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東南アジア、台湾などへの海外旅行記などを中心に投稿しています。

カンボジア・プノンペン渡航記(2016.03.19~22)(トゥール・スレン虐殺犯罪博物館(その1))

2016-06-05 21:59:59 | カンボジア
 世界の国々の多くは「負の遺産」を抱えている言っても過言ではないでしょう。それらの多くは人間が自らの創造したものです。ポーランドの「アウシュビッツ強制収容所」、ウクライナの「チェルノブイリ原発」、アメリカの「グランド・ゼロ」、記憶に新しいものには「福島原発」も負の遺産です。
 カンボジア全土には、独裁者ポル・ポト率いるクメール・ルージュによって大虐殺が行われた「キリング・フィールド」と呼ばれる場所が点在しています。ポル・ポト政権下で、強制的に連行され、壮絶な拷問を受けた後に殺された人々の遺体が埋められた場所です。その中でも最も有名な首都プノンペンにありました。私は時間がなく、足を運ぶことはできませんでしたが、実際に拷問が行われた「トゥール・スレン虐殺犯罪博物館」には寄りました。
 ここには、実際に使われた拷問道具や、処刑された人々の写真が展示されていました。このような場所は、室内の撮影は禁止されていますが、欧米の旅行者はシャッターを押していました。私は、禁止されていなくても、写す気にはなりませんでした。










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