今年のヒゲ夫婦は、MLBのテレビ観戦が多くなった。
そう、大谷選手の活躍ぶりを楽しむ為です。
特にヒゲは、彼のホームラン時の乾いた打球音がお気に入り。
この効果音で、一撃の大きさを想像出来る。
「 やったぁ~ ホームラン! 」
気分爽快・ストレス解消・等々、大谷のホームラン音の効果は
あちこちで聴かれます。
やはり、すべからく、音のイメージは大事なんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/c4/623ff805dc723a53dcd7489ac486082a.jpg)
少し前の事だが、娘夫婦からプレゼントをもらった。
塩と香辛料用の、電動ハンディー・グラインダーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/e6/e45648825d6897b1085e831c7f08aca9.jpg)
ほら、一寸前の気の利いたレストランのテーブル上を思い出して下さい。
其処に、まるで木製のコケシみたいのがふたつ並んでいたでしょう。
塩とコショーを挽くのが。
その手動のミルを電動化したマシンで、岩塩などの結晶を粉砕してくれる優れ物。
まぁ、最近の調理器具の進歩には驚くばかりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/19/cd6454b3064ca8710fce26e210e9e02f.jpg)
我が家にも、手動のはあったのですが、ギコギコ(?)風な音でした。 (笑)
喜んだカァちゃんは、早速使います。
なにしろ挽きたての天然塩を振りかけるのですから、不味い訳がない。
その上、力も要らずスムーズに「ガーッガーッガーッ」と出来るので御機嫌です。
しかし、ヒゲの予想が的中! 料理が、少しあっさりし始めたのです。
塩が見えにくいのもあるでしょう。
しかし、もっと大きなのは、グラインダーの発する機械音です。
派手な音量に惑わされて、やたらと塩が出ていると勘違いするのです。
で、塩辛くなるのを恐れて、早めにスイッチを止めてしまいます。
おかげで、塩加減が甘くなる。
まぁ、最初はしょうがない事でしょう。 (笑)
ヒゲの予想には、先例があったからです。
昔の厨房でフライパンを使う料理の時は、割りと【塩・コショー】のレシピが登場します。
最初に塩を振り、次にコショーを振り掛ける。
なんでもない二度の手順ですが、回数を重ねるとウンザリする。
で、考えられたのが、塩とコショーを一緒の瓶に入れて置く。
すると、手間が一回で良い。
先ず、米をフライパンでゆっくり乾煎りします。
この煎り米が、乾燥剤の役割をします。
そこに、塩を加えて更に炒ります。
そのまま粗熱が取れてから、塩に見合う程度の白コショーを混ぜる。
円筒形の容器に移し、ボディーに塩コショーの紙を貼って出来上がり。
使うと、米の擦過音が心地よい。
江戸時代の昔話を思い出します。
臨終の床に着いた老人の耳元で、この擦過音(銀シャリ音)を聴かせると生き返ったとか?
米の魔力でした。
≪ 閑話休題 ≫
塩・コショーの容器を使っていると、ある日突然あしらいの料理に苦情が来ます。
「 味が付いてない 」 と。
調理場に告げると ・・・ 「 おかしいなぁ?
ちゃんと、チャカチャカと音はしてますよ!? 」
念のため、容器から出して確認すると、なるほどガッテンの助!
コショーは残ってるが、塩は残っていなかった。 (爆・苦笑)
煎り米の擦過音で、塩が出ていると錯覚していたのでした。
結構、この失敗例は多いのです。
何気ない暮らしの中でも、音の効果音で誤ることを気に留めておくのも悪くない。
http://blog.with2.net/link.php?1046790
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そう、大谷選手の活躍ぶりを楽しむ為です。
特にヒゲは、彼のホームラン時の乾いた打球音がお気に入り。
この効果音で、一撃の大きさを想像出来る。
「 やったぁ~ ホームラン! 」
気分爽快・ストレス解消・等々、大谷のホームラン音の効果は
あちこちで聴かれます。
やはり、すべからく、音のイメージは大事なんですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/c4/623ff805dc723a53dcd7489ac486082a.jpg)
少し前の事だが、娘夫婦からプレゼントをもらった。
塩と香辛料用の、電動ハンディー・グラインダーです。
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ほら、一寸前の気の利いたレストランのテーブル上を思い出して下さい。
其処に、まるで木製のコケシみたいのがふたつ並んでいたでしょう。
塩とコショーを挽くのが。
その手動のミルを電動化したマシンで、岩塩などの結晶を粉砕してくれる優れ物。
まぁ、最近の調理器具の進歩には驚くばかりです。
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我が家にも、手動のはあったのですが、ギコギコ(?)風な音でした。 (笑)
喜んだカァちゃんは、早速使います。
なにしろ挽きたての天然塩を振りかけるのですから、不味い訳がない。
その上、力も要らずスムーズに「ガーッガーッガーッ」と出来るので御機嫌です。
しかし、ヒゲの予想が的中! 料理が、少しあっさりし始めたのです。
塩が見えにくいのもあるでしょう。
しかし、もっと大きなのは、グラインダーの発する機械音です。
派手な音量に惑わされて、やたらと塩が出ていると勘違いするのです。
で、塩辛くなるのを恐れて、早めにスイッチを止めてしまいます。
おかげで、塩加減が甘くなる。
まぁ、最初はしょうがない事でしょう。 (笑)
ヒゲの予想には、先例があったからです。
昔の厨房でフライパンを使う料理の時は、割りと【塩・コショー】のレシピが登場します。
最初に塩を振り、次にコショーを振り掛ける。
なんでもない二度の手順ですが、回数を重ねるとウンザリする。
で、考えられたのが、塩とコショーを一緒の瓶に入れて置く。
すると、手間が一回で良い。
先ず、米をフライパンでゆっくり乾煎りします。
この煎り米が、乾燥剤の役割をします。
そこに、塩を加えて更に炒ります。
そのまま粗熱が取れてから、塩に見合う程度の白コショーを混ぜる。
円筒形の容器に移し、ボディーに塩コショーの紙を貼って出来上がり。
使うと、米の擦過音が心地よい。
江戸時代の昔話を思い出します。
臨終の床に着いた老人の耳元で、この擦過音(銀シャリ音)を聴かせると生き返ったとか?
米の魔力でした。
≪ 閑話休題 ≫
塩・コショーの容器を使っていると、ある日突然あしらいの料理に苦情が来ます。
「 味が付いてない 」 と。
調理場に告げると ・・・ 「 おかしいなぁ?
ちゃんと、チャカチャカと音はしてますよ!? 」
念のため、容器から出して確認すると、なるほどガッテンの助!
コショーは残ってるが、塩は残っていなかった。 (爆・苦笑)
煎り米の擦過音で、塩が出ていると錯覚していたのでした。
結構、この失敗例は多いのです。
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