田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

うっかりヒゲ爺

2017-06-28 17:28:18 | ヒゲの毒舌
昨年のアメリカ大統領選挙。
選挙取材の映像に、よく登場する用語に気付いた。
   《 ラスト ベルト 》
なるほど、とヒゲは思った。
ラストは、映画 “ ラスト サムライ ” のラストだな。
ベルトは、確か “ ベルト地帯 ” とか言ってると。
だから、合衆国で生き残っていた最後の(!?)工業地帯だなと、納得。
で、よく注意していると、“ ラスティ ” とも聞こえる。
あっ? そうか! 錆びれたの “ ラスティ ” か。
             

   《 フリーマーケット 》
この、よくマスコミにも登場する用語を、ヒゲは随分長く誤解していた。
しかも、誤解には何の疑いも持っていなかった。
マーケットと云う広い空き地に、参加者が “ 自由に ”  出店して良いんだな。
ウン、納得!!
               
まさか “ ノミの市 ” とは。
これじゃあ、出品物にノミが潜んでるみたいヤン。
DDTをぶっかけなくちゃ。
ノミ シラミ 馬がシトする 枕元  (笑)
                  

   《 セクハラ ・ マタハラ 花盛り 》
マタハラと聞いて、ピンときました。
いつもヒゲは、“ マタハラ ” で虐待されているからです。
マタとは “ 股 ”、つまり股間の事だと。 (笑)
つまり、下腹部のハラスメントと云うことでしょう。
我が家のメス猫マールは、普段、ヒゲとソファーをシェアして寝ています。
その猫がテーブルに移る時、いつも踏みつけていく物(!)があります。
まるで、とび箱の踏み台を蹴り込む様に、ヒゲの股間を後ろ足で蹴って行きます。
事もあろうに、飼い主の一番大事な(?)器官をキックしてですヨ!
「 ゲッ エエエー 」
体重の重いマールが手心(足心?)を加える事なく、ローブロー蹴りすると、
そら~悶絶もんでっせ。
これこそ、股ハラですよネ。 (; ̄O ̄)
エッ? 又また違うんだってぇー!?
“ マタニティ ” なんて、そんな英語(?)、昭和のオヤジに分かるものか。
       
おいら、股旅でも行ってくらー。
お祭り野郎が好きな “ マタハラ ” は、これだって。
                        
   《 ファースト フード 》
まさかヒゲが、こんなんで勘違いしてたなんて、赤面のフレーズです。
“ ファースト ” なんて、当然一番目の順番のことと理解していた。
余裕がない時の選択肢として、一番手っ取り早く、簡単に摂取出来ると。
だから、ハンバーガーやホットドッグは、米国人の好きなイージーゴーイング フードだと。
                  
それが、何と “ fast ” 、時間的なワードなんて、思いもしませんでした。
                      
いゃ〜 長生きしてみるもんだ。
これからも、もっともっと恥をかくぞ~  (笑)

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棋士といえば?

2017-06-26 19:35:16 | ヒゲの盤上の世界
「 棋士といえば? 」 と問われたら ・・・・
「 将棋は『 升田幸三 』、囲碁は『 藤沢秀行 』でしょう。 」 と答える。
昭和のヒゲには、棋士と言わず、“碁打ち” “将棋指し” の方がイメージです。
             
二人とも、博打打ち、無頼の輩を彷彿とさせる風貌。
殺し屋マサオの大石を仕留めたり、駅馬車の闘いと云って、ドスやピストルが
飛び交う物騒な盤上。
鬼気迫る顔で両切りの煙草を吹かし、体臭は酒とヤニのブレンドと化す。
対局後は、浴びるように大酒を喰らい、徘徊して女の所に転がり込む。 (笑)
                   
平成の現在は、棋士の食べる“スイーツ”が話題です。
当時は、3時のおやつ(!)の注文聞きなんて場違いでした。
「 なんだとう? (怒) おやつ(!)は、何がイイだとう? 」
先ずは、ヘビーなピースの煙りをお見舞いされます。

「 いいか、にいちゃん。ポナペ島では、芋虫が一番のご馳走や 。
      トローとして最高のスイーツやでぇ? www.  」
笑うと、欠け歯が見えて不気味です。

さて、そんなイメージが多かった将棋指し。
やがて、谷川名人の登場で、将棋界も一変します。
エリートサラリーマンか大学教授を思わせる雰囲気。
対局にのぞむ姿は、座ればボタンでした。
                 
博徒の集団(!?)の将棋界から、徐々に棋士の集まりにと変化します。
                 
ヒゲ的には、升田幸三・大山康晴から始まり、谷川・羽生の時代を経て、
AIとプロ棋士との死闘。
ニコ生放送での思いも掛けない “ 観る将 ” ファンの台頭。
       
女流人気やらで盛り上がり、そして狂乱の藤井四段フィーバー。
今じゃあ、まさかの空前の将棋ブーム。
                    
この変遷を、一部始終リアルタイムで目撃出来たヒゲは、まあオモロい人生なのかも。

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選択肢

2017-06-24 18:13:36 | ヒゲの毒舌
将棋祭りなどで人気なのが、次の一手名人戦です。
観戦者も参加型のイベント。
対局者の次の一手を推理して当てていくゲームです。
ゲスト二人が、例えば A と B という有力な候補手を提示します。
しかし、観戦者がどちらでもないと判断したら、 C という解答もあります。
最近の傾向として、この “ どちらでもない ” と云う C 解答が増えたのです。
                         
さて、つい最近行なわれたフランス大統領選挙。
《 白票 ・ 棄権票 ・ 無効票 》 がやたらに多かったらしい。
なるほど、仏国民の気持ちも解かる。
そういえば、昨年の米大統領選。
クリントンとトランプの選択なんて、アメリカ国民に選択肢はあったのだろうか?!
究極の辛い(?)選択とも思える。
ひどすぎる候補者の時に、白票・批判票をチョイス出来るのは、国民の権利だと思う。
「 どちらでもない! 」 と声をあげたいのが、皆の本音だろう。
           
このAでもないBでもない、選択肢の無い状態で、批判票たるC票がやたら多い時の選挙。
何か、良い知恵はないのか?
ある一定の数超えた白票の時は、選挙のやり直しとか。
例えば、今ボクシングの選手権で増えた、暫定(!?)チャンピオン。
よく訳の分からぬ制度だが、これをちょいと拝借して。 (笑)
フランス暫定大統領〇〇〇とか、日本暫定総理大臣〇〇〇とか。
そして、全う(まっとう!)な候補が登場したら、再選挙で正式大統領の誕生と。

それにしても、世界中、どこを見渡してみても、酷い政治家ばかり。
自O党議員のツラを見てると、水前寺公園の池のコイを思い出します。
公園の石橋から観光客が、口を開けたコイに餌の“ 麩(フ) ”を投げ入れる風景。


アベ親分からのエサ《大臣の椅子》を、口パクパクして待っている議員みたいです。
エサ欲しさのイエスマン議員の誕生と云う訳です。
「 総理! その政策は間違いですヨ。 」 と正す様な『骨のある政治家』は、
今の自O党には居ないのか?!
代わる者が居ないと云う恥知らずな理由で、独裁政治が続く情けない日本。
なるほど、こんなんじゃ、日本国民が一番選択肢がない民族かもしれないな。
北鮮や中国を笑えなくなった日本人。
お手上げ、マンセー、マンセー!?
                         
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酒呑みの怒り!?

2017-06-22 19:21:44 | よもやま話・酒編
先日、熊本市銀座通りの寿司屋に入った時のことです。
酒のメニューを拡げたら、〔徳利=350円〕が目に飛び込んできました。
ナ、ナ、ナ、なんて懐かしい!
『 サンビャクゴジュウエン 』 と云う、天上の響き。
かつて、田園の酒メニューで見て以来の数字です。
田園では、お任せの燗酒・冷酒は、150CCで350円でした。
コレが、お任せでなくお好みの銘柄なら、400円。
つまり、お好み=指名代が50円上乗せされるのは、似てる世界が他にもあるような?(笑)
                    
かって(!)は、他の店もお銚子一本は、350円ぐらいでした。
長屋暮らしの町人、食い詰め浪人、貧乏旗本も、みんなこの“値ごろ”な酒で
楽しんだモンです。
                 
この値段なら、あの(!)セリフが吐けます。
「 オイ、オヤジ。 お銚子、もう一本ね! 」 
なんて、粋なセリフでしょうねぇ。
誰でも、コスパな徳利を充分呑めたのでした。
過去形なのには訳があります。
今では、とても楽しめないからです。
               
我らが賢帝アベちゃんのお陰で、縮むばかりの年金生活の老人。
最近行ったエビの店では、お銚子一本800円。
「 もう一本ね 」 なんて頼むと、1600円。 ひえっ〜〜
立派な和定食・松が頂ける金額になります。
やたら気安く、追加は言えません。

さて、冒頭の寿司屋さんの日本酒。
銘柄は、まあ、人気ドラマ相棒で、右京さんが飲んでるのと同じなのが愛嬌ですが。
ちょっと背のびすれば、隠居老人でも、三本ぐらいはなんとかなる値段。
嬉しい!
              
それにしても、一体いつぐらいから、こんなに酒の価格が騰がったのだろうか?
最近行った店の酒メニューを拝見すると、ヒゲは首を傾げる。
メニューに、酒呑みに対する愛情が感じられないのです。
それどころか、酒呑みから、取れるだけ搾りとってやろうと云う悪意さえ感じられる。
コレが、信じられない。
以前のブログで書いた様に、ヒゲが崖っぷちで苦しい時代を助けてくれたのは、
突き出しの価格です。
ランチだけでは800円しか上がらないのを、酒呑みが来てくれると、
ビールと突き出しが加算される。
コレが大きい!
これで、辛うじて凌いだヒゲは、酒呑みに恩義があり、頭が上がりません。
                      
そんな過去のあつれきがあるヒゲには、現在の酒メニューが理解出来ない。
まるで、天皇陛下がお召し上がる様な立派な価格の日本酒がずらり。
ちょっと前まで、我ら平民を楽しませてくれた酒は、どこに行ったのかしら?
今は、高価で美味い酒ばかり。
安くてそこそこ美味い酒を探し出す店主、居ないのかぁ~
                                      
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丼物文化〜うなぎ

2017-06-20 20:30:00 | よもやま話・料理編
前回は、白い御飯に、何かをのせて食べる事に違和感がある人達がいる話でした。
そんな意識が高かった昭和40年代の熊本の和食店では、鰻は少し厄介でした。
鰻だけの為に、食器を揃える必要があったからです。

今、ウナギと言えば、鰻丼。
で、困るのが、丼用の茶椀です。
ほら刑事ドラマで、取調室のホシに、休憩と称してカツ丼を差し入れする。
              
これが、尊属殺人がらみのホシの時には、親子丼を出すのがミソです。 (笑)
その時登場するのは、陶器で蓋つきのどんぶり鉢が定番。
                       
しかし、ウナギを扱う様な和食店では、滅多にどんぶりメニューは扱いません。
今でこそ、どんぶり物は、「 グルメ・グルメ 」 ともてはやされていますが、
当時は時間がない労務者の食べる物のイメージがあった為です。
で、わざわざは陶器のどんぶり鉢は用意出来ません。
代用品として使われたのが、樹脂製のお茶漬け椀です。
ふだんは、ご飯を入れて、永谷園のお茶漬けの素をちゃちゃと。
                  
先ずは、単品の“鰻の蒲焼き”の器です。
ちょっと高級そうに見える(?)蓋つきの塗りものを用意しましょう。
更に、“ 鰻重 ” なるモノが。
蓋つきで長方形のプラ樹脂製(?)みたいな容器を二個。
ひとつには、白ご飯。もう一方に、鰻の蒲焼きを。
ご飯の容器の上に、蒲焼き容器を重ねて(!)蓋をします。
これに、香の物と肝吸い付けて完成。
ご飯の熱が、上のウナギを保温するので、出前用にも喜ばれる。
              
ところが、現在のウナ重はちょっと違うかも。 容器は一個。
白ご飯の上に、直接(!)かば焼きを乗せます。
ウナ丼とどれくらい違いがあるか、ヒゲには判りません。
                
そして、欲張りの経営者は、さらなる儲けのメニューを考えます。
うなぎ定食・梅です。
どうです、単なるうな重より豪華な感じがしませんか?
鰻は蒲焼き器に。 小鉢をひとつ。
うなぎの骨の揚げたの(うなポリ)を増やすとリッチに見える。
肝吸いと香の物。白ご飯は、定食用の陶器に。
ご飯とウナギを別々にすることで、格(!)をあげます。
これらを、御膳に並べてOKです。
これに味をしめて、更に高級化を目指したのが、ウナギ定食・松です。
値段をあげる方法と云えば、刺し身をつける事が当時は一般的。
先ほどの梅定食に、刺し身鉢を追加して出来上がり。
まあ、場所や店によっては、ずいぶん違う所もありましたが。
                   
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ヒゲの免許返上

2017-06-17 21:44:24 | 2人3脚チンタラ道中
昨年の誕生月で、ヒゲは免許を返上しました。
もう仕事で運転する事もなく、我が家周辺の道路事情を考えると、車は不要かと。
すっきりサバサバしています。
                   
それでも、最近のテレビCMの車を見てると、う~ん!?
こんな車が、あの頃在ったらなぁと ・・・
       
                 
1980年前後、ヒゲ夫婦は日本酒の仕事の関係で、福岡方面へ車で向かう機会が多かった。
熊本市の東バイパスから九州自動車道に入ります。
すると、ヒゲはキョロキョロと何かを見付け始めます。 (?? 笑)
その目的のモノは、天神行きの高速バスです。
見付けると、尾行する様に後ろにつけます。
      
このコバンザメ走行の目的は、省エネです。
もともと、運転があまり好きではないヒゲ。
そもそもドライブは、日本酒の会合に出席する為です。
だから、その前には出来るだけ疲れる仕事をしたくないのです。
初めて会う酒屋さんやメーカーさんに、疲労感がある顔は見せられません。
つまり、熊本市~福岡までの、疲労しない運転方法が求められる訳です。
楽して運転したい!

第一、臆病者ヒゲには、高速道路の右側はとても走れません。
ヘタに80kmぐらいで走っていると、パッシングを受けます。
「 速く行かんかい! (怒) 」 と。
そんな競ってまでして、運転する気などありません。

又、目が悪いヒゲに辛いのが、高速道路から目的の出口を探す時です。
高速から降りる道を探すのに、ごく近くまで来ないと標識が見えない!
もともと知らない土地での運転はしないのが、ヒゲのモットー。
だから、行き先が決まっている高速バスさんにくっ付いて、
目的地近くまで案内(?)して貰おうとのあんばい。

しかし、このコバンザメ走行にも注意が必要です。
車間距離ですね。
ブレーキへの意識が、どうしても求められます。
所が、現在の車のCM、セーフティーブレーキが作動するらしい。
わあぁ、あの頃こんな性能の車があったら、ヒゲは楽々ドライブ出来たのに。 (笑)
                  
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天ぷらへのいざない

2017-06-15 21:48:32 | よもやま話・料理編
ずっと以前のブログで、水前寺の寿司屋さんでの話を書きました。
チョッと思い出してみましょう。
ネタケースの中に、瑞々しい(!)鱚の姿があります。
      
「 じゃあ、コレを天ぷらで貰おう。 」 と決まりました。
やがて、天ぷらに揚がったキスを頂きます。
これが、水分が噴き出し生臭いのです。
            
料理人 「 ネタケースに飾るぐらいだから、刺し身用のハズ。
       活きた車海老は、芯が残る様に、サッと揚げる。
       だから、刺し身用のキスも、同じ様にサッと揚げて何で悪いの? 」
この類推的な発想が、案外な落とし穴になっているのです。

あれっ?
コレって、最近のブログのコメントに似たような話があったですね。
ここで、ひとまず最近のブログ 『 甘鯛はウロコと共に 』 の、
battenさんのコメントをお読み下さい。
「 最近は、鮮度が良ければ、全てギリギリに火入れする若い衆が増えました。」と。
あれっ?
先ほどの「 鮮度の良いキスを、さっと揚げてギリギリに火を入れる。 」と類似してますね。
鮮度が良いから、揚げ過ぎない・焼き過ぎない。
この、カン違いの料理法にとらわれることが、思いの外多いようです。

或る日の田園、Kエレクトロンの二人がおいでです。
勢いで、そのままヒゲも “ 葵の部屋 ” に。
注文に “ 天ぷら盛り合わせ ” もありました。
とヒゲは、とっさに趣向を思いつきます。
「 今日は、手が空いているから、私が座敷で天ぷらを揚げましょうか? 」 と。
直ぐに、家庭用のミニ・フライアーと天ぷらネタが運ばれます。
三品目が出た時です。
冷酒でご機嫌になったS君が、感想を ・・・ 。
「 いやー、驚きです。 コレって、完ぺきじゃあないですか!?
  脱水調理が完ぺきに出来ていますヨ。
  じゃあ、今まで田園で頂いた天ぷらは何だったの? 」
驚いたのは、ヒゲの方もです。

                          ~~~ つづく ~~~

さて、今度の月曜日(6/19)、天下国家を論じるかい?
ロシア並みに、アベ公安警察と御用新聞・読売が踏み込んで来るかどうか心配ですが。
肴は、盛りそば? カケそば? ・・・ といったところで。
     
ヒゲ 「 オヤジ、これは何だ? 」
店主 「 ヘイ、これはアベそば、云いますねん。
      たっぷり、上にきな粉(安倍川)が掛かってまっせー。
       これで、公安はお手上げです。 (笑) 」
                          
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子ども将棋

2017-06-13 14:43:22 | ヒゲの盤上の世界
孫が独りで、お泊まりに来た時のことです。
「 ヒゲ爺、将棋やろう! 」 と言いだした。
どうも、前にチェスで挑んだ時、瞬く間にチェックメイトされて、
チェスは懲りたらしい。
それならば、今度は将棋で挑んでやろうと云う発想のようだ。
内のカァちゃんが聞きとがめて、
 「 ひぃちゃん、ヒゲ爺と将棋するのは少し早いかな。
   もっと練習して、パパとゲーム出来る様になってからね。
   チェスも、グランマと勉強したから、面白くなっていたでしょう。
   ひげ爺みたいに強い人とする時は、沢山の練習をしてからお願いするのよ。 」

ロボット教室に興味を持ち、プログラミングがどうとか、うんちくを言ってる孫。
将棋に興味を持って、ヒゲにチャレンジする日が来るかどうか?
気長に待つことにしましょう。 ひげの寿命が問題ですが。 (笑)

最近は、なにやら藤井四段ブームのおかげで、小学生にも将棋教室熱とか。
熊本市でも、有望な女流棋士候補の女の子が、川尻小学校に居るとか。
昔とずいぶん違う光景です。
             
昭和30年代、熊本市城東小学校。
ヒゲ達は、今か今かと時が来るのを待っています。
その給食が、ゲイカツだからです。
肉類は、滅多に食べることが出来ない時代。
クジラの肉は、チョー貴重品でした。
この時ばかりは、悪ゴロもおとなしくしてます。
教室は静まり返り、一心にクジラを噛みしめているのです。
硬い肉に苦戦している間に、脱脂粉乳の表面には膜が張り始めます。
              

食後はいつも、クモの子を散らしたように校庭に飛び出す小学生達。
しかし今日は、あいにくの雨。
教室で、ゴロゴロするしかありません。
すると、2・3人の男子が、予てより用意の紙製の箱を取り出します。
当時の将棋セットです。
遊びたい盛りの小学生が直ぐに集まり、紙(!)の将棋盤を拡げてゲームを始めます。
四人いる時は、主に回り将棋。 
昇格しながら、駒の格(!)を覚えます。
三人いる時は、山崩し。   
リスクと収穫とを天秤に掛けながら、人生(!)の処し方を覚えます。
山を分けた後(文字通り、強盗団の山分け?)、その持ち駒で銀行ごっこに移行します。
二人いる時は、ハサミ将棋。 
コレは、もうちゃんとした頭脳ゲームです。

そして二人で、いわゆる将棋をする時には、決まり文句があります。
「 本(ホン)将棋をしようか?! 」 と。
周りから、「 オオッー! 」 と歓声が上がります。
“ ほんしょうぎ ” と云う語感が、大人びた雰囲気を醸し出すからです。
「 ジュンな、ホン将棋ばしきっとや? 」
   ( 訳 : 君は、本将棋を指すことが出来るのですか? )
そう、当時は、普通の将棋を出来る子は、少し格(!)が上がって見られたものです。
ある種の、尊敬と妬みが入り混ざった感情を持って? (笑)

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鑑定団で再会!?

2017-06-10 20:40:43 | 田園ものがたり
3/26 (日曜日) ~~ ずいぶん前の話しですが (笑) ~~
TV番組欄をのぞいていたら 『なんでも鑑定団』 で目が止まった。
見出しに “ 酒屋が、1000万円の借金のカタに焼き物を。
          しかし、その造り酒屋は行方不明に ” とある。
ヒゲ夫婦は思いましたね。
「 馬鹿な酒屋だね。 そんなもん、ヤバい蔵元に決まっているヤン! 」
どんな主人か見て、笑ってやろうとチャンネルを。
その酒屋の登場は、番組の最後でした。 小太りのおっちゃんぽい人が ・・・ 。
直ぐに、彼の店が紹介されます。
どうやら、北九州の小倉地区らしい。 「 ヘェ〜!? 」
見慣れた地形に、ヒゲはカァちゃんに呼びかけます。
すると、今度は店内の映像が。
いよいよ、記憶と一致します。
何と! ヒゲ達が御世話になった“平嶋酒店”さんだったんです。
           
じゃあ、この人が平嶋 雄三郎さんの息子さんか?
若い時にお会いしただけでしたから、わかりませんでした。
       
              
更に、雄さんの奥さんも登場するに及んで、ヒゲ夫婦も大盛り上がり。
久しぶりの再会(?)になります。
御自宅の二階で、久保田の嶋さん、菊姫の農口杜氏さんともお会いしました。
ヒゲは奥さんに台所を貸して貰い、持参の馬刺しを切って提供して事もありました。

しかも、平嶋酒店さんに借金を申し込んでメーカーとは、“電光石火”の蔵元さんです。
なんて懐かしい!        
田園の店でも、ずいぶん使った事がある銘柄です。
華やかな香りだけど、重くないのがお気に入りでした。
田園の閉店後は業界事情に疎くなっていましたが、色々な思い出話が甦ってきました。

70年代後半、まだ地酒という言葉さえもレアな時代。
地方の蔵元は、大手ナショナル・ブランドのメーカーに桶売りして生き残るのが精一杯。
そんな中、一部の良心的な蔵元は、自分達の醸した酒を売り始めた。
こうして地酒は造られたのですが、売り手が問題でした。
なかなか売れない(!)地酒を、辛抱強く売る地酒バカな酒屋が必要でした。
そんな中の一人、池袋・甲州屋の児玉光久さん。
  
     ≪ 夏子の酒より ≫    
そして、北九州の平嶋 雄三郎さん。
更に、提供する飲食店も大事でして、田園ヒゲも地酒戦士となったのです。
    
こうして、地酒バカと云う共通項の三人が、黎明期の日本酒を支えて突き進んだのでした。

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或る日のリハビリ室

2017-06-08 14:43:06 | ヒゲの毒舌
5/27(土曜日) リハビリの日の朝は大変です。
素早く(?)朝食を摂り、朝のクスリを飲みます。
ゆっくり優雅にコーヒータイムを取りたいところですが、時間がありません。
外出用に着替えなくてはいけないのですが、コレが一番キツイんです。
何でもないようですが、体を曲げたり伸ばしたりするだけで、傷跡がビリビリします。
休憩しながら、1時間ほど掛けて済ませます。

あっと言う間に、出発予定時間の11時。
急いで車いすに乗って、近くの病院に。
今日の待ち合いの椅子には、美人姉妹の外来客が居た。
ここでは珍しい、新体操の選手みたいな髪型・体型です。
                   
ベッドに横になるヒゲの耳に、K先生の話が届きます。
「 藤井四段ッて、スゴいね! 」
ヒゲは困った。
多少は説明する義務(?)がありそうなんだが、そこで固まった。
あのね、彼は詰め将棋解答選手権で ・・・・ と言おうとして、はたとブレーキが。
そうか、このメンバーには、詰め将棋から説明が要るんだ。
で、その次は解答選手権???
こんなマニアックな催しを、説明できるのだろうか?
めんどくさ〜い、止めとこ。
                 
その後、ヒゲは平行台に移りました。
ヒゲの反対側には、おばあちゃんが座っています。
                    
リハの先生が 「 さあ、もう一回歩くと、御飯の時間ですよ! 」 と。
動かない馬の前にニンジンにぶら下げる、いつもの台詞です。
               
くだんのおばあちゃんは、スクッと立ち上がり 「 歩くすがたはユリの花 」 と、
つぶやきながら歩き始めたのでした。
                           
ヒゲは 「 年寄りも、ヤルもんだな! 」 と、ひとりでニヤリ( ̄▽ ̄)と微笑んだ。
しかし、若いリハの先生達には、世代間ギャップがあり過ぎて、
このフレーズが理解出来なかったようです。
                       
         
昔? 聞き覚えのあるフレーズ、これって都々逸だったけ? (笑)

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コメント (2)
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