とだ九条の会blog

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憲法記念日に行われた改憲派の集会

2008年05月07日 | 国際・政治
一昨日も当ブログで、自民・民主・公明・国民新党などの改憲派議員らでつくる「新憲法制定議員同盟」(会長・中曽根康弘元首相)の「改憲推進大会」(5月1日開催)の様子を紹介しましたが、5月3日の憲法記念日にも、改憲派の集会が行われました。

一つは「新しい憲法をつくる国民会議」(自主憲法制定国民会議・堀渉理事長)の「新しい憲法をつくる国民大会」(約400人参加)。
自民党の船田元憲法審議会長代理は、「本来なら、いまごろ国会で(憲法改正)論議が相当議論されているはず」と述べ、昨年5月の「改憲手続き法」を強行採決して以来、国民の反発などで衆参両院での「憲法審査会」が始動していない“いらだち”を表明。さらに、名古屋高裁でのイラク派兵違憲判決に触れ、「いま自衛隊派兵のための憲法九条の解釈はギリギリだ」と指摘し、自衛隊は兵の恒久法の早期制定と九条改憲の“必要性”を強調しました。
また、小池百合子元防衛相は、「(現行憲法では)自衛隊は軍の位置づけになっていない。軍法会議の設置が急がれる」などと発言、平沢勝栄衆院外務委員長は、5月1日の「改憲推進大会」で民主党・鳩山由紀夫幹事長の代理として挨拶した長島昭久副幹事長の「民主党も憲法改正を党是とし『創憲』をかかげている」との言葉をとらえ、「民主党を含めた話し合いで憲法改正へ持っていけることを示した」などと発言しました。

もう一つは、改憲をめざす文化人、マスコミ関係者、財界人らでつくる「民間憲法臨調」(「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会)の「公開憲法フォーラム」。
この日、基調提言した桜井よしこ氏(ジャーナリスト)は、「なぜ憲法改正を急がなければならないか、それは中国の南進政策、親中国路線に変化するアメリカなど、国際情勢の変化の中で、日本は自力で国家を守る地平に立たされている」などと持論を展開。
民主党の大石尚子参院議員は「民主党も憲法改正・『創憲』を決めている。自衛隊を軍隊として憲法に明記すべき」と自民党に同調しました。
また、自民党の稲田朋美衆院議員も「保守政治家の希望の星だった安倍首相が倒れてしまった。安倍氏がとなえた『戦後レジームからの脱却』の中核が憲法改正にあることを思い出して欲しい」などと発言しました。
同フォーラムでは、「憲法審査会の速やかな設置と本格的な改憲論議を」とする緊急提言を発表しました。


<映画「日本の青空」戸田上映会>**************************
日時●2008年6月6日(金)
(1回目)午後2時~   (開場は上映30分前)
(2回目)午後6時30分~(開場は上映30分前)
場所●戸田市文化会館・大ホール

[前売券]一般:1,200円、シニア・大学生:1,000円、小・中・高生は無料ご招待!

主催●戸田「日本の青空」をみる会
後援●戸田市、戸田市教育委員会
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