ギャップ～玉手箱

前ブログ　“ギャップ～浦島太郎（2017.11.12）”　で、驚いた田園ヒゲ。
直ぐに、リサーチに廻りました。
すると、くだんのキャバ嬢の言うとおりでした。
ヒゲが違和感を持ったアノ注文には、なんの不思議な事もなかったのです。
居酒屋系の店では何処でも！？、『酎ハイとレバ刺し』は置いてあるのです。
　　　　　　
レギュラー商品みたいに、何処にでも在るハズだからと、
キャバ嬢は田園のメニューを見ることなく、注文したのでしょう。

さらに調べると、驚愕の事情が分かってきました。
８０年代の熊本では、田園以外では殆ど無かった『酒メニュー』なるモノです。
そらそうでしょう。
月桂冠と美少年だけ置いとけば事足りる時代。
酒メニューなんて、全く意味がない物でしたから。
　　　　　　　　　

しかし、何処の店でも『立派な酒メニュー』が揃えてあったのです。
開いてみると、キャバ嬢注文の酎ハイも、しっかりと居座っています。
なるほど、レモン酎ハイとか５種類ほどが。

更に次のページをめくると、ノンアルコールのコーナー。
田園は、ウーロン茶と１００％オレンジジュースだけだったのに、
コーラもカルピスもジンジャーエールもあります。
コーラ飲みながら、飯が喰えるか（怒）なんては、昭和のオジサンだけかも。

焼酎のページ。　米焼酎は、白岳しろ等の３銘柄。
しかし、芋焼酎は、７種類ぐらい揃えてあります。
ブームなんでしょう。

次のページを開いて、又々驚きました。
何と、カクテルがずらりです。　１０種類ほどのロング・ドリンク。
カシスOOと云う、スウィートタイプが多い。女性受けするのだろう。
ハイボールもある。
何だ、これは？　女・子どもの飲み物じゃあないか。

ついでに、最近驚いていることを付け足すと　・・・　。　
なんと、梅酒の多いことか！　それも、一店舗に何種類も。
１０種類程も列挙してあるところも。まるで、梅酒の展覧会や～～
梅酒なんて、自家製一種類あれば充分なんて考えるのは、ヒゲぐらいか？

そして、やっと日本酒欄。
船中八策とか用意し易いのがちょぼちょぼ。
そうか！　ヒゲは気づいた。
日本酒も米焼酎も、こんなにおざなり低評価扱いなんだ。
もう、こんなに時代は変わっているのか？
ヒゲは、玉手箱を開けてしまった浦島太郎状態。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
すなわち、田園の酒メニューは、時代から置いてきぼりに。
日本酒を後生大事に護る田園は、もはや取り残されていたのです。

　　　　　　　　　
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科捜研の女～チョコレート殺人事件

ヒゲが地上波TVで観るドラマのひとつに、テレ朝系の『科捜研の女』があります。
１時間モノだから、疲れなくてちょうど良いのです。
映画モノは長すぎて、ちょっと疲れます。
しかも、一話物なのもイイ。
年寄りヒゲには、連続ドラマは、すっきり感が悪いのがいけない。
年寄りには、水戸黄門みたいに一話完話のめでたしめでたしが合うみたい！？（笑）

但し、この『科捜研　・・』は、イントロの３０秒に目が離せません。
直ぐに、死体が登場するからです。

最近のネットの話題を見ていて、あるシナリオが浮かんだ。

　　　『　科捜研の女～チョコレート殺人事件　』　　≪シナリオ・ヒゲ作≫　
　[２/１６]　ある民家で、男子中学生の変死体が見つかった！
　　　　　　　直ぐに、科捜研のメンバーが呼ばれた。
　　　　　　　死因は、青酸化合物らしい。
　　　　　　　死体の側に、チョコレートの包み紙が。

最初、自殺も疑われた事件だったが　・・・　？
土門たち捜査本部は、壁に突き当たった。
殺人の動機が、わからないのだ。
「　なぜ、ごく普通の中学生が殺されたのか？　」

若林麻衣子が解剖した遺体が返されて、葬儀が始まった。
定石通り、捜査一課の連中は、葬儀会場に張り込んだ。
そして、参列者に藤井五段の顔を見付けて、土門たちは色めき立った。
被害者は、藤井君と同じ中学の同級生だったのです。
さっそく事情を聴くと、将棋連盟に届いたバレンタインチョコが関係しているらしい。
段ボール箱いっぱいに頂いて、　「　多すぎるから、貰ってくれないか？　」　と、
被害者に頼んだそうだ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
チョコが置かれていた将棋会館の検分を終え、立ち去る時　・・・　
ふと、将棋タイトル戦のポスターがマリコの目に入った。
マリコ　「　ねえ、土門さん！　被害者は、間違えて殺されたンじゃあないかしら？　」
土門刑事　「　じゃあ、ホシは、元々藤井五段を狙ったのか？！
　　　　　　　　　　すると、動機のある者は限られてくるナ。　」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　～　トーナメント表を、カメラが追いかける！　～

こうして、容疑者リストに、“マムシ十段”の名が挙がった。
藤井五段の快進撃で、このまま行くと決勝戦で顔を合わせる可能性が出てきたからだ。

裏付けの為、科捜研のメンバーは、いつもの様に毒入りチョコレートを調べ始めた。
　　♫　ジャン　ジャン　ジャジャジャジャーン　🎶　 ジャ　ジャ～　♪
カカオの種類・含有率から、メーカーや販売店を割り出す為です。
そして、思いもしない真犯人が判った！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
事件が解決して、「　まいどッ！　」　と女医さんが差し入れを持ってきた。
銘菓“雲龍”を頂きながら、まったりして居るマリコ達の前に以外な訪問者が。
藤井五段が、ベソをかいてやって来たのです。
　　　　　　　　　　
藤井　「　ねえ、マリコさん。
　　　　　　このバレンタインチョコってえ、御返しが要るんでしょう？
　　　　　　こんなにいっぱいの人達に、どうやって御返ししたらいいのか分からなくって。
　　　　　　教えて下さい。　」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
マリコ　「　いいのよ、藤井君は御返しなんてしなくっても。
　　　　　　　その代わり、トーナメントを勝ち抜いてタイトル保持者に成るのが、
　　　　　　　一番の御返しじゃあないかしら！　」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
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アク野菜が欲しい！

最近の熊本の飲食店で、残念に思うモノ。
アク（灰汁）のある野菜を食べさせる店が、ほとんど無いことです。

我が家で処理するには、ちょっと面倒な春野菜。
【　蕗（フキ）・早蕨（ワラビ）・天然山独活（ウド）・孟宗竹（モウソウ）・
　　　芋茎（ズイキ）・新牛蒡（ゴボウ）　等々　・・・　　】
　　　
　　　　　　　　　　　　　　
日本人の体が、欲するのでしょう。
この立春を過ぎた時期になると、苦味を求めたくなります。
極寒の冬を越し、眠っていた血が騒ぐのかもしれませんね？
　　「　早く、アクをくれ～ッ！　」　　（笑）

しかし、熊本では、食べさせてくれる店がほとんど無くなって来た模様。
その代わり（？）、『野菜サラダ』が完備(笑)されている店が多い事！
シーザーサラダとか言って。
女性客が喜びそうなご配慮で、ありがたいのですが。

今や、ワインとサラダの女性向き献立は、何処の店でも豊富に出している。
昔の熊本だったら、ひと（他人）がする仕事なら、俺はしないと言う猛者が必ず居たものだ。
味の平準化ならぬ、メニューの平準化を嫌う、もっこす者ですネ。
　「　みんな同じじゃあ、つまらない！　」　
今は、居なくなった肥後モッコス。

ヒゲは思うのですが、サラダのメニューは洋食系の店にお任せしてサ。
和食系の店は、和野菜に集中して作っていただきたいモノだ。
例えば、今なら　“鯛の子酒八方煮と蕗の青煮”　“ずいきのゴマポン掛け”
なんて小鉢が出ると、酒飲みは随喜の涙でっせ！？
　　　　　
なるほど、この山菜モノを、程よく料理するのは大変でしょう。
しかし、それが仕事です。
ちょっとした勘どころを掴んで、工夫してもらいたいものです。
あく（灰汁）や苦みは、全部抜くのじゃなく、少しだけ残すのが美味い。
肝心なのは、真水の使い方しだい。
浸け過ぎて、あくが抜け過ぎない様に気をつけて。

ヒゲ　「　大将！　今日は、アクの有るモノを頂こうかな。　盛り合わせでイイから。　」
割烹店の大将　「　ヘイ、お待たせ！　アクの多盛り合わせです！　」
　　　　
ヒゲ　「　ワッ？　げーっ、これはヒドい！　苦くて喰えない奴らばかり揃えてあるヤン。
　　　　　大将！　これは、アク（灰汁）を抜くどころか、アクがまる残りしている。
　　　　　まるで、アク（悪）の巣窟じゃん！
　　　　　もう一度、頭から藁灰（ワラバイ）をぶっかけて、アク抜きしたれ！
　　　　　わはははは～　」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　〔　昔の田舎では、こんな光景をよく見たものです。　〕

　　　　　　　　　
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モテ期が来たぁ～！？

先日のブログのコメントで、思い出した事があります。
先ずは、２/８のブログの水野 優さんとヒゲのコメントをご覧下さい。

隠れキリシタンの様に将棋をしていた高校生ヒゲでしたが、とうとう踏み絵する時が来ました。
第一回目の、全日本高校将棋選手権が近づいたからです。
参加するには、学校の許可が必要でした。
軍人学校（＊注）の生徒指導の教師が相手です。
　（＊注）母校は、陸軍士官学校や防衛大学に行く生徒が多かったので、そう呼ばれていました。
　　　　　　　　　
申込書を見た色黒の教員の顔が、たちまち赤くなります。
　「　なに～ !?　 将棋だとー　　」
けんもほろろどころか、やくざ・ヨタ者呼ばわりの罵倒劇が続きました。
　　　　　　（　２０１５．８．２３　のブログにも有　）

ぼろ雑巾みたいに追い出されたヒゲ高校生。
思いましたネ～。　
　　「　ケッ！　こんな馬鹿にされる将棋なんて演ってられるか！
　　　　　卒業したら、チェスを勉強しよう。　きっと、見直されるだろう！？　　」

それから４０年後、蕎麦屋の主人と飲んでいる時でした。
ちなみに、その主人は、先ほどの軍人学校の同級生。
何とはなしに、ヒゲのチェス・チャンピオンシップの話題になりました。
すると、同級生が、突然声高になったのです。
　「　なんば？　ヌシャ（＊注）言いよっとか！　」
　　（＊注）特に、この学校で乱用される言葉です。お前と云う語の侮蔑ワードです。
　「　チェスなんか、ヌシしかする者が居らんだろが。
　　　ダーンも（誰も）する者が居らんけん、ヌシが優勝したつタイ！
　　　オルが（俺の）親父なんか、将棋の段持ちだったつだけんネ！　」
ヒゲは呆れるばかりで、言葉が出ませんでした。
あの時から４０年も経っているのに、再びの侮蔑です！
彼は、東京のW大で学生時代を過ごしているから、熊本だけの井の中の蛙では無いはず。

“　将棋指し　”　から　“　チェスプレーヤー　”　に変わっても、キワモノ扱いは変わりません。
隣に居たカァちゃんも、唖然とするばかりでした。
「　うーん、なるほど～　そうねぇ～　」　とヒゲ。
どうもヒゲは、この軍人学校とは相性が良くないようです。

そして、現在　・・・　娘からの知らせによると。
小学一年生の孫が、学校で家族の自慢話をする会があった時の事。
「　内のおじいちゃんは、チェスのチャンピオンでした。
　　あっという間に、僕はチェックメイトされるんです！　」　と、話したらしい。
やれやれ、お迎えが近くなって、やっとこさ認められることになった。　(笑)
罵倒され続けた生涯の内、認められた数少ないシーンでした。

　　　　　　　　　
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チーム・コリアとの激闘

普通の陸上競技でさえ、まるでダメ男のヒゲ。
まして、ウィンタースポーツ等、出来るはずないと皆が思うでしょう。
どっこい、唯一！？　ヒゲに出来た冬競技（遊び？）があります。
スノーボードならぬ、“スノーボール”です！
別名、雪合戦とも言います。　(笑)
ヒゲの小学生時代は、熊本でも時折、結構な雪が積もることがありました。
直ぐに雪を丸めて、敵（？）に投げつけて戦うんです。
　　　　　　　　　

そんなヒゲが、楽しみにしている平昌オリンピックゲームのひとつは、
『　女子ホッケー　』　です。
それも、[　日本 対 韓・北合同チーム　]　の一試合だけ。
オフィシャル上は、日本は五輪初勝利を目指して。
合同チームは、初得点を目指して。
お互い、ドベコス決定戦みたいな消化ゲームにみえます。
が、どっこいそうではないから面白いのです。
意地と名誉をかけた怨念の闘いですから。
しかも、鬼畜ジャポンを撃破でもしたら、文ちゃんが盛り上がって、
金たろうが切望する石油をプレゼントするに違いない。
だから、北鮮メンバーも、命がけの闘いです。
負ければ、ホリブルな御仕置きが待っている！？
　　　　　　　

ヒゲはルールも知らない競技ですから、想像でしかないのですが　・・・　。
合同チームでの練習は、ほんの少し前にするだけと聞く。
そんな簡単に、チームプレーが醸成出来るのか？
これも、ひとつの楽しみ。

当然の事ですが、会場は、完全アウェイ状態です。
初めて観るホッケーの試合。
ヒゲの目では、球の動きに追いつかない。　（笑）
　　　　　　　　　　　

もうひとつの楽しみは、北鮮の応援団。
美女軍団とやらを観るだけで、ありがたい？
何だ？　このサンタクロースのなり損ないみたいな帽子は。
微笑みがずらりと揃った応援風景。
やり過ぎて、うすら寒い感じがします。
　　　
そして、ヒゲが、最も楽しみにしている　『　乱闘！　』　
ヤッターマン！！
コリア女子と日本女子のどつき合い。
下手な女子ボクシングより、よっぽどオモしろい。　（爆笑）

　　　　　　　　　　
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追い越し禁止！

「　あゝ　　皆んな、あなたを追い越して往くね　　」　と、
カァちゃんがため息混じりに言った。
去年、続々と昔の客の訃報が新聞紙面に載ったからです。
「〇〇さんに会ったよ。」と聞いたのは、ついこの間と思っていた彼氏の訃報が年末に。
少し痩せていたとの報告ではあったが、癌だったらしい。
“　一番危ないハズのヒゲ　”　を、みんな追い越して旅立つのです。
小さい頃から、いつもドベコスのヒゲ。
抜かれるのは、まあ当たり前で慣れてるのですが。
カァちゃんが悔やむのは、ヒゲより若い人達が追い越すのが嫌なんです。
入院中でヒゲが居ない店を、元気いっぱいに応援してくれた人達ですから。

皆に支えられて、店を頑張れたカァちゃんと共に、ヒゲはもう少し生き延びたいのです。
先ずは、今年（２０１８年）を無難に。
先の事より、無難な一日の積み重ねが大切なヒゲですけどね。
大敵な寒さも、少し和らぎ始めたように見えますが、油断は禁物です。
ヒートショックが恐ろしくて、外飲みも減らしています。　
次に用心すべきは、転んで骨折による入院！
三ヶ月も寝たきりだと、認知症でっせ！？　（笑）
次の２０１９年。　　　　　　　　
子ども時代の遊び場（！）、熊本城天守閣の修復後を観たいもんです。
出来上がっているなら、バリアフリーのエレベーターに、車椅子で乗ってみよう。

２０２０年は言わずもがな、“二度目”の東京オリンピックを。
楽しみは、女子バレーボール。
日本 VS ソ連の様な顔合わせがあって欲しい！　（笑）
　　　　　　　　　　　
鬼の大松監督指導の回転レシーブを目撃した、昭和のヒゲ世代。
　　　　
中田久美監督が、ロシア（？）相手にどう闘うか？　　
まあ、この二度目の東京五輪まで生きられたらヒゲ的には御の字。
希望する長生き賞味期間は、まあ、こんなモン。
後は、人生のロスタイム？

オリンピックが終われば、平均株価の大暴落が始まります。
日本は大不況。

２０２１年の熊本。
貴重なデパートを無くしてまで造った複合商業施設・マイス（MICE）。
今は福岡に分捕られている大型会議が、大挙して押し寄せてくるハズ。
毎日満タンで、大型施設は大賑わいの予定。
其所が、どんなになっているか？
この目で確かめに行くのが、ヒゲ夫婦の楽しみ。
まさか！？
人間が歩くべき通路に、沢山のネズミ達が楽しく走り回わっているなんて無いでしょうネ。

そして、２０２４年。　　　　　　　
まさかの長生きで、ヒゲ夫婦は金婚式！
切迫している北海道沖の超巨大地震の影響は、九州・熊本まで及ぶ！？
日本沈没の始まり　・・・・　
　　

　　　　　　　　　　
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参りました！

今日は、パクリ物です。
あまりにも記事がオモロいので、皆様に紹介したくてパクリました。
ネタ元は、熊日新聞の新生面です。

　【　　ああ、あそこかと思い出す。
　　　銀ぶらの途中、思いがけず小学校に出くわした記憶がある。
　　　確かに、銀座の中心にあるものの　……　（中略）
　　　「　ビジュアルアイデンティティーを育成するための服育　」　（校長）とか。
　　　銀座ともなれば説明もキザだが、服育という言葉は初めて聞く。
　　　『育』と付ければいいというものでもアルマーニ、いやあるまいに。　　】

全読希望の方は、２／１２（月曜日）の熊日新聞・朝刊をご購読下さい。
　　　　　　　　

“銀ぶら”とは、また懐かしい響きの言葉です。
昭和の香りプンプン。
　　　　　♬ 　待ち合わせて～　歩く銀座 　🎶　
それにしても、ビジュアルアイデンティティーとは？
俺たち年寄りが英語がわからないから、こけおどしかい？
最近、此の手の、横モジ張り倒し方式ばかり。
年寄りをバカにするな！　（怒）

和田校長の話によると、銀座の真ん中の泰明小学校には『アルマーニ』がふさわしいとか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
なる程、“泰明”だけあって、アルマーニなら銀座の小学校の“体面”が保たれるチュウ訳や。
なんて、浅ましい考え方。

和田校長だけあって、“話題”を作るのが御上手なのか？
　「　和田は　アルマーニになるだー！　」　と言ったとか言わんとか？
　　　　　

本日は、アルマーニの似合う男ヒゲ（笑）のギャグ集でした。
コイツはどっこい、失礼しやした。　
この勢いで、来週 ２/１９（月曜日）の例会は、親父ギャグ合戦になるやも？　（笑）
それとも、　「“酒育”は、早くからすべきだ！」と、口角泡をふく大激論になるか？
楽しみです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
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アカデミー賞 ノミネーション

昨年のブログで、観たい映画に『ダンケルク』を推していました。
暮れになって、その映画のレンタルが見つかった。
５００円と云う、いつも１００円レンタル専門のヒゲには痛い出費。(笑)
しかし、そこは太っ腹（？）のヒゲのこと、気前よく！　
ところが、レンタルの表示がわからない。
老人ヒゲは、目がショボいから“吹き替え”を希望したいのだが　・・・　。
その表示には、“字幕～吹き替え”とある。　これは何だろう？
どちらでも選択出来ると云うことなのか？　わからない。
　

小学生のヒゲは、戦記オタクでした。
センオタ・ヒゲには、“ダンケルク撤退”と云うと負け戦のイメージ。
ヒットラーの七不思議のひとつとして記憶がある。
　　　　　　　　　　　
なぜ、ヒットラーは、機甲師団を動員して、英仏戦士を壊滅させなかったのか？
映画の中では、その答えを、何げに兵士が応えている。
このシーンに限らず、他のシーンでも登場人物のつぶやきが、
案外に大きなポイントになっているようだ。
しかし それを理解するには、よほど戦史に通じてないと無理のハズだが？
　　　　　　　　　　　
映像は、非常に面白い。
局地的な空間がバラバラに展開するのだが、繋ぎ合わせると統一された時空になる。
“スピットファイア”の操縦席の映像がイイ。
臨場感が豊かなんだ。　
ディテイルにこだわるヒゲには、嬉しい。　これが撮影賞か。
お追い詰められた浜の波打ち際に、何げに塩の花の映像が懐かしい。
温泉の花が咲いてるみたい。
ドーバー海峡の風や波の厳しい事が分かるシーンです。
　　　　　　　　　　　　
それにしても、最近観た映画。
この『　ダンケルク　』、『　聖の青春　』　に　『　完全なるチェック・メイト　』　。
　　　　
　　　　　　　　　　　　
いずれも、そこそこ知っているぐらいでは難解、とのカァちゃんの感想です。
なるほど、相当（！）程度知っていなければ、理解出来ないのでは？
そんな思いにさせられる、近ごろの映画作りです。
最近の映画は、年寄りには難しい？　（笑）

　　　　　　　　　　
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孫への隔世遺伝

小学校からずっと、陸上競技でドベコスを免れたことはないヒゲ。
ドベコスとは、抜きん出た最下位のことです。
競走は勿論の事、鉄棒等の器械体操も苦手です。
逆上がりなんてとんでもなく、精肉店の枝肉みたいにぶら下がってるばかりです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
当時流行ったフラフープは、やっとこさ５回クリア。
縄跳びの二段跳びなんて、夢のまた夢。　絶対ムリ！
普通の一段跳びでさえ、二桁回数の連続は難しいと云うのに。　（驚）
とび箱は、ごく低い箱を跳ぶも、ドーンと大事な股間をぶつけて悶絶小学生。(笑)
　　　　　　　　　　　　　　　　
当然、通知表は万年『１』ですが、どっこい夏だけ『２』に昇格します。
水泳が絡むからです。
「　あの馬鹿、泳ぎだけは河童並みに達者だなもんなぁ！？　」　と呆れられます。
ヒゲ小学生は、水の中では天下無敵ですが、土の上では悲惨なモノ。
“　陸に上がったカッパみたい！　”　とは、ヒゲの事です。

そんな訳で、いつも「ウンシンニブ」とイジられてたのは御承知の通り。
改めて説明しますと、“　運動・神経・鈍い　”　の寄せ語ですネ。
このネーミングを付けたのが、４年前ガンで亡くなった同級生M君です。
ちなみに、カァちゃんは走るのが速い。
運動会ではいつも、リレーの代表選手に選ばれていました。
他の運動も、得意とは言わないまでも上手くこなします。
所が、水泳は苦手です。　(笑)

さてさて、ヒゲ家の年長孫・ゴジラ。
どうやら運動神経は、完ぺきにヒゲの血筋みたい。
どべこす少年一直線か？　（笑）
つまり ヒゲの隔世遺伝に間違いなさそう！
ヒゲ同様、他人と競ってまでシャカリキに走らない優しい（？）性格。
競走はイヤだけど、共走する性格なんですネ。
そして、こういう物造りが大好きなところも、ひげ似か？
　　　
　　　　　　　　　

そんなゴジラ孫ですが、雲梯（ウンテイ）をクリアしたと報告があった。
四手目で落下していたヒゲの事を思うと、爺とは雲泥（ウンデイ）の違いでしょう。
その後は、逆上がりも出来たそうです。
努力すれば出来るとの、親のハッパ掛けが功を成しているのかも。

そして、次の孫・ガメラ。
この子は、ゴジラ孫とは、１８０度違うタイプ。
運動神経抜群で、怖いもの知らず。
　　
走り過ぎてブレーキが効かず、救急車に世話になった話は書きましたね。
その時の傷も、まだ癒えてないのに、この奮闘ぶりです。
綱引きの最後尾で、負けるものかと踏ん張っている力の入れ具合はさすが！
　　　　　　　　　　
びゃんビャン行きます。
隔世遺伝の要素は、まだ不明です。

そして、最年少の孫・ラドン。　　　
まだ７ヶ月を過ぎたところですが、運動神経は良さげに思えます。
三人の孫の中で、一番速い成長過程を進んでいます。
ひょっとして、カァちゃんの隔世遺伝か？
　

各人各様の潜在能力が、いかに伸びていくか？
本人の努力なり興味で、どんな分野が開かれていくか？
長生きする楽しみが、増えてきました。　（笑）
昨日は、ゴジラ孫がカァちゃんに、「　チェスをしよう！　」　とねだっていました。
三手先迄は読めるようだと言ってましたが　・・・・　？
やっと、駒の動かし方を理解したところです。
　　　　　

　　　　　　　　　　
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天ぷらへのいざない～油物

京都の板長が一番腐心するのが、油物でした。
それは、もう伝説と云うべき話しが伝えられているからです！
時は７０年代、京都の料亭。
有名料理長が勤める処です。
当時は、油物（揚げ物）といえば、天ぷらが一般的な頃でした。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
その日の板長、ご機嫌です。
常連客のコース料理の油物に、天ぷらの替わりに『会心の献立』を
組むことが出来たからです。

宴が終わり、板長は意気揚々と客を見送りに行きました。
くだんの常連客は、振り返りながら板長に言った。
「　今日は、ご馳走の出なかったネ？！　天ぷらが無かったもん。　」
板長が青ざめたのは、言うまでもありません。
この伝説は、たちまち京都の料理人の間に語り継がれました。

揚げ物と言っても、変わり衣揚げみたいなモンではいけません。
海老にゴマや春雨なんかを揚げ衣にまぶすみたいな程度では、仕事とは言いません。
趣向をこらして、しかも気が利いていなければならないから厄介。
あか抜けていることは、絶対条件です。
　　　　　　　　　　　　　　

京都では、同じ仕事を繰り返すのを、良しとしません。
　　「　いつ行っても、同じしモンが出る。　」
　　「　あそこは、いつも海老の天ぷらヤ。　」
料理人には、震え上がるようなセリフ。無能者とののしられている言葉なんです。
だから、天ぷらを何か違う揚げ物にしようと考えるのですが　・・・　。
　　　　　　　　　　

戦後のある世代の客には、天ぷらは“ご馳走”でした。
松花堂弁当の一枠に天ぷらが入っていると、この世代は満足顔でしょう。
　　　　　　

又、気が利く板前が、天ぷらの枠に焼き物を持ってきたしても不思議ではありません。
まながつおの西京焼きなんか出すと、オシャレですよね。
しかし、このチャレンジは冒険かもしれません。
冒頭の板長と同じ轍を踏む可能性があるのです。
満足感と満腹感の間には、微妙な壁が在るからです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　
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