とだ九条の会blog

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安倍晋三官房長官の靖国問題

2006年08月11日 | ニュース

安倍晋三官房長官が今年4月15日に靖国神社を密かに参拝し、「内閣官房長官、安倍晋三」と記帳していたことが、8月4日報道されました。安倍氏は記者会見で「行くか行かないか、参拝したかしなかったかについては、いうつもりはない」といっています。これは単なる個人の内心の問題ではなく、官房長官の立場での記者会見です。それも靖国神社が日本の侵略戦争を肯定し「正義のため、アジア解放のための正しい戦争」だったという戦争観を日本中に広げる宣伝センターの役割を果たしており、その神社に内閣官房長官が参拝したことは、この靖国史観に政府がお墨付きを与えることになります。しかも自民党総裁選に出て、次期総裁の最有力候補という人が、戦後日本の出発点にかかわる根本問題についてこうした言動をすることが問題なのです。

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