ビリギャル

以前のブログで、映画　『　ビリギャル　』　をネタに使って、
ヒゲの　『　ビリボーイ　』　物語を紹介しました。
それから暫らくして、新型ｉＰａｄを使える様になったヒゲ。
或る日、ビデオ屋の所からレンタルのコーナーをのぞき込みました。
ところが、なんと、ビリギャルがヒゲをにらんでいるのです。
　　　　　　　　
そうか、ヒゲは筋読みだけして、ブログのネタにしていたんだった。
まるで有村ちゃんが、映画の本編も見ないでパクッて、オジサンひど～いと言ってるようです。
こうしてヒゲは、映画をレンタルしたのでした。　（笑）
いつもは、旧作を１００～２００円でゲットしてるけど、今回は５００円とチョット出費が痛い。
マア、しょうがないか。　（笑）

主役の有村ちゃんが、　strong　 をして、　story and long　 と想像したシーン。
「　話しの長いおじさん？　」　とか答えた。
このユニークな発想に、塾のコーチが感心して、物語のメインがスタートするのです。
あれ？　コレって、だいぶん前の事だが、ブログに書いたのと似てない？
ヒゲ中学の同級生、佐藤さんの教科書の落書きを見た時の話。
日本史の犬養毅首相の横に、「　犬を飼ったら強くなった人　」　と。
新しい記憶術の始まりです。

主人公は、日本史が不得手みたいです。
ヒゲは、小学校六年生の時から、国語の漢字がどうにも苦手でした。
しょうがない！
もう、ひたすら繰り返しの丸暗記。
“　サンズイ　”　が、水に関するモノだと知るのは、ずーっと後でした。
つまり合理的な記憶術とは、まるでかけ離れていたのです。
この漢字のハンディは、今に至るまでヒゲを苦しめることになるのです。
さて、物語は、涙あり笑いありのサクセス ストーリー。
ヒゲも、つい昔を思い出した。　　　　
幼稚園では、ひたすらひとり砂遊び。
小学校の面接では、とうぜん名前も書けないので、特殊学級入りを薦められる。
そんな、どん底だった小学校のビリボーイ時代から、昇り竜の中１時代を。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
最近は、ＣＧを多用した人気邦画に、いささかウンザリしていたヒゲ。
そんな中、この映画は十分に楽しめた。
端役の担当教師でさえ、そこそこ味のあるのが嬉しい。
又、こんな工夫のある日本映画を頼ンまっせ。

　　　　　　　　
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年寄りイジメ

最近のテレビＣＭで、６５歳になったら肺炎球菌感染症のワクチンをと呼び掛けが。
今年の１１月で６５歳になるヒゲには、他人事とは思えません。
１１月の定期健診の時、当然ながらカァちゃんが、その事をドクターに訊ねた。
「　まあ、気休めみたいなモノですが　・・・　
　　片山さんの場合は、リスクを少しでも減らしておいた方が良いかもしれませんね。　」
ヒゲは、とりあえず受けることにした。

このワクチン接種費用が無料になる人もいるようで、ヒゲも該当するのではと気付いたカァちゃんが、
役所にお伺いをたてた。
ところが、この作業の煩雑さ。
書類を送り、送られ、行ったり来たりで、やっとこさワクチン。
まあ、仕方ないのかもしれないが、やはり面倒臭い。

そんな時、別の通知が届いた。
貴方の年金が０に成りましたと。　なんだ、コレは？　どんな意味だ？
カァちゃんは、我が目を疑っていました。
そうか、株での年金運用に失敗して、この三か月で８兆円の赤字を出したのは聞いていたなぁ。
とうとう、運用にしくじってパアにしたのか？
これじゃあ、アベノミクスじゃあなくて、アベノリスクじゃないか！?
またぞろ、グリーンピア級の大損失を出して。
どうせ国民の金だからと、まるで丁半バクチ並みに扱っていないか？
さあさあ、そこのお兄いさん！　張ったハッタ。

アベ　「　そんな事はない。今からが買い時と国民に伝えよ。　」　と大本営発表！
“安い”株を買って“倍”にしよう！
なんたって、この“安倍”の晋ちゃんが言うンだから、間違いない。（笑）
その証拠に、自民党の閣僚は全員、株で儲けてウハウハしてるゾ。
今年の漢字は、『 安 』と清水寺のお墨付きだぜ。　ワ、ハハハー

じっくり、書類を読んだカァちゃん。
０の意味は納得したようですが　・・・　何やら、愚痴をこぼしています。
ここ数か月の間に、年金に関する通知が立て続けに届きました。
内のカァちゃんは、事務処理もきちんと整理する性格ですが、「　読むだけでも面倒臭いなぁ　」
「　こんな通知、度々必要なんだろうか？　郵便料金の無駄遣いなのでは？　」　とも。
年金のシステムが複雑で、解りづらい事もあるようです。
自分の判断に誤りはないか、年金事務所に電話して確認作業をしたい性格ですが、なかなか電話も繋がりません。
こんなややこしい年金制度を、年寄りが理解出来るのでしょうか？
ヒゲは、書類を読む気力もありません。
まるで年寄りイジメみたいな、ごちゃごちゃした年金制度。
いやはや、お役所仕事とはいえ、国民はやってられないゼ。
　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　
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ナイト ミュージアム

我が家に、ギンとマールが来てから十日程たった日の事です。
もうその頃には、二匹ともヒゲの布団の上で寝る様になっていました。
その日も、ヒゲの両脇に一匹ずつ寝ていました。
深夜になり、ヒゲはふと目が覚め、布団から体を起こしました。
寝ている猫達が余りに可愛くて見えて、両手をそれぞれの額に乗せたのが、大間違い！
二匹は、さっと首を起こしました。
寝ていたハズなのに、もう目はランランに輝いています。
ヒゲが戯れに両手を使ってモフモフするや、「　エッ？　遊んでくれるの！　」　と言わんばかりに、
二匹は、尻尾をピンと立ててぴょんぴょんと飛び跳ね始めました。
　　
この図の右端の猫のような格好で。
　　　≪　この作品は、秋山巌先生と鶴屋デパートとのコラボ作品の三段お重です。　≫
ほら、孫がスプリングの効いたベッドでトランポリンする様に。　「　ジャンプ＆ジャンプ！　」
ヒゲも、両手で撫でまくって応戦します。
やがてヒゲが力尽き横になると、二匹は隣のベッドに飛び移ります。
そして、寝ているカァちゃんの頭に、自分の頭をゴッつんこ。
頭突きして、起こす術を心得ているのです。
「　お前も起きて付き合え～　」　とでも云う様に。
ヘディング攻勢に、カァちゃんも堪らず起きて遊び始めました。
ベッド上は、まるで　“　ナイト ミュージアム　”　状態！！
　　　　　（ コレは、Ｔ先生からパクリました。　済みませ～ん　笑　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
さて、次の日深夜、ヒゲはトイレに行く為、そーとベッドを抜け出したつもりでした。
どっこい、悪魔どもは目を覚まして待っていた。　「　エッ！　今日も遊んでくれるの？　」
　「　キッ、キッ、・・・・　」　「　グルグル、グルグル　・・・・　」
再び、夜の博物館状態に。
ギンもマールも、大ご機嫌ですワ。

次の写真は、今日の出来事。
カァちゃんが掃除機を動かし始めた瞬間、二人一緒にダッシュして　・・・
　　　　　　　　　　
そして数分後　・・・　「　あたい達、この音嫌いなのよ。　トンちゃんとは違うの～　」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　
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とけて流れてノーエ

以前のブログで、切手　『　見返り美人　』　の所有権を巡っての話しをしました。
その同級生が見つかり、　“　ささの　”　で逢う事になりました。
　　　　　　　　　　　　　≪　五十年振りの御対面　≫

話しは盛り上がり、昔話しが尽きません。
お互いにカァちゃん同伴の、ミニ同窓会的展開です。
ヒゲ　「　城東小学校の林間学校の時、じゅんがバナナの叩き売りを披露したのが凄く印象的でね。　」
Ｓ木君　「　ジュンもよう覚えとったネ。　そぎゃんコツもあったたい。ハハハー　」
　（　ジュンとは、君の意です。　）
今はもう、滅多なことではお目にかかれ無い、“　バナナの叩き売り　”　という大道芸的パホーマンス。
この同級生が、キャンプファイヤーのセレモニー時、皆んなの前で演じたのが非常に受けた。
丸めた新聞紙で、テーブルを叩きながら　・・・　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　♪ サア買うた　サア買うた～！　このバナちゃん買うたなら～　♪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

その小学生時代から六年後、熊本市花園に在った熊本予備校からの帰り道。
ヒゲは、下通りの入り口でスーパーカブ号を降りて、Ｍレコード屋に向かいました。
ひと気の少ないコーナーで、盤を選び帰宅します。
早速、レコードをかけたのですが、「　何だ？　これは？　」
まったく理解出来ないのです。
ジャケットを熟読して、やっとヒゲは合点した。

さてさて、全国民謡集と云うレコードを、天下の受験生が何するンでしょうか？　（笑）
まだ、カラオケ機がない時代。
大学生の入部歓迎コンパなどでは、何かひとつぐらい芸を出すのが恒例でした。
最低限、艶歌か出身県の民謡ぐらいは出来ないといけません。
そこで、民謡集の勉強をしておこうと云うものですが、合格通知前から宴会芸の練習とは？
本ちゃんの受験勉強は大丈夫？

まったく理解出来ない部分は、『　正調OO節　』　です。
民謡に、正調とか在る事さえ知りませんでしたから。　（汗）
買い物をしくじった事に気づいたヒゲ。
めげずに、解る分だけでもと勉強はしたのですが、とうとう入部後にソノ機会はありませんでした。

時は過ぎ、カァちゃんと結婚して、熊本に帰ってきて暫く経ちました。
町っ子ヒゲは、なかなかカァちゃんの実家の縁戚とは馴染めませんでした。
宴席では、長老ばかりで若者は居りませんので、ひとり静かに飲むだけが多かったのです。
「　コウイチつぁんな、黙って飲ますばかりナ。　わしドンには打ち合わっさん。　」　と。
周りからは　『　壁　』　が出来てる様でした。
そんな時の、ある宴会。　手拍子が始まりました。
カァちゃんの実母・せつ子さんが、立ち上がったのです。
演し物は、“　ノーエ節　”
その時です、黒犬の様に黙って飲んでいたヒゲも、マイクを持って突然立ち上がりました。
「　おッ義母さん、お手伝いします！　」
母親も親戚も驚きました。
もちろん、ヒゲの奥さんも初めての珍事に、何が起きようとしているか理解すら出来ません。
「　あーた、民謡ってえ、判っとっとよネ？　」　（笑）
そして、ロング歌詞で大変な、ノーエ節のフルコーラスをさらりと唄い終えると、大喝采！！
隔てていた壁が、崩壊し始めた瞬間でした。
ヒゲはクラシック専門と信じきっていたあけみカァちゃん。
よもやの裏ワザ出現にア然。
若い頃に、とりあえずでも勉強していると、何かの時に役に立つことがあるもんですね。
　　　　　　　　　　　　
　　ふーじの白ゆきゃ　　ノーエ　　富士の白雪ゃ　　ノーエ　　ふーじのサイサイ　
　　　白雪ゃ　　朝日で溶ける　　とけて流れてノーエ　　　とけて流れてノーエ　　
　　　とけてサイサイ　　流れて三島に　　 そそぐ　 三島女郎衆はノーエ　　
　　　三島女郎衆はノーエ　　　三島サイサイ　　女郎衆は　　お化粧が長い　

　　　　　　　　長男の節句祝いで歌う、カァちゃんの両親
　　　　　　　二人とも歌うのが好きで、早い時期にカラオケを買って楽しんでいました。　　　

　　　　　　　　　
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女の嘘

１２／８（火曜日）
午前中に、リハビリやらインフルエンザの予防注射をこなし、やれやれと帰宅。
新聞を拡げると、またもや驚きの事件が目白押し。

なになに？　・・・　新築の家の下に、死体が埋められている！？
どうも建築した大工さんが、自分の奥さんを埋めてコンクリートを流し込んだ様です。
お施主はそんなこととは露知らず、何年もその上で寝て居たとは、ヒッエ～～～～！
なんてまあ、猟奇的事件でしょう。
こんなン、最近多くない？
こんな時の遺体発見ってどうするンでしょうか？
当然、上の構造物（新築の家）を取っ払ってと、警察・役人は言うハズですよね。
で、解体後の補償はどうするの？
そんなモン、犯人に決まっていると役所は言う。
ゲッ、当然犯人は補償出来ないから、泣き寝入り？　　ヒッエー
　　　♪　あなたな～ら 　どうする？
死体が埋まったまま暮らす　ｏｒ　死体を掘り出す為に解体する？

そう言えば、コンクリートを流し込ンで隠ぺいする手口。
前に聞いた（見た）様な気がする。
刑事コロンボだったか？
加害者の建設主任が、被害者を施工中のコンクリートの基礎に隠ぺいする事件。
ひょっとすると、犯人の大工さんは、コロンボ・マニアなのか？　（笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

猟奇事件と云えば、ちょっと前の　“　チン切り事件　”　の裁判の様子が、
週刊誌やらの情報で少しずつ分かってきました。
あれ?
これも、昔読んだ芥川龍之介の作品に雰囲気がにてないか？
当事者は三人。男二人に、女ひとり。
　　　　　　　　　　　　　　　　
女が叫びます。　「　てごめにされた。　強姦された。　」　と。
しかし　・・・どうも様子が違います。
男は証言します。　「　いや、女が誘ったのだ。　」
女が叫びます。　「　あの男を殺して！　あの男のチンOを切り落とせ！　」
どうやら、加害者の奥さんがこのドラマのキーウーマンみたいですが。
　　　　　　　　　　　
女の嘘は、歴史を変える？
怖ろしや！　
そう言えば、映画　『　十戒　』　でもあった様な。
王妃がファラオを焚きつけて、「　モーゼを殺して！　」　と。
男は焚きつけられると弱い？
　　　　　　　
さあ、現代の検非違使ー裁判所は、このドロドロした愛憎劇の真相（！）を暴けるか？
或いは、真相は藪の中に埋もれたままか？
楽しみだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　
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びっくらポン！

息子から、ノラ猫やらブス猫と罵しられたトンですが、一度だけ立派に飼い猫らしい
行ないがありました。
１９９９年の年末、長～い入院生活（７ヵ月間）後、やっと我が家に戻ってきた時です。
２Ｆのソファーに横たわっていました。
やがてトンが階段を上ってきて、ヒゲを見上げました。
何を思ったか？
そおッとソファーをよじ登り、ヒゲの腹に乗ってきたのです。
そして、胸腹の手術痕の上に自分の腹を被せてきたのです。
まるで、ヒゲの傷口を癒してあげるかの様にして。
そのままジーと、動きませんでした。
ヒゲは、びっくらポンです。
１９年飼っていて、たった一度だけの奇跡でした。

そのトンを亡くして一年近くなった最近の事です。
ヒゲ家二代目の二匹の猫。
一匹は、雄で『　ギン　』　と云う名。　
『　銀盤・米の芯　』　という人気の銘柄酒から名ずけられました。田園でも人気酒でした。
もう一匹は、雌で『　マール　』
酒の名前ですが、田園的には　『　地ウイスキー・マルス　』　がピンとくる。
二匹とも酒の匂いフンプンたるネーミングなのが片山家らしい。　（笑）

そんな兄妹が、ヒゲ家に来てから一週間ぐらい経って時でした。
いつものように、ソファーに身を横たえてたヒゲ。
ギンが近寄って来て、じーっと見詰めています。
ヒゲは、物は試しにと、腹をポンポンと叩いて「　おいで！　」　と呼んでみました。
すると、フワッとソファーのサイドに乗り、その後、ヒゲの腹の上に乗ってきました。
まるで、ヒゲの人工血管を癒す様に、じいっとしている。
更に、びっくらポンです。
前の猫トンは、１９年養って一度しかしなかった事を、今後の猫達は一週間余りで演る様になりました。
しかも、ひとり用ソファーにヒゲが座ると、空きスペースはごく狭いのに、二匹共登ってきてバカい合い。
　　　　　
結局、座っているヒゲの両脇にギンとマーが寝る構図。
　　　　　
猫バカ親父は、降って湧いたような、にわかモテ期にホクホク顔。（笑）
息子が言ってた　「　前のトンカツさんに比べると、この二匹はアイドルみたいだよ！　」
うーん、その通りです。
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　
　　　　　　　
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夫婦善哉～人生波乱万丈

今日の見出し、なんて派手でケバいのでしょう。 （笑）
しかし、ヒゲ夫婦の今までの人生を表現するなら、まあ、この程度は許されるかも？
特にヒゲの生き様、幸福度折れ線グラフなら、まるでジェットコースター並に激しいアップダウン。
映画・ビリギャルを地で行くような登りもあれば、２９年恐慌みたいな転落も。
ドラマ風に言えば、　「　頂点もつかの間、直ぐに奈落の底へ！　」　となるでしょうか。
　　　♪　　人生　楽ありゃ　苦もあるさ～　♪　　涙の後には　虹も出る～！
ああ　人生に涙あり！　
まあ、ぜんざいも砂糖だけではなく、少しの塩があるから味が深かくなる。
夫婦も色々な涙と笑いがある程、ぜんざいみたいに楽しめるのかも。
そんなヒゲ夫婦のデコボコ人生を紹介したいと、民放テレビ局から取材の話しが来た。

ふふふ、そうだ！
このテレビに出演すると、同級生達が見ることだろう。
年明け直ぐにある藤園中学の大同窓会で、話題になるに違いない。
車椅子のヒゲを取り囲んで、　「　ガタしゃん！（ヒゲの事）　テレビ観たよ～　」　と。
いちやく、有名人気分か？　（笑）
もし良い映像が出来たら、ヒゲの葬式の時、「　故人の生前のお姿で御座います。　」　と
紹介して貰おうか。
しかし、ヒゲ達の波乱万丈の人生を、３０分程のインタビューやら映像で、上手く伝わるかしら？
此処のブログでさえ、ずいぶん長くデコボコを紹介しましたが、まーだ、ほんの少ししか書いていない。
困ったな～～

更に、カァちゃんからも異論が起きました。
先ず、放送局でのスタジオ撮影は、ライブとのこと。
車椅子のヒゲは、途中で力尽き、救急車を呼ぶハメになりはしないか？
子供達の個人情報が、細に入りバレる事にならないか？
“　ささの　”　での飲み会時、カメラが入るかもしれない。
みんなに迷惑がられないか？
やっぱり、このお話し、お断りしようと。
しょうがないか？
うーん、でもチョット未練が残るナ。　（笑）

と云う訳で、アルバムより拾ってみました。

　
雷鳴とどろく１９７４年４月７日、「エイエイオー！」の鏡割りと共に始まった人生
　
その日の夜行列車で、修業先の京都へ
　　
住み込みでの修業の為、新婚とは名ばかり。偶の休日に　・・・
この頃、カァちゃんは、五人位を相手に郵便チェスを始めた。
今では考えられないまどろっこさ！　一手ずつ葉書での対局。
　　
月に何度かの帰宅が出来るようになっても、京都の観光名所廻りもせず、
錦市場での食材探究と我が家の狭いキッチンでの実体験ばかり。
これは、車購入後の慣らし運転で。

熊本へ帰って、様々な状況に出くわす間に、二人の子供の誕生。
ビル新築まで、漕ぎ着ける。
　　　　　　　　　　　　　　≪地鎮祭≫
ビル竣工の年、カァちゃんが一回目の癌で手術。


間もなく、自宅も建て替える。　上棟式では、餅投げをする。

元気バリバリで、厄入りの歳を迎える。

みんなのお陰で、無事厄晴れ！！　　田園の宴会場にて。


常連のお客様方と、宿泊旅行だったり日帰りだったりと、楽しむ機会もよくあった。
お酒も、良く飲みました～！！

そして、突然、地獄を見ることになる。

これは、数年後の年末年始を、病院で過ごした時。


最後の写真は、熊本⇔京都の往復書簡の束です。
簡単に言うと、ヒゲがあけみちゃんを口説いた手紙ですタイ。
ある文芸雑誌に載せたいからと、申し出がありました。
ところが、書いてある内容に専門的な物が多く、一般受けしないとの事でボツになりました。
だって、愛とか好きとかの言葉は皆無ですから。　(笑)

　　　　　　　
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忙しすぎる日々

悠々自適なんて、ヒゲ夫婦には似合わないのだろうか？
余生は、ゆっくり囲碁やゴルフを楽しめると算段していたヒゲ。
なんのコツは無い。　まったく余裕がないのだ。
最近は、ブログを更新するのに、手一杯の感じ。　（汗）
カァちゃんに至っては、商売していた現役時代と変わらない忙しさ。

１０・１１月は、カレンダーのスケジュール書き込みがぎっしりでした。
飲み会も多いのですが。　（笑）
先ずは、夫婦共に体調悪く、痰とアレルギー性鼻炎に悩ませられたのが、つまずきの始まり。
これで、体力と時間を大きく費やされるハメに。

更に、二匹のニャンコが我が家に来てから、それはソレハ　・・・・・
蜂の巣をつついたようになりました。　(笑)
当然、この悪魔ちゃんを世話する手間も大変。
前の猫の倍の体重のが二匹居るから、四倍分の仕事です。
特に、抜け毛対策がすごいです。
特に、内のカァちゃんのゴミ見つけは評判ですから。

そこに、毎日、あふれる程の郵便物が届きます。
コレの開封作業と事務手続きが、ひっきりなし。
通常のＤＭから始まり、役所からの通知、売り込み物　・・・　。
その内に、やれ税務署やら介護福祉関係からの電話も時間をつぶす。
しかも、毎月来訪して確認される作業もあります。
おい、おい、止してくれよーっ！
来客には、それなりの心構えも必要になります。

そんな中、とうとう、歯の被せ物が取れて、歯医者通いも要る様に。
やれやれ～～～

合間には、インフルエンザの予防注射もしなければなりません。　痛ーッ！
体力が弱いヒゲは、インフルエンザに罹るわけにはいきません。
命懸けの治療になるからです。
そんな思いで予防接種を受けた、二日後の熊日新聞。
化血研不正問題　・・・　インフル予防接種は安全か？
市民から不安の声もあると。　　ゲーッ！
次は、肺炎球菌予防注射の予定だが、大丈夫なのか？　（笑）
どれも、効果が１００％あるわけではないのは承知の上だが、少しでも災いを
避けなければならないヒゲなのです

当然時間はないのに、どっこい忙中閑あり。
今度の月曜日（１２／２１）、出掛けますよ～！
ヒゲには、初めての忘年会。
何の進歩もなかった日本を憂いながら、正しい熱燗でも飲むか！　（笑）
そうだ！
あの丸川某の大臣就任祝い（？）を、Ｔ先生としなくちゃ正月が来ない！？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　
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三回忌

１１／２ （月曜日）　今日は、カァちゃんの弟の三回忌です。　
実家で法要の後、銀杏中通りの　『　五郎八・離れ　』　という処で会食です。
此処は、楽しみにしていた店でした。
前ブログで、女ジャン・レノこと和やんを登場させました。
その彼女の娘さんが、嫁いだ店だからです。
カァちゃんは、結婚式の披露宴に参列した程の縁もあります。
エレベーターでビル５階の店に着き、細い通路を進むと、生け簀に赤ちゃんサメが泳いでいる。
珍しい！
水槽だから長生きは無理だろうけど、精一杯生きて欲しいモノだ。
　　　　　　　
堀こたつ式の室に通されると、直ぐに、トモちゃんこと若女将が来てくれた。
座ることが不自由なヒゲの為に、腰掛を用意してくれたのだ。
有り難い配慮だ。
　　　　　　　　　　　
接待役の妹・トン子の挨拶で、宴会は始まった。
刺身盛り合わせの鉢が、湯気（？）に包まれて登場する。
懐かしい演出だ。
水の中にドライアイスを入れて、白いけむりを発生させるのだ。
ヒゲの時代に流行ったパフォーマンスです。
昭和人間・ヒゲの為に、用意してくれたのだろうか？
盛り合わせには、コノシロも乗っている。
こういう雑魚が嬉しい。
じゃばら切りになっているのは、まあ、ご愛嬌か。
よほど忙しかったのだろう。

此処でも、三点盛りの前菜セットの器が使ってある。
流行りなんだろうな～～
亡き弟の長男夫婦が、産まれた男の子を披露してくれる。
身内に子供が増えると、妙に嬉しいモンだ。
嫁さんは、子供の世話で、ゆっくり食事が出来ない。
ヒゲの長女も、数年前を思い出しているに違いない。
トモちゃんが、イカの活き造りをサービスで出してくれる。　感激！！
透明なイカを見ると、酒が欲しくなる。
メニューを開くと、沢山のドリンクが表示されている。
よーく見ると、価格的には酒飲みにツラい設定。
此処だけでなく、最近の熊本市の飲食店では、どこも同じ様な酒メニューだ。
ヒゲ達大酒飲みには、ハードルが高い。

ゴジラ孫も、だんだん調子が出て、親達は目が離せない。（笑）
ゴジラは、小巻が出ると、すさまじい勢いで口に押し込み始めた。
焼き物に、鰆（サワラ）が出る。
ヒゲの箸では、全くほぐせない。
ヒゲの微弱な握力のせいと思っていたら、カァちゃん達も手こずっている様子。
うーん？　
焼く時、遠火の強火と云う金科玉条を盲信し過ぎると、こんな焼き魚になる事はあるんだが？
いろいろなこともありの酒宴でした。
帰り道、チラッと見えたカウンター。
ヒゲも座れそう。　今度は、カァちゃんと二人でお邪魔しようかなぁ～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　
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『 喝采 』で缶コーヒーを

何だ～　これは？
お湯割焼酎を飲んでいたヒゲは、思わずグラスを落しそうになりました。
缶コーヒー・ボスのＴＶ・ＣＭ　『　宇宙人ジョーンズシリーズ　』　を見た時です。
まさか又、ここのブログを何所かのプロデューサーがパクったんじゃないか？　（笑）

『　喝采にかっさいを　』　のタイトルで、７０年代（！）の　“　題名のない音楽会　”　を
紹介しました。
そう、もう二ヶ月ほど前だったでしょうか。
その司会者だった黛敏郎氏が、喝采の歌詞の劇的な展開の素晴らしさを紹介してくれました。
問題のボスのＣＭでは、この劇的な展開のさわりを面白おかしく使ってあります。

主役は、なにやらいわくありげのニューハーフ（ ミッツ・マングローブ）。
父親役の徳光さんが、駅でそのニューハーフを引き留めようとしますが、
息子はひとり汽車に飛び乗った～～　♪♪
　　　　　
そして、いつものように幕があき、輝かしいライトが息子に降り注がれる中、
バンドマスターの合図で、客席にスポットライトが当てられます。
　　　　
あの時、地方の駅に残された父親でした！　　涙、ナミダの物語！！

うーん、なるほど、まあまあだ。
でも、ちあきなおみの歌を知らない世代に、このギャグが通じるのだろうか？
特に、こんな短いＣＭにしてあっては。
ヒゲでさえ、最初一回目を見た時には、理解出来ませんでした。
そこで、思い付いたのですが　・・・
このＣＭのアイデアを使って、真面目な映像を作って欲しいモンだ。
オケの前奏と共に、カーテンが上がり、ちあきなおみ役が歌い始める。
歌詞の内容に合わせて、画面が切り替わる！
喪服姿のなおみが、火葬場で佇んでいると、どこからか自分のヒットソングが流れてくる。
イイねぇ～！！
工夫した映像を、フルコーラス分の歌に合わせて。

ただ、米男優トミーリー・ジョーンズには登場して欲しい。
そうだ！
なおみに、黒い縁どりの電報を届ける役の配達人を演って貰おう。
さあ、問題は、ちあきなおみ役を誰に頼むか？
芸能音痴のヒゲには難問です。　（笑）

　　　　　　　
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