天然酵母パン ざぱん

『 the pan 』という名前は・・シンプルな素材選びから

体温±30℃

2006-02-17 | 美奈吉のひとりごと。
私は、熱いものは熱いうちに食べて冷たいものは冷たいうちに食べきりたい派(?)なんです(お風呂も熱々がいい♪)普段の食事を摂る早さは普通だと思うのですが
熱いスープは「ふぅふぅ」してどんどん冷たいアイスクリームは時々オデコを叩きながらでも食べてます~っ。でも・・・人間が味覚を正しく識別できる食べ物の温度は体温±30℃なんですって

食物の温度による味覚の変化は
熱いとき・・・苦味・甘味をより強く感じる
冷たいとき・・酸味・塩味をより強く感じる  らしいです。

先日「大坊」さんの珈琲をいただきました。メニューには「熱い珈琲をご希望の方はおっしゃってください」と書かれていました。珈琲は、とろんとして苦味の強い美味しい珈琲でした。決して熱くはないけど・・・「とろん」としていたのでするっといただけました。ネルドリップの特徴というのでしょうか・・・雑味がない珈琲。

「ざぱん」のパンをmenuで使っていただいている「水庵さん」(写真)の珈琲もネルドリップで入れています。水庵さんは青磁器のカップ。磁器のカップは口当たりが柔らかく感じ「とろん」と感が一層感じられる工夫がされているなと思いました。(menuのパンプレートにはオムレツなどと一緒に「全粒パン」と「胡麻パン」がいただけます)

お二人共、美味しさを最大限引き出して提供している心配りを感じました。どんな風に食べてもらいたいか・・・いただく人を想って。。。味わうために「適温」ってあるよね。
(ゆっくりぬるめのお風呂もまたよろし・・・)