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関東大震災から95年「朝鮮人虐殺の追悼式典」小池都知事追悼文寄せず

2018年09月04日 | 国際・政治

関東大震災から95年となる9月1日(防災の日)、震災時に流言によって、軍や警察、自警団などによって虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典が東京・墨田区の都立横網町公園で行われました。

式典は犠牲者の追悼と、アジアの平和と安定に寄与することを目的に毎年行われているもので、主催は日朝協会東京都連合会などでつくる同実行委員会。

これまで毎年、石原慎太郎元都知事や舛添要一前都知事を含め歴代東京都知事が追悼文を寄せていましたが、小池百合子都知事は、就任1年目は追悼文を寄せたものの、昨年から「同じ時間帯に園内の都慰霊堂で行われる関東大震災の大法要(都慰霊協会主催)に寄せる追悼文で『全ての方々に追悼の意を表している』との理由から追悼文を送付していません。さらにこのことに市民らが抗議し、短期間に約9500人分の署名を提出しましたが、今年も送付しませんでした。
このように小池都知事は送付をやめた経緯を明確にしないばかりか、虐殺への認識を記者会見で問われても「さまざまな見方がある」と述べるなど、明らかに「朝鮮人虐殺」の歴史認識に背を向けているのです。

日朝協会東京都連合会の宮川泰彦会長は、虐殺の背景に支配者意識・差別意識があったと指摘。「同じ過ちを犯さないためにも、悲惨な虐殺で尊い命が奪われたことを忘れてはならない。小池都知事が立ち止まって式典の意味を見つめることを求める」と訴えました。

また、式典の参列者からは、天災による犠牲者と虐殺による犠牲者を同一視する小池都知事の姿勢は「虐殺、加害の歴史を風化、忘却させるもので許されない」(原田あきら日本共産党東京都議)などとの批判がありました。

式典では、韓国無形文化財の舞踏家・金順子(キム・スンジャ)さんが「鎮魂の舞」を演じ、例年より多い700人が参加して黙祷と献花を行いました。

 

【出典参考】2018年9月2日付け「しんぶん赤旗」


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