久々のロング・ドライブは終わったのです。
相棒は嬉しそうですが、ヒゲはチョット疲れました。

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ケンミンしょー?

2009-09-25 02:03:06 | よもやま話・料理編
《 熊本転勤編 》

上司に薦められたその店に、二人は向かった。
熊本で、 “ 一番変わった店 ” だと聞いて ・・・
エレベーターが開くと、いきなり店だった。
カウンターには、いかにもモッコス風なヒゲ・マスターと、
人の良さそうな女将さんが待っていた。
先客の紳士の隣に座った二人。

メニューの 『 お薦め 』 を見て、東京一郎とその妻ハルミは、驚いた!?

  * 天草で “ キャメンチョ ” と呼ばれるサメの刺し身

                    
  * エイのムニエル ・ イタ公風  
                        
京一郎は尋ねた 「 熊本の人は、こんなサメやエイを、いつも食べてるんですか? 」
マスター 「 いいえ、こんなの食べるのは、田園の客ぐらいですよ (笑)」
隣の紳士も大笑い。
不思議な店だぁ !?

サメの刺し身と言えば “ クチャー ” とガムみたいなハズなのに、
ここのは “ シャキ・シャキ ” している。
エイもアンモニア臭どころか、複雑で深い味わいの魚だ。
京一郎 「 あの~、そろそろ地酒を御願いします。」 と。
紳士 「 なぁに、君達、熊本は初めてかね? 
     とりあえず、これで良かったら、飲んでみて? そらッ! 」
ほいと、盃を受け取って、地酒・香露を注いでもらったが ???
注ぐはなから、酒がこぼれていく ??
京一郎とハルミ夫婦は、知らなかったのだ。
熊本の猪口には、 “穴が空いている ” なぁんて?  
                           
         穴を指で押さえて、やっとこさ飲み干した。
一呼吸する間もなく、返杯の催促が!
紳士は、直ぐに、その “ ソラギュー ” をリターンしてくる。
熊本も高知と同じ大酒飲みのお国だ。

紳士 「 マスター、 “ 出し巻き ” もらおうか。 」
目の前で焼き始められた “ 出し巻き ” を見て、京一郎は驚いた。
鍋に流し込まれた卵液を、ヒゲが手前から向こうに側に巻き始めたからだ。
ハルミ 「 マスター、熊本ではそんな風にするんですか? 
      今迄、向こうから手前に巻くものとばかり思っていましたが? 」
     《 向こう側から手前に・・・ ヒゲは反対 》
ヒゲ ・・・ 笑いながら
   「 これは、ここでは私だけです。京都の料理屋では、皆こんなんですがね!? 」

その晩、ソラギューでグデングデンになった京一郎とハルミ。
バタン “ ギュー ” となって、子造りの儀式も出来なかったのでした。 (笑)
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O-157

2009-09-23 14:07:34 | ヒゲの毒舌
P・ステーキ店で、同時食中毒発生。 保健所も大変だぁ。
全く、O-157といい、ノロウィルスといい、厄介な奴だ。
防ぎ様がない所から、ひょっこり現れるユウレイ(?)みたいなものだ。
特に、セントラル・Kみたいにやっていると、今度みたいに同時にあっちこち
火の手が上がって ・・・ 。

熊本も、五月のゴールデン・Wの前後、食中が同時多発!
迷探偵ヒゲオも、秘かに調査 (6/7のブログ)。
そして、ひとり(?)見つけた。
                                 
どう見ても上品で、悪人には見えない奴 (物?) に、アリバイがないのだ。
あれ程、次の為に、犯人を公表する義務があると言っていたのに ・・・ 。
犯人の特定が出来ないのか、発表できない理由 (ワケ) でもあるのか?
保健所さんも、悩ましく、難しいところだろう !?


Nスポでも、最近の訳の解からない食中を取り上げてあった。
食中と言うより、感染症と言った方が正しい様な現場。
空気感染か? と疑われる、短時間の発症例。 大変厄介だそうだ。

22年前、西銀座・田園の開店二日前の事。
型どおり(?)保健所の検査がありました。
ホクロに特徴のある、その検査官は、調理場に入るや数分もせずに、出て来ました。
ヒゲとママは、青ざめました。
余りに早いので、設備不具でも見つかったのか? どこだろうか?
改善費は高くつくだろうか?

そして、ホクロ男は、ブスッとした顔のまま、カウンターの中に。
リーチ・イン冷蔵庫の照明スイッチを入れて、中を覗き込んだ ~~~ 。
そのまま10数分間、長~く静かで、重苦しい時間が流れました。
「 ハァ~アッ 」 とホクロさんは、天を仰ぎました。
「 マスター! よか酒ばかり、揃ォーとるネ~! 」 何というセリフでしょう。
検査官が言う事でしょうか! (笑)

           

それから、 「 直ぐ、寄せてもらうワ 」 と言い残して帰られました。
開店のドサクサが覚めやらぬ内に、“ 日本酒を飲みに ” 来られたのは言うまでも
ありませんでした。
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ドラマ 『救急救命』

2009-09-22 13:36:47 | ヒゲの毒舌
再び、人気TVが始まった。 但し、今度は、ちょっとテーマ付きだ。

ヒゲのチェス仲間の N山 Dr. との話は、妊婦救急たらい回し死亡事件におよんだ。
「 マスター、今はね、やたら気安く受け入れられんとよ。
  ヘタすると、すぐにMペイシェントから 『 訴えてやる!? 』 という事になるから ・・・」
怖い世の中になったもんだ!
自○党・悪政の数々のお陰は、医療体制の崩壊にまで及んでいる ・・・ 。
今度のTVドラマの主テーマにもなっている所だ。

テレビを観ていると、今でも胸がビリビリする “ あの ” シーンがあります。
本人 (ヒゲ) には、記憶がないのですが ・・・ 
ICUから病室に移って、しばらくたった時でした。
「 ピィツ! ピィッ! ピイーッ! 」 と緊急を知らせる機器のシグナル音が発生。
ドクターが慌てて駆けつけます。
そして、 「 チャージ! 離れて! ドン! 」 「 もう一回! ○○に上げて! 」
医療TVドラマによく登場する、 “ あの ” シーン。
身体を “ く ” の字に曲げてのたうっている患者は、ヒゲでした。
「 奥さん、外に出ていて下さい。見ないほうがいいですよ! 」
    「 いいえ、大丈夫です。しっかり見ておきます。」 と言って、
    カァちゃんは病室に留まったので御座いました。

そして、川を渡った黄泉の地で、一杯飲み始めていたヒゲは、再び三途の川から
こちらに引き戻されました。
「 身体が動かなくても、お前にはまだやる事ことがあると ・・・ 」

それから、10年 ~~~               
今は、業務用冷蔵庫の静電気も、ちょっと苦手。 車のそれも。
ヒゲと同じ様に(?)、最近とみに “ 雷さん ” を怖がるようになった、我家の老猫。

          
ゴロゴロ鳴り始めると、ホフク前進 (腹ばい) して、ベッドの下に逃げ込むようになった。(笑)
本当は、ヒゲも怖いのだ。 だが、男はメンツ?
がまん、ガマンで、窓際で酒を飲むのでした。

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              《 カァちゃん秘書より 》
   文頭に 『 再び ・・・・・・ 始まった 』 とあるが、もう今日は最終回。
   逃避行 ・ 親孝行 ・・・ などで多忙(?)な日々だった秘書のせいで、
   ヒゲの原稿は置きっぱなしのまま、明るみに出ることはなかった。
   気が付けば、最終回が放映される日。  悪しからず! 
 

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ヒゲ&トンからの逃避行 ~ Ⅳ

2009-09-20 10:30:20 | カァちゃんのたわ言
9/9  (三日目)

娘宅での二日目の朝、ナント 「 オムレツを作ってくれ! 」 と注文が。
何で??
私が作るようなフワフワしたオムレツを、婿殿に作ってやりたいようだ。
一応の作り方は知っていて、レシピー通りに作って見るが、思うような感じにならないと。
そこで、京都の職人さんみたいに、私の腕前を盗み見する作戦にでた。
父親似の所が随所に見られる事は解かっていたが、こんな所までやり方が似るとは!
まさか、トイレにメモしに行ったのではないだろうな?

婿殿を仕事に送り出し、母娘は京都へ向かう準備に。
目指すは、 『 祇園 たに本 』 での昼食。
以前、御主人の著作本の紹介などでブログにも登場の、ヒゲの先輩の店。
私達の紹介で上京した、熊本出身のT.S君が頑張っている。
彼の料理を楽しめるのも嬉しい。
ヒゲは、来れなくて、悔しい思いをしているに違いない。

四条で電車を降り、懐かしい風景を目にする。
35年前、修業の為に着いた京都とは、気持ちも見る物も別物の感だが。
  『 一力茶屋 』 から南への通りを歩くのは初めて。
バスも通るような広い石畳の両側には、ベンガラ格子の建築物が並び、京都を満喫できる。
その一角に、 『 たに本 』 はある。
              
玄関も店内も、しっかり “ 京都 ” を感じられる。
飾られている花も、私好みで落ち着く。
昨晩のフレンチとは、食べる前から、何かが違う?!
明らかに成長が見えるT.S君の出す料理が始まった。
娘と顔を見合わせて、ニコッ!  口の中が、優しい幸せを感じる。

ビールで始まった片山の女達は、昼間から “酒” を飲もうとしている。
「 いえ、いえ、あまり飲めないんです。 」 なんて言っても、素性はバレバレ。
     《 群馬の蔵元で醸造されたオリジナル純米酒 》
良い気分で、しゃべりも止まる事を知らず ・・・・
店主の谷本さんが、料理教室 (包丁専門店 『 有次 』 主催 ) の講師を終えて登場。
懐かしいあけみちゃん(私の事)に会う為に、早く引き上げて来て下さったのだ。
進められるままに、夜の宴会モードになってしまいました。

ヒゲの修業仲間の方達には、私までも随分可愛がってもらって、嬉しいことでした。
その中で四人の方が、近隣で店を構えておられます。
次回は、皆さんに会える時間を作りたいものです。

もう帰らなくっちゃ、飛行機に乗り遅れるぞ ~
支払いも拒否された上に、御土産をどっさり頂いて、恐縮しながら空港へ向かいました。
今度の飛行機は、いつものサイズ(?)で、ホッ!
ウトウトと夜間飛行で、ヒゲとトンの待つ熊本へ着きました。
ヒゲから頼まれた御土産が、何もないんですよね。 (ゴメン、ゴメン)
「 カァちゃんが楽しんできたら、それで良か良か! 」 と、言ってくれるハズですが?

ヒゲは、ニコニコ顔で迎えてくれましたが、トンは ・・・
「 何してたんだ? 」 というような声で向かえてくれた後は、私の蒲団にふて寝でした。
          
次の逃避行を楽しみに、しばらく、おりこうさんしまぁ~す! 
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天然魚 ~ お手並み拝見

2009-09-17 12:42:23 | よもやま話・料理編
最近、テレビで良く耳にする言葉。
お評論家様や自○党から出るのは、 “ お手並み拝見 ” というのばかり。
蔑視を含んだこのワードには、 “ 出来るもんならやって見ろ ” の意か? 
 「 お手並み拝見!」 

レッド・クリフ~三顧の礼 (4/7のブログ参照) から暫くして、栄通り・田園に
やって来た I 戸。
引継ぎの最中、 “ 平目の活造り ” の注文が入ります。
彼の口からも、「 じゃ、お手並み拝見といきましょうか。 」
ヒゲの仕事ぶりを見ようという訳です。
                         
ヒゲの相方が、 “ 氷水と三枚の布巾 ” を用意します。
ヒゲはイケスから天然平目を引き上げ、一枚目の布巾に、 “ そっと ” 置きます。
尾と首際に包丁目を入れて、背に “ 逆さ包丁 ” を入れた後、卸していきます。
卸し身は氷水に!
平目を返すと、そね返ろうとします。
チョット待って、平らになったら、同じ手順で卸して氷水へ。  ここまで一分間。

ヌメリの付いた一枚目の布巾をどかして、卸し身を取り上げ、サク取りして
ウロコごと皮を引き、再び氷水で締めます。
二枚目の布巾で、まな板に付いた鱗を拭き取る。
三枚目の布巾に、平目の上身を乗せて、綺麗に拭きます。
相方はこの間、骨の姿を盛付け舟にセット。
 “ 背の端っこ ” をチョット切って味見してから、造りの始まり。
卸してから、二分間。 イケスからは、合計三分間の仕事。

I 戸 「 はァー! さすがに手馴れたもんですね。 」
しかし、この時、彼氏は “ 手順とスピード ” にのみ気を取られ、
肝心な所を見落としていました。
やがて、それが何か、解かる日がやって来るので御座います。




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