田園酔狂曲

酔いどれ夫婦とエジプシャンズの日々

茶碗蒸しで、くだを巻く?

2018-06-30 15:52:05 | よもやま話・料理編
先日のブログ 『 天ぷら~バッテンさんへのお返事 』
そのコメントには、茶碗蒸しの話しが登場します。
出来合いの茶碗蒸しのネタ・セットが、羅列してあります。
蒲鉾 ・ 銀杏 ・ しょう油洗い鶏肉 ・ 椎茸 ・ 海老
業者が用意した出来合いセットで、何気なく見逃してしまうところですが、
ヒゲが感心した所があります。

或る日の田園。
ヒゲが献立を書いて板長に渡したところ、板長は頭を抱えた。
茶碗蒸しに、“ 醤油洗い ” 鶏肉が指示されていたからです。
   「 なんだろう? これは? 」 
そんなに難しいテクではありません。
しかし、コレをしないと、「 ナンヤ、この茶碗蒸し?! あじ無いナ~ 」 と
くだを巻かれるかもしれません。
しかし、どうも?、熊本では、この醤油洗いの習慣は無いみたいです。
                  
そう、バッテンさん所の出来合いセットに、この醤油洗い鶏肉が入っていた点です。
こんなのまで業者が用意すると、若い板場が勉強するチャンスが減るンじゃあないか?
ロートルの要らんお世話でしょうが。 (笑)

ついでと云うとナンですが、茶碗蒸しの一種に、“ 小田(おだ)巻き蒸し ” があります。
うどん麺を使う料理です。
                
しかし、酒を楽しむ田園みたいな店で、スタンダードな小田巻蒸しを出したら、
お客は “ くだを巻く ” ことでしょう。
「 何や! このデカいうどん麺は? 」 「 こんなんで、酒が飲めるか! 」 等と、
言われるのがオチです。

そんな時、サニー系のスーパーで、茹で 『 細うどん 』 が売ってあるのを発見。
これだ!
ヒゲは早速、その麺で小田巻蒸しを演ってみた。
パックのうどん麺をカットして、薄口醤油でしょう油洗いしてOKです。
すると、驚くべき変化が。
蒸し上がった小田巻のうどん麺が、まるで京都の魚ゾーメンかと見まがうような
味わいになっていたのです!

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ヒゲ家の財テク③

2018-06-28 16:12:55 | 2人3脚チンタラ道中
前のブログでも登場している『雪だるま』と云うワード。
なぜ、ヒゲたちは大きさにこだわるのか?

もう今では、夢の様な時代が在ったのです。
現在の若い人には信じられないことでしょうが。
銀行に、なにがしかのキンス(金)を預けると、利子が付きます。
この利子が、金を生むのです。
元金が大きければ大きいほど、その“金す”の厚みは ・・・ !!
                 
ところで、つい先日の事、饅頭を欲しがる孫に、親はある注文を付けました。
「 今(!)、どうしても饅頭を食べたいなら、一個だけ上げる。
   もし、1時間後まで、待つ(!)ことが出来たなら、二個あげるヨ。
   どっちがイイ? 」
なんて、むつかしい選択でしょう。
孫にとって、時間が饅頭と云う金を生むかもしれないシッエーションとの遭遇。
時が、利息を生むケース。
現在の自分の欲望を優先するのか?
1時間欲望を抑えれば、リターンが倍になる!
欲望の経済学と云うモノに、生まれて初めて接触した記念すべき時でした。

ヒゲが拘った“金す”の大きさは、“300万円” です。
当時、マルユウと云う名の定期預金は、300万円まで非課税扱いでした。
                 
この額の定期を預けていれば、ほっといても利子と云う金を産んでくれる。
つまり、自分が働いて稼ぐのと同時並行に、定期預金も利息を稼いでくれる訳です。
こんな有難いことはない。
その頃流行ったキーワード風に表現すると、ダブル インカムと云う収入。
そして、ノーキッズ と云う非課税。
                             
しかし、最初の300万と云う大きさの雪だるまを、どうやって作り上げるか?
学生時代から安月給の板場修業へ入ったヒゲに、元金なんてあるわけないですから。
ヒゲたちは、とことん考え抜きました。
この大きさの雪だるまは、普通の人並みな生活していて貯まる金額ではありません。
ちまちまと貯めていては、その間の時間(!)がもったいなさ過ぎる。
その間に費やす時間も、マネーです。
時間と云う壁を破る為に、ヒゲ夫婦はとんでもない方法を思い付きます。

                           ~~~ つづく ~~~

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或る日のアベ家

2018-06-26 20:12:16 | ヒゲの毒舌
                     
晋三 「 どうだ、昭恵!
      偉大な俺様の外交力で、たちまち支持率回復だろうが。
      未開地の毛頭どもは、地べたに這いつくばって俺様を崇めている。
      これで、総裁3選は楽勝で決まりだ! ハハハハハ~ 」
                    
昭恵 「 そうかしら? 
      あの人達は、パパが持って来たサイフの中身にしか興味がないのよ。
      あの国の大使館員が、あなたのウワサしてたわ。
      『 今度は2兆円しか入ってないゾ。ちぇっ、ケチりやがって!
       銭をばらまくしか能のない外交のくせに。 』 と。 」
              
昭恵 「 それより、今度の加計学園の新築VIPルームのワインセラー大麻パーチーが
      楽しみだわ。
      パパの遊び仲間の孝ちゃんは、ロマネコンティやドンペリぐらい
      用意してるでしょうネ。
      だって、あの人のおかげで、あんなにマスコミ騒動に巻き込まれたんですモノ。
      そうだ、秘書官の谷ちゃんは、イタリア・ワインの土産かな?
      いい加減にしろ議員も呼ばなくっちゃネ。
      ホテイ君にもギター演ってもらおうかしら。 」
                             
晋三 「 国民の支持率が高いのは、賢帝の俺様の輝くような政策のせいだ! 」

昭恵 「 あなたの政策と書いて、“新聞のテレビ欄”と解くってえ、誰か言ってたわ。 」

晋三 「 そのこころは、なんだ? 」

昭恵 「 派手でウケ狙いの見出しばかり。 
      おどろおどろしい語彙の連発に、軽すぎる断言。
      多用するのが、 最高 ・ 必ず ・ 改革 ・ 全員 ・ 真摯に ・
      ただの一度も ・ この道しかない ・ 私も妻も一切関係はない ・
      プロセスには一点の曇りもない 
・・・ 等々。 」
                    
昭恵 「 あ~ぁあ、パパが、もっとまっとうな政治をしてくれたらなぁ~。
      きっと私は、映画“ジャッキー”みたいに、
      国民から『ファースト・レディー』と愛されたのに。 」
                      
晋三 「 ケッ、お前、日本の国民から何て言われているか知っているか?
      みんな、お前の事を『ワースト・レディー』と呼んでるゾ! わぁ、ははは~ 」
                          
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東北旅行~猫の争い

2018-06-25 12:25:25 | 銀&Marc物語り
ヒゲ家では季節がかわると、掛け布団も替わりました。
すると就寝時、二匹の猫のパターンが変わります。
雄ネコ・ギンは、カアちゃんの布団の上。
雌ネコ・マールは、ヒゲの布団の上で寝るパターンに落ち着きました。

そんな時、カアちゃんが東北地方に旅行です。
その夜から、ギンには一緒に寝んねする相手が居ません。困ったニャン?
すると、ギンはヌルッとヒゲの布団にやって来ました。そこはマールの縄張り。
暫くジッとしていたギン。なんとマールの首に咬みつきました。
出て行け!言っているのです。たまらず、マールは逃げ出します。

次の日、目が覚めたヒゲの前には、驚くべき光景が拡がっていました!
なんとヒゲ夫婦の浴槽内に、半端ない量のウンチが積んであったのです。
マールが縄張りを追い出されたのに、よほど憤慨したのでしょう。
カアちゃんが戻ってきた時の、良い笑い話になることでしょう。
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東北旅行

2018-06-24 13:46:04 | ヒゲの毒舌
今!カアちゃんは、東北旅行の真っ最中です。
だから、熊本ヒゲの校閲ガールは居ません。
校閲係は言いました「 だって、私まだ東北地方なんて行ったことナイもん!」
ヒゲ ( ケッ、そんなら、ヒゲだって東京の新宿が北限だぞ!)

と云う訳で、カアちゃんは今ごろ、“大間”のマグロざんまいでしょう。
ありがたいことに、ヒゲには鮭の惣菜パックが冷凍庫に用意してあります。
コレをチンすれば、オオ!ま・いったのサーモンの味とか。
きっと米焼酎 文蔵の原酒にピッタリでしょう。

さて、肴は決まった。後は、TV番組。
先ずは、ブラック ペアン最終回。ヒゲもお世話になるかもしれない、
人工知能手術機カエサル。お前もか?ブルータスみたいにメスがブスリと?笑。

その後は“ささの”で前祝い?してた日本サッカー、一位予選通過の
消化試合!!で”も楽しみましょうか。
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将棋教室は大盛況

2018-06-21 16:21:00 | ヒゲの盤上の世界
このスナップは、5/2(水曜日)の熊本日日新聞の夕刊です。
     
拡げたヒゲは、驚きました。
なにしろ熊本県は、チェスも将棋も後進県だからです。
そんな人気がない所に、一面で子ども将棋教室の記事です。
しかも、この教室が熊本ならともかく、他県の教室だから、恐れいった。
其れほど、藤井ブームはスゴいのでしょう。
ヒゲ高校生が、天草崎津の潜伏キリシタンのように将棋の勉強をしていたのと、
隔世の感です。

チェスや将棋の記事が、一面は兎も角、目立つ場所に掲載されるなんて事は驚きでした。
コレより以前は、記憶の限りでは、なんとヒゲを取材したチェスの記事です!
        ≪ 2004年3月22日の夕刊の2面 ≫


         ≪ 折角ですから、記事の部分を ≫

  

新聞の記事が出て2日後の田園カウンター。
今日は珍しく早い時間に来店のOギ先輩。
ほら、いつも遅い時間に来店して、後輩ヒゲに悪態(?)をついていかれる方です。
「 オイ、ヌシャ! カタヤマ~ 酒ば、呑むかぁ!? 」 等と、
気持ちとは裏腹の言動を発せられます。

しかし、今日はなぜか、深妙にしていらっしゃる。
先輩 「 おーい、カタヤマ君! 一緒に酒ば飲んでくれるネ? 」
ヒゲ (笑いながら)「 はぁい、遠慮なく。 
             先輩、いつもんゴツ、言うて良かつですヨ 」
先輩 「 おら、知らんだった。ジュンが、そぎゃん偉かなんて、初めて知ったたい。 」

いつもの 「ヌシャ!」が「ジュン!」に変換されているのが、ミソです。 (笑)
3日前の新聞記事の影響です。

酒を持ってきた浪ヤンが、お酌しながら先輩に言います。
「 そうですヨ、先輩。 
  いつもんゴツ(!)、マスターに、わぁわぁ言うて良かつですヨ! 」
先輩 「 オバサン! そぎゃんコツは出来んバイ。
     学生チャンピオンて云うたら、本黌の宝バイ。
     内ん学校は、運動するモンはゴロゴロおるばってん、
     頭でタイトルを取る人間は、滅多にゃおらんとだけん。 」
とうとう、悪態先輩は、最後まで上品(笑)に飲み続けました。
ヒゲは改めて、メディア・新聞の影響力を感じたので御座います。

余談ですが ・・・ この先輩、カァちゃんへの言葉使いは、優しく丁寧でございます。
          ニコニコしながら 「 あけみちゃぁ~ん ・・・ 」
          きっと、怖い存在なのかもしれません。 
          肥後の猛婦の一人と言われた時代もありましたから。 (笑)

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記憶にございません!?

2018-06-20 18:58:00 | 2人3脚チンタラ道中
先日のブログ(5/28)“チャンネルを回せ”に、一枚の写真があります。
コレが、その日以来、ヒゲ夫婦を悩まし続けているのです。
撮影年度は、間違いなく1974年。
なぜなら、チェスの学生チャンピオンシップでの優勝カップが在るからです。
貧しかった頃の学生連盟は、当然ながら、優勝カップは持ち回りでした。
トーナメントは、73年の11月。
その日から、次年の74年までヒゲ家にありました。

この写真、一応(笑)、ヒゲ結婚後の、京都での新居の時のもの。
さてさて、問題は、優勝カップを置いてあるテレビの下の謎の機器です。
よーく視ると、テーブル用コンロに見えます。
イワタニ製のカセットボンベタイプのよう?
コレが、問題なんです。
二人とも、買った記憶がないし、使った記憶もない。 (笑)
ましてや、カセットボンベを補充した記憶も御座いませんとカァちゃん。
           
当時、オイルショック最中の日本。
市内では、トイレットペーパーさえままならない頃。
そんな時に、使い捨てガス・ボンベみたいな贅沢品を用意することが出来たのか?
新居には、部屋の壁にガスの配管が設置してあり、度々、常夜鍋を頂いていました。
豚バラ肉とホーレン草の相性が良く、なんと言っても安上がりの献立!!
修業時代のヒゲ達は、重宝したものです。
               
ガス用のホース付きコンロが在るのに、わざわざカセットボンべの新製品を買うとは、
どう考えても思えない。
それに、当時、その製品の普及率は如何なものであったのか?
まだ、ホームセンターみたいな店が多数あったようには思えないが?
どんな店で、販売していたのか?

44年前の記憶が、二人揃って怪しい。
普段は、二人の記憶が違っていて火花が散るのだが。 (笑)

熊本に帰って来る時の引っ越し荷物に在った記憶もない。
熊本でも暫くは、ガスホース使用のコンロを使っていたし。
我が家にカセットガスコンロが登場するのは、80年代だろうと思っている。
どうでも良い事のようだが、映画などの時代考証に違和感を覚える時の様に、
一枚の写真がヒゲ夫婦を悩ませております。

改めてじっくり写真を見ると、買った記憶が飛んでるに違いないと思えて来たカァちゃんです。
クワバラ・クワバラ・・・             
                

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ホットだぜ!熊本

2018-06-19 18:56:01 | 2人3脚チンタラ道中
最近のヒゲ夫婦、新聞を読むのに、ずいぶんな時間が掛かる。
熊本日日新聞と云う地方紙なのに、読みどころ(笑)がやたらと増えたのです。
先ずは、頻発する地震やお悔み欄。
知人や田園時代のお客様の名前が、目に付きすぎるんです。 

次に、飲酒運転やら車の事故が激増している。
県外の皆さん、どうか熊本の車にはくれぐれも用心なさって下さいネ。
ひとつだけ、アドバイスするとなれば ・・・ 。
車線変更する時は、ウィンカーをチカチカさせた後に、ハンドルをきりますよね。
これは、当たり前の事です!
しかし、熊本ではハンドルをきった後に、ウィンカーの点滅がザラにあるんです。
じゃあ、後ろの車はどう判断するのか?
前の車のナニげな動きを、忖度するしかありませんネ。  汗💦💦

5/28、いつものようにマッタリとコーヒーを飲んでいたヒゲ夫婦。
 「 今日は、やけにピーポーピーポーが激しいね!? 」
騒音が耳障りで、二人とも口火を切った。
大中小の病院乱立区域ですから、救急車のサイレンは聞き慣れているんですが。(笑)
ドクターヘリだって、離着陸しますよ。
           
               「 左に曲がりま~す。 御注意くださ~い。 」
しかし、今日のサイレンは違う音色で、パトカーやら消防車の音も聞こえるようだ。
          
騒がしい理由は、後でわかります。
        
警官の発砲・死亡事件だったのです。
包丁を持って暴れていた男が、駆けつけた警察官に飛びかかります。
馬乗りになって刺された警官が、自衛の為、ピストル5発を発射して包丁男が死亡。

地上で飛び交う銃弾だけに気を取られてはいけません。
     
頭上からは、ANA機のエンジン部品多数が落下したり、オスプレイが緊急着陸したりします。
熊本は、足元から頭の上まで危険がいっぱい。
この状態を熊本弁では、「 とつけむにゃあ 話しばい! 」 と言います。
    
                
         

さて、有名な肥後の猛女こと、つなぎ融資の女詐欺師・山辺節子も、テレビ画面を賑わせます。
還暦超えの歳なのに、自称38才の美ぼう自慢。
     
熊本での成長株、ドモホルンリンクルを使用していたとの噂がありますが、
真偽のほどは分かりません? (笑)
何でも、うまい話には、落とし穴があるんです。 気を付けましょう!

ヒゲ夫婦は、車椅子で外飲みに出掛けることも度々です。
子供の頃から遊び慣れたアーケード街ですが、近づくと、ヒゲはブルッてしまいます。
「 怖ワ~ 」 通りに、百鬼夜行の気配を感じるのです。
                
路上に、客引き達のギラギラした眼が光ってるからです。
無事に、このアーケード街を抜け出せるのか?
ヒゲ達みたいにジゴロを気取っても、徘徊する客引きの手から逃れるのは大変。
まして、県外の客なら、無事に済みそうには思えません。
熊日新聞にも、悪質客引きの実態が紹介されてます。
          
いかがです?
今の熊本は、西郷どん時代の京都なみのホットシティに思えませんか?
飲み屋はやたらに増え、楽しみも多いがリスクもあります。
熊本市の夜の街では、くれぐれも御用心あそばせ! 

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お酌は、セクハラ罪?

2018-06-17 16:39:18 | よもやま話・酒編
初めて行く店で、ヒゲが気になるのが、“此処は燗酒が在るンだろうか?”です。
熊本市民に“冷酒の味”を覚えさせた本人が言うのも、可笑しなもんですが。(汗笑)
和食屋で、刺し身を相手に熱燗で一杯!
昭和の時代では、ごく当たり前の楽しみだったのですが。
もちろん熊本市でも、ほとんどの和食店に燗つけ酒がありました。(過去形ですゾ!)
これが最近では、もう宝物みたいに貴重な事になっているのです。
               
ヒゲが遭遇する、燗酒が喉を潤すまでのハードルは、こんな風です。
先ず、バイト学生が注文聞きに来ると、ヒゲはビビります。
“燗つけ”と云うワードが、理解出来るのか?
ヒゲ 「 あの~、此処の店には、熱燗ってありますか? 」
くだんのバイト君はたちまち、けげんな顔になり、奥に聞きに行きます。
              
次は、燗つけ用の酒の銘柄です。
或る店では、申し訳(?)程度に“霊山”が置いてありました。
それも、これ一種類でっせ!
酒呑みからすると、せめてもう一銘柄ぐらいは欲しいのだが。
それでも、レイザンがある店はいい方。
下手すると、吟醸酒ばかりの店に遭遇することも度々です。
               
その次は、燗のつけ方です。
湯せんじゃあなく、レンジでチン燗したお酒。
湯気が上がるぐらいなら良しとしまひょ。
下手すると、お銚子の中が沸騰状態のも。 「 アチッ チチー! 」
熱くて持てないから、オシボリでくるんで、お猪口によっこいしょのぶざまさ。
この所作の見た目のワルさが、いたく酒呑みのプライドを傷つける。
 「 何だ? この無作法は ・・・ 」
燗つけが巧く出来る店でも、こんな質問はザラにある。
よく聞かれるのが、「 熱燗ですか? ヌル燗ですか? 」 の二択問題。
ヒゲは困りきって、中燗と言ってしまう。
ほどほどの燗つけと云う概念は、今はないらしい。
希望の温度を問われることもある。
自分の好みが何度Cなんて、ヒゲみたいなその筋関係者以外に分かるのか?

やっとこさ、燗つけ酒が来ました。
もう、先に来た刺し身が干からび始めてます。
手酌で酒を注ぎ、しめ鯖をほうばります。
少しの生臭さを、熱い酒で流し込むと、ああっ日本人で良かった。
二杯目の酒を注ぐ時に気づきます。
                  
あゝ、この酒を美人女将さんがお酌してくれたら、どれほど美味しい事だろう。
きっと、大企業やら官僚社会では、部長級のお偉いさんに、美人の新入社員が
お酌係を命じられるんやろうナ。 うらやましい!
「 えっ、いまどきは、そんなのはセクハラ・パワハラ行為と認定されますヨ。 」
そうなんだ! 
たちまち、セクハラ研修会に飛ばされて、絞られる羽目になるんだ。 (苦笑)
                      
じゃあ、おじさん達が “差しつ差されつ” 熱燗を酌み交わしながら口角泡を飛ばして、
天下国家を論じる光景はもう時代遅れと云う訳か?
               
薩摩の田舎武士みたいに。
日本が誇るべき燗酒とお酌文化は、もうまさに滅びようとしている。 (嘆)
      
     
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人気フーズ

2018-06-16 22:14:27 | よもやま話・料理編
ヒゲがリハビリに行くのに、土曜日を選択する事が多い。
週末の病院は、ゆっくりした時間が流れている。
当然、リハビリ室もゆったりとしているのだ。
そんな時は、スタッフ同士のおしゃべりが弾む。
もっぱら、食い物の話が多いけど、特に“唐揚げとラーメン”の話題が群をぬく。
唐揚げの店の話しで盛り上がるなんて、ヒゲ世代には信じられません。
 
しかも、この場でウワサになった店には、直ぐに車で食べに行くとか。
我々の時代には、考えられない行動パターンです。
              
ヒゲ、現役の頃。
夜遅くまで遊びほうけて、ふと気付くと腹が減っている。
「 ついでに、ラーメンでも喰って帰るか? 」
           
そんな感じで、近くのラーメン屋に寄ります。
今みたいに、「何処ぞの葱ラーメンが良い。」とか、
「あそこの推しは、味噌ラーメンだ。」なんてマニアックな展開にはなりませんでした。

ヒゲ、学生時代。
アパートでの中国語研究会で腹を空かせた四人。
深夜の神社の入口に向かうと、赤いちょうちんが確認できます。
中華そばと云うノレンの、屋台のラーメン店。
             
今みたいに、コンビニがない頃のことです。
腹を空かせた若者には、大変ありがたい店でした。
透きとおったスープで、醤油味のラーメン。
                  
初めて出会う味ですが、あっさりして、豚骨とは違うワールドに感心したものでした。

さて、今でこそ人気モノの豚骨(トンコツ)ラーメンですが、以前は少し事情が違いました。
熊本で人気の桂花ラーメンの記事が、熊日新聞で取り上げてありました。
       
中間あたりに、『 白濁しているスープを見た客、暫くジッと眺めた後、
一度も箸をつけること無く店を出て行った! 』 みたいな光景が紹介されています。
1974年、京都・平安閣に勤めていたヒゲ。
ある時、やっと手に入れた “トンコツ棒ラーメン” を同僚にプレゼントした。
北海道出身のM君が、次の日にもらした感想。
  「 ねえ、あれって、人間(!)の食べるものネ? 」
彼氏がマジな顔で言うのを聞いて、色をなくすヒゲ。
                
                       ≪ 桂花ラーメンの豚骨 ≫
桂花ラーメンさんと同じ、食習慣の違い・難しさを思い知ったのでした。
白濁のトンコツスープが世間で認められるのは、ずーっと後のことです。
今とは、隔世の感の豚骨ラーメンですネ。

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