埼玉平和委員会は8月28日、埼玉県と懇談し、米空軍特殊作戦機CV22オスプレイが県内各地上空をわがもの顔で飛行している問題で、飛行の中止と米軍横田基地(東京都福生市)への配備撤回を国に求めるよう要請しました。
県の担当者は。4月5日にCV22が横田基地に飛来して以降、その都度、防衛省と北関東防衛局に対し、飛行の安全や十分な説明を求めてきたと述べました。
また7月2日に米軍所沢通新基地(埼玉県所沢市)にオスプレイが離着陸した問題では、県は強く抗議し、その目的や再飛来の可能性などを解いた正したと述べ、後に防衛省から「離着陸は訓練」との回答が寄せられたと説明しました。
そのうえで、県は「訓練であれば、日米合同委員会合意で、避けることが原則になっている学校や病院の上空での訓練がおこなわれたおとは遺憾である」と口頭で要請してきたとの報告がありました。
埼玉平和委員会は、このような県の対応を評価したうえで、「CV22は特殊作戦機のため、運用が秘密になっている。県民が知らないうちに戦争のためのに出撃するかもしれない。飛行の安全、情報の提供にとどまらず、以降の中止、配備撤回を強く国に求めた欲しい」と改めて強く要請しました。
あわせて県のホームページや広報誌などでオスプレイ問題について県民に知らせて欲しいと要請しました。
【出典参考】2018年9月2日付け「しんぶん赤旗」
■【CV22オスプレイとは】
オスプレイは鷹の仲間の「ミサゴ」のこと。横田基地に配備のCV22オスプレイは、MV22オスプレイが海兵隊仕様であるのに対し、空軍仕様といいます。単に海兵隊と空軍と配備される先、つまり十字売る任務が異なるだけの違いかというとそうではありません。
CV22はMV22と機体構造及び基本性能(エンジンや飛行システムの基礎)は同じで藻、その装備に加え、「地形追随装置」「夜間飛行能力の強化」「電子妨害機能」「レーダー探知機能」など装備し、特殊作戦部隊仕様なのです。
つまりCV22は、敵地侵入、夜間強襲、暗殺、拉致などの特殊作戦任務を持っているため、離着陸、編隊飛行、物料投下、リベリング訓練などに加え、激しい夜間超低空飛行訓練などを必須としています。「より過酷な条件下で訓練活動を実施」するので、海兵隊用オスプレイよりも、さらに事故率が高いことを防衛省も認めています。
埼玉上空が、この危険なCV22による「適地侵入」の訓練場にされているのです。見過ごすことはできません。
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